1947-10-11 第1回国会 衆議院 司法委員会 第47号
やはり裁判官たる資格と最高裁判所という会議體とを區別して考えまして、今度できました裁判所法というものは、すべてそういう監督權というものは裁判所が会議體としてもつているので、裁判所の長官がもつていないというふうな建前で監督系統ができております。そういう意味で、最高裁判所長官といえども、最高裁判所の監督を受けておるわけでありまして、いわゆる監督機關である最高裁判所を通じて願出をする。
やはり裁判官たる資格と最高裁判所という会議體とを區別して考えまして、今度できました裁判所法というものは、すべてそういう監督權というものは裁判所が会議體としてもつているので、裁判所の長官がもつていないというふうな建前で監督系統ができております。そういう意味で、最高裁判所長官といえども、最高裁判所の監督を受けておるわけでありまして、いわゆる監督機關である最高裁判所を通じて願出をする。
これは一年にはいる資格をもつておりますか……。
○参事(近藤英明君) 國会職員法はこちらの規則集にも載つておりますが、これは國会職員の資格、國会職員の任用の関係、異動、在職年数の関係、分限、服務、給與、恩給、懲戒、國会職員考査委員会、これらのことを定めてございます。つまり國会職員に関する一般的の原則は悉く定めてございます。
併し苟くも一つの判事ということになりますると、この點は私は任用資格ということを確立することが頗る重大なることじやないかと思います。重ねてその點についての政府の御再考を私はお願いいたしたいと思います。若しも本日即答ができ得なかつたならば、よく一つ廟議で以て御協議の上で、適切なる一つ方針を確立して頂きたいということを、この際お願いして置きます。
簡易裁判所の判事につきましては、只今お話のように簡易裁判所判事の職務に必要な學識經驗がある者は、四十四條第一項に掲げました者で、そういう資格がない者でも簡易裁判所判事選考委員會の選考を經て簡易裁判所判事に任命されることができるということになつておりまするし、檢察廳の検事については、これ又只今お話しのように三年以上政令で定める二級官吏その他の公務員の職に在つた者と、こういうことになつておりまするので、
この簡易裁判所の判事は、任用資格について書記の方からも判事に採ることができることになつておりまするが、檢察官の方では、檢事補の場合においては、高等官三年以上を務めたる者でなければでき得ない。
そうしてこの委員の資格につきましては、原則といたしまして、各都道府縣知事にこれに最も適任の方を御推薦願うということにいたしまして、特別の制限を附けないつもりでおります。
こういうことでいろいろ論議がありましたが、例えば二十一條の第一号の「受給資格者の能力からみて不適当と認められるとき」、こういつた問題のときに、英語でいうイントレラブル・シーバーという言葉を使うならば、或いはアンスータブル・レーバーこういうふうにすべきか、このカテゴリーについては非常に問題になつたのでありますが、結局はやはり日本もたとい今は敗戰國であり、いろいろの條件が呼ばれておる。
それから能力があるということでありますが、能力ということも如何ようの意味があるか、若し失業資格者が失業しまして、保險の給付を受けておりながら、一週間に二日とか三日とかいうような仕事を見付けまして、それをやつておりながら、尚失業保險の給付を貰えるか、即ちそれは失業者として他の方面に使えるかどうか。
ところがこの失業保險金につきましては、苟くも六ケ月以上の資格期間を持ちましたものは、同じように失業期間中は失業保險金を支給するということになつておりまして、若干その間に役目が違つて参るのじやないかと思います。それから解雇手当につきましては、これは労働基準法にも規定がございますが、三十日以上の予告期間があります場合には、全然支給しない。
○政府委員(井手成三君) 全面的の問題としましては、これは憲法で國民の地位……これは國家公務員法でありますから、この國家公務員法としまして國家公務員に要求しておる基礎的な資格、例えば禁治産者はいけないというようなことを、特に最低限書きたいと思つて書いたのでありまするが、然らばこういうものは一般的の問題であるじやないかということになりますと、それはむしろ憲法の解釈に任して、例えば國民は一般的にこれは平等
