1949-04-07 第5回国会 参議院 予算委員会 第6号
○國務大臣(池田勇人君) 最近設備いたした資産の償却は、大体今の程度の償却でいいのではないかと考えております。すでにずつと以前に取得せられた資産につきましては、今の状態と可なりかけ離れますので、資産再評價の問題を檢討いたしているのでありますが、最近のものにつきまして、特に戰時中特例を設けられましたようなことは、只今のところ考えておりません。
○國務大臣(池田勇人君) 最近設備いたした資産の償却は、大体今の程度の償却でいいのではないかと考えております。すでにずつと以前に取得せられた資産につきましては、今の状態と可なりかけ離れますので、資産再評價の問題を檢討いたしているのでありますが、最近のものにつきまして、特に戰時中特例を設けられましたようなことは、只今のところ考えておりません。
すなわち戰時中縮小されました平和産業部門におきましては、設備、機械を数倍にし、あるいは軍需産業より平和産業に轉向いたすものについては、おそらくその機械設備の半分を入れかえるために、数十億ドルの外資の導入が必要であると考えられる。
○青木國務大臣 外資の導入は、もちろんわれわれの非常に期待いたしておるところでありますが、外資と申しましても、資金あるいは資材、設備、機械といいますか、そういつたようなものもその中に入つて來るのでありますから、ただいまのところでも、日本の戰爭中におけるいろいろな機械設備、施設等の遅れておるもの、あるいは老朽したもの、そういうものから考え、また生産技術という点でも大いに改善し、合理化を行わなければならぬというような
それではどうして商品のコストを安くするかというと、結局機械設備の問題だと思うのであります。機械設備の能率をよくして、いい商品を安くつくる以外に方法はないのではないかと思います。かような意味で機械類は單に商品として考えるのではなく、日本の産業構成の中で最も基礎的な意味として考うべきだと思います。
民間の外資導入についてのお話があつたのでありますが、民間の外資導入は、一つには單に原料を入れてこれを加工して出すという形において行われる場合、又設備機械その他を入れて行われる場合、單に投資、こういう三つの形になると思うのでありまするが、これらは民間外資導入でありますから、自然受入れ側と又導入する側との合意によつて行われるわけでありまして、それが不等價か否かという問題は、おのずから両当事者間において適当
かように沢山の未拂ができました原因は、前年度におきまして、大体生産設備九十四億円を予定して工程を進めておつたのでありまするが、その途中で例の企業三原則によりまして、約五十億円程度で復金の融資が打切りとなりました関係上、すでに注文しておりましたところの設備その他についての未拂が生じたということと、それからして又一面に、或る部分の炭鉱は実際上赤字が出るという問題、この二つの関係から、かような多額の未拂が
すでに設備等が不十分なものはいたい方ありません。既設のものはそのままの形で、こういうやり方でやつております。
○小川友三君 本案中に、閉鎖機関整理委員会とか、公團というふうなものがありますが、これは、ちよつとお伺いしますけれども、この間、先月の月末に、こちらで審議未了になつた、あの産業設備営團のようなものは、あれはこの中には含まれないと思いますけれども、これに対する見解を一つお伺いいたします。
全部現存の生産設備というものが対象になつております。そういうような希望が二、三の國からあるようなことは、報道も聞いておりますけれども、正式には何ら取上げられておりませんし、また將來取上げられるようなおそれもないように考えております。
○野田政府委員 今のところわれわれの考えておりますのは、現在使わしてもらつておるこの設備を、このくらいは少くとも残しておいていただかなければ、復興計画に非常な齟齬が生じることはもう確実であります。ただそのほかに、現在各産業とも設備が老朽化しておる。
この前どなたからか、設備を賠償として向うに引渡すということになつておるが、設備でなく、その設備からできるものを向うに供給した方が、日本に対しては有利ではないか。こういうお話がありましたが、そこでもしそれが有利であるとすれば、今ドツジ氏が來ていて、日本の生産を高めよう、こういう氣持でおる。
