1947-07-25 第1回国会 参議院 司法委員会 第3号
三百五十トンは、会社の考では、戰時中非常にいろいろな資材を立替えて、そうして製造に從事しておつたのであるから、それぐらいのものは代替品として頂載をして然るべきであろうというので、時の農林省に向つて懇願をしたらしいのであります。農林省におきましては、調査の結果、時の農林大臣は副島千八氏てあります。
三百五十トンは、会社の考では、戰時中非常にいろいろな資材を立替えて、そうして製造に從事しておつたのであるから、それぐらいのものは代替品として頂載をして然るべきであろうというので、時の農林省に向つて懇願をしたらしいのであります。農林省におきましては、調査の結果、時の農林大臣は副島千八氏てあります。
これは、農林省が商工省えこれだけの硫酸が要る、これだけの過燐酸石灰が要るという要求の約半額です。この点を放任しておいて、一方に供出をやかましく言つたとて、それはなかなか無理だと思う。それはやむを得ない。やむを得ないから、供出をやかましく言うことも必要でありましようけれども、それ以上になぜこういう手をお打ちにならないか。それは必ずしも政府のみに任しておくわけにいかぬ。
それから逓信省、運輸省に対して、それぞれ二千五百石及び千二百五十石の加配米をしたことについてお尋ねがありましたが、これは逓信從業員及び鉄道從業員諸君の現在の労働と現在の状況に鑑みまして、とりあえずこの程度の米を從來の加配米にプラスして農林省がいたしますることは、これ時宜に適したることであると考えて実行いたしたのでありまして、この点に関しましては、何とぞ御了承をいただきたいと存じます。
御指摘の、農林省の必要といたします予算経費等に関しまして、大藏大臣と意見の違つた等の場合において、事いやしくも農村の問題の重大性に鑑みまして、眞に農林大臣としては眞劍なる勝負をもつて臨め、こういう激励の言葉に対しましては、私の心持といたしましては、まつたくその通りと考えておるのであります。この点に関しましては、坪井君の御激励の言葉をありがたく拜聽いたします。
あるいは隠退藏物資は商工省が扱う、あるいはまた材木等でありますれば農林省が扱うといつたような工合に、ばらばらになつておりまして、集約された統計が遺憾ながらなかつたのであります。
○館委員 今日むりにお願いいたしましたのは、今日の一時に北海道から農林省へ北海道の食糧事情を嘆願に來ておりますので、それに出かけなければならないということもありまして、急に時間をいただいたのであります。申譯がございません。北海道の食糧事情は、新聞で御承知の通り、きようの讀賣なんかは極端な例ですが、九十日の缺配をしておる箇所がある。これは函館の近くのセメント會社のある上磯。
しかし元來隱退藏物資の摘發處理というものの主務機關は經濟省でありまして、ただいま申し上げました緊急措置令におきましても、臨檢摘發の法律上の權限をもつておりますものは、商工省、農林省の當該係官及び統制團體の役員というふうに規定されておるのでありますが、ただ警察といたしましては、經濟取締りの過程におきまして、違反の對象になる、あるいは違反發生の原因になりました物資で、隱退藏物資と認められるものにつきまして
農林省は考えておられるだけの肥料を責任をもつて商工省が生産しますか。これは一つの政府でありますから、政府の責任でありますが、おそらく私は今日の石炭事情から申しましても、あるいは鐵鋼材の需要から、また電力の需要から申しましても、豫想通り農林省の考えておられるような肥料の生産は不可能ではないかと心配するのであります。
新聞の記事については、大體多く誤りがあるとは考えておりませんが、一々の新聞については多少の誤りがある場合もありましようから、その點については全部新聞記事そのものを責任を負うというわけにはまいらないのですが、大體政府の閣議決定および農林省として發表いたしておりまする基本的な問題については、責任を負う次第であります。
それからもちろん水産業も農林省の所管になつておりますが、水産業は別でありまして、これに對しましては一億四千四百九十三萬一千圓を出しております。その他若干農林關係の非常にこまかいものが以上の數字にははいつておりませんが、大體さようなものになつております。
もう一つは今の飼料關係に非常に難點がある、飼料獲得に對して難點があるということであるが、飼料について農林省との折衡關係はどうなつておるかということを明らかにしたいのであります。これはあなた方のところばかりで關係しておらんで、農林當局と懇談して、どういうところに重點をおいて飼料の配當をやつておるかということを、農林大臣にも、さらにわれわれは先刻申したようにお尋ねして確めておきたいと思います。
從つて農林省の畜産飼料としての——從來畜産家飼料に關する觀點のような、燃烈なこの面に對する研究なり交渉があつたかどうかということも、私どもとしてまだ聞いておりませんので、多少私もこの點については小笠原委員と意見を同じういたしますが、この點もよく省内を取調べ、さらに一應農林省等の關係等も掘下げて伺いまして、後ほど詳細に御報告をいたしたいと思います。
