1954-04-15 第19回国会 衆議院 予算委員会 第30号
(拍手)われわれは敗戦国になつたが、アメリカ一辺倒外交のため、この上すずめの涙ほどの経済援助によつて、あの悲惨な戦争への危局へしいられ、かつ八千五百万国民が広島、長崎のような、被爆をこうむる度を増すことを容認することはできないのであります。かかる意味においてわれわれはこのMSA予算について断固として反対するのであります。 これをもつて討論を終ります。
(拍手)われわれは敗戦国になつたが、アメリカ一辺倒外交のため、この上すずめの涙ほどの経済援助によつて、あの悲惨な戦争への危局へしいられ、かつ八千五百万国民が広島、長崎のような、被爆をこうむる度を増すことを容認することはできないのであります。かかる意味においてわれわれはこのMSA予算について断固として反対するのであります。 これをもつて討論を終ります。
それから中山政務次官がおられますので、ちよつとお尋ねいたしておきたいのですが、きようの新聞で見ますと被爆患者あるいは福龍丸等の今後の処理についての科学的検討の結果は、厚生省を通じて発表する、こういうことになつておるのです。
○岡委員 ビキニの被爆事件は、これはもうずいぶん昔からの話題になつておりまして、各種の委員会でも大分問題になつておりますが、最近の事例についてこの際政府の御所見をただしておきたいと思うのであります。
○岡委員 それでは重ねてお伺いをいたしたいのですが、九日のアリソン大使の声明の中で、日本の被爆患者の状態というものは、それほど大したものではないという印象を与えるようなことを言つておる。それから先般アイゼンハウアーの立会いのもとで、原子力委員長のストローズ氏の発表しておるところによると、日本の船は危険区域の中におつたとはつきり言つておる。
結局被爆患者の身内だということで、これは日本人の悪い癖でございますけれども、村八分のような本当にお気の毒な状態にある。その人たちがよその家を訪問するというといい顔をされない、その人が何の罪があるのでしよう。
草間 弘司君 常任委員会専門 員 多田 仁己君 ————————————— 本日の会議に付した事件 ○厚生年金保険法案(内閣送付) ○船員保険法の一部を改正する法律案 (内閣送付) ○厚生年金保険及び船員保険交渉法案 (内閣送付) ○清掃法案(内閣提出、衆議院送付) ○あへん法案(内閣提出、衆議院送 付) ○社会保障制度に関する調査の件 (ビキニ被爆事件
次に、ビキニ被爆に関して厚生大臣に対し湯山委員から緊急質疑の通告がございました。これを許可することに御異議ございませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
彬君 厚生省公衆衛生 局環境衛生部長 楠本 正康君 事務局側 常任委員会専門 員 岡 尊信君 常任委員会専門 員 林 達磨君 説明員 水産庁生産部長 永野 正二君 通商産業省通商 局農水産課長 森 日出哉君 ————————————— 本日の会議に付した事件 ○水産政策に関する調査の件 (ビキニ被爆事件
○委員長(森崎隆君) ビキニ被爆事件につきまして、ほかに外務省関係その他に御質疑ございませんか。……私から一、二だけお聞きしたいと思います。先般も本会議で御質問申上げたと思いますが、この補償、今千田委員からもお聞きのように、補償の問題で具体的な折衝をする数字が出る段階に至つているか、その点はどうなんですか。
議題の順序を変更しまして第一にビキニ被爆事件に関する件を議題に供します。 本日外務省の小瀧政務次官が参つておられますので、只今から質疑に入ります。
○理事(千田正君) 本日は、前の委員会におきまして論議されておりました、このたびのビキニ被爆事件に関しまして、政府当局としましては安藤国務大臣を中心としていろいろ損害に関する委員会を持つて、それぞれ権威ある人々が集つて、日本政府としての立場を明らかにするために目下調査或いは審議中ということなんでありまして、これに対しまして、政府側に水産委員会としまして十分に疑義を質して、なお且つ独立後の日本の立場を
水産庁長官 清井 正君 水産庁次長 岡井 正男君 事務局側 常任委員会専門 員 岡 尊信君 常任委員会専門 員 林 達磨君 説明員 水産庁生産部長 永野 正二君 ————————————— 本日の会議に付した事件 ○補助金等の臨時特例等に関する法律 案に関する件 ○水産政策に関する調査の件 (ビキニ被爆事件
