1967-06-30 第55回国会 参議院 農林水産委員会 第21号
その限りにおいては、貿易競争においてきわめて不利な困難な状態の中でやっていかなければならぬ、こういうわけでありますから、そういう点に対して私はたいへん不安を感じます。したがって、少々高くても売っていけるだろう、こういう見通しというものに対して、私は非常にあまいと判断をいたしておりますので、こういう点に対して蚕糸局ではどうお考えになっているのか、お尋ねをしておきたい。
その限りにおいては、貿易競争においてきわめて不利な困難な状態の中でやっていかなければならぬ、こういうわけでありますから、そういう点に対して私はたいへん不安を感じます。したがって、少々高くても売っていけるだろう、こういう見通しというものに対して、私は非常にあまいと判断をいたしておりますので、こういう点に対して蚕糸局ではどうお考えになっているのか、お尋ねをしておきたい。
国際的に見た最低賃金制度の歴史は、もちろん労働保護立法として位置づけられてまいりましたが、他の一面では、貿易競争から生ずる国際緊張緩和の有力な手段として、国際連帯を強め、ついにILO二十六号条約として実を結び、今日この二十六号条約を批准した国はすでに七十三カ国の多きに達しているのであります。 ところで、わが国の実情はどうでありましょうか。
(拍手) 国際的に見た最低賃金制度の歴史は、もちろん労働保護立法として位置づけられてまいりましたが、他の一面では、貿易競争から生ずる国際緊張緩和の有力な手段として、国際連帯を強め、ついにILO二十六号条約として実を結び、今日この二十六号条約を批准した国はすでに七十三カ国の多きに達しているのであります。 ところで、わが国の実情はどうでありましょうか。
この貿易競争は、第三次五カ年計画が始まり、一そう激しくなっております。わが国の貿易は、一九六三年より本年度まで急カーブで上昇しております。金額は一億八千七百万ドルに達しております。ところがこの上昇カーブも、来年からはストップして、現在の見込みは、本年並みの横ばいというようなことで終わるだろうと言われております。
したがって、そうなりますと、日本のいまのインフレ政策と逆行するわけですから、国際貿易競争の中、すなわち国際通貨防衛戦争の中で深刻な問題が出てくる。そうなったときに、最近ですらすでにあらわれている中小企業の倒産の問題なり、すなわち日本経済の構造的な欠陥というものが、そのインフレ政策または逆にデフレ政策の中で露呈してくるわけですね。それはあなたのほうがむしろ専門家ではありませんか。
第一問は、いまの外務大臣のあれですが、外務大臣に確認をしておいていただきたいのですが、輸銀法というのは、わが国の民間の金融機関の利子が高過ぎる、ところが、ヨーロッパはわが国よりはるかに低い、そこで、対中国貿易に例をとりましても、プラント輸出が六三年から始まりまして以後、この貿易競争の中で日本側がはなはだしく不利な立場に立つ、そういう意味で実は輸銀法をつくって、そしてヨーロッパ並みの利子でやらせるということが
中国は来年度から第三次五カ年計画に入るのだと思いますが、そのために現在、やはり備えて、経済建設の足場をつくっておるのでありまして、いまソ連や中国の貿易は、これがために、昨年と比較して五〇%伸びるだろうというふうにイギリスでも見ておりますが、西欧各国はやはり共産圏に対するところの貿易競争において、安い金利を活用しながら延べ払い方式で、ソ連に対しても、東欧諸国に対しても、私は東欧諸国を見てまいりましたが
また、延べ払いの場合に共産圏向けは大体五年でいこうというような、そういう相互間の話し合いもございまして、あまり長期のものもいかがか、こういうふうに見ておったのでございますが、当時私どもの得た確実な情報により、またその後明らかになったのでありますが、英国とかイタリアの出方などを大体見当をつけまして、そこで八年の尿素プラントというものを決意したわけでございますが、今後におきましても、国際貿易競争はなかなかきびしいのでございますので
そこで輸出入銀行の総裁にちょっとお尋ねしますが、ヨーロッパと貿易競争をやる際に——純事務的なベースでいいですよ、あなたの答弁は……。中共に対してオランダやフランスやイタリアが、西ドイツまでプラント輸出をしようというので交渉をしている。一覧表もここにあります。
