1947-09-15 第1回国会 参議院 本会議 第30号
先ず人的な制度の面におきましては、文官任用令、高等試験の撤廃、一級官、二級官、三級官の身分制度を撤廃、そうして民主的な職階制度を樹立すべきであります。而してこの場合職階の区別によるところの給料の差額なるものは、勿論現在の官吏制度のように大きかつたのでは、これ亦不都合であり非民主的であります。
先ず人的な制度の面におきましては、文官任用令、高等試験の撤廃、一級官、二級官、三級官の身分制度を撤廃、そうして民主的な職階制度を樹立すべきであります。而してこの場合職階の区別によるところの給料の差額なるものは、勿論現在の官吏制度のように大きかつたのでは、これ亦不都合であり非民主的であります。
入學し得るか否かは、それは入學試験に任せたらよいのでありますけれども、とにかく受験の機會を與えないでおくということは、これは封建的な觀念に基くものというほかないのであります。
ただどの學校も全部そういう處置をするというわけにはまいらないと思いますので、適当に調査をいたしまして、今お話のように内容の充實いたしておりますものについては、上級學校に入學試験を受けられる資格を與えるように、文部省においても適当な措置を講じたいと存じております。御了承願います。
○國宗政府委員 昭和十年以前の司法官高等試験に合格して辯護士資格を有しておられ、しかも判檢事になる資格をまだ付與されていない方が滿州に行つておられることは事實であります。それらの方に對しましては、この修正案の三項によりまして適用を受けさせるために、辯護士審査委員會の選考を經るというふうに解釋をとりまして、その選考を實際にさせることにいたしまして、その間に不釣合いのないようにいたしたいと考えます。
○新井政府委員 日本の輸出品の生産の技術が、戦時中日本が外国から距つておつたというような事情のために、相当低下しておるであろうということはお話の通り予想せられるるところでもありますが、今後日本が輸出貿易を大いに振興してまいるということのためには、お話の通り、どうしても技術面の向上ということは必要であると存じますので、商工省といたしましても、今後におきまして各試験研究機関、指導所等を総動員することはもちろん
尚もう一つ伺いたいのは、新品種、新系統のできた場合、これが試験場とか或いは公共團體、公の事業によつてできた場合のその新品種、こういうものは信用のある種苗業者等に原種を一部與えて、そうしてそれを蕃殖して一般の用に供するというふうに、公の機關でできたものが一般世間の役に立つという筋に持つて行かなければならんものだと思います。
明治三十三年には当時の一橋東京高等商業学校を卒業されまして、三十五年外務省の外交官及び領事官試験に合格されておるのであります。而してその後直ちに上海の総領事館に赴任せられ、又或いは朝鮮に、或いは中國、ドイツ等々の國に歴任されまして、そうして大正十二年、外務省の政務局長にまで昇進されたのであります。
三、上級學校の入學試験について昭和二十三年度においても舊制の高等専門學校、大學豫科竝に教員養成諸學校の生徒の募集を行うこととし、その實施方法及び時期等は、目下協議會を設けて研究中で、詳細は追つて發表するが、官立學校においてはその入學試験には本年通り知能検査をも加えて實施する豫定である。 これだけのことを最近の機會に發表いたしたいと思いますので、御了承いただきたいと思います。
それらを抱えておる父兄及び學校の先生たちも、来年高等學校及び専門學校は、一体入學試験があるのかないのか、そういうことについて非常に神経過敏になつてお問合せもたくさんあるのであります。この點はとりあえずやることだけ発表いたしまして、そうしてはいつたものがどういう條件になるかというようなことは、十分検討した上で、詳細を発表したいと思つております。
一番に考えることは、全部立退きの時期を考えねばなりませんこと、又諸所を仮想いたしました中の、一番わかりやすい土地について申上げますならば、その地を貸すか賣れるかもわからないものではありますが、そこは天下の景勝舞子駅から約五分、西から東へ這う高からず低からずの山の麓、試験はして見ませんが、オゾンを含んだ空氣、多は五度くらい高く、夏はそれだけ涼しかろうと思われる、近くに水源地あり、出水あり、市場あり、又運搬便
○政府委員(吉武惠市君) 女子監督官の問題でございますが、これはまだ監督官の資格條件というものを檢討中で、大體資格條件ができたようでございまして、これからその資格に當てはめて、試験とか或いはその他の採用を行うわけでございます。従いましてどれくらい女子が豫定されているか、ちよつとここに數字を持ち合せておりませんが、後程にお知らせをすることにして御了承願います。
しかも、この講習會は、講習の結果を試験するという一つの特徴をもちました講習會を行うという方針で、文部省はこれの實施につきまして、全國地方廳にたびたび通達を出したのでありますが、この件につきまして、日本教職員組合の方から、われわれは、今政府の方針によつて、正式の教員免許状は一應取上げられて、假免許状でやつている。
