1947-10-09 第1回国会 参議院 財政及び金融委員会 第22号
この貿易資金は一種の資本金と申しますか、運轉資金と申しますか、ぐるぐると囘轉いたしまして、これで運營をいたして行くという建前であつたのでありますが、或る程度の固定的なものも出て參りましたし、そういつた關係から、又一般會計の状況からして、その運轉資金を常に繰り入れるといつたような状況でもないものでありますから、貿易資金の資金自身を借入金で殖やして行く、こういうような途を拓いたわけであります。
この貿易資金は一種の資本金と申しますか、運轉資金と申しますか、ぐるぐると囘轉いたしまして、これで運營をいたして行くという建前であつたのでありますが、或る程度の固定的なものも出て參りましたし、そういつた關係から、又一般會計の状況からして、その運轉資金を常に繰り入れるといつたような状況でもないものでありますから、貿易資金の資金自身を借入金で殖やして行く、こういうような途を拓いたわけであります。
佐々木君の仰しやるように、この期限の間資本家が生産のサボをやつて、國管というものはこんな非能率なものだということを示されたらどうかというような御質問であるようでございますが、私はそうは信じたくないのであります。成る程今經營者側は全面的に反對しておられますが、これは又經營者の立場として一應反對されるのも、私は無理からんことであると了解しております。
その期間に、私がむしろ心配するのは、この三ケ年の期間に資本家側の協力が足らなくて、この罰則などを見ると、消極的な協力しか規定してない。命令に違反した場合云々というような消極的協力しか規定してない。積極的な協力を命ずる何ものもない。勞働者側は積極的な増産對策など、非常に求められておるに拘わらず、資本家側にはそれがない。
たとえば民主黨の政策におきましても、その政策要網の第一におきまして、大企業に對しては資本と經營とを分離し、經營の勞働との協同をはかり、特に勤勞の重要なる役割を尊重して經營協議會を活用し、利潤分配制を確立することというような規定もございますので、こういう大きな政策のわく内におきまして、私らは考えたのであります。
河川が急流で、水力電氣には非常にいいところであるが、それはみな資本家のために經營されて、縣民のふところは少しもよくならなかつた。こういう貧乏縣が今囘の大水害で、大利根の水害もさることながら、山梨縣の急流河川においては、流れた後には水が一滴もありません。但し三年にも、五年にも、十年にも素人目に見ても、玄人目に見ても、復舊などということはほとんど思いも及ばないような大災害であります。
そうして經營方面と研究方面とを別にするというお話で、これも結構ではありまするが、その間に又いろいろ政策上な手が延びるということになりますると、研究方面にも或る程度惡影響を及ぼすようなことにもならないとも限りませんし、殊に今もお話のごとく僅かに五千萬圓の資本金といつたよもなものは、今日から見れは微々たるものであつて、勿論こういつた資本金ではこの大きな事業は到底遂行できないのでありますからして、今後非常
從つてこの百貨店法におきましても、大資本である百貨店に対する制肘を、今こういう時期を目前に控えながら、わざわざその制限を撤廃するというがごときやり方は、政府として賢明はる策ではない、こういうふうに私は考えるのであります。
それから理化学研究所の問題に対しましては、この設立趣意書の中にも言つておりますが、「この法律案の要旨は、財團法人理化學研究所の事業を承継する株式会社を新たに創立し、事業の内容の継続に必要な資金及び負債をこれに移す点に存するのでありますが」と書いてありますように、われわれがただこの趣意書だけ見たのでは納得しかねる点もありますし、殊に経理内容の点におきまして、資本金四千二百億円、現物出資五百萬円、現金出資三千七百萬円
それはいろいろの關係で困難な點もありましようけれども、許す範圍でこれは本當に、先程もどなたかのお話にもあつたように、資本を投じたのと同じことで、無駄ではないのですから……。
この不足金は据置運轉資本の缺額として本年度の決算を結了いたしました。 第三は海軍燃料廠作業會計でありまして、その收入の合計は二億七千七百十五萬八千八百六十圓餘であり、支出の合計は二億九千六百四十萬八百九圓餘であります。差引一千九百二十四萬一千九百四十五圓餘の不足を生じました。この不足金は据置運轉資本の缺額として本年度の決算を結了したのであります。
次に高崎から上野の電化、或いは米原・大阪間の電化というものは、二十二年度の交付豫算中に相當な金額を計上いたしまして工事に著手いたすことになつておつたのでありまするが、二十二年度の實行豫算の時に、鐵道省資本勘定の削減の問題が起りまして、これは省内の問題よりも關係筋のいろいろな指示もありましたために、そういう問題が起りました。
そうして基準といたしましては、結局今申上げましたような關係からいたしまして、資本でありますとか、車輛その他の設備、從事員の數というようなものが考えられまして、これらについて具體的な數字を、除送數量その他の關聯におきまして決めて頂くべきものと考えておる次第でございます。
この前そういう質問がありましたが、何も又そういう意味で言うのではありませんが、この管理案というものは、大体根本的には、今までの私資本の炭鉱者側というものは全然増産の力はないということがはつきりしたから起きて來る問題であると思うのです。沢山の資金、資材、一億内外も注ぎ込まれておると思いますが、それにも拘わらず、新鉱の開発というものはできておらん。
それから第二の問題でございますが、成る程炭鉱資本家が反対されておることは、我々もよく承知をしておるのであります。
