1948-06-24 第2回国会 衆議院 予算委員会 第39号
しかしその二百七十億の中の三十億くらいは、何とか、節約によつて賄え、あとの二百四十億に対しては融資の斡旋をする。ただ、ここにやや安心の行くような文字のありますのは、責任をもつて融資の斡旋をするという字句が使つてあるようであります。
しかしその二百七十億の中の三十億くらいは、何とか、節約によつて賄え、あとの二百四十億に対しては融資の斡旋をする。ただ、ここにやや安心の行くような文字のありますのは、責任をもつて融資の斡旋をするという字句が使つてあるようであります。
次に緊急用農藥としてこれを購入いたします資金が約一億となるわけでありますが、これにつきましては、経済安定本部とも連絡を取りまして、復金から融資して貰うように折衝中であります。
しこうして二百四十億程度の地方債の融資の斡旋についてでありますが、預金部の資金のわくからいたしますと、非常に困難な点ももちろんあるのでありますが、この点につきましては、もちろん今の見込みにおきましては、先ほど來お話がありました六、七十億程度のものが、上半期において見込み得る程度では、あるのでありますが、その後における貯蓄の状況というような点からしまして、さらに相当殖え得るのではないかというような考え
しかし、それは一應の預金を集める手段でありまして、國が最終的に起債の消化をする責任をもつている以上、極端の場合には、預金が集まらなくても、それだけのものを貸付ければ、あるいは融資斡旋をすれば、責任は依然として残るものだと考えております。
あくまでも政府が責任をもつて融資の斡旋をする、この閣議決定に基いて終始したいと思つております。なお金融機関の問題については、先ほどお答えした通りでございます。関係各方面との事情もありまして、その結論を見るに至つておりません。
かりに融資の斡旋にいたしましても、なかなかこれはたいへんなことだ。この点につきましては、特にひとつ所管大臣の力強い御斡旋をいただかなければ、この要求に対してお答えができないのではないかと、私は想像いたします。この点は善処方をお願いいたします。 それからもう一つ、先ほどの神戸市長、あるいは安井都知事の辞職の理由は違うとおつしやつておりますけれども、私どもの見るところでは違つておりません。
二十三年度中に政府の復金への融資が大体百八十億で一体十分に大藏大臣はお賄えになるのかどうか。この点をお尋ねしておきます。
絶えずわれわれもその点を促進してまいりたい、できるだけわく外の融資を錬めてもらいたいということをしきりに話をしておりますが、まあ日本銀行に立場になつてみますと、このインフレーシヨンを阻止したいという念願が強いので、手放しには受理できにくいという点も了承せねばならた点もありますが、私どもは絶えずこの点は折衝しているのであります。
殊に銀行がこの貿手によるわく外融資ということをなかなかやつてくれない、あるいは融資順位が下であるためにやつてくれない、こういうことがございまして、これがために生産が頓挫を來すというような事例がままあるのでありますが、この点についていま少しわく外融資なり、あるいは融資の順位を引上げるというようなことで、御考慮を拂つていただけないものか。
なおそれに関連いたしまして、利拂いに相当する額を日銀が融資するかどうかについて、ただちにそれの身代り的な融資を行う意思はない、全般の金繰じりからにらみ合わせて行うのが適当である、この御見解もそれで結構であると私は考えております。ただここで一應御見解を伺つておきたいことが一つあるのであります。
○宮幡委員 ただいま御説明いただきました中に、日本銀行の融資斡旋についてお話をいただきましたので、それに関してちよつと教えていただきたいと思うのでありますが、ただいまのお話によりますると、日本銀行は日本の産業上、また再建上きわめて大切である、こう判断されるものについては、いろいろと融資御斡旋を願えるということでありますが、政府は御承知の通り一定の融資準則というものを定めておりまするので、資金を必要とする
なお私は、日本のインフレは、厖大なる財政から來ており、産業資金に対してなされたる莫大な融資が生産化されない、たとい生産化されても、輸出に向けられて、國内需要で満たされない。
この陳情は農村の電化、機械化は絶対に必要でありまして、これには多額の資金を必要といたしますので、貯蓄増加額四〇%の融資限度を一〇〇%に拡張されたいとの趣旨でありまして、限度引上は現在の実情下では困難と思われまするが、本陳情に基きまして可能範囲の処置を講ぜられたいとのことであります。
