1947-10-14 第1回国会 衆議院 国土計画委員会 第17号
森伐採林と降雨流出量の關係は、林野局の國有林における試験結果より見ても、伐採後三年目には、降雨の流出量が約一〇%少かつたら、今度の破堤もなかつたのではないかと思うと、いかにこの一〇%が主要であるかがわかります。林野局は治山事業五箇年計畫を立案し、總豫算百八十億圓、來年度二十五億圓を計上し、保安林の強化、災害防止林の造成、崩壞地、地すべり地、禿赫地の安定化を期しています。
森伐採林と降雨流出量の關係は、林野局の國有林における試験結果より見ても、伐採後三年目には、降雨の流出量が約一〇%少かつたら、今度の破堤もなかつたのではないかと思うと、いかにこの一〇%が主要であるかがわかります。林野局は治山事業五箇年計畫を立案し、總豫算百八十億圓、來年度二十五億圓を計上し、保安林の強化、災害防止林の造成、崩壞地、地すべり地、禿赫地の安定化を期しています。
第二は、從來ややともいたしますると、官吏諸君が、政策の論議に非常に興味を持ちまするがために、自然いわゆるセクシヨナリズムというものが起つて來るのではないかということを心配しておる向が多いのでありますが、今囘の國家公務員法の狙つておりますところは、その官吏の採用、その他身分等につきましても、極めて合理的な、例えば職階制を確立するとか、或いは試験制度による任用の方法を認めるとか、種々な改善を目途といたしておるのでありますが
日本の学校というものはこれからいろいろ改革しなければいかんと思うのでありますが、ただ入学試験をやるとかいうような机上の学問だけで、電燈一つ切れてもどうしてそれを直したらいいか知らんというようなことで、技術上の教育というものは欠けておる。これは教育上非常に遺憾でありまして、その問題は今ここで申上げる必要のない問題であります。
しかしながら今後のあり方といたしましては、ただいま申しましたように、その區域内における一つの監督面のスタツフ、地方を總合するスタツフが、それがすべての面においてその府縣より選出されたところの――本法に規定しておりまするのは各府縣に一人となつておりますが、これは私はいろいろ御議論もございましたけれども、アメリカにおきましては水産試験場の場長が鑛物學者であつたり、醫學博士であつた例もたくさんあります。
○日高政府委員 現在の三年生は、新制の高等學校にはいる場合には入學試験を受けなければなりません。これは餘裕があれば、むろん無試験でありますけれども、しかし志望者と収容人員との間に差がありまして、試験をしなければ振い落せないという場合には、これはどうしても試験を受けなければならないと思います。
それから新規採用の場合は、一應官界に永久に先ず恒久的職員として入れてよいかどうかという点につきまして、試験の実績だけで、採られたというだけで、案外やつてみると大したことはない。或いは役所になずまない。
この三十六條の第一項の但書でございますが、大体局長のような、次官の直ぐ下にいる相当重要な責任のポストにつく場合においては、一般から試験をしてそうしてその中の点数から選んで来て、果して從來がどういう経歴であつたか、どういう人であつたか分りもしない人が赴任して來る。
一號) 大池用水改良工事促進の請願(西村榮一君外二 名紹介)(第八一三號) 大浦潟干拓工事施行の請願(的場金右衞門君紹 介)(第八一八號) 乳肉衛生行政を農林省に一元移管の請願(五坪 茂雄君外一名紹介)(第八二三號) 砂沼西岸の開田計畫中止その他に關する請願( 鈴木明良君紹介)(第八三二號) 結城用水改良工事費國庫補助の請願(鈴木明良 君紹介)(第八三四号) 鹿児島縣に國立茶業試験場支場設置
入学試験や就職試験において、父母のことを聴かれるとき、それらの子供の表情が暗くおびえ、魂がうなだれるような有様を、ほんとうにかあいそうだと皆さんはお感じになりませんか。こういう子供たちに代つて、かかる運命から子供を守れと叫ばないではいられないのであります。
向こうの方からのアドヴァイスによりますと、この仕事に従事する者は国家試験をやつて、その仕事に適した能力をもつた者だけを選べということまで言つてきておりますので、人を選ぶ場合にも、客觀的な調査をやつてくれるような人を選ぼうということでいつておりますために、現状を申しますと、このごろ調べますと、豫定した人員のちようど半分くらいまでしか充員されておらないのであります。
