1953-07-09 第16回国会 参議院 水害地緊急対策特別委員会 第7号
そこで参議院の慰問視察団と余りに懸隔がありますので、現在の政府の視察というものがどの程度浸透し、被災県の皆様方の御期待に副いつつあるのか、その事情を承わりたいために御足労を煩わした次第なのでありますが、今承わりますと、随分食い違いがあると思うのです。
そこで参議院の慰問視察団と余りに懸隔がありますので、現在の政府の視察というものがどの程度浸透し、被災県の皆様方の御期待に副いつつあるのか、その事情を承わりたいために御足労を煩わした次第なのでありますが、今承わりますと、随分食い違いがあると思うのです。
而も被災者は全くの無一文でそうして途方にくれている、人心が非常に不安である、こういうことまで衆議院のほうで言われているようでありますが、これに対してまだ二、三日前のように二十億で十分足りているのだと、こういうようにお考えであるのか。もう直ちに送らねばならんというように考えておられるのか。
その点は、いわゆる千億の融資の問題についての善処方と、それからこの大災害の被災者を救済するために当然臨時特例を設けてこれを救済しようとしておるがという点について、本委員会に報告して頂きたいという点を要望しておいたのですが、この際答弁を求めます。
「被災者の救済と復旧工事に挺身している、貴委員会の調査団の派遣を頼む——久留米官公労」「水害地の救済、復旧まことに困難、労働不安、生活不安、至急復旧を要す、貴委員会の現地調査ぜひ頼む——筑後水害対策委員会」「筑後地方の水害により、労働不安、生活不安は今や危機に瀕した、貴委員会の調査団の派遣を切望する——全電通久留米電話局支部」以上の電報が来ておりますが、これは理事会におきまして御相談を申し上げたいと
なお大阪地方は、東京初めその他の地方と比較いたしまして戦災による被災、戦後の復興、大阪地方の経済力とのバランスにおきまして、電話架設数が非常に低位であり、速かな架設数の増加が大企業、中小企業を問わず経済界を初め一般の要望であります。
次に災害対策でございますが、先般の凍霜害につきましては、病虫害防除の助成、被害農家の再生産を維持するための営農資金の確保に関する措置を講じたのでございますが、五月、六月の風水害、及び引続きましてこのたび北九州を襲いました水害に対しましては、とりあえず被災者に対して食糧給与の緊急対策を行い、また苗しろ対策等応急の災害対策を講じまするとともに、さらに被害概況を至急に調査いたしまして、その対策につきまして
そのうちからこれを五億だけをとりまして、この災害地の府県に、被災戸数、被災耕地面積並びに被災人口というものを基準にして配分いたしたのであります。その次の欄は一般的な基準によつて参りますものであります。
又雨水害の被災麦の検査及び政府の買上措置が究明せられ、これが救済について遺憾なからしめるよう要望されました。 かくて質疑を終り、討論に入りましたところ、別に発言もなく、続いて採決の結果、全会一致を以て原案通り可決すべきものと決定いたしました。 以上御報告申上げます。(拍手)
被災者、罹災者に対する統一的な、決定的なものがどうもできないのじやないかという、現にそういうような例が多分にあるわけです。そこで、まあ副総理といたしましては、この行政の最高の責任者といたしまして、現在のままのようなこの対策本部で、大野国務大臣を現地に派遣して、それで概括、包括的な、効果的な救済ができるかどうか。そういうふうに自信を待つておるかどうか。
それから校舎を被災者の救済に使つておるために学校か休校しなければならないという場合の措置でございますが、この点につきましては、やはり現状に即しまして、事実学校が授業ができないということになりますれば当然休校いたしまして現状が回復いたしまして学校教育ができるようになりますれば、そのときにその不足分を取返すような授業を開始するというような措置になろうかと考えております。
その二つは、指定預金でございますが、被災地の金融機関に対して現在行つております指定預金の期限を、六月に期限が参りますものについては、さしあたり一月延期いたしました。さらに、本日でございますが、被災地の金融機関に対しまして、指定預金十五億円を新たに預入いたしました。預入先の県別を申し上げますと、福岡県が六億、熊本県が六億、佐賀県が一億、大分県が一億、長崎県が五千万、山口県が五千万でございます。
