1948-03-30 第2回国会 参議院 財政及び金融委員会 第14号
○政府委員(岡村峻君) この純資本額の負債總額に對しますこの率の關係と證券金融との關係は、全然別問題でざいまして、この範圍を超えてつまり負債を背負うことは、證券業者として法律上いけないことになるわけでございますが、金融をするかどうかということはその當時の金融の状態、それから只今でございますれば融資準則等の規制がございますので、そういう角度から別途各業者々々について行われる問題になると考えます。
○政府委員(岡村峻君) この純資本額の負債總額に對しますこの率の關係と證券金融との關係は、全然別問題でざいまして、この範圍を超えてつまり負債を背負うことは、證券業者として法律上いけないことになるわけでございますが、金融をするかどうかということはその當時の金融の状態、それから只今でございますれば融資準則等の規制がございますので、そういう角度から別途各業者々々について行われる問題になると考えます。
○山田佐一君 そうしますと預金部で融資先から回収不能なものと、それから經費でどれだけの赤字が出るか、そういうものの明細はどこかに提出してありますか。
○河井委員 ただいまの御説明で、いろいろ愼重にやるべき理由があるというようなことを申されましたが、それにしても、融資の申請をしてから六箇月も一年もかかるというようなことは、われわれは想像ができない。
一方において、たとえばある業種については何億というようなわくをつくりまして、そのわくにありまする限りであるならば、いくら迅速にやつてもいいというようなことであれば、これはまた扱いもおのずから異つてくるかと思うのでありますが、私どもとしては、わくというものは現在のところは融資の面においては考えておらぬのでありまして、増資その他の資金繰りをつくりますときには、関係各省のきわめて精密な積算の基礎をとりまして
それらの点につきましては、たとえばこれはすでに大分前でございますが、率直に申しまして、融資懇談会というのがございまして、この融資懇談会におきましては、関係各省の事務当局の方々に、多い時はおそらく百人といかぬまでも、たいへんな人数が集まつて、これは融資するかどうかというようなことを論議をしておるというような時代もあつたわけであります。
大企業に対しては赤字融資或いは補償等をいたしておりますが、この中小企業の惨めな実態に対しましては商工当局は十分な御理解がないのじやないかと思います。常に苦しい仕事をしております。そのために止むを得ず中小企業が闇をする。ここに中小企業が闇の温床になるという一つの原因がある。政府自体の政策において御熱意を欠いた点があるがために、かような状態を今日作つたのじやないかと私は存じます。
復興金融金庫を設立いたしました趣旨は、経済の復興に必要な資金であつて、かつ一般の金融機関が融資することの困難な資金のみを供給することにあつたのでありますが、再建途上におきまする惡條件によりまして、経済界の復金依存の傾向は逐次顯著となり、加うるに昨年六月以降公團資金をも一手に賄うことと相なりましたために、貸出残高は急激に増加いたしまして、これが通貨面に対する影響が、強く指摘せられるに至つたのでございます
それはなぜかと申しますと、実は昨年一箇年間の復興金融金庫の融資いたしました金額というものは、これは当初復金を設立しましたときの額をはるかに超えて、厖大な額に上つてしまつた。それで、今日本の金融界が、一体どれくらい銀行が扱い、復興金融金庫が扱つているかということを私は考えてみているのでありますけれども、どうも私どもの手もとに、的確な新しい表がないのであります。
殊にただいまの御説明のうちで、納得いたしかねます一番大きな点は、市中金融機関は預金に融資の源泉を求めているからできないのだというお話があつたのであります。預金が十分殖えないということは、今日日本の経済の一つの大きな悩みでありますが、しかし私はこれも市中金融機関が十分融資力をもたない一つの原因であつた。殊に過去一年においてそれがあつたとは考えます。
次にこの前復金の融資状況につき、百万円以上の融資に関する資料の請求をしたのですが、五百万円以上は参つておりますけれども、百万円以上ということになりますと、非常に煩雜だという関係で、現在まだ資料が來ておりません。
○梶川委員長代理 これは融資委員会で扱いますのが、三百万円以上というものは復金の融資委員会にかけますので、一應その返で区切つて、また必要に應じて百万円以上を要求するというふうに二段階にしたいと考えたわけです。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