事務局側 常任委員会専門 員 岡 尊信君 常任委員会専門 員 林 達磨君 説明員 水産庁漁政部長 立川 宗保君 水産庁生産部長 永野 正二君 ————————————— 本日の会議に付した事件 ○理事の補欠選任の件 ○水産政策に関する調査の件 (日濠漁業協定に関する件) (ひとでによる魚貝類被害に関する 件) (ビキニ被爆事件
○委員長(森崎隆君) 次にビキニ被爆事件に関する件を議題に供します。丁度今神奈川県のかつお、まぐろ漁業協同組合から、このビキニの爆発事件に関連しまして、魚価の値下りとか、又販売不能とか、その他これに伴う非常な損害等につきまして陳情が参つております。この際同協同組合の組合長の寺本正市君から陳情を聞きたいと思いますが、御異議ございませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○曽田政府委員 患者の診療費及び治療費、特に治療費でございますが、その経費及び被爆者及び被爆者の家族に対する生活費の補助でございます。この生活費補助の全般ということには当らないかもしれませんが、一応船員保険の傷病手当金というものに該当する。かようなものは一応船員保険から支出するということになつております。
爾来その主張を続けて参つたものでありまするが、去る三月一日、あのビキニ島近海における水爆の実験によりまして、日本の漁船第五福龍丸が被害をこうむり、しかも、その被害が直接放射能のためでなくして、灰をかぶつたというためのものであるということや、また罪もとがもない何百という原住民が被爆して傷を負うておるということを聞きまして、日本国民八千万人は、電気にでも打たれたように、ほんとうに底知れぬ悲痛な不安に襲われたのであります
(拍手)われわれ日本国民は、世界最初の被爆国民であり、今回は灰とはいえ、水爆の見舞を受けた世界ただ一つの国民であります。また、平和憲法によつて非武装中立を世界に宣言し、人類平和という崇高な理念に従つて、みずから裸となつて挺身した国民でもあります。日本国民こそ、堂々と原子力とその実験について国際管理を要求する資格のある国民であります。
それは先ほども曾禰さんのお話があつたように、今度の被爆関係でのアメリカの補償というものが一種の慰藉的なもので、この事件の根本的な問題とかなりへだたつておるように思われるのでありますが、そこで直接の被災以外に例えばアメリカに送られた冷凍まぐろというようなものがその輸入を禁止されたり、或いは買い叩かれたりするだけでなしに、最近ではアメリカ以外の諸外国すら日本のまぐろその他の水産物について若干買控え気味である
中田 吉雄君 羽生 三七君 加藤シヅエ君 鶴見 祐輔君 国務大臣 外 務 大 臣 岡崎 勝男君 政府委員 水産庁次長 岡井 正男君 事務局側 常任委員会専門 員 神田襄太郎君 ————————————— 本日の会議に付した事件 ○国際情勢等に関する調査の件(ビキ ニ被爆事件
魚の点については中泉先生にお願いしたいと思いますが、離れた所、つまり第五福竜丸が被爆したあたりですね、あの辺では灰が降つても、海水というものは大変大量でございますから、そこへ落ちれば非常に稀薄されまして、水というものの中には放射能が小さな、非常に小量になります。ビキニで最初に水中爆発をやつた、原子爆弾の水中爆発実験をやつたことがございます。そのときにはビキニの礁湖の中でやつたわけです。
(拍手) それでは本日は関係各大臣からビキニ被爆事件に関して、政府側の現在までの経過と今後の対策について御説明を願うことといたしておりましたが、先ほど御報告申上げた通り、緒方国務大臣と岡崎外務大臣、保利農林大臣は御出席は御出席が困難である。岡崎外務大臣は只今予算委員会の質問が終り次第参るという報告がありました。
只今から社会保障制度に関する調査の一環として、ビキニ被爆事件に関する調査を議題といたします。 本日はこの調査事件に関して、関係の各大臣の出席及び学術、医療の各権威者の御出席を願つております。先ず参考人の方に御意見を拝聴いたしたいと存じますが、一言御挨拶を申上げたいと存じます。
日米相互に真に心から理解し合つたあかつきにおいては、戦犯釈放問題も、沖縄、小笠原等復帰問題も、ビキニ被爆の問題等も、きわめて円滑に、迅速に、かつ友好裡に解決せられるとかたく信ずるものであります。
