1950-03-15 第7回国会 参議院 大蔵委員会 第24号
参考に申上げますと、一般会計の場合にはただこの計画だけでございませんでして、いわゆる認証制度というものがあります。それで各省大臣が認証官というものを置きまして、個々の支出負担行為或いは支拂というものをやります際に、一々認証をパスしなければできないことになつております。併しながら公団の場合には、そういうような個々的な掣肘を加えるという考えは持つておりません。
参考に申上げますと、一般会計の場合にはただこの計画だけでございませんでして、いわゆる認証制度というものがあります。それで各省大臣が認証官というものを置きまして、個々の支出負担行為或いは支拂というものをやります際に、一々認証をパスしなければできないことになつております。併しながら公団の場合には、そういうような個々的な掣肘を加えるという考えは持つておりません。
ことにこの公共事業は、総合建設予算だと私たちは思いますし、また政府においても、そういう意味での認証をしておると思うのでありますが、その予算の配分が、地方産業の実態を把握しないために、適正にこれを行つておると思つておられるか、それとも適正には行われておられないだろうという心配があるかどうか、お尋ね申し上げます。
しかし、ただ一点だけ特に注意を要することは、公共事業費について、現在の認証制度による煩瑣は事務手続等の不合理を是正し、公共事業の能率を上げること、また災害復旧は出水期までに工事を完成することが必要であるから、第一・四半期に少くとも予算額の六〇%を支出することが望ましいとの、政府に対する熱心なる要望があつたことであります。討論採決は各分科会とも保留いたされました。以上が分科会の報告であります。
それからもう一つは、従来公共事業といものが、一面においては失業対策を加味したところの性格を持たなければならないというのが、公共事業を考えたあの根本に入つておるのでありますけれども、第一番には、それが労働省の失業対策となかなか密接に結びつかなかつたという点が一つと、それから例年四月、五月の年度変りの初め二ケ月くらいは、殆んど安本の認証とか何とかということに手間どつて、公共事業というものは殆んど出なかつた
めるということにでも相なりますれば、それでも解決いたしましようし、もしむりな場合に、それでは予定の計画通り行かなかつたのをどうするかという問題は、あらためてその際に協議さるべき問題ではなかろうかと思いますが、考え方といたしましては、さつき申し上げました予備費ということを引合いに出しまして、はなはだ不確定なもので、わからないということはその通りでございますがもそういう問題、それから御承知の通り、安本では認証計画
○今泉政府委員 御質問の趣旨は、現実に予算についたら、あとはもう各省にまかしたらいいのじやないかということだと思うのですが、現実の使い方は、安定本部の予算ということに一応つきまするが、大体予算がきまつて、それからこれは御承知の通り、従来は四半期ごとの認証ということをやりまして事業認証によつて各省に移しかえするということに相なつております。
○結城安次君 そうすると認証ですが、これは大体計画通りできますか。ここに完成二十五年四月とかいろいろありますが、これはできますが、例えば火力で言うと小倉のが二十五年四月となりますが、来月できますか。
それに今は政府としては司令部の認証が要るわけであります。司令部の認証が得られせんと建設命令が出ない。その司令部の認証は一番初めの例では、やはり約一年近くかかつたのでありますが、今その点は資金とかいろいろな面の大体見通しがつけばそんなにかからない。恐らく一ヶ月か、二ヶ月ぐらいで司令部の方も呉れると思います。
○政府委員(今泉兼寛君) なかなかむずかしい問題でございまするけれども、災害とそれから治山治水関係では私はもう表裏一体をなしておると、これはもう赤木さんもよく御存じの通りでありまするので、実際の認証に当りましては一応治山治水関係と、それから災害復旧関係では予算的には分離はいたしておりまするけれども、実際の施行関係については、或いはそういつた必要も起きて来るのではなかろうか、その際は認証関係の場合に特
これはまあ先ほど次長もお話しになりましたから、認証制度の根本問題は言いません。非常に金が遅れておつて、すべての関係者が四苦八苦しているという状況は、私が言わなくても御存じであろうと思いますから言いませんが、今言われたようなインフレになるとも、二、三十億の金で日本がインフレになるとは私どもは思いません。
災害復旧予算のことにつきましては、たびたび論議を鬪わし、また意見も発表いたしておるのでありますが、私がこの際安本当局にお尋ねいたしたいというのは、かねてから申しておることでありますけれども、昭和二十五年度の災害復旧予算を、いわゆる認証制度によつてどういうふうに支出する考えであるかということであります。