しかして、放漫なるとにろの融資を受けております。製品はやみ流しをしておる。不正なる成分量は、農民が最も目に余つておるのでございます。今年度の窒素肥料反当の五貫五百匁と政府は言うておりますが、その成分量より論ずれば、昨年度の四貫と同様であることを私はここで指摘いたしたいのであります。
——— 三月二十五日 男女群島程発の請願(藤原繁太郎君紹介)(第 一九九号) 尻岸内村大澗に漁港築設並びに山脊泊船入澗拡 張の請願(冨永格五郎君紹介)(第二〇二号) 鹿部漁港修築の請願(冨永格五郎君紹介)(第 二〇八号) 西田村常神に船溜築設の請願(青木清左ヱ門君 紹介)(第二〇九号) 魚の公定價格改訂に関する請願(馬越晃君紹 介)(第二二三号) 漁業者に対する復興金庫よりの融資
この通牒に基きまして、災害各府縣はそれぞれ融資の問題について奔走をしたのでありますが、この融資の状況がどうなつておりますか、おわかりになる範囲でお答え願いたい。
○目黒政府委員 ただいま詳細なる報告は受けておりませんが、なかなか融資が困難であるという情報ははいつております。大体われわれの推定では、三分の一程度ではないかと考えております。
ところがそれに対して、私は委員の一人として、ぜひこうしたような問題に関しては融資をすべきものだと考えるのです。ぜひ融資をするところのわくをひとつつくりたいと思うのです。ここで改めて委員会の決議によつて、わくをつくつてもらうことを当局に要求するという動議を提出いたします。お諮りを願います。
と申しますのは、一方におきまして一般國民にも融資をして、住宅を建てさせるというわくがあつたのでございますが、その融資の方が非常に緊迫してまいりましたので、二十二年度の第一・四半期においてこれを打切ることといたしました。これもただいま御質問の一つの同樣な例だと考えます。
次にインフレの克服のために政府は健全財政を堅持しておりまして、資金の放出を制限し、或いは復金の融資、市中銀行の貸出に対しましては、普通産業は閉出しを喰らつておるのであります。
片山内閣は、昨年の七月、経済安定本部を中心にしてインフンレーシヨン対策をとりあげ、賃金と物價の均衡をはかり、その上に立つて財政の健全化と産業融資の規制を行つて、財政と企業の赤字をなくそうと努力ををいたしたのであります。これは技術上の失敗と、民間の実情を知らぬ机上政治の欠陷によつて破綻はいたしましたが、その基本的の方策、方向は決して誤つていなかつたと信ずるのであります。
第三には、金融インフレ防止及び通貨信用維持の見地から、資金調達及び融資の健全化と効率化をはかるため、金融制度調査会の答申に基き、金融機関の民主的管理を行い、特に日本銀行法の根本的改正のため調査会を設置し、復興金融金庫の民主的な運営委員会と監察機関を設置して根本的刷新をはかると規定しております。
從つて、これには融資準則等を設けまして、不必要あるいは不急の面に資金の流れることを極力防止しながら、いわゆる健全金融と健全財政と相まつて進行を続けるようにいたしたい、こういうふうな観点から努力を続けておるのでございます。 先ほど、私の不在中でございましたが、お尋ねの中に、いわゆる増産第一主義とインフレとはどんな関係があるかというような御質問があつたかに伺うのであります。
その合計額の範圍内において、融資をいたすというわけであります。その合計額の中で拂込金を減少いたしまして、そして債券の發行額の方は多少多くなります。かような關係になります。でありまするから結論といたしまして、御指摘のように、債券の方が豫定よりは多くなりまするから、從つてそれが市中に賣れないという場合におきましては、日銀抱き込みが多くなる。その結果インフレに多少の影響がある。
實は私はこの豫算案を見たときに、これまでいわゆる均衡豫算、バランス・バレツトを相當堅持して非常に無理をして來たようでありますが、北村大藏大臣になつてから、それを多少ゆるめて行くような方向に向くのであるか、例えば、生産増強ということを民主黨は相當力を入れておるようでありますが、生産増強のためならば、一般會計においては赤字は出せないとしても、そういう復金關係から今後融資増があると思うのでありますが、そういう
即ち腹金の融資は政府資金と、即ち政府の出費拂込金と、それから發行資本額と、政府拂込金との差額、これを債券で出す、この拂込金と債券の二つでやつて行くわけなんであります。只今出費の拂込金は減少いたしまするが、併しながら債券發行力を増加するということはないのであります。債券の發行これは豫定の通りにいたします。