この飼料の問題につきまして私どもといたしましては、農林省の畜産局、擔當しておりますのは飼料課でございますが、この方面に小運搬上の實情をよく説明いたしまして、いろいろと詳細な事務的な折衡は常にやつて、連絡をとつておるのでございます。そうして大體米糠の増配、未利用資源の活用、なお輸送の飼料の配給というような、大體三つの點につきまして、直接飼料の増配の問題を打合せをいたしておるのであります。
それがために困難をして、かえつて生産を阻むということになりはしないかということを顧慮しますので、農林省關係にあるところの價格の是正ができておらぬことは、ぜひ是正方を要望しておきたいのであります。そえからさらに資料のことは一日も早く私どもの手もとに出していただきたいと思います。
しかし農林省の方では資金は貸付けするのだと盛んに各地方をまわつて宣傳する。勸銀もそれと同行して説明を加えて安心させて、そして建造に着手したが、その後建造資金はいわゆる大會社にまわつて、小さい方にまわらなかつた。それでせつかく建造に著手したものも途中で放棄せざるを得ない船がたくさんある。こうしたいわゆる戰災に次ぐに破産をもつてするというような苦境に陥つておる。これは何らかの方法で救濟する義務がある。
局長は農林省に所屬しておられるのでありますが、その關連する主要問題の決定權はおよそ水産の特殊性に縁の遠い、常識の乏しい農林省以外の各官廳にあるもののように承知しておりますので、從つて水産局の弱體ということが造船問題にたいへんに暗い影響を與えていることはもちろんでありまして、前年來私どもは水産省の獨立ということを叫んでまいつたのでありますが、この機會において局長にお尋ねすると同時に、青木委員長にもお尋
七月十日の朝日新聞紙上に…(「頭を上げてやれ」「下ばかり向いてなんだい」と呼ぶ者あり)群馬、福島、新潟の三縣は合法的で而も農林省の方新を妨げるものでないにも拘わらず、縁故米制度や食糧管理法施行細則第二十三條の勝手な適用は遺憾であると言つており、認めぬ方針と言つておるのでありますが、かような三縣の特別なる処置こそ臨機の処置と思うのであります。
この國土局竝びにいわゆる日本の各省にまたがつておる建設力を總合結集して、この敗戰後における日本の再建に邁進するということが最も時宜に適したのではないかというような聲が、前前議會から相當議題に上つておつたのでありまして、この内務省の改廢の機會においてこれを實現するのが、いい時期だというようなことも相當論議せられたのでありますが、しかしながら今度は内務省の解體のみに手を止めて、われわれが常に提唱しておる農林省
北海道の農林行政が今度正式に農林省の管轄にはいつたわけでありますが、それについてこの開拓法では、開拓全部は農林大臣の責任において遂行されることとなつたのでありますが、この開拓事業推進について、農林省は現地機構をどういうふうに考えておられるか。出先官廳を置かれるのか、あるいは道廳の現地機構を活用して、その事業遂行を進められるお考えであるか。
現在北海道の總合供出の總數は九二%でありまして、農林省の要請しておる一〇〇%ないし一一〇%には遠いのであります。それが實行されなければ北海道の輸入食糧、あるいはこちらの操作において除外するというようなことが起りましたならば、これは重大問題であると思うのであります。
○伊藤(佐)政府委員 北海道の開拓に關する行政機構をどうするかというお尋ねでありますが、これは農林大臣からお答えすべき性質のものと存じます、私ども事務的には、いま北海道の開拓を農林省が一緒になつてやつていくという制度になつたことによりまして、いままでよりも一層開拓が順調に進むようにという見地から、目下事務的にそういうような點の檢討を、兩方で相談して加えております。
(拍手) 皆樣、今日この北海道開発問題が、その所管官應といたしましては、農林省に移管せられたのでございます。しかし、農林省におきまして今日までとり來つたような、いわゆる開拓局的な、一部開墾的な考え方からでは、北海道の総合開発ということは、絶対に不可能であると私は断言いたします。
これは想像でありまして、御答辯になりませんが、この點はなお十分私どもといたしましても調査をいたしまして、農林省内に價格の決定について非常に矛盾のあるような點がございますれば、この點は改善するようにしてまいりたいと思つております。
それからもう一つ伺いたいことは、同じ農林省の監督下、行政面において、販賣手數料は消費者が負擔すべきものであるか、生産者が負擔すべきものであるか。水産關係では生産者が負擔して、その販賣手數料は三分となつております。そのうち荷揚料が一分か一分五厘かかるそうであります。そうすると一分五厘程度で經營ができるかできないか、これはできないことははつきりしておる。ここにも經營面に無理がある。
けれどもきようは農林大臣が御出席になり直接農林大臣から御伺いするつもりでありましたが、出席がありませんので、やむを得ませぬから、同じ農林省の管轉下にある一方は生産者の負擔であり——いま價格の操作と申しましたけれども、一方は安い價格であり、そして生産者が負擔する。一方は公定價格の十倍で賣つておるのだけれども、なおプラスそれを消費者が負擔しておるところに大きな矛盾があるのではないか。