政府は、米国の景気回復に期待をかけ過ぎ、現在の国際収支の好調をそのまま継続せんとする望みをかけておられますが、現在のわが国貿易並びに国際収支に決定的な影響力を持つ問題は、米国の景気回復いかんにあるのではなく、米国英国、EEC諸国、すなわち、わが国を中心とする貿易競争の激化こそ問題であり、そのさなかにあって、わが国は、国際通貨基金第八条国への移行の方向に向けて貿易自由化と関税の一括引き下げの方向に立ち
特に、貿易の自由化、そうして、より一そう熾烈化が予想されますところの国際貿易競争を思いますときに、われわれは、この問題に思い至らざるを得ないのでございます。
これに対して、貿易の自由化と関連をいたしまして、やはりコスト・インフレとかあるいは自由化の中で貿易競争に打ち勝つための体質を改善するために賃金の上昇を抑制をするというようなムードを起こそうとする一つの経営者側の考え方もあるようであります。
しかし、今の貿易競争はそこまで来ているのではないでしょうか。
○佐藤国務大臣 御承知のように、各国の貿易競争はなかなか熾烈でございます。これは、わが国の商業道徳が悪いというばかりでは実はございませんで、日本のような国柄に対していわゆるバイヤー自身もよほど反省してもらわないと、十分正しい商業道徳が打ち立てられない、かように思います。
ところがこの石油の値段のことでありますが、それぞれの国が、貿易競争に勝っていく、あるいは産業の発展から考えまして、より安いものをより自由に安易に入手できるエネルギー源を求めることは当然でありますが、そこでこの値段は今後上がっていくという見通しが多いのでありますか、あるいは下がっていくという見通しが多いのでありますか、政府はどういう見通しを持っておられるか、これも伺っておきたい、こう思うわけであります
御承知のごとく、本年度の世界経済は、欧州共同市場の拡大、英国のそれに対する加入の動き、米国の互恵通商法の改定を中心とするEECとの提携強化、ドル防衛体制の強化の動き、さらに本年十月からの貿易自由化九0%実施の公約実現等々でありまして、本年度、わが国を含む先進国間の激烈な貿易競争を必然化するととが予測されます。
世界の経済景況がどっちに向いておるか、あるいはまた世界の国際貿易競争裏において、日本がどれだけの国際競争力を持ち続けておるか、それが低下しつつあるか、増大しつつあるかというような点、これらの点も詳細に解明せらるべきであろうと思うのであります。
きょうも問題になりました日銀総裁と木村さんと辻さんのお話では、おそらく東南アジアその他から、第三国では、日本とアメリカの貿易競争になるだろう、大へんなことになるだろうという心配をしている。だから、今のこの予算から見た場合でも、僕は炭鉱をこういうようにやったように、この二、三年後には必らずどこか斜陽が出てくる。それはあなた方が情容赦なく谷間に落としなさるのじゃないか。
これでも東南アジアでヨーロッパ、アメリカを相手にして貿易競争をしていく、延べ払いのクレジットを設定していく、それにおいて十分にしてかつ安心だというような、そういう資金関係ですか。
特に、世界各国の貿易競争はますます激化する大勢にあり、加えて昨年未発表された米国のドル防衛措置により、わが国としては直接特需収入及びICA資金による輸出の減少の影響を受けるとともに、米国の輸出努力の強化に伴ってわが国の輸出との競合が激しくなることは避けられない状況にあるのでありまして、この際かかる新情勢に対処いたしまして、輸出の振興、経済協力の推進のための施策を一そう拡充強化する必要があるのであります
特に、世界各国の貿易競争はますます激化する大勢にあり、加えて昨年末発表された米国のドル防衛措置により、わが国としては直接特需収入及びICA資金による輸出の減少の影響を受けるとともに、米国の輸出努力の強化に伴ってわが国の輸出との競合が激しくなることは避けられない状況にあるのでありまして、この際かかる新情勢に対処いたしまして、輸出の振興、経済協力の推進のための施策を一そう拡充強化する必要があるのであります
アメリカの国内景気回復策について、あるいは貿易競争のことを考えまするとそんな甘いものじゃありませんよ。それでは総理にお聞きいたしますが、総理は最初赤字を予想されたものを黒字に変えさせられた、よほどの確信がおありだろうと思うのですが、今の通産大臣のお答えでは池田内閣の政策として大へんな不信を招きますから、総理から一つ確信ある国際収支の黒字の根拠を示して下さい。