そうなりますと、いわゆる銀行の農村に対する支配力というものは、非常に強くなるわけでありますから、その際中金に対する融資と、それから日銀から市中銀行に行く融資との間においては、政府としてはこれをどう按配するかというふうな考えは、全然持つておるのか、或いは持つていないのか。そういう点を聞きたいと思います。
こうおつしやることは、それはおそらくドレーパーによるところの一億五千万ドルの融資というような問題を考えただけで、この問題をほうむり去ることはできぬと思うのでありまして、たださいわいに日本は今日一つの制限的な占領下の経済事情のもとに置かれているからこそ、それがはつきりと見えないのでありまして、おそらくこれが何ら影響がないというようにお考えになり、あるいはおつしやることは、必ずしも芦田首相の本心ではなかろうと
大きな金融機関でありますれば、今回こういう利拂停止の措置があるといたしましても、融資その他の援助計画が当然考えられますので、別に事実上重大な危檢はもたらさないと思いますが、農山漁村、中小企業者、こういうものの所有しております小額公債、これはすべで中金から日銀に登録してある公債でありますが、こういうものに対しての金融緩和の方法は、どういうふうになさるのか承りたいと思うのであります。
おそらくこの融資準則は改正を行うことができるだろう、こう思つておるのでありますので、さよう御了承願います。御趣旨は十分わかるのであります。
へよこしてもらいたい、そうするならば今申し上げましたような六・三制の教育施設の問題、あるいは自治警察の問題、公共事業等に対する裏づけの問題等を賄つていくからということで案を出したのでございますが、遺憾ながらその解決を得ることができず、入場税の委讓を受けたのみで、酒・タバコの消費税という彈力的な税は委讓を受けることができないので、遺憾ながらその補填策といたしまして、二百四十億の起債、政府が責任をもつてこの融資斡旋
なおこの融資の方法でございますが、この点は東井委員の御指摘になります通り、所管大臣の私といたしましても、この点がいつもあいまいにされまして、地方財政自治体といたしましては、非常に迷惑をしておる点でございますので、この点はあくまでも明確にしておかなければならぬ。
さらにそれにつきまして、その地方債の融資については、優先的に政府の方でいろいろ斡旋をする。こういうお話がありましたが、具体的にどういう御斡旋をなさるつもりでありますか。それが決定になつておりまするか、承つておきたいと思うのであります。
從來地方で逓信事業が非常に地方民と密接につながり、逓信事業が愛好されておつた大きな理由は、この保險並びに郵便年金の積立金が地方に融資されていたという点で非常に大きな血のつながりがあつたのであります。たとえば地方の郵便局長なども融資の権限があるために地方民と大きなつながりがあり、また地方に対するにらみもきき、重きをなしておつたのであります。
○織田正信君 先ほど林委員から説明はあつたのでありますが、簡易保險及び郵便年金積立金の地方融資再開についての請願であります。簡單に申し上げますが、地方公共團体の事業資金は、從來大藏省預金部、簡易保險及び郵便年金積立金から資金の適正な地方還元の方法として多額の融資をしておつたものであります。
まあかくのごとく復金依存の傾向は速かに是正を要するところでございまして、政府といたしましては他の施策と相俟ち、復金融資の対象を極力限られた範囲に限定いたしまして、努めて市中金融機関を活用することを希望いたしておるわけでございます。
そうすると俸給の場合で申しますと、日本銀行あるいは大藏省の方々がたいへん骨を折つてくださつて融資を斡旋してくださる。そうして市中銀行から金を吸い上げて給料を調達する。つまりインフレにはならないのですが、とにかくそういう方法でわれわれは給料の支拂いをせざるを得ないのであります。そうするとその間にギヤツプができる。
鉄鋼業に対する昨年度における復興金融金庫の融資額は十五億であります。しかるに石炭に対する融資額は三百二十億くらいだと思いました。はなはだしい例を申上げますると、某化学工業会社に対する融資金は、実に二十二、三億に達しております。全國の鉄鋼業に対する融資額よりも、一化学工業会社に対する融資額の方が多い、こういうべらぼうなことがありますか。
