1955-03-31 第22回国会 参議院 農林水産委員会 第3号
○千田正君 かつて焼津へ入ったあの最初に被爆を受けましたところの第五福龍丸の買い上げというような問題に対する措置は、あれは全然今度の補償、慰謝料の中からは支払われず、別個な会計のもとに考える、こうお考えになっておられますか。どうですか。
○千田正君 かつて焼津へ入ったあの最初に被爆を受けましたところの第五福龍丸の買い上げというような問題に対する措置は、あれは全然今度の補償、慰謝料の中からは支払われず、別個な会計のもとに考える、こうお考えになっておられますか。どうですか。
岡委員 私は、原子力の解放という、いわば近代科学の粋ともいうべき高い人間の知恵の力が、あるいは人間を殺したり、文明を破壊したりする、こういうことには絶対に反対をして、こういうものは文明を進めたり、人類の仕合せのために役立たしめようという意図、しかも二度ならず三度ならず被害を受けておるこの地球しにおけるただ一つの民族とも言っていい日本であれば、当然にその要求はいたすべきでもあり、されば国会は、ビキニの被爆事件直後
まずビキニ被爆に関する件を議題にいたします。この問題につきましては、昨日の本委員会におきまして、千田、森崎その他の委員からきわめて重大なる質問が政府に対してなされております。本日はこれに対してまず根本官房長官から政府の所信を承わって、その上で質疑応答を重ねたいと考えておりましたところ、はなはだ遺憾ながら根本官房長官が出席いたされておりません。
政府委員 通商産業政務次 官 山本 勝市君 事務局側 常任委員会専門 員 林 達磨君 説明員 厚生省公衆衛生 局環境衛生部長 楠本 正康君 水産庁生産部長 増田 盛君 通商産業省鉱山 局長 川上 為治君 ————————————— 本日の会議に付した事件 ○水産政策に関する調査の件 (ビキニ被爆事件
森崎 隆君 東 降君 有馬 英二君 政府委員 内閣総理大臣官 房統括参事官 田上 辰雄君 外務政務次官 床次 徳二君 外務省アジア局 長 中川 融君 外務省条約局長 下田 武三君 ————————————— 本日の会議に付した事件 ○水産政策に関する調査の件 (ビキニ被爆事件
ビキニ被爆事件の補償に関しては、事件発生以来日米両国政府が折衝を続けて参りましたが、今月初め慰謝料として二百万ドル出すということで両国政府の間に妥結を見るに至ったと伝えられております。この際この交渉妥結に至った経緯及びその内容、更に国内措置として今後この二百万ドルの配分方法等についての政府の見解を承わりたいと存じます。
次回は明二十三日午後一時より開会いたしまして、ビキニ被爆事件に関する件、漁業用石油外貨割当並びに輸入関税に関する件、北洋漁業に関する件、韓国ノリ輸入に関する件を議題に供したいと存じますが、御異議ございませんか。
○楠本説明員 洞爺丸の関係は全然存じませんが、ビキニ被爆によります船員の被災につきましては、とりあえず船員保険によりまして医療費並びに生活費の一部を積算いたしまして支出をいたしておつたのであります。その後国といたしましては見舞金のような形をもちまして一人当り五十万円ずつ応急に支出いたしてございます。
○楠本説明員 現在被爆者の数は全国に散らばつておりますが、大体広島、長崎を合せまして、現在約三十万人程度と考えられております。
常任委員会専門 員 林 達麿君 参考人 愛知大学校経学 部教授 入江啓四郎君 一橋大学法学部 教授 大平 善梧君 東北大学法学部 助教授 小田 滋君 東京大学法学部 助教授 加藤 一郎君 ――――――――――――― 本日の会議に付した事件 ○水産政策に関する調査の件 (ビキニ被爆事件
森崎 隆君 苫米地義三君 国務大臣 国 務 大 臣 安藤 正純君 事務局側 常任委員会専門 員 岡 尊信君 常任委員会専門 員 林 達磨君 説明員 水産庁長官 清井 正君 ————————————— 本日の会議に付した事件 ○水産政策に関する調査の件 (ビキニ被爆事件
