1948-06-16 第2回国会 参議院 通信委員会 第13号
又復金の融資等を考えましても、復金の融資には非常に私は反対を表明する者であります。これが百八十一億程度あるのであります。その外例えば政府の責任支出によるところの予算外支出は二百三十億もあるのであります。この内容はどういう方面に使つておるかというならば、皆さんはもうすでに御研究済みと思いますが、これはすべて金融諸君或いは金を持てる諸君の利益補填のために使われておるのであります。
又復金の融資等を考えましても、復金の融資には非常に私は反対を表明する者であります。これが百八十一億程度あるのであります。その外例えば政府の責任支出によるところの予算外支出は二百三十億もあるのであります。この内容はどういう方面に使つておるかというならば、皆さんはもうすでに御研究済みと思いますが、これはすべて金融諸君或いは金を持てる諸君の利益補填のために使われておるのであります。
もとよりかかる復金依存の傾向は速やかに是正を要するところでありまして、政府と致しましては他の施策と相まち、復金融資の対象を極力限られた範囲に限定いたしまして、つとめて市中金融機関を活用することを希望いたしておるところでございます。
それで收入保險料が、大体お手許に予算書が來ておると思いますが、昨年は六億一千万円食管から繰入れになつておりまして、下から再保險料として上つて來るものと差引いたしまして、大体政府の收入保險料が六億程度でございまして、詳しいことは資料にして差上げたいと思いますが、大体六億一千万円程度でございまして、政府の支拂が十億九千万円、約五億の赤字になりまして、それは大藏省を通じまして、日銀から五億の融資を受けまして
即ち 一、水産資金の大部分は現在主として復興金融金庫より貸出されているが、昭和二十三年四月三十日現在の復金融資残高についてみるに、貸出総額六百四十二億余万円のうち水産業に対しては僅かに二十九億余万円を貸出されているに過ぎず、この少額を以て物價騰貴の今日厖大な水産漁業を賄つて行けないことはいうまでもない。何故水産金融がかくのごとく惨めな状態に置かれているか。
ただこの点につきまして、現在の復興金融金庫の実際の運営によつて、ある程度はもちろんこの方面にも融資していただくくとはできようかと考えております。その方面に力を私どもとしても注いでまいりたいと考えております。
次には金融の問題でありますが、水産金融にありましては、大体主として復興金融金庫の融資の問題でありますが、遠洋漁業、資本漁業会社、その他加工、製氷等には相当融資をされたようであります。しかるに一番重要な沿岸漁業に対する融資がどうも不徹底なようであります。
こういうような実情においては、この零細な非常な多数の生活問題に直面しておるのでありますから、殊に復興金融金庫の性格といたしまして、一般金融機関より融資の状態として危險を感ずるものを復興金融が融通するというのが、建前でありまするから、この見地から申しましても、この零細な沿岸漁業を速やかに救済するという意味の融資を、至急お手配を願いたい。昨今農林省において金融のわくを査定する。
どうしてもこれは実際の金融機関の窓口において、みずから中小商工業者と接近してその実情をよく知つて、いわば人的の信用に基いて融資をすることが必要となるわけであります。
ただ現在の実情は、何と言つても政府の政策によつて金融が強力な統制を受けておる一面、普通金融機関において憂慮すべき金も融資準則等によつて、いわば國家的政策に縛られて、金融機関も適切なる融資ができないというようなわけであります。
その他復金の融資が百八十億程度あるのであります。その他あらゆるものを考えてみますると、この厖大なる支出は、あげて一般の金融資本を中心とするところの諸君の損失補填にこの金が賄われておるのであります。從つてかような金額を総計するならば、おそらく千八百億ないしは二千億程度になろうと思うのであります。
すなわち供給面においては、資金融通準則の運用に改善をはかりまして、資金が本來の目的以外に流れないように——從來ややもすれば、さような傾向があつたのでありますが、その本來の目的以外に流れないように、むしろ、融資の面においては、さような点において徹底的にこれを強化するということの必要を感じておるのであります。