そのために今後預金を増強しないと、起債の操作が円滑を欠くという心配が相当にありましたので、それを円滑に処理するために貯蓄運動を起すという必要は、われわれも十分わかりますし、文部省方面で應援をすると申しますか、お手傳いをすることは、いくらでもすめ覚悟でおり、從事もある程度お手傳いをしたつもりでありますが、この六・三制の起債について、特にまた新たに貯蓄をして、その貯蓄の多い所からある割合をもつて実際に預金の融資
他方産業資金面については、金融機関の融資がかなりの巨額に上がつたのみならず、なかんずく復興金融金庫の融資金が、大部分復興金融債券の日銀引受によつて調達ざれることを主因としまして、通貨増発の原因となつております。從つて、今後復興金融金庫の融資に対する監督を強化するとともに、赤字融資の抑制を継続強化する考えであります。
他方産業資金面につきましては、金融機関の融資がかなりの巨額に上つたのみならず、なかんずく復興金融金庫の融資資金が大部分復興金融債券の日銀引受によつて調達されることを主因といたしまして、通貨増発の一原因と相成つておるのであります。從つて今後復興金融金庫の融資に対する監督を強化すると共に、赤字金融の抑制を継続強化する考えであります。
この実情をよく認識されまして、願わくば今年度中に、あるいは融資の方法でもよろしいが、この実現ができるように御努力が願いたいと思うのであります。大藏大臣は水害のことについては御縁が遠いために、前大臣ほどの御理解がないのかも存じませんが、この点については、特に御考慮願いたいと思うのであります。 次に御質問申し上げたいことは、地方財政との関係であります。
復興金融金庫は、本年度の予算には百億円の政府出資を見込んでおるのでありますが、この政府出資の額と、それから金庫自体が発行いたしまする債券の額と合せまして融資を賄つておるのでありまするが、本年度の百億円の執行をどうするかという問題になりますと、政府といたしましては、復興金融金庫に対しまして、復興金融債券の本年度における償還に必要な額だけを拂い込むというふうに執行いたしたい予定であります。
もしも政府の予算的措置において、いろいろに障害が現われるのでありましたならば、特別なる融資を考えてもらいたい。特別なる融資を考えられて、地方廳に金を貸付けてもらわなければならぬ。そうしなかつたならば、仕事はできません。これは大体において地方の状況はこうなんです。何としてもこの仕事をやつて、橋を架けてしまわなければでめなのである。橋を架けてしまわなければ、肥料を運ぶこともできない状態である。
さらに元來租税によつてインフレを食い止めるというふうなことが、一つのねらいでもあるわけでありますが、実際に租税が拂い切れぬというふうなことから、いきおい融資を仰いで、その融資によつて納税をするという面も、相当にあるのではないかと思いますが、これではかえつて一面また金融の面からインフレを激化するというふうなことも考えられますので、納税のための融資というものを極力避くべきものと思うわけでありますが、現在納税
つまらないものには融資はしないでしようけれども、たとえば炭鉱のごときは、つまらない炭鉱も相当な金額を持つてやつておりまするが、そうして毎日爭議を続けておるというような状態で、政府の金でもつて爭議をやり、遊んでおるというような状態も、ある種の事業では見受けられるのですが、私は食うことに國民を安心させる意味において、もう少し政府が金を入れれば——漁業なんかというものは、金を入れればすぐこれは現われて出ることなので
それは代理店としてやつておりますから、從つて興銀の支店なり勸銀の支店なりが、それ自身が復金の融資を取扱つております。從つて保證という問題はございません。
○説明員(湊守篤君) 私は昨年の暮まで融資部長をやつておりました關係で、現在の融資部長は密田君でございますが、復金融資の今まで辿つて参りました足取りについてごく簡単にお話し申上げます。復金は御承知のように昨年の一月に設立されたものではございますが、一昨年の八月から興業銀行が、復金の前身であります復興金融勘定という勘定で特別融資をいたして参りました。
これは別に理屈じやないですが、融資の目標とするものについての理念はいろいろ分りましたが、融資の申請書と申しますか、そういつたものが業界團體等から出された場合に、これは生産擴充上に必要であるとか、或いは生産擴充上及び企業の再建或いは復興上必要なものだといつた観點によつて融資をされるのでありますが、その融資の査定の基本観念というものは、こうしたいろいろなことは分つておりますが、實際問題としては、固より良心的