○近藤政府委員 統計に從事する官吏に對して國家試験をやつたらどうかということは、向うからアドヴァイスを受けておるわけでありますが、またそれをすぐ着手しようというところまでには至つておりませんので、どういう科目の試驗をやろうというようなことまで、きまつておりません。
○千賀委員 その筋から農業調査員は國家試験をせよと言つてきておるという今お話でありますが、國家試験をすることも結構ですが、その試験科目はどんなことをやられるのか、試験科目以外に能力その他においてどんな特性をもつ者が統計員に適するものと認めて試験をやられるのか。その點も一つ伺いたい。 それから新聞を見ますと、水害のための供出の割當減少は五十四萬石くらいと、今朝の新聞は報じておるのであります。
それから三十六條の競爭試験の問題につきましては、いろいろな意味において意見が出ておるわけであります。次が三十八條の五号の「政府を暴力で破壞することを主張する政党」というようなことに関して質疑が闘わされております。それから第二款の試験の方法等に関しては、もつと詳しく或いは法律を以て決める必要がありはしないかというようなことも言われておるのであります。
この法律案の適用といたしましては、たとえば資格でありますとか、試験の任用というような形で任用されるということに相なります。
現在俸給が一本立てになつたのでありますが、俸給が一本立てになつて、昇級標準も統一して、ずつと順調にいけば非常に最高まで上るという御説明があつたようですが、實際私たちが見ておりますと、やはり昇級のもつて行き方にしましても、たとえば高等文官の試験を受かつたとか、あるいは帝大を出たものといつたような者と、たとえばそういうものを通らないで特別任用で上つた者、上りつつある者との間に昇級標準の開きが實際上行われているように
○政府委員(前田克己君) 先ず三十七條の昇任の場合の競争試験でありまするが、これは法律の規定によりまして、直近下級の等級の官職の在職者における試験、これは職階制というものが組立てられました暁におきましては、昇進ということも極めて系統的になって参りまして、その資格要件等も嚴重になります。又一般の職員が一般職といたしまして、長い将來官職に勤務する。
○姫井伊介君 この職員の採用は競争試験によるといったような原則的なものから考えまして、第三十七條の直近下級の等級、それから試験によって昇任するという事項でありますが、これは有能な優秀な者を抜擢するという点から申しますと直近下級といったように限定しないでもいいじゃないか。試験を受けて十分な資格を持っておる者ならば、その途を開いて行くのが原則に叶うのじゃないかと、かように考えます。
これは第三十六條但し書におきまして、人事院の承認のあった場合には、競争試験以外の能力の実証に基く試験、これを選考と呼んでおります、この方法によることができるという規定がありまして、これでその途が開かれておるのであります。三十六條但し書で考えておりまするのは、例えば運傳手とか、タイピストとかいうように、一定の資格なり、或は特別の教育を受けた者については、改めて競争試験をやる必要がない。
又職員の採用、昇進等は原則としてすべて試験によることとして、殊に採用試験はすべての國民に対して平等に公開せらるべきものといたしまして、任用の公正明朗を期することにいたしたのであります。 次に國家公務員の能率増進を図るの見地からいたしまして能率考査の制度を実施し、又教育、訓練、保健、安全保持その他職員の能率増進、福利向上に必要な各般の施設をなすべきことを定めておるのであります。
以上の外人事院の具体的な権限として主要なものは、これは後にも触れる機会がありますが、職階制の立案、給與準則の立案、試験及び選考の実施、恩給制度の立案、公務傷病等、に対する補償制度の立案、職員からの不服の申立の審査、人事行政に関する勧告等であります。