先ヂノ第一は、企業がその生産品をやみ價格で横流しすること、第二は、政府が價格調整費や復金融資によつて赤字を埋めてやること、第三は、公定價格の引上げによつて赤字をなくすこと、第四は、価格調整費、復金融資、さらに公定價格の引上げ、この三者を共に用いる方法であります。
日銀から当該利息額を見合として融資させると言いますが、一体それは政府の責任で命令されるのか、日銀が自発的に政府処置の尻拭いをするのか、若しそれ公債の値下り全体に対して日銀に救済させるすれば、問題は更に重大であります。聞くところによると、一万田氏が中央銀行総裁として政治問題に介入することは遠慮しておるが、金融界の一員として、利拂停止に対する一万田総裁の反対意見は少しも変わつておらんのであります。
船舶公團に対しての融資の状況でありますが、今日においては、御承知の通りに、三千七百円ベースといたしますならば、第二続行船にいたしましても、單價がプール計算にしても非常に上つてくると思う。これについて、融資状況がどうなつておるか。同時に、今後のわが國のいわゆる海運再建に対して、造船計画を毎年次どのくらいもつておられるか。これをやつていくところの資材をどうするか。
○稻村委員 次に復金融資の問題でありますが、復金に対する日銀融資は、約五百億であるのに対しまして、第一次の政府の案では、これを全部実を言うと償還するという方針をとつておつたはずであります。これは大藏大臣も、いつか懇談のときにお話になつたと思うのでありますが、それを今回の案によりますと百八十億に止めております。
初めの点についてちよつとお答えしておきたいと思いますが、融資をいたしますにつきましては、融資の準則があるのでございまして、その融資の準則はさらに今回強化をいたしたのであります。
それにつきまして融資準則というものを只今改正いたしたいと存じております。
第三は價格調整費及び復金融資の問題であります。復金融資が政略に利用されておつたのではないか、價格調整金が重点産業の故を以て放漫に放出されておるのではないか、國民の疑惑は極めて大きいのであります。具さに運営の実態を商工大臣に伺いたい。
栗山議員は、赤字融資は國民の犠牲において行われているに拘わらず、いろいろの疑惑が行われている、一体商工省としてはこれに対してどういう考えを持つているかという趣旨のような御質問でございました。仰せは極めて御尤もでございまして、我々は赤字融資を行いました企業に対しましては、國民諸君の納得の行くような監査を行わなくてはならないということは言うまでもございません。
簡易生命保險、郵便年金の積立金運用の現状は、昨年六月末現在におきまして、公共團體等に放資額が約一七%餘、國債が約一四%餘、預金部預け入れが五六%餘、その他約一三%となつておりますが、昭和二十一年一月より、連合軍最高司令部の指令によりまして、契約者貸付け以外は遞信省における直接の投資融資活動を停止いたしまして、積立金は悉く大藏省預金部に預入することとなつておるのでございます。
○北村國務大臣 ただいまの問題は、相当にむつかしい問題でありますが、現在資金を先に申しますように重点的に流す流し方の決定は、國家がやるということで、國家の法律秩序として、資金の融資準則というものがまわつておるわけであります。從つてその方向へ流さないということになれば、これは法に反したことになるのでありまして、さような場合は、違法行為ということになるのであります。
そうすると結局これは金融が逼迫するにつれて、金融関係ではこういうものを担保に入れて、日銀から融資してもろうというようなことが、行われるだろうと思うのでありますが、これに対して制限か何かされるのでありますか、その点を伺います。
○稻村委員 そういうことは、日銀の最近の貸出の引締めによつて、一應なされるとは申しますが、しかしながら、地方銀行あたりで、はたして日銀に対して資金の融通を頼んだ場合に、日銀融資がそのままに、地方の銀行から貸出されておるかどうかは、きわめて多くの疑問がある。
次に農村金融につきましては、現在農民は、生産資金はもとより、生産資金さえ枯渇し、これに加え、融資の途はまつたく梗塞され、まさに恐慌状態にあります。
