1947-09-15 第1回国会 参議院 本会議 第30号
で、イギリスのオツクスフオードのアダムス教授は、大体私が今申上げた四つの分類に相應するような分類を挙げておるのでありますが、それによりまするというと、秩序法制の維持が第一の職分であり、第二には生産流通の統制、第三には社会的な福祉の確保、第四番目には財政及び金融、こういう四つの行政職分を挙げまして、これらの職分を独立の官省一つ、或いは二つ、或いは三つになるか、これはそれぞれその職分の有する内容によりまして
で、イギリスのオツクスフオードのアダムス教授は、大体私が今申上げた四つの分類に相應するような分類を挙げておるのでありますが、それによりまするというと、秩序法制の維持が第一の職分であり、第二には生産流通の統制、第三には社会的な福祉の確保、第四番目には財政及び金融、こういう四つの行政職分を挙げまして、これらの職分を独立の官省一つ、或いは二つ、或いは三つになるか、これはそれぞれその職分の有する内容によりまして
また流通秩序の維持確保によりまして物資の流通、生産、配給、消費の適正化竝びに生産の増強につきましては萬全の措置をとつているので、現在の新物價體系を堅持いたします限りにおきましては、鐵道運賃のみを値上げをするということはとうてい考え得られないことではなかろうか、かように存じます。
それから費用の点につきましては、もう今までは特殊の考えでやつておりましたけれども、今度のこの経済的な一つの秩序の混乱によりまして、今までの篤志家がなくなつて新円階級が上つて來たけれども、その新円階級は理解がむずかしいし、援護会、少年会、社会協会、防犯協会、それらの方面から力を盡し、学生連盟なんかも、亦基金のことにつきましては力を盡しておるけけれども、なかなか方方から力を盡しておりますけれども、力が弱
何故ならば、それは今は苦しいだろう、併しその丙に流通秩序を確立し、闇部分をなくして配給部分を多くすることになつて、実質賃金を上げる、こういうことを言つておるのでありますが、併し幾ら配給がよくなりましても千五百五十カロリーは変らないのであります。更に又二十年に一回の電報代は変らないのであります。從つて実質賃金の上りようもないわけであります。
また流通秩序の確立も有名無実になると考えるのであります。 もちろん、今日の鉄鋼の生産事情も十分承知しております。しかし、食生活の不安が日本再建に一大支障を來しておりますところの今日、より一層この方面を重視すべきであると考えるのでありますが、この点、農林大臣、特にこの方面の企画の責任者であるところの経済安定本部当局の御所見を伺つておきたいと考えるのであります。
第二十七條、第二十八條等は裁判の進行上、「法廷の秩序維持」、「訊問」に関する問題であります。「訊問」に関する場合におきましては刑事訴訟に関する法令の規定を準用することにいたしてある次第であります。召喚、訊問等についてでございます。
内務大臣は一般社會の安寧秩序を保持するために警察権を行う権能を有す。こういう規定が設けられておつて権能がある。警察権の行使に関する問題に對しては、内務大臣が主管をすべきことは當然であります。あるいは農林行政について、あるいは財務行政について、それぞれの主管大臣が一部の警察権をもつているのではないか、こう言うかもしれぬと思うのでありますが、それはもつているに違いない。
われわれとしては、何も統制のために統制をしておるのではなくして、統制をして流通秩序をそこに確立していかないと、おもな物資、あるいは消費財については、自由放任にしておくことの方が弊害が多いという觀點に立つておるのであります。
その經濟緊急對策の中に、流通秩序の確立ということを入れておるわけでありまして、それらの事柄につきましては、どうしてもやみの撲滅ということが必要でありまするし、それと同時に隠退藏物資の活用ということもはいつておるわけでありまして、そういう経済緊急政策をやります上において、今度その第四項目の中にうたつておりましたものを、ここへ入れたわけであります。
政府におきましては、自動車運送事業の重要性に鑑み、昭和六年自動車交通事業法を制定して、自動車運送事業を免許事業とするほか、必要な監督の規定設をけ、爾來事業の健全な發達をはかつて參つたのでありますが、本法は事業法規として自動車運送事業のみを對象としており、すでに陸上運送において重大な役割を擔當する輕車輛に對する規定を缺くのみならず、目下の運送の秩序の確立を期する上から見て必要な規定もなく、最近の經濟産業
その法令に反する場合には國の秩序、また組合員の利益に反することになるので處罰を受けるわけであります。これはやむを得ないと思います。
又一方においては重大なる消費者、重大なる消費者として、いわゆる流通秩序の確立、いわゆる闇の撲滅のためにも勞働者が協力して貰うということを勞働者に懇請して參りたいと思います。
即ち私は三つの方法で大體吸收し得る、即ち勞働者の主張しておる二千六百圓と標準賃金千八百圓の差の約八百圓というものを吸收する方法としては、いわゆる流通秩序の確立ということと、それから物價の安定、公定價格によつて物が配給されるという面と、それから税の方の基礎控除額を百三十圓に上げる。この三つの吸收方法で吸收して尚且つ八、九、十月は赤字が出て來る。
又義務の不履行につきましても、信義誠實の原則に反したる場合には、本當の義務の履行、いわゆる債務でありますれば、債務の本旨に從つた履行にはならない、從つて弁濟たる効力がない、やはり債務不履行だというふうにも法律的にはなる、こういう意味で同時に法律的な効力を持つておるわけでありまして、この点は現在でも民法九十條に、公の秩序又は善良の風俗というふうなことと同じ意味で、やはりやや道徳的な原則であると同時に、
