1949-03-28 第5回国会 参議院 大蔵委員会 第4号
戰前八百億本のときには内地ばかりではなくて輸出もありました。
戰前八百億本のときには内地ばかりではなくて輸出もありました。
そのほかに現在鉄道総局及び海運総局で扱つております観光事業でございますが、御承知のように縁故者の入國、向うにおひます二世の入國が許されまして、観光客が非常にたくさんふえておじますし、九原則の線に沿いまして、いわゆる貿易外収入というものをふやす、いわゆる輸出を増進したと同じ結果を来すという趣旨で、観光收入の増加をはかるということが非常に必要であるという見地からいたしまして、運輸に関しまして観光局というものを
これは輸出してくれる外國から見れば、供出を完了してしまつて、なお剩余米があるのならば、それもひとつ供出してもらつたらいいじやないか。自由販賣するような米があるのならば、それは供出してもらつたらよろしいではないかというような、一つの観念があるのであります。
ただ今後いわゆる経済九原則下に、商工行政としては輸出産業に重点を置くということに相なつておりますので、自然輸出産業に資金、資材が集中される傾向はあると思うのであります。しかしそれは何も大企業とか、中小企業ということを区別した意味合いではありませんので、輸出産業に対して重点を置いて行くという形で、商工行政をやつて行くことに相なると思うのであります。
そこで経済九原則なり、企業三原則を忠実に実行する建前から申しまして、まず商工行政といたしましては、どこまでも輸出産業に重点を置いて行く。こういう建前から、近く商工省においては、輸出を中心とした行政機構にかえて行きたいという考え方を持つておるのであります。輸出を重点的に取扱う。同時に今日この九原則を実施するにあたりましては、どうしても集中生産方式を採用いたさなければならぬと存じておるのであります。
これも誠に御尤もな次第でありまして、どの程度に爲替レートが決まりますか、今日まだはつきりいたしておりませんが、いずれにしましても、一本レートに決まりますれば、資材面において相当の値上りを余儀なくされることではないかと思いますが、それに対して魚價を上げるか、或いはその資材に対して補給するかと、こういう御質問でありましたが、輸出物資に対しましては、相当補給の途も考えられるのでありますが、併しこの資材が向上
○政府委員(中川以良君) 御承知の通り、一昨年來年度の予算の内示が行われたような次第でございまして、これによりまして、從來の構想と予算の編成方法が非常な相違がございまする次第でございまして、当初考えられておりました貿易資金の特別会計の黒字は、これを主といたしまして輸入物資の補給金に充当し、更に一部を輸出の助成金とし、残りを産業復興資金の方に廻したいというような考え方が強くあつたのでございますが、然るに
これによつて輸出産業を興し、輸出貿易を振興して、日本を今日の困難なる状態より脱却せしめることはまことに簡單であると私は信ずるのであります。 そのほか、道路の延長その他によりまして、あの登別、洞爺、あるいはまたニセコ、羊蹄山麓をつなぐ一大観光地帶をつくるならば、阿寒國立公園とともに世界的観光地帶となるのであります。
たとえば二十三年の輸出額というものは、昭和六年に比較いたしますと、輸入が約三分の一、輸出は約一三%というような低い水準にございます。そのために、十八ページの表にございますように、極東の各國と比べましても、日本の輸出水準というものは非常に低い。
ことにこの結論で言うと、ますます國内需要を切詰めて、あげて輸出の方向にどんどんやつて行くよりほかに道がないというようになるのですが、そうすればますます安定への方向はくずされて行かざるを得ない。そうすれば輸出生産はふえるでしよう。輸出生産の方面で若干水準が上つて行く反面においては、ますます中小企業が破壞されるという、ここにある暗い面が大きくなる。
丁度輸出向きのデコレーション用綿鳥を作つておりましたが、いたいけな子供が愉快にお互いに助け合つて、この製品を作つておるのは誠により有樣と感じたのであります。
これに伴いまするところの輸出を十六億五千万ドル、輸入を十七億五千万ドルを見込みまして、國民の生活水準は当初一〇〇%を見たのでありますが、種々の関係から八〇%にこれをもつて行くという考え方の構想を以て進んで参つたのであります。
將又終戰後におきますところの進出方面はすでにマライ、上海、濠州或いはシンガポール、アメリカという各外國に、その輸出を今や活溌になさんとしておる情勢に入つておる次第なんであります。このときに当りまして、どうした行き違いか、考え違いか我々には分りませんのでありますけれども、この「かき」養殖業者に対しては、いわゆる加配米の制度がないのでございます。
ただ申上げて置きますが、絹人絹機織の方は御存じと思いますけれども、輸出向きの廣幅織機でありまして、織上りの幅四十五インチ以上の織機で一單位としまして、輸出適格工場になりますから、或程度の單位がありませんと、輸出の引合等に應じられません関係上、大体織機の使用量によつて違いますが、二十台乃至三十台以上、一工場に使用するというような組織として考えておりまして、一台二台でありますと、なかなか輸出の注文を受けることがむつかしいというふうに
につきましては別途に整理をいたしまして、本委員会に御報告申上げたいと存じておりますが、極く概略を申上げますと、靜岡縣におきましては、御承知のように戦前から現在に至りまして、いわゆる大工業というものは余りないのでありまして、水産、農産物、そういうものを主とした加工品が生産の対象になつておりまして、一部織維関係のものが浜松地方を中心として相当古い歴史を持つているという状態にあるのでありますが、靜岡縣全般は、今度の輸出貿易或
