1948-06-04 第2回国会 参議院 決算委員会 第18号
○西山龜七君 中小工業の振興は、過去の実例よりいたしまして、日本再建の中枢をなすものでありまして、これが育成発展には、商工省におきまして、積極的且つ強力な施策を講じて、業界不振の根源を是正すべきが、商工省本來の使命でないかと思うのであります。従つて私は現下業界の窮状の打開と、その強い要望を充すべく、企業の振興を図り得る内容を備えた組織を切望するものであります。
○西山龜七君 中小工業の振興は、過去の実例よりいたしまして、日本再建の中枢をなすものでありまして、これが育成発展には、商工省におきまして、積極的且つ強力な施策を講じて、業界不振の根源を是正すべきが、商工省本來の使命でないかと思うのであります。従つて私は現下業界の窮状の打開と、その強い要望を充すべく、企業の振興を図り得る内容を備えた組織を切望するものであります。
特に自動車工業と造船工業とはその育成に努めることが肝腎であります。 第三には燃料の問題の解決であります。燃料は交通機関の生命でありまするから、品質の低下や数量の不足は直ちに輸送能力に影響するのであります。併しながら我が國の燃料資源は至つて貧弱でありまするから、交通機関の側におきましても燃料節約方法や代用燃料の使用や切換等を眞劍に研究せねばなりません。 第四には施設の整備であります。
これらに対しては籾の急速なる取集めと、最後の苗代の育成に農民各位が努力いたしておりますが、やはり即効肥料を配給して苗代の回復を計画しておるわけであります、陸稻等におきましても相当被害はありますが、即効肥料を配給いたしましてこれを育成して行くならば、幾らかこの被害も減少できるのではないかというふうに考えて、それらの方法を只今講じておるようなわけであります。
○政府委員(大島義晴君) 早場の田植をする所においては、只今から苗代を育成じたんでは間に合わんということはよく分つております。
國有鉄道のごとき厖大なる事業形態においては、その組織の復雜、法規の煩雜はやむを得ざるところでありますが、本件のごとき小地方線の経営に必ずしも適切ならざるものあり、沿線居住者といたしましては、むしろその線と密接なる関係を在する事業会社をして経営せしめ、これが事業育成及び運営に参画し、鉄道事業として地方の希望に即應する経営をなさしむるのみならず、地方産業開発にも協力せしめ、地方利害関係と一体となりまして
○小幡政府委員 この区間に國営自動車の運行の御希望もありますが、これも目下の予算の事情から困難な情勢にありますので、現在あります民営バスの育成に努力をいたしたいと考えます。
從つてこの経済査察廳の問題も、当初は統制経済の励行と経済違反の取締りに重点をおきますが、漸次それは日本経済の育成という方面に任務が移行していかなければならないと考えておるのであります。
しかしながら本査察官におきましては、これは單に経済違反を取締るという警察的な立場から、日本の産業を育成し、それを保育するという任務の一面を担任いたしておりまするとともに、將來経済違反を犯すべき危險のある場合においては、これをなるべく犯罪人を出さないように防衞していくというふうな、保育と取締りというものを兼ねておりますので、その立場から経済査察官も、從來の警察官よりも、より一層民間の方々との接触は多いと
すなわちいまや産業復興、経済再建上不可欠の重要基礎資材として、各種部門における鉄鋼の需要は、急角度に上昇した反面、生産力には遲滯を來しまして、現存保有量は漸次拂底せんとする等の急迫した情勢下に、鉄鋼生産技術の指導育成、生産資浴の配分並びに節約、輸送、保有分の有効使用、工場の実態調査等の総合行政を担当している中央行政機構におきましては、逆に從來の鉄鋼局を廃して、鉱山局の一課たる鉄鋼課をして所管せしめ、
その次にはいわゆる繊維、繭のとにかく一躍増産、あるいは山林方面の育成、これらの方面に至るまで、農林関係の予算というものは特に増産に役立つのでありまして、他の消費するところの、あるいは固定する方面の資金とは違い、必ずこの農林方面の予算はただちに血となり肉となり、必ずやその効果が物によれば数百倍、数万倍というような実績を收めることができ得るのであります。
政府委員(平野善治郎君) 只今お話の問題でありまするが、政府といたしましては、非常な不安を持つておる者は、いつまでもこの開墾計畫というものは、何年も自分のものが一體適地であるのかないのかという決定が遲れることによつて、過度の林業の荒廢を來たすという見地から、今年度に大體豫定地を決めまして、そうして決定をした方がよろしい、その他の地區においては將來開墾しないのだから、それは腰を落ち著けてそうして林業の育成
乙につきましては、事業育成をこの際としても必要とする、あるいは收入の状況が相当良好である、あるいはまた、事業育成の必要は非較的低いけれども、この際としては運轉資金の供給を事情によつて必要とするというような場合には、運轉資金はこれを金融機関だけの考えで出してよろしい。こういうことになつておるわけであります。
