1947-11-11 第1回国会 参議院 予算委員会 第17号
これは戦時中に本邦側におきまして拿捕いたしました船舶、或いは私人の財産を差押さえましたというものを原状を以て連合國に返還するに必要な經費であります。追加を要する原因は主として物價騰貴であります。 それからその次が雑費、これは進駐軍の工事でありますとか、或いは渉外關係の仕事でありますとか、操いうものに要するところの旅費でありますとか、或いは休業手當その他の事務費というような雑費であります。
これは戦時中に本邦側におきまして拿捕いたしました船舶、或いは私人の財産を差押さえましたというものを原状を以て連合國に返還するに必要な經費であります。追加を要する原因は主として物價騰貴であります。 それからその次が雑費、これは進駐軍の工事でありますとか、或いは渉外關係の仕事でありますとか、操いうものに要するところの旅費でありますとか、或いは休業手當その他の事務費というような雑費であります。
しかしながら現行法におきましてはこのほかに、別に鐵道船舶郵便法という法律がございまして、その法律には、鐵道と船舶に關しましてはこの運送義務を課する場合のいろいろの條件等が規定されております。
第二類は價格調整費百五十八億圓、貿易資金への繰入金が五十五億圓、船舶運營會の補助費が六億圓、農地改革補助費が六億圓、復金の出資が四十億圓、合計二百六十五億圓、全體の約三割、このすべては民間の事業を維持したり、あるいは保護するための政府の出資であります。簡單に補助費と言つていいでありましよう。第三は鐵道通信特別會計の赤字を補填するための繰入金、これは八十五億圓であります。
政府は本月にはいつて、東北地方から薪炭列車を運轉したり、機帆船を手配したり、あるいは北海道から船舶を計画しておるようでありますが、この程度の計画では滯貨を一掃するわけにはまいらないのであります。このままならば、京濱あるいは埼玉地区においては、年内木炭半俵の配給をすることが至難であろうと考えられます。
そういう用意があるということを言明せられまして、第一に、通知後四十八時間以内に最初の一箇月間に十三万人の引揚げを保障する船の用意ができる、第二には、毎月十六万人ずつ引揚げるために三十日の間に十分の船舶を追加提供できる、かように申しておるのであります。
地圖でごらんりなりましてもわかりますように、特別市のような感じを受けますが、實はこの町にあります仁尾港と申しますのは、これは古くから内海船行船舶避難港として廣く重要視されてあつたのであります。
日夜長蛇のごとき石炭車を送迎いたしますし、また大小無数の船舶を呑吐いたしております港でありまして、申すまでもなく現在の情勢下において、いわば國策遂行の基地としていよいよその重要性を加えつつあるのでございます。
ところが仁尾港は四國の瀬戸内海側にあります香川縣の西端の天然の良港でございまして、昔から小型船舶の避難港として重要な港灣でありまして、地方的な物資の集散、なかんずく食鹽等に關しましては、阪神向けに相當量を移出しておるような状況でございます。
他方、運送營業者の郵便物運送義務は、郵便業務運行上絶對に必要でありますので、これを存置することといたしましたが、その運送營業者の範圍については、國有鐵道、國營自動車、國營船舶の管理者をも含め、これを具體的に決めますと共に、遞信大臣が運送營業者に對し、郵便物の運送を要求できる場合の條件、或いは運送義務の具體的な内容及び運送料の算定基準は、別の法律で決めることにしたのであります。
このうち開拓關係の水害復舊のために、五十二億七百三十四萬一千餘圓、それから旱害對策に四億二千七百十四萬三千餘圓、それから林野關係におきまして十四億三百十四萬三千餘圓、水産關係、漁港船舶等を含めまして一億五千百五十萬二千餘圓、こういう總額を見積つております。
こういうような事情にございますので、八月一日から公團扱いの統制になりますと同時に、運輸省の方の輸送計畫にも入れて貰いまして、計畫的に輸送いたしますと同時に、東北等の特に惡い所につきましては、特に先日から亞炭輸送の專門の列車を出したり、近くは先程申上げましたように、船舶で以て輸送すること等も考え、要するに現在の全體の主要物資が統制されておる經濟下におきましては、資金なり資材なり、輸送なりをよく見、計畫
今囘先ほど申し上げました宇高連絡航路用新造船竣工によりまして、餘裕を生じたる舊船舶をそのまま活用できるということであります。聞くところによりますれば、右のごとき遊休設備を活用すべき場所はこの九・四の間を除いてこれをほかに見ないということであります。
しかしながらこの航路に計畫を具體的に立てますにつきましては、いろいろの關係、たとえば既存の船舶の關係をどうするか。あるいは基地をどこにとるかというようないろいろな關係がございますので、これらの點を今後十分檢討いたしまして、具體的の計畫を立てたいと考えておる次第でございます。
更に去る十月二十九日、第四十四回対日理事会におきまして再度この問題が取上げられ、五ヶ月以内にソ連におりまするところの全日本人を送還しようという徹底的なもので、これに対する船舶の提供を約束されたのでございます。最切の一ヶ月間に十三万一千五百人、その後毎月十六万、シーボルト議長が言明した総司令部の引揚げ計画は、ただソ連の同意を求めることに相成つたのでございます。