しかし、その職長、責任者が当を得ない場合は、いかに設備が完備いたしておりましても、その内容はゼロに近いものがおることを、私たち幾多の実例をもつて知つております。どうしても人を使う上においては、人を使うところの技術を修得することが大事な問題だと私は考えます。そうしない限りにおいては、労働能率の向上というものは絶対にないと考えるものでございます。
費用の問題につきましては、非常に今保育所の設備としては、措置した兒童に対する限りにおいては、施設の人数の種類によつて單價が違うのでありますが、大体三百円乃至三百円以上が月に参るわけでありまして、そうしますと、現在保育所で各府縣で取つておる保育費というものは非常に低いもので、百円以下が普通でございます。今度三百円になると、一般の人からはそれが取り得るかということについて非常に心配しておる。
いつも温泉場というものが出ますが、現在の浴槽はどこでもそういう傾向が多いようでありますが、殊に温泉場あたりではところによりますと、上り湯のないところ、つまり洗い水のガランの設備がないところがたくさんある。これはおふろの中で手ぬぐいを入れてからだを洗つたり何かするのでお湯がすぐよこれてしまう。早くいえばからだのきたない黴菌や何かをお湯の中で洗い落す、これが一番大きな原因なのであります。
○畠山委員 それではひとつお傳え願いたいと思うのは、あまりやかましいことでなく、必要な設備をするということに重点を置いていただきたいと思うのです。これは私もやつておりまして、自分が取締りを受ける方ですが、実際に感じることです。ここにおいでの方もお湯に行つておけがなかつたり、上り湯がなかつたりして、ずいぶん衛生的に悪いというお感じがあると思います。
○畠山委員 そういう設備の点を伺えばけつこうです。
又必要経費の算定に当つても、作業設備、農耕牛馬及び農機具、その他の償却の見積り、必要資材の実効價格等を檢討して、再生産に支障なきよう措置する考えがあるかどうか伺います。 最後に、農村に取つても、否、國民全体に取つて最も大きな影響を受けるものの一つである教育予算について、首相、藏相並びに文相に伺います。
この点については問題があるのでありますが、一体どうして設備資金を調達するか、これは施策の大きな重点になると存じます。通貨事情は金融情勢を反映して、むしろ收縮氣味を呈するということは認められることであります。
現在のパリテイにおきまして考えますると、生糸の少し掛目が高いのではないかというようなことも考えられるのでありますが、御承知の通り蚕糸業五ケ年計画を確立いたしまして、製糸機械設備でありますが、これは、ほぼその五ケ年計画が完成いたしたのであります。然るに食糧等の事情によりまして、繭の生産が増加いたしません。漸く製糸の要求いたしまするところの六割余りのパーセントしか生産されておらないのであります。
すなわち重要産業といえども、ほとんどストツクを食いつぶし、ことに最近における各企業の未拂金の著しき増大は黙視し得ないものがあるのでありまして、たとえば石炭企業における運轉資金及び設備資金の未拂いは、百五十億になんなんとしておると言われ、その未拂いがまた逓信、鉄道両特別会計の未拂いと相まちまして、電線業者を苦しめ、その結果は電線業者の資金支拂い遅延となり、銅山、鉛山等の関連産業に対しまする未拂いを誘致
ただ將來必要なる設備に対して休止せしめる場合に、他の同種の工場が、スリーピング・チヤージその他の形において、これを保持するだけの費用を負担さすということは考えられることと存じておるわけであります。
また製糸の企業の方面におきましても、蚕糸業五箇年計画によりまして、製糸企業設備はすでに十分に施設を終つたのであります。しかるに食糧事情が許されないために、繭の増産はこの企業設備の充実に相伴わないのであります。ここに製糸企業の生産コストが高くなつておる原因があるのであります。
これがために海上陸上は勿論、地下数千尺下の事件は民刑絹に激増し、司法事務の繁劇なことは全國にその例を見ないところでありまして、小倉支部現在の職員廳舍設備を以てしては、右管下の情勢に即應して遺憾なき実績を挙げることは全く不可能であり、これを職員に強うるは不可能を強うるものであります。