ビキニ被爆事件に」関する問題は、当委員会としても慎重審議して参つたのでありますが、未だこの対米折衝が結論に達しないし、又今までの外務当局の折衝等の経過を見て参りますと、当委員会としても甚だ不満でもあり、又納得の行かない点が多々あつたわけであります。
最初にビキニ被爆事件に関する件を議題に供します。安藤国務大臣がお見えになつておりますので、その後の日米交渉の経過を御説明願いたいと思います。
従いまして被爆事件がございました年度末に、取りあえずきわめてわずかの額ではございましたが、厚生省といたしましても研究費を若干予備費から支出を見たのであります。また一方文部省関係の予算といたしまして、相当な金額を取りまして、主として治療の基本的な研究に当てることにいたしたのでございます。
○高良とみ君 もう一、二点、そうしますと、さつきのように白血球が回復しないでいる方には、ときどき輸血が必要であるというふうに伺つておるのでありますが、数年たつて、最近も広島の被害者の中に死亡者が出て来て、また今度の文部省の資料の中にも、広島、長崎の被爆者のクローニツシユになつた人たちへの治療があるようでありますが、そういう人たちの白血球が上つたり下つたりしているようなものに対しても、やはり輸血等の治療
その場合にはこのビキニの被爆のほうが何十万も一時に死んだ広島の焔の中にいた人の問題を別にすれば、生き残つた人としての被爆の状態はもつとひどいのだということを私は初めて了承したわけです。このことが案外世界に知られていないのではないかというふうにも思つたわけなんですが、それについていかがでございますか、そういう印象を受けたことに三好先生間違いはないのでありましようか。
申すまでもなく広島、長崎両市は原爆を受けた世界で最初の都市であり、まことに御同情にたえないところでありまして、被爆患者の一日も早き治療と両市の完全なる復興とを切に祈念いたしておる次第であります。
ビキニ被爆事件に関して患者の医療状況等を本月六日の本委員会において関係者の出席を求め参考意見を聴取いたしたいと存じますが、その人選その他の事項は委員長に御一任願いたいと存じますが、異議ございませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
そうなりますと、すでに被爆当時においておそらくはストロンチウム九〇などのような減衰期の割合に長いものが肝臓の中にもうすでに入つておつたということになる。このことは残された患者の諸君の予後にも非常に大きな影響があることだと思う。同時にまたアメリカ側では、日本のお医者があまり輸血をし過ぎたために、血清に基くところの肝炎を起したのが黄胆のもとだなどということを言つておるとも聞いておる。
○草葉国務大臣 現在二十二名の被爆を受けられた乗組員の諸君が東大と東京国立第一病院でそれぞれ治療を受けております。その中には数名の黄疽症状の方もございます。あるいはその黄疸の症状がだんだんと快方に向つて参ります状態の方もありますし、中には波を打つておるような状態の方もあるようでございます。報告によりますとそういう症状が続いておるようでございます。
安藤国務大臣はこのビキニ環礁実験に関しまして被爆いたしました第五福竜丸の二十三名の被害者に対しまして、ことにその補償について非常に御関心と御努力をいただいておりますことを、私たち感謝いたしておりますが、先ほど外務委員会の席上においての安藤国務大臣の御答弁によりますと、目下アメリカ側に要求しておる賠償額は、二十五億という御答弁がございました。
これは誠に遺憾なことでありましたが、更に残つた二十二名の人たちが一応病院から退院して多少でも歩けるようになつたとか、或いは仕事に従事するようになつた、そうしているうちに一年か二年の間に同じようなことのもとに、原因はいわゆる被爆における放射能の原因によつて不幸な事態が生じた場合はこれはどうなるか、この点はどういうふうに考えられますか。
最初にビキニ被爆事件に関する件を議題に供します。只今宅藤国務大臣がお見えになつておりますので、安藤国務大臣から賠償問題に関するその後の経過を御説明願いたいと思います。
