さらにまたもう一歩こうした方面に對する資金の新しい注入がなければ、とうてい中小商工業は立ち行かない状態にあるわけでありまして、この點について政府側から、あるいは復興金融金庫を通じて、そういう部面にもある程度の資金は放出すると言われておるわけでありますが、これに對してはなお一段と御考慮願つて、そうして中小商工業者の健全なる育成發達のために御配慮を願いたいと思うのであります。
○中崎委員 中小商工業育成のために、商工組合金庫あるいは市街地信用組合等を、まとめて一緒にした新しい商工金融機關が設けられるというふうに傳えられておるわけでありますが、これに對する現在までの政府の經過をお尋ねしたいと思います。
なおただいま私が申し述べてました通り、本法の廢止に伴いまして、任意組合あるいは同業者の團體を結成させられるということでございまするが、せつかく私的獨占の禁止及び公正取引の確保に關する法律の精神に鑑みまして本案が廢止されるわけでございますから、今後任意組合を組織される場合におきましては、民主的に、官製團體みたようなものにならんように、今後ともこの精神を體得して育成されるようにお願いする次第であります。
それから青少年の教育一般につきましては、青少年団のいわゆる統制的な國體の育成のしかたから、全面的に文部省は手を引いておるのであります。これは各地々々に、あるいは各職場々々に自主的に盛り上つてくるのを待つておるのでありまして、ペーパー・プランで、全國的な統制団體ができるような形をとる。あるいは全縣の連合會ができるというような形をとるとかいう、形だけを整えるということを極力排しておるのであります。
六・三制を中心とする新しい教育制度竝びに教育理念のできましたことについては、ここで繰返し申し上げることは避けるのでありますが、日本が平和的な民主國家として立つていく、さらに平和的民主的な文化國家として立つていきます重大な道は、新しい次代の國民をそれにふさわしいものに育成していくということに、なければならぬのでありまして、その意味で、アメリカ教育使節團の勧告、教育刷新委員會の決議に基きまして、過ぐる議會
しかしながら、現在の一萬圓を三萬圓に上げても、貯蓄組合の預金というものは保護育成するということを必要とするという見地から、三萬圓に上げることを決意いたしたのでありますが、同時に、上げることによりまして、農業會の預金、市街地信用組合の預金、この預金がそれと相竝んで同樣な取扱を受けるということでありますと、それは、ただいま申し上げた通り權衡上いろいろな問題が起つてくる。
むしろ整理される面に對しまして、先んじてこの預金を育成するという見地から手を打つという氣持でやつているのであります。その手を打ちませんと免税團體の整理という權點から強く批判される。かように考えております。
そういうぐあいで、非常に下の方の、内地の需要のある馬についてはそういうような價格で飛ぶのでありますが、最も増産に必要とされる種馬の問題でありますと、頭打ちをして、育成のためには相當多額な費用がかかるのにかかわらず、種馬の價格としてはそう多くも出せないということで、各馬匹組合、連合會等においてはその種馬を買いこんで、國の方の豫算はきわめて少くて種馬の買付はできない、それでそれを補うために現地の組合が何十頭
いわゆるこの機關を利用する國民は、大體自力をもつて十分治療を受ける能力をもたざる人が大多數を占めるものと考えていいのでありますから、またそのことのゆえに國民健康保險という制度も考えられたもの、私は思いまするために、そのような國内の實情に即應するためには、斷固として國民健康保險育成のための方策が取上げられていかなければならぬ。
早くも國民の中には、こういう状態であれば、むしろ廢止するにしくはないとい聲すらも、一部にはあるように承つているのでありまして、これらのことを考えますと、せつかくできたこの制度でございますから、もちろんこれを維持育成しなければならぬことはたれしも考えられるところであろうと思いますが、いずれにいたしましても、先ほど申しましたように、姑息なる手段ではとうていその打開策がないとすれば、あるいは法律的な措置といたしましても
けて補足し、働ぎながらそうした甲種の階級に到達しなければならない人——今の看護婦、助産婦というものがあの政令によりますと乙種に位して、大體七年間と記憶いたしておりますが、七年間というものを獨學しなければ甲種になれないというような、非常に酷な試験令になつておりますので、ひとつこの際この點を十分當局も御檢討いただいて、私どもの希望としては、一人殘らず甲種の資格にまで向上さすことができるように、國家の補助育成機関等
なおこの種苗につきまして、新品種あるいは新系統を育成したものにつきましては、これを登録いたしまして、そうしてこれらの優良な新品種あるいは新系統の育成を將勵してまいる。こういうような考えでございます。 次は農業共濟保險法案でございますが、これは豫算の關係が伴いましていろいろ折衝いたしておつたのでございますが、大體におきましてそれらの豫算の見透しもつきました。
