1948-04-16 第2回国会 参議院 決算・商業・鉱工業連合委員会打合会 第1号
中小商工業者の場合は、協同組合とか、或いは合作社とか、或いは民間の銀行で預金の許す範圍においての融資、この程度だと存じております。先程の水野大臣のお話によりますと、新に中小企業專門の金融機關が設置されるそうでありますが、これが将來犠牲産業の中小商工業者にも金融をなさる御用意がおありになるのかどうか。
中小商工業者の場合は、協同組合とか、或いは合作社とか、或いは民間の銀行で預金の許す範圍においての融資、この程度だと存じております。先程の水野大臣のお話によりますと、新に中小企業專門の金融機關が設置されるそうでありますが、これが将來犠牲産業の中小商工業者にも金融をなさる御用意がおありになるのかどうか。
復金なんかになにしますと……、第九十議會に、丁度石橋さんが大藏大臣の時に、私が予算委員として質問した時には、復金の中に中小企業部をもうけて、そうしてそれの不公平のないようにやるということを言われましたが、やはり復金融資の百分の五以下しか中小企業へ行かないで、口數が多くて、そうして金額が少ないとうような金融になり、今の復金ではなかなかむつかしいので、やはりそういうようなことを面倒がらずに、喜んで金融して
これが今日國がクーポンを切りましても、必ず所要量が所要の時期に公定價格を以て取得ができないということが澤山あるのでありまして、石炭鑛業のごときは、國家が復金の融資の五〇%にも餘るものを、これは赤字融資をやつておるのでありますが、中小企業におきまするところのこの統制經濟によりまして、國のやり方によつて被つたところの損失に對しまして政府は何ら補償をしない。
又茶の実も一部油を搾ると申しても、大部分は捨てておりますが、これによつて醤油を造ることは、麦と大豆を出すことで一挙両得でありますが、このような事業に対して、特別早く融資なさるおつもりはありませんでしようか。 次に厚生大臣に伺いますが、不良劣等兒の両親の八割五分は、酒呑みと性病と聞きますが、私は特に眼球の突出した盲を見ますと、あれは決して自然が作つたものではない。
ただ資金の面に閲しまして復金融資の八割までが商工省関係でありますが、その中の又非常に著しい部分を石炭鑛業に割いておるので、殆んどまあ一週に一回は石炭融資に関する委員會を開いておるというような状態で、追い付くのに汲々としておるというような状態で、地方においては資金の面をやつております。
そこでわれわれといたしましても、昨日も炭鉱融資委員会でも言つたのですが、一週間目に一回位開いて金を貸してくれと言うのは商工大臣としても実に困るので、何とか商工大臣として頭を下げる度合を少くしてもらわぬとやり切れないというようなことを言つたのです。
かりに一トン当り二十円なり十円なりの赤字が出ますと、これは赤字融資を受けるといたしましても、赤字融資を受けるときには、これもすでに時が経つておる。こういうことで、結局は税金の未拂その他で、労働賃金その他を賄つていくという状況であります。こういう状態でありますと、結局労務者も経営者も生産意欲を阻害されることが非常に大きいのであります。
○水谷國務大臣 ただいま御指摘のうち、金融の方は総理大臣を会長にいたして、商工大臣、大藏大臣、安本長官を副会長とし、日銀総裁及び復興金融金庫の理事長、あるいは産業代表の石川一郎氏、石炭廳長官、物價廳の次長を加えまして、炭鉱融資委員会をつくつて、非常に迅速に着々やつております。
又復金融資の相当部分を占めておつた公團資金を、將來は全面的に市中資金を活用するように切り換えたということであるのであります又復金債券の市中消化は近時著しく好轉して参りまして、一二月中の平均市中消化率は三八%に達しておるのであるが、今後とも一段の努力を傾注して、通貨面に対する影響を極力抑止する対策を講じたいというのであります。
企業におきまして建設的資金を借入金でやる、融資で賄つていくということは、これは普通のやり方でありますので、ただいま政府といたしましては、一般会計の歳出面から建設面を摘出いたしまして、これに対して多くの財源を公債でやるということは考えておらないのであります。
これは例えば一月中におきまする融資準則の実施の概況に照して見ましても、いわゆる枠外につきましても相当日銀の斡旋は最近進んで來ておるような状況でございます。又同時に復金の保証というものも、市中からの融資につきましても、その額は逐次増加しておるような状況になつております。
それからその職務の内容は、これ又先程申上げましたように、融資のむしろ根本の方針、例えば赤字金融に対する考え方とか、或いは復興金融金庫の運営の面を通し、融資の面を通して、物價政策をどういうふうに希望するかというような根本的な方針について、十分委員会で御審議を願うということにいたしまして、むしろ個々の融資の大口融資の審査というようなことにつきましては、でき得るならば復興金融金庫の理事長以下理事者側において
○松嶋喜作君 私の尋ねんとするところは、その保証でなしに裸で日銀の融資が世話された額、日銀の力を以て保証もなしに融資ができたという額はどれぐらいございますか。
中小企業と大企業とに対しての資材割当の均衡を監視し、中小企業全般に資材を適正に確保せしめることがその大眼目である、從つて、今後各原局に設けられまする資材割当諮問委員会に中小企業廳より代表者を送り、資材割当に関し有力な発言をいたし、また一方経済安定本部及び関係各省、各原局に対しましても、中小企業廳は資材割当に関し強力に要請し、この点万全を期する考えである、なお資金については、資材同様、各金融機関に対し極力融資