そうしてやはり我が國産業は労働攻勢によつてかなり労働者と資本家の対立が非常に激しくなつたのであります。その後二ケ年たちまして、資本家の方も、今まで通りのいわゆる利潤追求ではいけない、或いは労働者の方も、爭闘一本ではいけないということになりまして、お互いに助け合つて日本の再建のために努力しようじやないかという精神が燃え上つたのであります。
尚運輸省の特別會計におきましては相當大きな金額に上つておるのでございまして、帝國鐵道の資本勘定において、歳入が三萬一千餘萬圓、歳出が七千五百四十八萬一千餘圓、用品勘定において歳入が十四萬四千餘圓、歳出が九千九百十五萬一千餘圓、收益勘定におきまして、歳入が一億九千五百六十九万一千餘圓、歳出におきましては三億六千四百七萬五千餘圓と相成つておるのでございます。
先ず資本勘定について申上げます。資本勘定の歳入豫算額は十億五百七十四萬餘圓でありまして、これに對しまして收入済額は九億三千百三十八萬餘圓でありますから、差引七千四百三十五萬餘圓の減收となつております。これは公債金特別會計からの受入が多かつたのに尚このような減收を見ましたのは、主として益金繰入れが全くなかつたのによるのであります。
大體私の記憶では、大臣は今日まで資本主義打倒論の非常な強硬論者であられたように思いますが、今日まで大臣は政治運動あるいは勞働運動の過程におかれて、しばしば勞働者は資本家に搾取されておるということを黒にされておられたようであります。すなわち大臣のこれまでの御意見は、勞働第一主義であつたと思われるのであります。
なお商工大臣は、この前の私の資本と經營の分離ということについての質問に對しまして、この法の妙味は、私企業の長所と公企業の長所とを結びつけるところにある。かように答辯をされました。ごもつともである。
通信事業特別會計におきまして、資本勘定で二百餘萬圓、用品で歳入が千圓餘り、歳出が三十六萬餘圓、業務勘定におきまして歳入が七十一萬餘圓、歳出が三百八十八萬餘圓ということに相成つております。 款項不明の點でございまするが、歳出におきまして、大藏省關係で八千圓ということになつております。
○小川友三君 大變詳細に亙りまして御答辯を頂きまして、誠に光榮に存じます次第であります今の大藏省の三千萬圓事件でありまするが、これが退官をしてしまつたから、泥棒でいえば逃げてしまつたから、もう現行犯じやないから、捕まえないというような氣持もありますが、これは少くとも二千萬圓の國民の資本を使うのに、大臣の判が承認か、次官の承認か、局長の承認か、必ずあるはずであります。
資本勘定の歳入豫算額は五億三千六百六十四萬餘圓であります。これに對しまして、收入濟額は一億三千十八漫餘圓でありますから、差引四億六百四十五萬餘圓の減收となつております。これは主として業務勘定過剩金の受入がなかつたによるものであります。又歳出の豫算額は五億三千六百六十萬餘圓であります。これに前年度からの繰越額一億一千八百二十八萬餘圓を加えますと、豫算現額は六億五千四百八十八萬餘圓となるのであります。
しかも、資本主義が高度に発展しまして、農村は非常な不況の中にあえいでおつた。その上に、満州からは相当な食糧が輸入されまして、いろいろな條件からしましても、農村はきわめて不利な條件下にあつた。
それで私がわざわざ建議いたしたいというのは、現在中央水産業会という指導的な機関がなくなつて、それに代るに水産振興協会とか審議会というものができまして、その團体には私の方の水産委員長の木下さんが大体主催しておるようなわけでありますが、そういう團体にはあらゆる資本漁業なり或いは沿岸漁業の立場の者も一体となつて入り込んで、いろいろな調査なり研究なりやつておるわけでありますが、その團体の指導によりまして、その
商船の遭難があつて、何処か避難港が欲しいということは、屡々三陸沿岸を航行するところの商船のみならず、三陸の漁場に或いは北海道の漁場に赴くところの漁船の要望するところでありましたが、何分にも湾としては適当な場所があつても、背後におけるところの生産その他に関して十分なる設備をする程のことが、從來はそれ程重点を重んぜられておらなかつたのでありますが、この八木港だけ一ケ所辛うじて戰前においても約五十万円の資本
從いまして車輌の數でありますとか、從業員の數でありますとか、資本でありますとかいうものにつきまして、考慮がされることになると存じますが、結局各事業につきまして現實に行われます場所における運輸數量、交通需要というようなものと關連がございますので、これにつきましては、各地區ごとの交通事情、またその業種の特殊の事情というようなものが考慮せれまして、數種の段階が用意せられるものと考えるのでございます。
尚これにつきまして申上げたいことは、只今委府の方面において、事業家というものは昔の資本金……恐らく戰前においては今の百分の一位の資本金であると思います。そういう資本金を以て事業經營をして今日まで參つておる場合に、その間に利益があつた場合には、殆ど税金を以て取られてしまう。その殘りというものは結局元の資本金と大差ないものになつて行く。
大體事業が自己資本と借入資本との間に均衡を得さすということは、これは事業經營の中で最もサウンド・プリンシプルでなければならん、こういう考えでおるのであります。ところが、戰時中いろいろな事情によりまして、借入資本が確かに或る程度膨脹をいたしております。
またさらに非常に民間業者の經營ぶりが悪いから、これを省營でやつてくれというような請願も非常にたくさん出ておることは承知しておりますが、この點につきましては、必ずしも私は、一たび許可を受けましたならば、必ずその業者によつて經營をさせていかねばならぬというふうには考えないのでありまして、もしその現在許可を得ておる業者の營業ぶりが悪い、あるいは一般の輸送機關としてその用をなさぬという所がありましたならば、これを資本的