今後組合を財政的に救いますためには、相當多額の補助金を交付しなければ、なかなか組合の育成が困難であると思われるのであります。 それからこれは役所の内部の關係でございますが、實は國民健康保險は創立以来事務的には非常に薄い能力で仕事をやつておりまして、厚生省の保險局に國民健康保險課がありますが、その職員の数も非常に少い。
現政府はよろしく、下から盛り上る民主的統制を、協同組合その他の育成によつて培養しなければならないと思うのであります。 次に、栄養補給の建前から、私は調味料についてお尋ねしたいと思うのであります。戰前みそ醤油の原料として用いられただいず二十八万トン中、九五%までは滿州だいずに依存していたのであります。しかるに、戰後これが絶たれ、遅配は六箇月になつております。しかし最近ぼつぼつ配給せられている。
私どもは、政府によつてのみ民間の統計調査機関を育成し得るとは考えませんが、しかしながら、現在早急に私どもは、民間の調査機関の育成ということを考えざるを得ないのでありまして、この官製の統計と民間の統計と相まちまして、実相の把握がより正確になるということを、私は深く確信するものであります。こういう意味におきまして、和田安本長官の御信念のほどを承りたいと存ずる次第であります。
次に實行組合、經營組合の小規模な勞力を組織した程度に止まらないで、他の大きな資本を導入して生産共同體の力強い施策を必要とする事はもちろん當然でありますが、この場合共同生産組織をどうして民主的組織ならしめるか、この頃民間商人が漁村に進出して、漁村の成長を妨げるようなことがかなり少くないのではないかと思いますので、無制限な轉換資本の漁業進出に對して、あくまで漁村の成長を育成しなければならない。
そこで私は政府に対して申し上げなければならないことは、どうしても合理的に農村を育成する態度を捨てないようにしていただきたいということであります。 以上をもつて、大体私の質問を終りますが、はたして片山内閣の政治行動は民主的なりやという四点。それから政策は客観的妥当性を有するか、いわゆる唯物弁証法的に保証され得るや、こういう二点でございます。これをもつて質問といたします。
この労働関係調整法が、昨年の議会において相当問題になつたのは、われわれはこの労働関係調整法が、労働組合法、労働基準法と相まつて、健全なる労働組合の育成に当る、さらに労働委員会の活躍によつて國家公共の福祉と労働組合の目的とを調整する法律であることは、われわれこれを認めたのでございまするが、しかしこの法規の中に、一部官吏の罷業を禁止する條項があつたので、当時の情勢によつてこれに反対したのでございます。
一つは男女の社会的地位の平等化、二は婦人に対する政治教育の普及徹底、三は新設労働省内に婦人局を設置せよ、四は婦人に対する職業的技術技能養成機関を設置せよ、五は社会施設の増設、家庭生活の科学化、六は民主的家事審判所の設置、七は婦人官吏の登用、八は婦人外交官の育成であります。
私どもは、國家財政を無視して新教育制度の育成充実のみを問題にするものではありませんが、願わくば、國家將來のために教育の重視すべきに鑑み、新教育制度の確立を可及的速やかに達成されまするよう、強く要望してやまないものであります。(拍手)この点に対して、文部大臣はいかなる御所見でございまするか、それをお伺いいたしたいと思います。
そこで中小企業の育成助長、これはきわめて重大であります。協同組合化への方向ずけ、また金融円滑化への途を講ずる等は、もちろんでありますが、さらに大きな問題は、わが傾斜生産方式の一部修正であります。すなわち石炭、鉄、肥料等の重要基礎産業のいわゆる傾斜生産の陰には、犠牲産業があります。その犠牲産業の中に、特に中小工業が存在することを忘れてはなりません。
かような事実に基きまして、皆さんの御承知のように、教育基本法の第一條におきましては、「教育は、人格の完成をめざし、平和的な國家および社会の形成者として、眞理と正義を愛し、個人の價値をたつとび、勤労と責任を重んじ、自主的精神に充ちた心身ともに健康な國民の育成を期して行われなければならない。」ということが規定されているのであります。新しき教育理念の目標は、そこにあるのであります。
第四に勤労と、科学と、藝術と、宗教を尊重するの國家であり、第五には適正なる教育制度の確立によりまして、次代國民の民主的平和的育成に努める國家でなければならんと思うのであります。 我々日本國民は、この意味におきまして、かかる要素をもつ平和國家としての日本を建設しつつあることを、世界に向つ説明しなければならないと考えているのであります。
第四には、勤労と科学と藝術と宗教を尊重するの國家であり、第五には、適正なる教育制度の確立によりまして、次代國民の民主的、平和的育成に努める國家でなければならないと考えるのであります。われら日本國民は、この意味におきまして、かかる要素をもつ平和國家としての日本を建設しつつあることを、世界に向つて明白にすることが、最も必要であるということを、私は考える次第であります。