しかるに、復興金融金庫がただ一つで、一箇年間に零から出発して七百億までの融資をいたし、さらに本年度、このたび増資になりました二百億のほかに、現在政府が予想しておりますものは大体なお八、九百億ということが考えられておるようであります。
すなわちその第一は、農山漁村の復興のために現在の復金融資計画の中にそのわくをつくり、かつ可及的迅速円滑に長期低利の資金が融通せらるるように施策を講ぜられたい。その第二は、復興金融金庫の融資の監察については、法律をもつて國会議員を中心とする特別の監察委員会を設置し、嚴重にこれを行うことにせられたい。第三は、復金融資計画の決定に際し國会の、意向を十分反映せしむるがごとく措置することとせられたい。
その第一は、農山漁村の復興のために、現在の復金融資計画の中にそのわくをつくり、かつ可及的迅速円滑に、長期低利の資金が融通せられる施策を講ずることとせられたい。 その第二は、復金融資の監察については種々論議がありましたが、法律をもつて國会議員を中心とする特別の監察委員会を設置し、嚴重にこれを行うことにせられたい。
○塚田委員 これらの赤字融資は石炭業においては、すでに相当赤字が出ているということが世間に傳えられて、われわれも承知しておるのでありますが、なお來るべき四半期にこれだけの赤字融資が増加していくということになつて、最終の見透しは結局どういうことに政府は考えておられるか。これは当該事業におきまして、將來の黒字によつてカバーするという見込みでおられるのか。
この頂戴した資料によりますと、石炭業に三十八億の運轉資金が予定されておるようにあるのでありますが、この中にいわゆる赤字融資になるものがどのくらいあるのか。なおそれに関連して他の事業、たとえば製鉄とか肥料などにいくものは、赤字融資になる部分があるか。その点を御説明願います。
これは復金から融資して相当やつております。これは二十三年度さらにそれを拡張していきたいと思います。これは予算に関係ございませんので、資材は最優先にやる。それから特に大都市あたりで会社、勤め先で供給できない人のためには公共団体が供給するようにする。さらに十万戸建設する。
さらにわれわれとしましては、処分する場合の價格をできるだけ安くしよう、また、独自の資金をもつていない人が多いわけでありますから、特別の融資をしようということで、いろいろ努力しました結果御承知のように大体その建物の種類によつて坪当りいくらと決定されました。それから讓渡價格については、特に融資をしようということにきまつたわけであります。
それと同時に物價改訂になれば、当然現在赤字融資の状態からいけば、これは回收さるべきものが必ず相当金額出てくると考えております。はたして赤字融資の全部が回收になるかどうか知りませんが、そうすると、回收されて新しく復金に融資の余力というものが出てくる。その余力をどういうように御活用されるか。
○佐藤(觀)委員 復金の融資につきましてはいろいろ議論もありますが、どの点まで一体こういう増資が続くものか、もし大藏大臣に見透しがつきましたならば意見をお漏らし願いたいと思います。
○塚田委員 なおこの際お願いしておきたいのは、先ほど事務当局にも私的に私は申し上げたのでありますけれども、資本をきめますときには、いろいろな事情でこまかいことがそのときにはわからないというのでありすから、ある程度の御説明、参考資料を出していただいて、これは納得するといたしまして、復興金融金庫が融資をいろいろ審議されます段階におきまして、現在どういうような事業に、どれくらいの融資の計画があるということの
○武藤委員長 御異議がなければ 田中 角榮君 足立 梅市君 小松 勇次君 石田 一松君 田中 健吉君 中野 四郎君 徳田 球一君 を復興金融金庫の融資状況調査小委員に指名いたします。 —————————————
さきに本委員会から要求いたしました復金融資状況の資料が提出されましたので、これを基礎としながら復金の融資状況調査をするため小委員会を設置したいと思いますが、御異議ありませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○政府委員(愛知揆一君) 三月末の復金の状況を申上げますると、債券の発行額が五百五十九億、政府の払込が七十億、それから一般市中銀行の融資に対する復金の保證が大体五十億見當でございます。そういたしまして資本金七百億に対しまして余裕金約二十一億圓、それから外に三月三十一日現在の手許金が二十四億ございますから、三十一日現在で約四十五億の余裕があるという状態でございます。
ところが、その当時にもお話いたしましたごとく事務的に、純粋に事務的に考えました場合に、どうしても三月末までに實は三百億程度のものが必要であろうという一応の計算が出たわけでございまして、それでは到底厖大に過ぎるというのでいろいろ關係各方面と連絡いたしまして、例えば公團の融資等につきまして直接復金から金を出すことを控えるというようなことも一つ考えましたのでありまするし、その他各方面に亙りまして融資の要請
○山田佐一君 金庫の公團の融資状況でありまするが、この中で酒類と食糧には更に融資をしておらんのでありますか、二月末日まで…。
