1948-06-03 第2回国会 参議院 司法委員会 第35号
殊に基本的人権という新憲法の大精神を酌み取つて提案せられたことはよく分るのであります。又それにつきましては緊急措置法によつてすでに十分お考えになり、又すでに一年間御施行になりましたことでもあり、それらも十二分に採入れられておることと承知いたすのであります。
殊に基本的人権という新憲法の大精神を酌み取つて提案せられたことはよく分るのであります。又それにつきましては緊急措置法によつてすでに十分お考えになり、又すでに一年間御施行になりましたことでもあり、それらも十二分に採入れられておることと承知いたすのであります。
御指摘になりました問題につきましては、特に新らしく刑事訴訟法にそれを規定したという点はございませんでございますが、御指摘になりましたように、七百四十九條以下におきましての運用の問題におきまして、その精神は十分に採入れるつもりでおりますし、又保釈等の運用、勾留、執行等の問題につきましても同樣な運用の仕方をしたいと考えておりますのと、もう一つ、この点は多少直接ではございませんけれども、特に新らしく身体檢査令状
ここにおいて同校は、時世に鑑み、創立の精神に基き、かつ京都産業界の要望にこたえて、機械、精密機械、電氣及び化学工業の四科を切り捨てて、新しい構想のもとに色染工藝、機械工藝、窯業工藝及び建築工藝の四科から成る工藝大学として昇格実現を期している。
趣旨といたしまするところは、石炭類の末端配給に関して配炭公團設立当時の附帶決議の精神を生かして、民業取扱の途を拓くことを要望されております。 右三件を順次議題に供しまして、商工省、物價廳、安定本部等関係各当局者よりも十分に事情を聽取いたしまして、隔意なき意見の交換を行なつた結果、小委員会におきましてはいずれも願意妥当と認めまして採取することに決定いたしました。右御報告申上げます。
つまり経済査察のときですらこういう許可状を以て臨檢檢査をする、そういうことに当然ならなければならないのでありますが、その精神は今申したような法令においても当然ではないか。それを改正の手続をなさる意思がないように政府委員から御策弁がありましたけれども、それは片手落じやないかそれは早速改正をなさるべきじやないか、こういうふうに私は考えるのであります。その点について総裁の御所見を承わりたいと思います。
そうして少しでも細民をして何とか極力よくして上げないと、実際問題として足らないならば、法を守る精神が薄らぐのではないかということを私は一番虞れるのであります。これは実際問題といたしまして私なんか実はとかく境涯が恵まれておりますから、今度初めてちよつと驚いたような工合でありますが、やはり実際に困つておる者もその中に加えて相談しなければ、私は配給する者と取締る者との間に非常な矛盾がある。
三割程度では私共としましては必ずしも十分とは考えておらないのでありまするけれども、この分だけ認めていただきましただけでも相当精神的に影響すると共に、従つて、それによつて十分査察官の心のというものを防止し得ると考えるのであります。第二に、採用にあたりましては、選考委員会を設けまして、誤りのない人間を採用する、かのように考えておるのであります。
そういうような最初から不正農藥を扱おうという精神から出ておるような者については、もつと重い刑に処するのが当然だと思うが、それらについての見解を伺いたいと思います。大体以上であります。
○野溝國務大臣 松沢委員の御意見ごもつともでございまして、特に地方自治法が生れまして、その自治精神の完璧を期するには、何と言いましても経済的裏づけがなくてはならないのであります。その経済的裏づけが未だ確立しておりませんので、その確立を期するために近い機会に成案を得まして、財政法の法案を今議会に提案する準備になつております。
通信設備不完備のため、年々こうむる精神的、経済的損害は実に莫大なものがあるのであります。現在村役場及び農業会に架設せられております二箇所の電話は、村の中央部のため、村内僻地部落への急報にはまつたく無價値と言うも過言ではないのであります。殊に最近の世相に鑑みまして、海上より來製するところの集國的な不逞の徒に対する警備上、各部落間の連歴絡等、村民年來の要望は、今や最高潮に達しておるのであります。
○重井委員 本請願の要旨は、特定郵便局制度による局長は、資本を提供した特殊の官吏で、その局の運営は局長の独裁にあり、その從業員は精神的苦痛い物質的劣惡な待遇を受けている。ついては特定局從業員十四万を、局長の封建的、非民主的支配から解放して、公務員としての自由を権利を確保し、通信事業の民主化をはかられたいというのであります。
從つて、これらの農民は、いまやまつたく絶望感に落ちておるのでありまして、できるだけ早い時期に、具体的に、強力に援助の手が伸ばされないならば、これらの農民はおそらく自暴自棄の状態に陷りまして、差迫つておりますところの大小麦、馬鈴薯の供出の問題も、また近く行われる稻の作付けの問題の、おそらく彼らが考えております、先ほど申しました郷土の復興、日本の再建というような精神が鈍つてくるのではないかということを、
各府縣の仕事は完全に地方自治法の精神によりまして府縣廳の隷下にはいつておりまする点は前の通りであります。時日を五月三十一日という御指定がありました関係上、ポツダム宣言受諾に伴う政令案によりまして昨日施行になりましたが、いずれ厚生省設置法というものが議会において制定せられました曉には、これらの機構を全部厚生省設設法の中に取込みまして御審議を願うことになると思います。
○伊藤(恭)委員 國民の宗教心を涵養し、道義の高揚をはかるという請願でありますが、現在のわが國においては、まことに遺憾ながら道義の頽廃、精神の腐敗低下というような欠点を初めとして、あげねばならぬことはたくさんありますけれども、その中で最も大なるものの一つとしては宗教心の欠如がある。