〔議長退席、副議長着席〕 先般のビキニ被爆事件の調査に当つた学者の旅費が、教授の給料の前借や下宿のおばさんのへそくりに依存し方という事実は、たとえ年度末であつたとは言え、こうした予算の流用に起因していないとは誰が断言できるでございましよう。(拍手) 国立大学関係の予算は、各大学当局と文部、大蔵両省との折衝によつて算定された各大学別の予算を積上げたものであると説明されております。
水産庁次長 岡井 正男君 海上保安庁次長 島居辰次郎君 郵政省貯金局長 小野 吉郎君 事務局側 常任委員会専門 員 神田襄太郎君 ————————————— 本日の会議に付した事件 ○日本国とアメリカ合衆国との間の国 際郵便為替の交換に関する約定の締 結について承認を求めるの件(内閣 提出、衆議院送付) ○国際情勢等に関する調査の件 (ビキニ被爆事件
去る二十六日ビキニ被爆の問題に関して厚生委員会では文部、水産、外務各委員会との間に連合委員会を開く決定を行なつておりまするが、明日開かれますか、或いは延びるか存じませんけれども、これに対しての外務委員会の態度といいますか、参加するかしないかということをここできめて頂きたいと思います。
○菊川孝夫君 最近、羽田の飛行場で例の時計類の密輸入を大分発見したということが載つておりましたが、今後ああいつた、価格が高くて割合にかさばらない、それから重量もとらないというようなものは、相当航空機で、例えば宝石類であるとか、高級の香料であるとか、それから医薬品、特にこの間ビキニの被爆者に対してアメリカから薬を送つて来た、あれはまあ寄贈品だから問題にはならないと思いますが、ああいう急を要する新薬というようなものを
ビキニ被爆の問題に関しまして厚生委員会に連合委員会開会の申入を行いたいと存じますが、御異議ございませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○千田正君 今度のビキニ環礁の被爆に対して、水産庁側として水産研究所におけるところの科学者の連中で、特に魚類に及ぼす影響とか、そういう問題を研究している人はおりませんか。
ビキニ被爆事件調査について、厚生委員会に連合委員会開会の申入れを行いたいと思いますが、御異議ございませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
ビキニ被爆事件調査のため関係ある文部、水産、外務の各委員会と連合委員会を開くこととし、その日時及び参考人を呼ぶこと並びにその人選は委員長に一任することに御異議ございませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
さらにビキニの今度の被爆の問題でありますが、これは今後のアメリカの態度を見なくちやならぬのでありますが、こういういろいろの事態を考える場合において、われわれすなおな国民におきましてもなお非常に割切れぬものがあるのであります。
われわれはやはりわれわれとしても科学者としての立場から申し上げるのですが、一体こういうような問題について、今この合同会議について申し上げますと、この被爆漁夫の診療について、またその船にあるいろいろな諸材料について、第五福龍丸について、こういうものは将来の水爆禍に備える重要な科学的資料としての人道主義的な立場からもまことに貴重な資料である。
いわゆる今度の第五福龍丸被爆事件についての学術的研究は日本の学者が主体性を持つてやる、アメリカはこれにはあらゆる協力を惜しまないという原則が昨日承認をされたのであるかという点をまず伺つてみたいと思います。
○岡委員 外務省といたしまして、このたび新聞紙等を通じてビキニ環礁の被爆事件については資料を調査の結果、一応その当時における被爆船である第五福龍丸は、禁止区域外にあつたという事実については、これを確認をしたということまで調査が進んでおる、こういうことが新聞で発表されておりますが、その点その通りでございましようか。 〔委員長退席、青柳委員長代理着席〕
日米合同でこの被爆漁民に対する治療上の問題の話合いをし、そしてまた治療をするというようなことも伺いましたが、その日米合同の措置はどういうことになつておりますか。
ビキニ環礁の例の被爆漁船第五福龍丸の問題ですが、アメリカ側から譲渡の申入れがあつて、政府が交渉にあたつておられるということを新聞で見たのでございますが、その後の交渉、また外務省はどういう御返答をなさつたか伺いたいと思います。