大体においてその内容とひとしいような感じをいたすものでありますが、今後のこの輸出貿易の振興を図るという件におきまして、輸出貿易業者の一番苦痛としておることが、御承知の通り海外市場の状況が一切分らないという、この事情の下において輸出の商賣をするということが非常に不利であり、尚その行き方について考えられる点が多いようなことを縷々お話を伺つたのでありますが、一々御尤ものことと思いますが、私共の考えとしては
現地におきまする第一日の三月の二十四日でございまして、先ず大阪工商局を訪問いたしまして、ここで近畿全般の産業事情につきまして説明を受け、それより工場視察に取掛かづたわけでありますが、日にちを追うて申上げますと、同二十四日は扶桑金属の大阪製鋼所、汽車製造会社を視察いたしまして、同日は大阪府並びに大阪の商工会議所共同主催の輸出増進対策に関する懇談会に臨んだわけであります。
それから生糸は、これは、若干殖えたと思いますが、これはむしろ輸出関係になりますので片方の國内消費は、何しておりますので、現在機業地の機の方々は、困つておられるようであります、どうも余り現在程度の原料と設備とを持ちますと勢い正規のルートの仕事では機業としてやつて行けないので、無理をせざるを得ないということになるんじやないかという点を恐れておりまして、そうなりますと、却つて折角機業を許可しましても逆になるのじやないかというような
それからもう一つ輸出の絹、人絹の復元は二万台になつておるそうですが、この二万台に対して引揚者等に対する枠を考慮に入れてあるかないか。この点御報告願いたい。
○説明員(井上亮君) 今商工省の徳永総務課長が、大体今までのこの問題について、輸出差益の今までのいろいろな議論のあつたことを要約されまして、大体商工省の御意見としては、一應私たちも筋は通ると思うのですけれども、少くとも今輸出差益の出るについて、これはどうするかということを考えます点は、まあ輸入補助金というものを、先程中川政務次官からお話がありましたように、千数本億も一應出しておるわけです。
つまりそのレートを全部プールして國内だけを据置き、輸出價格を三百円なら三百円に、三百五十円なら三百五十円に輸出して、或る程度の利益の出るところで拂下額を決めて行くという措置を取つて行くことになると思う。その場合に一つの或る考え方によれば、輸出物は輸出物でとにかく利益を出してしまう。
一、調査の目的 貿易の振興殊に輸出の増進が現下の最も緊要な問題であるに鑑み、貿易の振興を阻害する内外の事情を檢討し、これが打開策を考究し産業政策の立法化に資する。 一、利益 貿易振興諸政策の具体化に資し、以て日本経済再建の基礎を確立することができる。 一、方法 関係官民から事情並びに意見を聽取し、資料を蒐集し、必要に應じて実地調査を行う。 一、期間 今期國会開会中。
○田中利勝君 ちよつと希望がありますが、輸出振興のための実地調査は誠に結構でありまして、今その目的地をいろいろ御説明になつたのでありますが、無論貿易輸出の振興でありますから、輸出品の直接関係ある、そういう工場は視察しなくちやならないのでありますけれども、私一言希望を申上げたいことは、日本が経済再建をし、國際経済に参加する。
中國に対しての貿易の計画は安本の計画によりましても、輸入において六三%、輸出において四一%を計画しておるのである。しかるに、この中共の勝利に対して、民自党はむろんのこと、吉田内閣が、どういう原因で、いかにしてこれが勝利しつつあるか、この勝利後に対していかなる処置をなすべきかに対して、外務委員会における論戰では、まつたくとほうに暮れておるのである。そういう内閣で、一体何ができる。
しかして、その内容とするところを見ましても、今後日本政府の経済安定を期するために、第一為替レートの設定と輸出貿易の振興によつて日本の國力を安定せしめるということ、このことに対しましては、すでに民主自由党は在野当時におきまして、七月の十五日に、為替単一レートの設立を目途としてあらゆる総合施設を集中すべきであるということを発表いたしております。
蚕糸業が、かつてはわが國における輸出の大宗であり、また今後におきましても、國際貸借の決済上最も重大なる産業であることは、御承知の通りであります。これが振興につきましては、万全の策を立てるべく政府においても考慮中でありまするが、ことに近く単一為替レートの設立を予想いたされまするときにおきまして、その率のいかん、またその決定の時期いかんは、蚕糸業に與うる打撃は最も大きなものと考えます。
蚕糸業安定急緊対策に関する決議 蚕糸業の振興を図り生糸の輸出を増進することは、現下わが國経済再建のため絶対の要件である。 しかるに対外為替レートの設定の如何によつては蚕糸業は壊滅の危機に瀕する。 よつてこれに対処するため、政府は、速かに繭糸價格の安定を骨子とする蚕糸業安定制度を確立すべし。 右決議する。
それは勿論今日向うから物が來なくなるような見通しの下に計画を変えるというような場合においても、輸出をどんどん増進するというだけの政策では、勿論これは私たちは行詰ると思うのでありますが、まあそれは別にしましても、そういうふうな輸出増進の結果としていろいろのことが今後起つて來ると思うのでありますが、我々といたしましては、この今行われておる三原則の問題も亦それに十分関連があると思うのであります。
○國務大臣(大屋晋三君) 中西君も御承知の通り輸入と輸出のバランスが非常にアンバランスになつておりまして、恐らく今年度の輸入も一億七、八千万ドル、二億万ドル内外と思います。それから輸出は三億七、八千万ドルということで非常にアンバランスになつておる。
○中川政府委員 ただいま御指摘の点は、これまたごもつともな御説でございまして、ことに日本の今後の輸出工業の振興等を考えますときに、現在の中小企業は非常に重要視しなければならぬ部面でございます。