復金の融資のほう、恐らく今後もこれが赤字融資になるということを想定することができるとすれば、千二百億じや済まない、もつと上の赤字が出て來ます。それじや何にもならない。ですから、予算面を我々見た時に、赤字を消すために物價改定をやつた筈だが、現実にはそれと同じだけの赤字があるということがはつきり言えると思うのです。
殊にこの物價の補給をいたしましても、價格の補正をいたしましても、なお赤字が残るじやないかというお話でありますが、これをやらないままにいたしまして、毎月百億の赤字の膨れて行くというような、或いは復金融資で賄われて行くということは、極めて不健全な状態であると思います。
もう一つは、紛争処理機関を設置いたしますことの現実の問題になりまして、政府は重要な産業に融資をさせております。復金を通じても或いは自分自身いろいろ價格調整金なんかを通じて補給をしております。
これを一般産業融資の中で見ましても、わずか一五%にすぎない。こういう状況でありまして、ここに出された金は、ほとんど全部が大工業関係に流れていつておる。それも非常に健全なる方向へ向つておるかどうかというと、実際は必ずしもそうではない。かえつて企業の合理化を抑えるという面に使われるきらいもある。
從つてわれわれの方でその跡始末をすれば、必然的に日本銀行の非常融資を仰がなければならない。これはなかなか今御承知の通り預金はそう増加しませんから、結局預金による資金の調達はある限られた範囲であります。そうすればやはり日本銀行券の増発によつて、この不足が償われるということになるのであります。
これに対する政府の出資、或いは融資というものは相当のものであろうと思うのでありますが、これなんかはできるだけ早い時期に本來の業者の手に返すのが至当であると思うのであります。 政府出資から由しまするというと、いわゆる復金が重大な役割を務めておりまして、いわゆる復金インフレという諺すらすでに生れているのであります。
最近日本銀行におきまして融資斡旋部を拡大いたしまして、重要なる産業、或いは効率を挙げている産業というものに対しては、この斡旋部を通じまして十分資金を供給して、遺憾のないようにしたいということを考えております。又農業手形の制度を創設いたしまして、更に勧業銀行、興業銀行或いは商工中金等を通じまして、中小工業の金融についても格段な支援を與えております。
こういうような國民が最低生活にも事欠くといつたような國民所得しかない場合におきまして、歳出、歳入の均衡を持つためにいろいろな形で以て歳入源を漁つて、国民にいろいろな形で徴収を加えれば加えますほど、國民生活というものは極かの面から破綻が來まして、実際において收支の均衡が若し予算の面で保たれた場合におきましては、必ずやこれが経済界における赤字の経営になり、或いは赤字融資をしなければならん、或いは生産の減退
○油井賢太郎君 只今お話のうち、復興金融金庫の融資に対する利子を、なぜ政府が計上しないかという話でしたが、これは政府が負担するのではなくして復金自体が融資をする、利子で以て賄えるように私共考えておりましたが、その点に矛盾を來します。
日本銀行といたしましては、経済再建のために、眞に生産に必要な、あるいは取引に必要な資金の需要につきましては、從來からできるだけ融資の便をはかつてまいつているつもりでございます。すなわち市中銀行がこのような資金を融通するにつきまして資金が不足する場合には、これを日本銀行貸出金によつて供給しているのであります。
こういう状況がもし予想されるといたしました場合、日本銀行としては、いつまでも現在の融資、しかもその方針を維持されることは、それは結局効果がないのではないか。日銀といたしましては、まことに苦しい立場にお立ちになると思うのでありますが、その金融政策からするインフレ抑制策は、この予算そのものがもつておりまするインフレ的傾向のために圧倒されてしまうのではなかろうか。
○証人(亀井幸次郎君) 極めて適切なお考えなんでございますが、税金の形においてそれを取立てるか、つまり目的税として取立てるか、或いは一遍保險に集まつた金を別の形において融資し、保險目的に、つまり火災保險の方でございますが、災害防止といいますか、火災防止の方に流れて行くようにするという問題になると思いますが、これは日本の都市を一應頭に浮かべて御想像下されば一番お分りなんでございますが、まあ消防施設の拡充
殊に農林、水産業への低利長期の金を融資願いたいということを、しばしば申し上げておつたのでありますが、まだその具体的施策を御提案にならぬのに、さらにまた今回千三百五十億という復興金融金庫の改正案が出てまいつたのであります。