ところがそれが思うようにいかずして、そのうちの十億というものは、ただいまではほとんど融資が完了しておりますが、残りの十億のうち八億はこれまた融資をしようということで、政府は努力することになつております。これも着々進行しつつありますけれども、未だ完了いたしておらないことは、はなはだ遺憾であります。
政府の支拂が遅れる、あるいは物價改訂が行われた場合に、後事の措置が迅速に行われなかつたがために、政府から受取勘定をもつておるところの企業体が、金繰りに詰まつて、何らかの形でもつて復金から融資を受ける。もちろしあとになつて政府から支價が行われる。
第二次の政府が決定いたしました十億の関係は、さきに大臣から申されましたように、二億は予算として最近決定したのでありますが、あとの八億は、実は融資とする関係であつたのでありますが、年度内には措置ができませんので、來年度四月以降の予算として、何とか措置しようということで、今折衝中でございまして、未だ決定いたしてはおりません。
また、復興金融金庫に対する出資金が計上されているのであるが、復金に対しては、巷間しばしば不正貸出、厖大なる資金の使途が不明であるとの非難を聞くが、政府は監査に対していかなる責任をとつているかとの質問に対し、貸出については十分嚴重に監査ができるのであるが、物價政策の建前から赤字補填として融資するので、貸すことが主であり、嚴重に監査をしているのであるが、未だ十分であるとは言えない、しかし不正事実があれば
また資金につきましては、中小企業に專門の金融機顔の設置を準備しておりますことは、前に申し上げた通りでございますが、このほか資金計画、復金融資計画中の中小企業関係のわくの拡大、商工組合中央金庫の活用等を考慮いたしまして、これを中小企業廳において強力に推進する方針でございます。
復興金融金庫を設立いたしました趣旨は、經濟の復興に必要な資金でありまして、且つ一般の金融機關が融資することの困難な資金のみを供給することにあつたのでありますが、再建途上におきます惡條件によりまして、經濟界の復興金融金庫依存の傾向が逐次顯著となりまして、加うるに昨年六月以降公團資金をも一手に賄うことに相成りましたために、貸出残高は急速に増加いたしまして、これが通貨面に對する影響が強く指摘されるに至つたのであります
殊に御提供になつた資料によりますと、赤字融資というものが過去に出ている運轉資金の中に相当あるらしい。これは最近物價改訂という問題が取り上げられておるのでありますからして、物價改訂になれば、おそらく当然回收さるべき性質のものではなかろうかと考える。この金が回收されたときに、その資金がどういうぐあいになるか。
きわめて重大であると思うのであります、何と申しましてもこれは復金法に明示されておりますように、一般金融機関において融通することができない面に、日本の産業復興のために必要にして、しかも普通金融機関によつて融資し得ざるものについてやるということを目的といたしておりますだけに、これはあるリスクの高いものを扱うということは、復金の本來の成立の目的から申しましてやむを得ない。
今まで出ております資金の中で、赤字融資のことは、これは先ほど申しました政府の物價政策というものが、結局赤字融資というものを余儀なくしている。それともう一つ、政府支拂いが遅延して、そのためにそのしりがまた復金へきておるということが非常に多いのであります。
できるだけ地方事情をわれわれによく聽かしていただいて、非常に融資の関係は敏速を尊ぶところでありますから、その非常な変化を見せていただいて、同時にわれわれの方からも一緒に日銀なり、あるいは預金部の方えまいつて督促いたしたいと考えております。
そこでお伺いしたいことは、どこへ行つても、野原君もお話がありましたが、融資の問題であります。工事はやつたけれども金の出道がないというので、非常に困つていることを到るところで聞いたのでありますが、先ほどの御報告にもありましたように、宮城縣におきましても一億余、岩手縣においても一億に近いものがまだ融資になつていない。
○目黒政府委員 北海道の融資の非常にお困りのことは聞いております。北海道は、一億二千万円のうち、昨年度五千万円すでに融資をみ、それから二回にわたりまして二千万円、二千万円、合計九千万円はすでに融資されております。残りますのは三千万円、これが今後の問題として残ると思われます。
ところが危險はいくらおかしてもかまわぬ、おかしつぱなしということになつては相なりませんので、從つて復金融資につきましては、復興金融委員会がありまして、これは日本銀行を初め関係当局が出ておりまして、從つてたとえば復金で融資をいたしましても、現下の事情において運轉資金ならば、これがほんとうに材料の仕入れができるかどうか、その材料はどこから買うのかというようなことがなければ、いたずらに資金を貸したのでは、
四月中旬になりますと、復金は融資する能力がない、というような状況になるのでありまして、從いまして、二百億円の増資方を、ただいま別途法律案をもつてお願いしておるという状況であります。
○福田政府委員 復金といたしましては、一般の金融において融資ができないようなものを担当するのであります。從いまして、昭和二十二年度等におきましては、いわゆる赤字金融というようなものも相当出ておるのであります。特に石炭等におきましては、相当額の赤字金融、すなわち一般金融ではあぶなくて貸せぬというようなものも出ておるのであります。