我が國の海運が、戰争の結果、船舶、船員、航路標識その他運航補修資材等の各方面の関係から、海難事故が増加の傾向にありまするので、この際現行海員懲戒法を廃止いたしまして、これに代えて新らたに海難審判法を制定して、審判手続等も新憲法の要請に應じたものに改め、又海難の原因を明らかにして、海難の防止に寄與することを目的とすることといたしたのでありまして、海技免状受有者に故意過失がありました場合には、勿論必要に
他方運送營業者の郵便物運送義務は、郵便業務運行上絶對に必要でありますので、これを存置することとしましたが、その運送營業者の範圍については、國有鐵道、國營自動車、國營船舶の管理者をも含め、これを具體的に明らかにしますとともに、遞信大蔵が運送營業者に對し、郵便物の運送を要求できる場合の條件、運送義務の具體的な内容及び運送料の算定基準は、別の法律で定めることとしたのであります。
そのまま今日に及んでおりますので、満潮のときには捨石が海面の下に没しますために、これに突入して損害をこうむる船が毎日少くとも二隻三隻あるという状態でありまして、航行の船舶は實に不安におびやかされつつあります。
○天埜説明員 笠岡港は瀬戸内海におきます物資輸送上非常に重要な港でありますが、ただいまお話がありましたように、戰争中工事を中止いたしておりまして、東防波堤が完成に至りませんので、船舶の出入に支障を來たしておる現状でございます。
それは船舶運營會でありますが、これが戰時海運管理令に基きまして設立され、運用されているのであります。戰時海運管理令につきましては、明年の三月三十一日まで效力を有するものとされておるわけであります。その關係におきまして、國家總動員法が、なおこの關係だけにつきまして生きておる。
それから北海道の鴛泊の問題につきましては、これは勿論「にしん」漁業の上から見ましても重要な点でありますが、一般の船舶の避難、或いは運輸交通の面から見ましても、利尻島の中心的な港になつております関係上、そういつたような意味合で、先ず外廓を考えるという観点から運輸省の方で、一般港湾として外廓施設をやつて行くように考えられる模様であると思います。
幸い縣御当局におかれては浚渫の必要を認められ、昨二十一年度において最も浅き小部分の浚渫を実施して下さいましたが、尚港口右岸には漂砂堆積して港口の幅員著しく狹小となり、入港に際しては直線コースで入港することはできず、出入に慣れた船舶は航路を迂囘して出入いたしておりまするが、同港の勝手を知らない船舶は、殆ど港口で擱坐すること一再ならん状態で、誠に憂慮に堪えないところでございます。
これができまする暁には、鳥羽港と清水港との間における唯一の避難港であつて、單に漁港という役目をするばかりでなしに、避難港として幾多の船舶に便宜を與える。尚大型船の建造が段々進んで参りまして、遠洋漁業が発達しまして、漁獲高も年々増加して一億円以上になることを予想しておる。
これを本豫算に現われておりまする歳出の面について見まするに、終戰處理費の節減、これに政府が多大の努力を拂われたことは大いに多とするものでありまするが、しかし官公吏の給與改善、あるいは失業手當、または失業保險、生活保護費、災害費關係費、引揚費等のごとき、勤勞者階級によるところの支出というものは、約九十億で追加豫算の一割にも足りない状態であるのに反しまして、價格調整費であるとか、船舶運營會の補助であるとか
又小型の船舶についてはできるだけ行政的指導をして心配のないように努めたいとの答辯がありました。尚本法案の施行期日は、政令で定めると原案ではしてあるのでございますが、この點には本法の附則に但書を附しまして、「但しその期日は、昭和二十三年三月一日以後であつてはならない。」
然るにやはり第一條の關係におきましては、國家總動員法の廢止に伴いまして、同法第十八條により設立せられた統制團體は、經過的に存續する船舶運營會を除きまして、他は存在しないことになりましたので、本條中統制團體に關する部分を削除いたしました。船舶運營會につきましては、附則によつてその存續中尚本法の適用を受くるようにいたしたのであります。
次が船舶運營會補助、當初豫算が十二億一千萬圓に對しまして今囘七億二千二百萬圓を追加し、十九億三千二百萬圓とするものであります。これは運營會職員の給與改善等に關し必要と相なる經費であります。
この法律案の趣旨を生かすためにも、政府は速かに航路標識の増設、或いは修理、又は航路の警戒に必要な措置、細かい問題でありますが、船舶に備え付けます船燈の備付け、或いは船員に対しては海上衝突予防法その他の法規に規定してあります航方の嚴重な励行等につきまして、速かに適切なる措置を取られることを希望するのであります。
ただ浚渫作業がうまく行われていないために、多数の船舶が出入し得ないという難点があるようでございます。あすこの港湾関係者は口を揃えまして、國費で以てあの港湾の拡張補修を是非ともやつて貰いたい、こういうことを國会で取上げて貰いたいということを熱願しておられました。 それから若松におきますところの、やはり労働行政の現地機関を視察いたしまして、午後直方の三菱の新入炭鉱を視察いたしました。