これを一つはつきりともう一度御答弁を願いたい、第二は、金融機関に対する適切な措置を講ずる用意があると、政府は声明したわけでありますが、その措置がどういうことであるのかということを詳細に伺いたいと申上げたのでありますが、これについてのお答えは、ただ未收利息の計上は、困つた場合には日銀から融資の便宜を與える、こういう程度のことしかお話がありませんでしたが、それでは実際にこれから軍事公債の利拂延期が実施されました
而してこの一つの佐賀縣の問題が、これから後の生業資金、乃至は復金融資の問題にまでも、非常にこれが有利な結果をもたらすような一つの何かの具體的の事實として、この問題を契機として、佐賀縣下におきまして、厚生課長たる責任において一つやつて頂きたい。
その諸君は、結局は頼みの綱とするものは生業資金と復金の融資でありますから、早速縣の厚生課では、歸還したならば云云というパンフレットでも貼られて、直ぐ今宿で計畫なさつて、庶民金庫はどうして借りるか、復金の融資はどうして受けるかというような、もう即座にそれが實行に役立つような、一つのパンフレツトをこの機會にお作り頂いて、そうして直ちに所を得るような途を、みずから見出すことのできるような、一つ温かい環境を
日本銀行につきましては、戰争に伴いまして、或いは満洲中央銀行でありまするとか、或いは軍票價値維持のため統合銀行というような關係、或いは戰金融、金庫に対する融資、さようなことで約五十億圓の缺損を生じておつたのであります。
申上げるまでもなく財政の健全化とは、一般會計においてその收支をバランスさせるだけでなく、一般會計、特別會計はもとより、復興金融金庫の融資や、地方財政まで入れた総合的な資金需要において適當な均衡を保持することでありまして、更に財政を實質的に健全化するには單に財政收支の均衡だけでなく、財政全體の規模を國民經濟の實力に照應せしめ、両者の間に適正な均衡を得させなければならないと存ずる次第であります。
申し上げるまでもなく、財政の健全化とは、一般会計においてその收支をバランスさせるだけでなく、一般会計、特別会計はもとより、復興金融金庫の融資や地方財政まで入れた総合的な資金需給において適正な均衡を保持することであります。
しかしながら氣分の問題でありまして、こういう事柄をやられるということを考えまする際に、金融機関はこれを口実として、融資を求める際に、ややもすれば断わるというようなことが起りがちになるのであります。こういうようなことから考えますると、相当な影響が國内には及んでくるのではないかということを実は心配するのであります。
從いまして、こういうことから、今後中小商工業者が融資を御相談いたします際に、融資に支障を來すというようなことになるのであります。市中銀行が貸さなくなるのは、これまた当然であります。
すなわち滿州中央銀行に対しまして、戰爭中貸付をいたしますとか、あるいは中國における軍票價値維持のために、その資金を正金銀行に貸出しをいたしますとか、あるいは資金統合銀行というものに融資をいたしますとか、あるいは戰時金融金庫に資金の融通をいたしますとか、さようなものが五十億円ばかりあつたのであります。そういうものを最近は利益金によつて償却をいたしておつたのであります。
山口縣漁民大会漁村対策委員会委員長 山口縣豊浦郡豊西村大字吉母 松尾百合一外八千百九十名 食糧問題の解決は水産物の増産に俟つところ大であるが、幾多の惡條件のためにその増産はもとより、日本漁業特に沿岸漁業は頻死の状態にあるがゆえに、現下の食糧事情並びに沿岸漁民の窮状を打開するために(一)地方的、季節的、鮮度等を考慮した合理的價格を設定し(二)水産局による劣弱なる行政を改め綜合的一元的機構たる水産廳を設置し(三)沿岸漁業に対する融資
————————————— 本日の会議に付して事件 請願 一 魚の公定價格改訂に関する請願(中村俊夫 君紹介)(第四九号) 二 水産廳設置その他漁業に関する請願(多賀 安郎吉君八名紹介)(第一三七号) 三 男女群馬島開発の請願(藤原繁太郎君紹 介)(第一九九号) 四 魚の公定價格改訂に関する請願(馬越晃君 紹介)(第二二三号) 五 漁業者に対する復興金庫よりの融資
日程第五、漁業者に対する復興金融金庫よりの融資に関する請願、文書表第二二四号、馬越晃君紹介。 日程第六、漁業者に対する復興金融金庫よりの融資に関する請願、文書表第二三八号、馬越晃君紹介 日程第七、魚の公定價格改訂に関する請願、文書表第二四〇号馬越晃君紹介四 日程第一六、沿岸漁業助成に関する請願、文書表第九三三号馬越晃君外一名紹介。