○政府委員(淺井清君) これは見解の相違と申す外にないのでありますけれども、前の人事官云々の資格におきましては、この人事官というものが初めて現われる制度でありますから、特にインストラクティヴな若干のものを入れる方が妥当と存じておる次第でございますが、二十七條の方は、これは憲法の建前から申しましても、最早御論旨の点は当然だと思いまするものですから、そこでこの通りに相成つておるのでございまして、決して御見解
或いは又本人の職務上の過失ではあるけれども、これは一時高いというような意味において嚴罰にしなければならんけれども、本人の勤務その他から見て、又復活さして戻してやらなければならんというようないろいろな理由があろうと思うのでありまして、一應はこの二年経てば復活さしてよいという資格は戻りまするが、あとは任命権者の方で、そういう任命権者で余程のことがなければ任用しない。
次に、十一條と十六條の事務吏員又は技術吏員を以て充てると規定しておりますのは、これはそれぞれの兒童委員又は兒童相談所の所長又は所員の資格につきまして、一應事務吏員又は技術吏員を以て充てるというふうに書いたつもりでありますので、それぞれの所長又は所員、或いは又兒童委員におきましても、技術系統の例えばお医者さんとか、そういつた方面から出られる人、或いは事務経驗の深い事務系統から出られる人、事務吏員或いは
実際施設に当られます人のいろいろな、或いは保育所等については資格の問題も出て來ますし、人の資格或いは又人の数、更に又子供を扱うにつきましてはいろいろな運動或いは休養、こういつたものに対する大体の時間、或いは娯樂、それから経費につきましても或る程度の基準というものが必要ではないか、運営の方面におきましては、大体そういうようなことを中心にお考えを願いたいと思います。
また各派で、あるいは畫塾のようなもの、また日本畫にいたりましては、舊來通り師匠と弟子といつたような制度でやつておりますが、ここに最も注意しなければならないことは、この設備が完全な東京美術學校、あるいは京都の美術工藝學校、あるいは絵畫專門學校のごときは、いずれも入學資格において中學卒業程度ということになつているのであります。
その發生しました理由は、本年の選擧の方法に、從來五囘以上展覽會に入選した經歴をもつた人々をも選擧資格をもつということにいたしましたために、俗にいわゆる舊官展系と稱せられる人々の數が目立つて多くなりまして、その結果いわゆる在野系統と俗に稱せられております諸團體の方からは、わずかに二科會から一名の審査員が當選しただけで、昨年當選しましたほかの團體からは、一名も入選しないというような事態に立至つたのであります
最後に貿易機關参加につきましては、参加資格におきましては全然制限が設けられておりませんので、國際的に平和條約の後におきましては、日本としてはこれに参加するということについて別段の障害はないと存じます。
「行政應は、受給資格者を雇用した事業主又は受給資格者に、必要な事項について、報告をさせ、文書を提出させ、又は出頭させることができる。」という箇條になつております。
概ね各農村におきましても、小賣店並びにそれと同じ資格において登録をいたしておりまする農業会等があるわけでございますが、これらの末端配給機構を経由いたしまして、切符と交換をいたしまして引き換える。こういうような配給手続になつておるのでございます。
只今お尋のございました御賣業者、これは國民衣料品について、こういう言葉を使つておるのでありますが、この卸賣業者に全農若しくは各府縣の農業会は登録資格があると思うが、これに対する処置はどうなつておるかという御質疑でございますが、この問題につきましては、今般の配給機構の設置につきまして、相当長期間に亙りまして関係方面と協議を続けて参つたのでございますが、今回施行されました衣料配給規則における卸賣業者として
そして現場の實態とは相常離れた境遇におかれることによつて、決して石炭局局員の言うことだけが、ほんとうに業界のエキスパートから選拔を受けておつても、いつまでもエキスパートとしての資格をもつたものじやない。これはすなわち惡く解釋すれば、石炭局員に五人を入れておいて、官僚がイニシアテイーヴをとつていく。