青山 正一君 野田 俊作君 小笠原二三男君 天田 勝正君 国務大臣 国 務 大 臣 安藤 正純君 事務局側 常任委員会専門 員 岡 尊信君 説明員 水産庁長官 清井 正君 ————————————— 本日の会議に付した事件 ○水産政策に関する調査の件 (ビキニ被爆事件
太郎君 松澤 兼人君 苫米地義三君 事務局側 常任委員会専門 員 岡 尊信君 説明員 厚生省公衆衛生 局環境衛生部長 楠本 正康君 水産庁漁政部長 増田 盛君 ————————————— 本日の会議に付した事件 ○水産政策に関する調査の件 (台風十一号による被害状況に関す る件) (ビキニ被爆事件
○福田(昌)委員 先ほどからのお話で、安藤国務大臣がこのビキニの被爆問題に関しまして、賠償の点で非常に御熱意がある点を私ども非常に感謝いたしておりますが、このアメリカに目下要求中でまもなく解決するであろうといわれる賠償額の総額、それは間接賠償を含めた問題であるかどうか、もう少し詳しい点を聞かせていただきたい。
ところがビキニ被爆のごとき重大なる過失による損害、而も権利に基いて当然やれるところでやつたというのじやなくして、向うが権利のないところに危険区域を設け、その外におつた者に対する被害、これは重大なる過失に違いない。重大なる過失は悪意の場合と殆んど違いないだけの厳重な交渉が行われて差支えない。これらのことをやつておられない。
そこで問題は最近のビキニの被爆に対する補償の問題でも話が出ましたように、或いは又もつと原則的には天然の自然の風水害関係につきましても、ああいう大きな事態が生じた場合には、それで予算化するとしないとにかかわらず、取りあえず応急措置としていわゆる応急補償といいますか、応急措置といいますか、特にこの損害補償につきましては日本国政府による代替補償ということが当然考えられるわけですね、そういうことにつきましては
そのほか実は現在被爆魚類の検査を市場でいたしております。それで悪いものは外に廃棄させるというような方法をとつておりますが、非常に影響があるわけでございます。その影響をできるだけ少くする必要がありますので、できればこれを港に入つて来る前にそうして悪いものは廃棄させるというようなことをいたす必要があると考えております。
魚も大体その種類にいたしましても、大体きはだとか、或いはばしようかじき、或いはくろかわじ、というようなものが主なものでありまして、大体においてそういつた赤道流を中心とし、その赤道反流大部分が被爆現地から西側のほうに多いというようなことが大体の現象のようであります。
ビキニ被爆事件に関する件を議題に供します。只今出席のかたは清井水産庁長官であります。なお安藤国務大臣並びに岡崎外務大臣は後刻見えられるはずであります。 なおこの際第五福龍丸の無線長久保山愛吉君をお見舞に参りましたので、そのことを簡単に御報告申上げます。
勝男君 事務局側 常任委員会専門 員 岡 尊信君 常任委員会専門 員 林 達磨君 説明員 厚生省公衆衛生 局環境衛生部長 楠本 正康君 水産庁長官 清井 正君 国立東京第一病 院内科医長 小山 善之君 ————————————— 本日の会議に付した事件 ○水産政策に関する調査の件 (ビキニ被爆訴件
森崎 隆君 田畑 金光君 国務大臣 国 務 大 臣 安藤 正純君 事務局側 常任委員会専門 員 林 達磨君 説明員 厚生省公衆衛生 局予防研究課長 五十嵐義明君 水産庁長官 清井 正君 ————————————— 本日の会議に付した事件 ○水産政策に関する調査の件 (ビキニ被爆事件
○千田正君 若し不幸にして、久保山さんに不幸な事態が生じた場合に、恐らく同じような状況に置かれて、被爆された人たちですが、現在療養しておる他の患者も、同じような不幸な事態を生ずるという虞れあるような気もするのですが、それは絶対ないということは保障できないと思うのですが、その点どうですか。
先ずビキニ被爆事件に関する件を議題に供します。只今御出席の政府のかたは安藤国務大臣、秋山外務政務次官、清井水産庁長官でございます。最初に安藤国務大臣からその後の経過等について御説明を伺いたいと思いますが、御異議ございませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