なお、以上のほか被災地の国税の減免、稲苗の補給等の応急措置を講じておるわけでありまするが、更に根本的に、将来再びかかる災害の発生するがごときことのないように、従来の治山治水の計画に再検討を加えて、治水の万全を期したいと考えておる次第であります。 このほか、先ほどもお話がありましたが、門司の山津波が門司における最も大きな特異な状態であります。小倉は、やはり二十八日の水害も大きかつたようであります。
差当りは是非被災府県の県知事に相当大きな権限を与えまして、これに要する金を目分量でも結構だから、先ず要る金を政府の講じ得ます予算の範囲内においてどの県には何億と一応任して与えてやる、そうしてあとでそれが適正に行われておるか、行われておらなければ、それを是正させるというような方途を講じて頂きたい。
本箇所は、昭和二十三年の七月の降雨出水によりまして被災した砂防堰堤を復旧するものでございます。査定工部としましては延長五十三メーター、上部直高四メーターを原形に復旧するものといたしまして査定を決定したものなのでございます。
なお、以上のほか、被災地の国税の減免あるいは稲の苗の補給等の応急措置を講じておるわけでありますが、さらに根本的に将来再びかような災害の発生することを防ぐために、従来の治山治水の計画にさらに再検討を加えて、治水の万全を期する要があると存じまして、さつそく研究にかかつておるような次第であります。
なお、以上のほか、被災地の国税の減免、稲苗の補給等の応急措置を講じておるわけでありますが、さらに根本的に、将来再びかかる災害の発生するがごときことのないように、従来の治山治水の計画にさらに再検討を加えて、治水の万全を期する所存でございます。 その他、治安状況は、混雑の割に割合平静を保つておるように見受けられました。
なお交通不便地の被害が、とかく割に小さく伝えられて、従つて被害に対する対策も十分ではない、過去にそういう懸念がたくさんあつたということでありますが、これは私もそのような記憶がございますので、今度の場合には特にそういう点にも注意をして、それから平衡交付金の配分その他最大限に特別の心構えをもつて考慮いたしまして、何とかして被災地の御不便、御不幸を少しでもやわらげるよう、最大の努力をいたしたいと思います。
○国務大臣(保利茂君) 食糧に適せざる、併しながら飼料としては十分用をなす被災麦の買入は、私は関係地方のかたがたから直接そういう取扱をすべきであるという強いお話を伺つております。
二、被災地の麦類は、政府において、極力緩和された規格と格差とを以て出来るだけ大量を買入れること。 なお、これが飼料としての買入利用についても充分考慮すること。 三、政府の買入が困難な麦類については、これを収獲が無かつたものと見做しに、農業共済金に準ずるような措置等適当な救済措置を講ずること。 四、農業共済金の仮払い及び概算払いの実施及びその資金の手当について遺憾なく措置すること。
その第二は、再建にあえぐわが国に、不幸にも襲来し来つた風水害並びに凍霜害の二大災害に対する政府の措置の無策怠慢を改め、急速に有効適切なる措置をもつて被災国民特に農民の生活を救済するとともに、その勤労意欲を鼓舞し、国土特に農地の荒廃を防ぎ、経済再建の道を全からしめんとするものであります。
先ず県当局及び農林省の統計調査事務所等から被害の状況その他の対策につきまして説明を聴取いたしましたのち、現地へ参りまして被害状況の調査及び被災農民との懇談等に時間の許す限り努めた次第であります。 最初に、埼玉県の状況を簡単に申上げますると、埼玉県におきましては、やはり桑園、茶園を初めといたしまして、馬鈴薯、果樹、蔬菜、麦等、全農産物に激甚な被害を及ぼしております。
一、肥料購入費、病虫害防除費等に対する国庫補助金を支出すること、二、凍霜害による税収その他の収入減を支出増加に対する特別平衡交付金の交付及び起債のわくを増加すること、三、被災農家に対し所得税、地方税を減免すること、四、樹皮資金の低利融資及びこれが利子補給の措置をとること、開拓農家に対しては、特別な措置をとる必要があること、 以上視察の大要を申し上げますが、今次の災害が稀有のものであつたことにかんがみ
○北勝太郎君 今日問題となりました今次の雨水害は被災農家には誠にお気の毒であり、又復興途上にある我が国経済上甚はだ遺憾とするところでありまして、救済並びに復旧対策を確立、これが実施に遺憾なからしめることが焦眉の急務と考えられますので、この際これが速かなる実現を期するために、政府に対して、別紙お配りしてありますところの申入をすることの動議を提出いたします。