○國務大臣(齋藤隆夫君) 第一に民主的な方法で公務員を選択するという文字が現われておりますが、この法律の施行によって、果して民主的に公務員を選定することができるかできないかという御質問のように伺いましたが、御承知の通りにこれまでは公務員を採用するにつきましては高等試験というものがありまして、これには相当の学歴なんかも必要となっておりましたけれども、今度の試験制度におきましては、そのような学歴の如きものはすつかり
これを押えまして、こういう者は試験も受けることができないということを言つたものであります。
○中曽根委員 今の御答辯でありますが、今までの日本の官僚制度の大きなキー・ポイントはどこにあつたかというと、私は試験制度というものに多分にあつたと思います。その試験の制度によつて任用が行われている。
この法案によりまする試験は、結局職階制度に對應することになるのであります。職階によつて非常に細かく精密に分類されることになるのでありますが、分類されましたおのおのの種類の官職ごとに、特有の試験科目が結局設けられて、試験も別々に行われることになるわけであります。
御承知のように、先ほど来金属研究所でありますとか、電気試験所でありますとか、その他の從来の國の研究機関のお話があつたのでありますが、何分にも理化学研究所というものは、御承知のように歴史的に見ましても、ほんとうに民間の創意によつて、できるだけ自由奔放にいろいろな点について羈束されずに、根本的の研究から始めていこうというのがこの生立ちでありまして、從つて今日まで理化学研究所の進んでまいりました道は、そういつたような
○海野三朗君 ただいまのお話によりますと、産業の再建のために学問と實際とを結びつけていこうというお考えのようでありますが、しからばたとえば電気試験所のごときそういうふうなものをも營利組織におやりになつたらいいのではないか。この理化学研究所だけ、そういうふうにもつていきなさるというお考えが、奈辺にあるのであるかと申しますと、つまり経費の上でやつていけないのだというお話のように伺います。
いま一つは、試験でございまするが、とにかくわが國の生産が三分の一に現在のところ制約を受けておりまするし、なお相當長い將来に向つて、わが國においては國内消費が非常な制約を受けるであろうことは、言うまでもないことと思います。そのときにおいて、大體私見を申せば、商業人口というものはやはり縮小の一途をたどるよりほかにしかたがない。
又合理的な形態に發展せしむべく、いろいろ試験研究をするということは当然でありまするけれども、然らば根本的にこの農業經營形態が、日本の全部とは言わないまでも、多くの場合當篏るがごとき變化が近き將来にあるというようなことは又考えられないのであります。從つて三條を無くするのが理想であるというようなことも考えておらないのであります。
二、高等學校卒業以上の學力を持ち、行政書士試験に合格していること。 行政書士試驗に關する事は勅令で定める。 第三條 左の各號の一に當るものは行政書士たるを得ない。 一、禁錮以上の刑罰を受けたもの。 二、破産者で復權していないもの。 三、行政書士の業務禁止の處分を受けたもの。 第四條 行政書士は、行政書士名簿に登録せられなければならない。行政書士名簿は内務大臣が保管する。
又梅毒ならば血液の檢査、或いは淋病等はいわゆる尿の檢査によつてその傳染した当時は分らないにしても、二、三ケ月にしてそれらの菌が尿の中に入つて來るということであれば、これを試験することによつて発見することになれば、そういうものがあればあるということをカードに書く。これで菌のある人は医者にかかつて早く癒つてしまえばカードから取消して新らしいカードに取替える。
なお甜菜の増産につきまして必要な事項としましては、この甜菜生産の増強に關する試験研究の施設というものについて、これも北海道の農業試驗場と連絡をとりまして、いろいろどういう形にこの試験研究を増強していくかということを立案中であります。
從つて私は以上指摘いたしました四つの肥料については、實地試験を行いまして、實地試験の結果、明らかに農林大臣みずからいい、こういう認識を得ました場合においては、具體的な許可の方針に向つて相當に考えたい。かように考えておるのであります。なおその餘の細かい具體的なる内容についての御質疑でありますならば、農政局長より答辯いたさせます。