○西田委員 今の御答辯によりますと、私が考えておることが實際の實態なんですが、生産協議會というものは、業務委員の方で職員組合を脱退しなくてもよろしいというお考えのようですが、もし職員組合を脱退しない者が業務委員になつたとしますと、中以下の炭鑛においては、生産協議會を構成するメンバーは職員組合と勞働組合で、ただその中に一部分の者が經營者代表の資格をもつた者がはいつていくという構成内容になつていくであらうと
資格等につきましても、これはもちろん經驗その他はぜひ必要なのでありますけれども、學歴等につきまして、あるいは專門學校というふうな線を引きますかどうかにつきましては、これはまた相當研究してみたいと考えます。
なおその上資格も、先ほども大體兒童委員の選任の方法としては、資格のある人ということでございましたけれども、できることならば専門學校卒業以上というふうな、ある一定の基準をおいて有給の委員を選びたいものと考えておりますけれども、局長のお考えはいかがでございましようか。
大體採用の資格は、中等擧校卒業者またはこれと同等以上の擧力あるものと認められる者を採用いたしまして、年齢二十歳以上の最も思想の穏健な、體格の立派な人を採用する。服装等のことも考えておりますが、その他こういうような事柄のほかに、携持いたします武器といたしましては、警防、火器の携行を許す。
そういうものではとても立派な行刑ができる筈がないのでありまして、先ず私は行刑官につきましても、檢事と同格の人々を以て原則として充てる、少くも半數ぐらいの行刑官は檢事と同じ格の人を充てる、一、二級官がこれに當る、宗教家と社會事業家と檢事とを兼ねたような資格を必要とする。人間を扱うところの最も尊い仕事の一つでありまするから、是非この行刑官の素質の向上という事には全力を盡したいと存ずるのであります。
○田中(己)政府委員 任意で出した場合には、やはり訴訟上の效力をもたせるためにこれを領置いたしますが、これも先に申し上げた通り、廣い捜査の一部ではございますが、それがつまり司法警察官の職務を行う資格を與えた理由と考えるのでありまして、さつき長官のお答え申し上げた捜査でないと言われたのは、專門的に申し上げたのではないのでありまして、やはり取調その他をいたさないという趣旨であると存じております。
○和田國務大臣 片方で司法警察官としての資格をもつておりますから、一概に違法であるということは申し上げかねますが、しかしこの經濟査察官という制度を置きます本旨から言いまして、私が今言いましたように、犯罪の捜査は、警察や檢察廳に移して、經濟査察官はやらないという建前でありますから、そういう點において十分監督を加えることにいたしまして、御心配のないようにいたしたいと思うのであります。
たとえば應急的の證據保全をやろうという必要があつた場合、これは任意にやろうというのではなくて、司法官が成規の手續を履んで、應急的にやつていくということは司法官としての資格が要るではないかと思います。そういう意味で司法官の資格をもつているのであつて、どこまでも成規の手續によるわけでありますから、ほんとうの犯罪捜査にはいつていくときには、ちやんと令状をもつていくことになるのであります。
すべての資格において、いろいろな點におきまして現行制度が官房長官と同じになつておりますので、これを取敢ず踏襲いたしました。
○政府委員(井手成三君) この事務總長の任用の資格及び如何なる任用になるかということはこの法律の表に出ておりません。これは結局職階制が具體化して來ます場合において、明白になると思いまするが、非常に嚴重な資格を恐らく職階制として決めるであろうと思います。
認證官という、非常に過去のポストそのものにつきまして、一定のこのような資格がなければなれないという決め方よりも、むしろ自由にそういう、ストの方には任命して行く方がよろしいというので、現在取敢えずここにあります總理大臣或いは國務大臣という外の肩書は別としまして、認證官ということで上つておるものを二つ拾つただけでありまして、別段の意味はございません。
例えば外國の君主又は大統領が公けの資格におきまして、公けの職務を執行中に、これに対しまして暴行脅迫、侮辱を加えるという場合がございましたならば、これは外國の君主、大統領個人に対しまする犯罪と見る面がおのずからございましようけれども更に先程申しました外國の尊嚴そのものを侵すのである。