法律をつくる根本の立法の精神というものは、為政者のためにつくるものじやない。安本長官の前でもその点を私は強調したのです。民主化ということは支配者のために権力者のために法律をつくるのではない、われわれ國民の生活のために一つの機関を與えんがためにつくられるものが法律なのです。それが法律の民主化なのです。
そういう権限は経済査察官も刑事訴訟法で当然もつべきであるという見地から、刑事訴訟法の精神に則つて規定があるのであります。
我々が第一回國会でいろいろ協議し、作り上げた精神から言いまして、是非こういうものは残して置かなければならん。これについては私は当然多くの人々が賛成されると思うのであります。
本法案は法第十二号「政府職員の俸給等に関する法律」本則におきまして、臨時給與委員会の報告書に基き二千九百二十円の新給與水準及び職階制の精神に副う給與体系を一月一日に遡及して実施することとし、其の具体的事項は別に法律を以て定めると明記いたしておりまする通りに、飽くまでも二千九百二十円べースの暫定給與に関する具体化のみを織り込むべきものでありまして、特に爭議解決の場合に当事者の間において確認せられました
その理由といたしましては、第一に本鉄道の買收は鉄道國有法の精神に反するものと考えるのであります。すなわち鉄道國有法第一條には「一担運送ノ用ニ供スル鉄道ハ総テ國ノ所有トス但シ一地方ノ交通ヲ目的トスル鉄道ハ此ノ限ニ存ラス」とあるのであります。
人事の運用と申しますのは、職階制そのものの精神から出て参ります。即ち係長なら係長、課長なら課長というような仕事が、おのずから同じような給與を貰います関係から、同じような資格の人をそこに当てるのであるが、各省区々に行くわけには行かない。
労組との間に円満な話合が付きさえすれば、そのまま引継がれても一向差支えないと思うのでありますが、問題はです、法十二号に、はつきりと臨時給與委員会の報告書に基き二千九百二十円の新給與水準及び職階制の精神に副う給與体系を一月一日に遡及して実施することとして、その具体的事項は、別に法律を以て定める。
これは憲法の精神に從つてこれらの者の人権を保護させるために規定を設けたものであります。しかしながら、犯罪の捜査上重要な証人が、出頭または供述を拒んだ場合には、捜査に支障を生じ、個人の人権を保障することによつて、かえつて公共の福祉に反する結果を來しまするので、かかる場合には第一回公判期日前に限り、檢察官は、裁判官にその者の証人尋問を請求することができるものといたしたのであります。
しかしそれは迅速な裁判を國民に保障せんとする新憲法の精神に反するもので、本案においては、期日の変更は、裁判所が行うべきものとし、さらに訴訟関係人の意見を十分聽かなければならないものとするとともに、裁判所がその職権を濫用して期日を変更したときは、訴訟関係人から司法行政上の監督権の発動を促すことができるものといたしたのであります。 次は公判開廷の條件であります。
その精神を聽いているので、ほんとうの農産物に対する價格をきめるのか、賃金改訂に際してそれにあてはまるような價格をきめられるのか、それをはつきりした方がよい。今言わず語らずのうちにあつた、千八百円ベースを割らないようにきめられるというならば、われわれは何をかいわんやで、あなたから聽く必要はない。
この平和條約第十三編の精神によつて、一九一九年に生れたものが國際労働機関であるのでございます。この國際労働機関は、さらに「労働は商品にあらず」という非常に有名なかつ重要なることを規定して今日に至つておるのでございます。 日本は、創立以來この労働機関に加盟しておりまして、毎年開かれる総会には、政府、使用者、労働者それぞれ代表者を送つてまいつたのでございます。
從つて、御趣旨の精神に基きまして、政府としても最善の努力をいたしたいと考えております。 ついででありますから、この機会にこの問題に関する若干の御報告を申し上げて、御了承おきを願いたいと存じます。
國際労働機関が信念といたしておるところは、ただいま提案者よりるる御説明がありました通り、世界の恒久平和は社会正義に基礎を置かなければならない、労働條件の改善は、あらゆる犠牲を拂つてもやらなければならないということを強く申しておるのでありまして、これこそは、まさにわが國の新憲法の精神と合致するものと言わなければならないのであります。
この法律が一体十二月まで効力を持つたと書いてあるが、更に新らしい給與が定められる場合に、やはりこの法律の精神が生きておるのかどうか、こういう御質問のようでありましたが、私はこの法律は飽くまでも二千九百二十円支給の事柄を規定した法律でありまして、十二月まで効力を持つという意味は、この法律の規定に基いていろいろ個々の具体的な問題が起つた場合に、それを例えば苦情処理というようなことによつて急に解決しない問題
これは憲法の精神に從つてこれらの者の人権を保護するために規定を設けたものであります。併し犯罪の捜査上重要なる証人が出頭又は供述を拒んだ場合には捜査に支障を生じ、個人の人権を保障することによつて、却つて公共の福祉に反する結果を來すので、かかる場合は第一回公判期日前に限り、檢察官は、裁判官にその者の証人尋問を請求することができるものとしたのであります。
この社会保險と申しますものは、御承知のごとく、國家保障の精神から申しましても、今後ますます拡充していかなければならないものであり、医事方面においても、これが絶対的な協力をすべきであるということを私どもは信じておるのでございますが、未だ大学、専門学校等の医学教育機関におきましては、この社会保險に関するところの講座が全然設けられておらないのであります。