次に電氣通信勘定は、事業収入におきましては、業務収入三百二十億四百万円余と、事業設備の建設財源といたしまして、公債の受入れが百二十億円、それと終戰処理費から参りまする設備負担金の受入れが、二十五億八千九百万円余、これを合計いたしまして百四十五億八千九百万円余でありまして、総計いたしますると、四百六十五億九千円百万円余となるのでございます。
人員が非常に少い、熟練者が少い、待遇が惡い、徴税費が少い、設備が不十分であるなど全く不合理だらけであります。從いまして租税の過重なる負担を軽減し、税金の賦課徴收を公平且つ適正に配合するためには、税制の根本的な改革が必要でありますると同時に、運用面を実情に既して合理化することが必要であります。
然るに昭和十八年金山整備の結果、政府の命令によつて重要鉱山の設備というものは根柢から撤去されて、資源的に保坑鉱山として僅かに六鉱山が残され、全部休山閉鎖の止むなきに至つたのであります。從つて現在の産金量は二トン台を上廻つているに過ぎないのであります。今後政府の施策よろしきを得ますば、優に三トンの産金量の増産を獲得することは可能なのであります。
また技術設備その他の導入の点もあります。また資本の導入の点もあります。これはことごとく日本の産業の発達のために、私は必要欠くべからざるものだと存ずるのであります。でき得るだけ多く民間の外資を導入いたしたいと君えております。(拍手) 〔國務大臣池田勇人君登壇〕
今年も十分ではございません、予算を他の費目は削減をいたしまするが、車輌やレールのとりかえ、あるいは防災の設備というような面には、うんと費目を計上いたしまして、輸送力の確保と安全性に努める考えでおります。
政府の説明によりますと同港の重要性に鑑み防波堤の完成、大型船の公共用岸壁の築造、港内の浚渫、陸上設備等速かに整備する必要を認めるが、関係方面の指示により港湾施設の改良新設は極力圧縮の方針を採らざるを得ないので、同港については二十四年度二千六百万円を以て埠頭三十六メートル、北防波堤四十五メートル修築計画をなし、折衝中であるとのことであります。
かつこの方面には現在全國で相当数の建築技術者や、專門家が各府縣に配置されていますから、建築の構造設備に関する專門の技術的な問題は、むしろこの方面に一任をし、行政を一元化することが、國家的にもまた個々の國民にとつても望ましいのではないかと考える次第であります。
批難の要旨は株式会社藤田組に昭和二十一年十一月一日請負わせた同控訴院雇傭人官舎新築工事及び日本電話設備株式会社に昭和二十二年三月三日請負わせた同控訴院電話交換設備工事は、いづれも年度内に完成しないにもかかわらず、完成したものとして本年度の予算から全額支出したという点であります。
しかと実は申し上げるまでもなく、水をもつて火を消すような事態に相なりましては、國宝のものは、物の價値が必ず減殺されるわけでございまして、これらの消火設備なるものは、実はまことに消極的なものであり、また実際の役の立ち方につきましても、相当の疑問があるわけであります。
その次に復興金融金庫でありますが、復興金融金庫は、御承知のように今まで一般の金融機関から貸出すことが困難な資金、殊に長期の設備資金を計画的に放出して参る一つの特別の金融機関であつたわけでありますが、この復興金融金庫の在り方が、必らずしも今後の日本経済の安定のために適当ではないという判断が、各方面に起りましたために、新らしい年度におきましては、復興金融金庫からの貸出しは殆ど行われない。
特に長期設備資金の供給については、復興金融庫が從來の融資方式を廃止することとしたしました関係上、この方面の資金供給に対する一般金融機関の積極的活動を促進すると共に、農林金融、中小商工金融等については、その特殊性に鑑み、必要な資金の供給に遺憾なきを期したいと存ずるのであります。
次に経済活動の担い手たる企業においては、その生産設備は荒廃し且つ老朽して、いわゆる企業実体資本減耗の傾向は著しく、企業の経営は多額の價格調整費の支出に依存し、赤字金融は累積する等、その健全性と自主性とを著しく喪失するに至つているのであります。