現在こういう主食を補う重大なる水産物の増産加工をなす行政官廳は農林省の一局であります。片隅に小さな水産局があるに過ぎません。そうして漁船は運輸省の所管であり、資材は商工省に残つておる。水産局は僅かに許可であるとか、免許であるとかいうような事務的の仕事をしておるに過ぎない、これでどうして水産が進展いたしましようか。数十年來水産業界においては水産省設置を唱えておる。これは輿論であります。
問題と相成りまするのは、運輸省におけるところの漁船に関する問題と、商工省におけるところの魚網に関する問題でありますが、この両省と農林省との問題に関しましては、私の見解といたしましては、行政上の問題として相当権限上の問題は必ずしも樂観を許さないのでありまするけれども、現下の食糧危機打開のために水産業の重大性の見地に立つて、閣議においては水産廳設置ということがこの際は是認せられるのではないかと信じておる
第一点の食糧問題でありますが、主食糧の増産というものは何年くらいの計画で自給できるかというお話でありますが、終戰後農林省で作りました五ケ年計画によりましても、開拓、干拓、その他をくるめまして、やはり日本は、特殊の技術の発達があれば別でありますが、やはり米麦での完全な自給ということには参りません。これはどうしても多少の外國からの食糧の輸入を仰がねばならない実情であります。
○藤田政府委員 現在農林省でいわゆる出荷の割當をいたしておりますのは、六大都市と海なし縣だけであります。從つて六大都市と海なし縣の割當というものは、現在のところではひと月に大體九百萬貫程度のものであります。これを年にいたしましても一億萬貫足らずであります。
次は事業の施行でございますが、この事業の施工者國營の開拓事業計畫に基きまする一定の施設、これは基本施設と申しておりまするが、これは農林省が行うことにいたします。ただし農林大臣が直營をもつて行いまする場合と、農地開發營團でありますとか、あるいは都道府縣入植者の組織する團體、農業會その他適當な團體に事業を委託することができるというようにいたしたいと考えております。これは現在と同じであります。
○笹山説明員 それでは私からこの機會におきまして、農林省といたしまして今議會に提案を豫定いたすものにつきまして、概略の御説明を申し上げたいと思います。農林省としましては、大體十四の法案について今議會に提案いたしたい、こう考えておる次第でございます。
農村の経済の立たないような方法をとつたのが第一でありまして、いま一つは、農林省にも責任があることで、私はこの間、食糧管理局長官にも申して参りましたが、それは供出を命令する時期を失しておつたのである。 わが青森縣で、稲を刈りとつて米にして、それから、もうすでに今年は供出がくるのではないかというように、農民もわれわれも考えておつた。ところが、九月、十月、十一月になつても、供出の話がなかつたのである。
今日、農林省のやり方にいたしましても、この間も馬鈴薯の各府縣への割当をみました。ある縣に対しましては、昨年九十万貫の割当をしたのであります。しかるに、その縣は、食糧の危機だというので、供出に督励をして、百七十万貫の馬鈴薯の供出をさせた。成績がよかつたというので、本年は驚くなかれ、二百五十三万貫を、農林省の役人はその府縣に供出命令をした。
むろん農林省の所管に関する問題でありますならば、ただ供出が遅れたからといつて、檢挙するという法は、ないと思います。私といたしましては、しばしば申し上げております通りに、今お述べになりましたような強権主義をもつて農民に臨む考えは、毛頭ありません。從いまして、青森縣の事例に関しましては、よく調べたいと思います。
從來のように農林省の一局として、殆ど今までは行政上においてもあまり關心をもたれておらなかつたというような感じがいたすのでございますが、今日主食として生鮮魚もとり入れなければならないこういうような時代におきまして、なおこの戰爭のために生産力が非常に減退しておりまするが、これらの復興というような意味からいきましても、この際行政機構を擴充されまして、そうしてできるならば、水産廳といつたような程度の擴充をなさることが
それは先程お話がありました通り、厚生省関係から農林省関係、商工省関係、運輸省関係、その他文部省、司法省等にも一々建設事務が繋がつておりまして、現にその事務がそれぞれ進行いたしておるのであります。これをそれぞれの当該省から引離しまして、一つの建設省に固めまして行なうということになりますると、その事務、問題につきまして非常な繁雜な問題が起るのであります。
農林省にも屡ゝ陳情がありまして、その苦難の状況はよく分つておるのでありまして、私といたしましては今期議会は開拓法というものを上程をいたしまして、同時にこの開拓者の資金の融通に関しても特別の考慮を拂つておるのであります。
ここにおいて、政府におきましては、農業機械化委員会なるものを設置すべく現在農林省において準備中であります。その委員の構成は大体四十名内外といたしまして、この七月下旬において発足する予定になつておりますので、帆足君の民間において計画されておりますところの農業機械化委員会等とは、十分タイアツプを願いまして、この政府の機関も万全を期したいと考えておるのであります。