從つてこの点につきましては、今後の開懇の育成の方針といたしまして、政府はひとり金を助成するというだけでなく、金以外に物をもつて開懇の助成をするような方針をとつていきたいと考えまして、目下立案中でありまして、この点あらために提案いたしまして御協賛を得たいと存じておりますが、その御協賛を得ることができまするならば、ただいまの御懇念は一掃されることと思うのであります。
第七は眞の逓信人を育成する、逓信從業員の唯一の養成機関たる逓信講習所というものが、今後も置かれるか、あるいはなくなるのか、それがはつきりいたしておりません。第八は普通教育は就職後でも、通学あるいは通信教育による学習方法はありますけれども、最低賃金さへ保障されていない現在の実情におきましては、現在手いつぱいでありまして、そのほかに勉強するというような余裕は全然ないのであります。
或いは且つ又かくのごとく中小企業全般に亙りましてその企業の助長育成、そういうことに廣く關連をいたしますような所掌事務ということに相成りますれば、かくのごとき任務は經濟安定本部の職務權限と非常に近似しておるように心得ます。その點は如何でございましよう。
しかしながら國営自動車の運行については非常に困難が予想せられますから、この仙北鉄道株式会社の民當自動車の育成に努めた方がいいのではないかと考えております。
それから私は実は最初に計画によりまする日程を終了しました後に、山下委員の要請などもありまして、廣島縣を二日間視察をいたしまして、廣島戰災兒育成所、これは山下委員の経営しておられるところでありますが、この戰災兒育成所、それから六万学園、引揚者孤兒を收容しておりまする新生学園、母子寮授産所並びに戰災兒教育所としての似島学園等を視察して参りました。
大体この農業事業税については、いろいろと御意見もありますが、地方財政は中央財政と同様に非常に窮乏しておりますので、この地方財政を確立する上においては、どうしても多くの財源を求めなければ、今日の地方財政の育成と言いましようか、堅持ができない状態になつております。
二十三日に朝鮮人教育問題対策人民大会というものを開くことになりまして、一つのデモンストレーションを起すということになつたのでありまするが、朝鮮人諸君の主張は、要するに、独自の民族文化を育成するために独自の学校を持つべきである、又持つ権利を日本國内において持つておるというのでありまして、それについて、この大会を開くについて各方面に宣傳せられました代表的な演説の一つを御紹介いたしまするならば、「朝鮮人学校
要するに学校問題の経緯は、すでに御承知のことと存ずるのでありますが、日本におりまする朝鮮人諸君が、第三國人のとして自分たち独自の学校をもちたい、独自の民族文化を育成し、保存し、独立朝鮮國の將來を担うべき國民を養成するのであるから、自分たちの計画に從つて学校を経営し、教科書も編纂し、あるいは教師も選択し、朝鮮語をもつて教育したい、こういうことで今日までまいつてきておるのでありますが、政府は愼重考慮いたしました
それぞれ日本の帝國主義の復活というような宣傳が行われ、どうしても朝鮮民族独自の文化を育成するために、民族独自の学校をもたなければならないというような見地から、特殊の主張をもつていることは認めまするが、とにかく、あくまで自分たちの学校を保有しようという態度を捨てなかつたのでありまして、それが神戸・大阪における不幸なる騒擾事件に発展をいたしたわけであります。
政府はしきりに増配増産ということに大きな期待をもつておいでになるのでありますが、現在の日本農村の情勢は、戰後において農地政策あるいは協同組合の発足、ちようど木にたとえますと、双葉芽を開いたようなときであるが、たまたまこうした矢先に、この双葉に対して肥料をかけ育成すべき立場にある政府当局が、不当なる課税をもつてその双葉を刈らんとしておる。
○苫米地(英)委員 加藤労働大臣が組合運動に十分な理解をもたれて、これを健全に育成しようとしておられるその努力に対しては敬意を表するものであります。しかし先ほどの御答弁を伺つておりますと、私どもは何としても納得のできない部分があるのであります。
予算の面からいつても、ある程度の重要性はもつておるのでありますが、しかしただいまお伺いする意思は、予算の関係ではなくして、本來の健全な、眞に自主的な権利を主張するとともに義務をも果しておるという、そういつた健全な組合をこの辺で育成し、その基礎をつくるためには、どうしても、この專從職員の問題は、ここで根本の方針を解決して、組合側がその組織と力によつてこれを支拂つていくとか、あるいは現在はまだその段階に
ずしも重要産業だとは申されませんが、世界的に見て、きわめて重要なものであり、またその資材が現在補給を得なければ、とても生産を継続することができないというような状態にあるのでありますが、これはもちろん値上げを少くすれば事業の経営できますけれども、第二次、第三次の方の産業がつぶれていく、同時にこの資材を使用する人が、政府が大きな消費者であるということを考えますと、補給金年十二億くらいのものを出す方が産業を育成