○今泉政府委員 公共事業費の四半期別認証の問題につきましては、ただいまお話もありました通り、根本問題として、この予算総会の方で先般来取上げられまして、認証制度を設けた事情と今日とでは情勢も大分かわつている。
認証手形制度は経済安定本部、大蔵省、日銀などが協議してきめられたものでありますが、私の方の取扱いを申しますと、規定によつて生産業者から私の方は物を買い取る、そして売りもどす、そういう仕事をしているのでありますが、買い取る場合に、生産業者がこの品を買い取つてくれといつて来ますと、書類を点検して買取書を出します。それを持つて生産業者は銀行へ参りまして、融資を頼む。
もう一つお伺いしたいのは認証手形の問題でありますが、この認証手形のからくりと申しますか、こういうものが非常に問題になつているようでありますが、この認証手形の使用という問題について、公団の取扱い関係はどうなつておりますか、お伺いいたします。
その理由は第一に公共事業費の配分は経済安定本部の一括的な認証によつて居り、之をトレースすることが可能であること、又住宅建設については建設省の建築統計によつてその状況が把握しうること、従つてその計画をたてる手がかりがあることである。 第二には、之等の事業が建設事業の中で相当大きいウエイトをもつて居るのでそれを把握することによつて建設事業の大体の動向を想定し得るからである。
この政府に対する要望事項を簡単に申し上げますと、第一の点は、現在の公共事業費の認証制度を含めた煩瑣な事務手続等の制度は、不合理な点が非常に多いので、これを是正することであります。
それから認証とかいうことで、三月も四月もかかつてしまう。いよいよその年度の予算の工事が実行されるときは、八月か九月になつてしまうというような情勢が、非常に工事能率を惡くしておつて、またむだな人件費を食うという結論になるのであります。
従いまして一月は若干落ちてはおるわけでありますが、二月一日から十日までの認証統計を見ますと千六百万ドル近い数字になつておりますので、二月は大体従来程度くらいに回復するかと見ております。
○松尾説明員 一月の積み出し実績をドルで申したいのでありますが、実はまだ正確にわかりませんので、われわれの方で現在手続上輸出するものは、すべて為替銀行に対して輸出の申告書を呈示することになつておりますので、この申告書を銀行が認証してから、船積みするまでの間は、一週間なりあるいはそれ以上遅れるかと思いますので、一応銀行で今認証しておる総計を見れば、大体積み出し実績に近いものになるのではないかと思いますので
その第一は、現在公共事業費の認証制度を含めた煩瑣な事務手続等の制度は、非常に不合理な点が多いので、これを是正することであります。 第二は、公共事業は国民生活上あるいは産業振興上至大の関係があり、急速に工事を施行する必要があります。従つて公共事業費その他の資金も早急に必要とする関係上、これに対する国庫負担金の交付も、急速に地方公共団体において現金化する必要がある。
認証手形の制度がありまして、公団は直接の認証手形の当事者にはなれないのでありますが、品物を公団に渡してその手形で決済しておる。従つて公団としては金融機関に勘定を持つておるというのが非常に便利である。そういつたような関係で一般の国の会計等の適用は受けておらないのであります。
これは経済安定本部の認証を要するわけで、この認証は御承知の通り年四回、四半期ごとに分割して行われるわけであります。その手続につきましては数字をもつて一から八まで掲示いたしておりますから、この順序で簡単に御説明申し上げます。
○目黒政府委員 予算は御承知の通りに四半期ごとに配分して、安本の認証を受けておるのでございますが、われわれとしては、ことに災害復旧などは出水前にある程度の仕事をやらぬと、せつかくやつた工事が、むだになるような例がありますので、昨年も安本と折衝して、ある程度第一・四半期に配当を増額してもらつたわけであります。
大体三月末までには、安本の方の認証まで取運びたいと存じております。
それには例の安本の認証問題がありますけれども、少くとも第一・四半期に効果的にこれを使う、こういうふうに建設省としても考えておられるのでありましようか。
○目黒政府委員 結局四半期に認証いたします場合の、一・四半期の認証額の問題と思いまするが、これは昨年も平等割当でなしに、一・四半期にはその四割を出したというのは、やはり緊急に、出水前に災害だけは復旧しなくちやならぬという趣旨に基いたのでありまして、本年もそれ、あるいは許すならば、それ以上の金を安本に要求したいと考えておるのであります。
○政府委員(鈴木俊一君) この予算の、公共事業費の予算の経理の仕方は、これはこの法律が出ると出ないに拘わらず、一応国の公共事業費の予算の中に入つておるわけでございまして、安本の認証によつて、それぞれ支出すべきものは支出するという形になるわけでありますが、今後の問題といたしまして、百億で足らなかつた場合に、あとはどうするということでございますが……。