併し若し治療を行い、或いは試験、檢査等をなした場合におきましては、支拂能力のある方々には適切なる手数料、使用料を拂つて頂くことが妥当である。かように考えましてその場合は政令によつて料金を取り得ることにいたしたのであります。その料金、金額は治療料につきましては社会保險診療報酬規程を基準といたしまして、一つの枠の中で地方における委員会等におきまして決められた額をもつて決めていきたい。
これはもう公になつておるものでありますが、これを中心にして申上げますが、收量調査というものが成育の状況、肥料事情、氣象状況、豐凶考照試験等によつて作況判定というものを綜合的に判定する、こういうふうになつております。併し坪刈りについても今の缺陷があるわけで、我々は多年この坪刈りをやつて見ても。地力の悪い所は見たものよりはやはり悪い。
芋を使うのにつきましては、いろいろ科學的な、試験所その他を通じて、十分に製品の出るまでには研究と檢査をいたしてまいりましたし、また配給につきましても十分準備をいたしたつもりなのでありまして、おそらくその點については、そう御心配になるようなことはないかと思います。
○清水政府委員 大體科學研究の方については、實は本年度の科學研究費を四千萬圓もらい、試験研究費を千五百萬圓もらいましたが、實際に物資騰貴と要求者の数が非常に多いので、一人當りの研究費が結局非常に足らないという現状であります。大體兩研究費を合わせまして三億圓を要求いたす考えであります。
○清水政府委員 科學教育全般の豫算を主に考えておりませんでしたが、自然科學研究費が三千二百萬圓と、こちらの人文科學研究費が八百萬圓、科學試験研究費が千五百五萬圓、これで五千五百萬圓。そのほか研究機關の助成費とか、いろいろ雑多なものを加えまして、約一億圓になるのではないかという見當であります。
特に研究所をそれぞれもつておりまして、商工省は工業試験所、逓信省は電気試験所、それから鉄道省は鉄道技術研究所と天文臺、厚生省は豫防研究所と人口問題研究所とかいうようなものを一、二、持つております。
それから第五条の「必要な試験及び検査を行うことができる。」これは保健所が地方における公衆衛生の向上増進をはかるために必要な試験及び検査をなす施設と診療とを準備する。そうしてこういう検査をすることが可能である。こういう意味合であります。
またもう一つは第五条の「保健所は、地方における公衆衛生の向上及び増進を図るため必要な試験及び検査を行うことができる。」また「保健所は医師、歯科医師、薬剤師その他の者に、前項の試験及び検査に関する施設を利用させることができる。」この条文も同一の意味におきましてもつと一般の開業医が利用できるように完備していただきたいと思います。
第二に保健所の従来の相当事項のほか、人口動態統計、公共医療事業の向上及び増進、衛生上の試験及び検査、歯科衛生等を加え、これらに関しまして指導とともに必要なる事業を行い、さらに都道府県知事の権限の一部を、その委任を受けて行うことができることといたしたのでございます。第三に結核、性病、歯科疾患その他厚生大臣の指定する疾病の、早期または予防的治療を行い、これら国民病の撲滅を期したことでございます。
○下條康麿君 實はこれは國會法のときに大分問題になつて、今お話になりましたように、三權分立の趣旨を徹底させるために一應これで決まつたわけでありますが、趣旨はやはり明らかになつておるのでありますが、政府の機関ではあるが、これらの政府の一般行政機構と直結しないような、やや分離した試験委員であるとかいうものは弊害はないと思いますが、そういう性質のものはいいのであつて、餘り政府の部内に入り込んで、行政機構の
○松谷委員 あの際は、厚生大臣にこちらから陳情いたしまして、とにかく一應公聽會を開いて、そうしてからこれを閣議にまわすようにはかつていただきたい、その場合には試験令は全然出ておらなかつた、そうしてそれをなお當事者が當局に對して質問をした際には、試験令はこれから除外する、試驗の方は法律で出すようにするという初めの御答辯があつたにもかかわらず、その政令案の中にはいつていたので、それを追及したところが、お
今あなたのおつしやるような制度にすることが、現在の仕事に從事しておる人を助ける途としては最も必要なことであるが、現在あのままで職業に從事することはもちろん許されておるわけで、それがただ甲という資格を得ようとするについては、今あなたのおつしやるように、さらに試験を受けて、その資格を得なければならぬ。
○松谷委員 大臣にお伺いいたしたいと思いますが、先ごろからたびたび御配慮いただき、お願い申し上げておりました例の助産婦、看護婦試験令の件でございますが、さつき耳にいたしますところによりますと、いろいろ御配慮願つておつたにもかかわらず、厚生省案のあの政令がそのまま閣議を通過したということを耳にいたしましたが、これははたして事實であろうかどうか承らせていただきたいのでございます。
ソヴイエトにおきましては第一次歐洲大戰以後、革命の進捗とともに、一時經營につきまして特別會計制度、すなわち獨立採算制の基準を放棄をいたしまして、ソヴイエトの社會主義本來の思想から、収入と經營とを別格なものとして、一般會計的な制度で試験的にと言いますか、一度やつたことがあるのでございます。