○松村眞一郎君 意見の相違でありますから、かれこれ言う必要はないと思いますが、今例を引かれた公の秩序とか善良の風俗とかいうことは、文字それ自身が直ちに道徳的の意味を持つておるのではない。なにもそれがすぐに道徳ということではない、法律的に善良でいいのであります。信義とか誠實とかいうことを言いますと、これはどうしても道徳的の考えであることは明瞭である。
また片山内閣が成立以來、經濟緊急對策を發表し、あるいは食糧對策を三次に亙つて發表し、また流通秩序確立要綱を發表し、その他重要なる政府の施策が發表せられておりますが、これがすべて經濟安定本部にその源を發しておるということであります。しかもこれらの施策はすべてその後における法律的裏づけを必要とするにもかかわらず、これが單に從來の、巷間言われる官僚獨善的な、傾向をもつて發表せられておるのであります。
要求することは、結局インフレーションを助長することになるからして、結局物價の値上りを促進して、結局物價の値上りが先になるから、何遍名目賃金を要求しても、これは追い驅けつこになつて、どうにもならないということになるのでありまして、政府としては名目賃金の値上げよりも、實質賃金を一日も早く確保するという政策の方へ行こうということで、いわゆる新物價體系というものを立てて、そうしてそれの確保を圖るために流通秩序
それから戰後における混亂した道徳の頽廢その他秩序の混亂のために、鐵道自體がある程度の治安をはからなければならぬような、臨時の人員がございます。それからまた資材、保線等の不十分なために、平等では考えられないほど、特別に餘計な保修人員が要るのであります。そういう一連の、平時状態を逸脱しておるために必要な人間を差引きますれば、相當ここに合理的な人員が現われるのではないかと思うのです。
この點我々といたしまして非常に需給状況の逼迫し、殊に家庭用の需要が殖えたということが、秩序を立つて電力の供給秩序をしつかり確立するということが必要にむつかしくなつた原因なのでございます。こういうふうな點で最近の需給状況は非常に逼迫いたしまして、そうして夏も、今におきましても家庭用の需要は、例えば粉を非常に配給します。
聞くところによりますと、驛長も勞働組合員だから、とうも驛長が監督の上になかなかやりにくい點があるということを聴いたのでありますが、かような秩序保持というような方面に對しまして、當局のお考え方はどうであろうかということも承りたいのであります。私ども四國の島は本土から離れておりまして、あらゆる方面に後れておりまするから、鐵造においても、自然別世界の感じがあるのであります。
私ども現場作業の作業秩序の確保につきましては、しばしば訓令を發しまして、これが囘復に努めております。現場長等につきましても、ただいま井谷さんからお話がございましたが、あるいは組合員である箇所、あるいは組合員でない箇所等、必ずしも總局全體にわたつて一貫した考え方でなく、地方的な事情によつて組合員であつたり、なかつたり、管理者の意思を代表する者として組合員外であるというような状況になつておりました。
併しそんなことをいつてなかなか立たないからといつても、手放しに放つて置くわけに行ませんので、あの流通秩序の確立の要綱におきましても、流通方面における場合、公團組織或いは切符制というようなものを採つた場合においても、その末端機構組織と言いますか、第一次、あの場合におきましてはできるだけ商賣に從事しておつた人をお使いしてお働きを願うという方針を立てておるのでありまして、一松さんのごとき有能な方は、できるだけこの
○奧野政府委員 この點はやはり新憲法に基いて、新憲法の精神に照らして、その慣習が公の秩序に反しない慣習であるかどうかという點について、先ほど來公共の福祉との關連により、あるいは具體的な場合において相當の差異を生ずることもあることと考えます。
○石川委員 民法九十條と第一條との關係でありますが、公の秩序と公共福祉との觀念上の異同がありますならばお伺いしたいと存じます。結局は觀點の相違から表現の相違となつてきたあのであるかもしれません。しかしわれわれは一方には公共の福祉という觀念をもつて律しなければならないと同時に、一方には公の秩序という觀念をもつて律していかなければなりません。これは同一のものでありますが異つた觀念でありますか。
○奧野政府委員 この點は將來研究をいたさなければならない問題と思いますが、今突然に考えておるところでは、公の秩序というよりも、公共の福祉という方が積極的の意味をもつのではないか。
次に家庭内の秩序に關することでありますが、現在私どもが世帶主とか世帶員とかいう名稱を、公私とも使用いたしております。これはもちろん法律上の名稱ではありませんけれども、生活上非常に便利な名稱であります。
殊に雇用關係におきましては、被用者の團體權をを認めたる結果として禮儀も秩序もみな無視されております。はなはだしきに至つては、子は親に對して道義の觀念もたず、弟は兄に對し、生徒は教員に對し下級者は上級者に對し、非禮度を過ぎるものがあり、嫌惡すべき唾棄すべき態度の現われが少しとしないことは、これみな民主主義の行き過ぎであり、誤解であります。
その第一といたしまして、私は社會秩序のために日本の日本的な民主化ために、東洋の倫理に副つた道が必要であると考えるのであります。孔子の禮の道であります。すなわちそこには長幼の序のないところの社會は、眞の平等でなくして惡平等であります。惡平等を去るということは、眞の平等を打立てることでありまして、やがてそれは社會秩序の根源となります。社會秩序はすなわち言わずと知れた平和のもとであるのであります。
元來公團の制度というものは流通秩序の確立、これを維持して行く、こういう點に主力を置いてできているものでございます。私どもは生産事業にも今まで緊密なる連絡をもつて、その内容を個々についても當つてきているものでございます。資金の隘路と資材その他の隘路が、兩々相まつて生産率をだんだん低下してまいつてきているのであります。