1947-10-13 第1回国会 衆議院 司法委員会 第48号
配偶者とわけてやらなければならぬということは、實際生活からいつて、今後の社會の秩序を保つ上から言つても、どうもおもしろくないように考えますが、御考慮を煩わしたいと思います。 それから最後に遺言相續についてであります。今日は生前處分があれば、これに從うということがあるのですが、これも惡いとは思いません。
配偶者とわけてやらなければならぬということは、實際生活からいつて、今後の社會の秩序を保つ上から言つても、どうもおもしろくないように考えますが、御考慮を煩わしたいと思います。 それから最後に遺言相續についてであります。今日は生前處分があれば、これに從うということがあるのですが、これも惡いとは思いません。
でいつたのでありまして、遺産相続はきわめて少かつたのでありまするから、全部のものがどういうふうになるかは、將來の問題になろうかと思いますが、相續を全然やめてしまつて、被相續人の遺言で自由にするという考え方も一つありますが、大體西洋等の例を見ましても、そうでない國は均分相續でありまして、それでいてやはり社會が十分うまくいつておるのでありますから、將來わが國が共同相續になつた場合に、それがために非常に混亂し、あるいは秩序
それで社會秩序が保てますか。實際の社會秩序から考えて、よほどお考えを願わなければならぬじやないかと思います。 それから配偶者がなくて、直系尊族と兄弟姉妹等が相續人になる場合に、直系尊族だけに渡せばいいように思うのですが……。
流通秩序が囘復しない、配給においてはいわゆる名目賃金なり、実質賃金の値上げということを理想とするけれども、それが実現できないという場合にはどうするつもりであるか。この点についての明らかな御囘答を願いたいと思うのであります。
そしてこの勞働賃金の問題は、結局流通秩序の確立ということに非常に大きな關連をもつてきておると考えるのでありますが、政府では先ほど私がこの前に質問したときにも申しました通りに、すでに當時の千八百圓ベースを決定する。その前に豫想したところよりも公定價格においても上つておる。和田長官も豫想よりも上つておるということをお認めになつておると私は思います。
○稻村委員 その點はそれ以上私追究いたしませんが、もう一つ私は問題になつておる流通秩序の問題と關連いたしまして、先ほど申しました通り、やみの比率を非常に少くしていかなければ、千八百圓ベースというものは、最初の豫定よりももつと殖やしていかなければならないと考えておりました。
こういう事態において一應の物動計畫の完成によるところの流通秩序の確立が、きわめて重要な意味をもつてくると私は解釋しております。つきまして政府としては、この豫算を指令通りに實行する上において、確信あるところの一應の物動計畫、流通秩序の確立に對して計畫をもつておられるかどうか、この點最初に簡單に……。
これらは社会秩序の安定と、國民道義の昂揚に俟つこと多大なることは申すまでもありませんが、なんと申しましても直接局に当る税務当局の献身的努力によらねばなりません。ついては、現在のごとき薄給にて、その日の生活に脅威を感ずるようでは実績が挙がらんのも亦大いに考えさせられる点があると思います。
やみを取締りいたしまして、流通秩序を確立するということは、片山内閣の経済施策の中心眼目であるわけなのでありまして、なかんずく私は主食の横流れを取締りまして供出をよくするということが、さらにまたその根本になつてまいらなければならぬと思うのでございます。この主食の横流れを徹底的に取締つていかなかつたならば、供出の完納ということは不可能ではないかと思うのであります。
あるいはまた現下わが國の社会秩序の段階において、労働者が経営面にある程度以上の発言することそれ自体が許されるべきでせうか。もとよりわれわれは、経営の民主化が行わるべきであり、必要であることは深く考えておるところであります。しかしこれは経営者も労働者も、お互いに経営権と労働権を認め合い、信頼と納得によつて企業の健全なる運営をはかり、生産をめぐることにあるものと考えられます。
○奧野政府委員 一應ごもつともな點でありまして、この點について、われわれもいろいろ關係方面とも話し合つた結果、こういうことになつたのでありますが非常に形式的に申しますれば、過料というものは秩序罰でありまして、これは月給から差引いてやるというのではなく、裁判官の一般財産の中から支拂えばよい。
また輸送秩序の確立という點から申しまして、戰後非常に殖えてまいりました自家用自動車につきまして、この規定は從來なかつたのでございますが、これを取入れる必要があるのでございます。
これは慎重にやになければならぬのでありまして、千八百圓ベースの苦しいことは、まつたくわれわれも認めざるを得ないような情勢でありまするが、しかしこれを堅持しようという努力の過程でもありますから、ここをもうしばらく食いしばつたならば、ほんとうに流通秩序の上に載る物品から、生活を安定させることができるのではないだろうか。
ほどから小笠原委員は、かりに法案ができても、實際の面における必要なる資材ができなければ、法に運用において取締りとの間に食い違いが生じるじやないかとおつしやいますが、法の運用という意味におきましては、しからばまた逆の意味から言つて、法案をつくらなければ、一體資材の確保もできず、ほつたらかしておいて、自動車の健全なる發達ができるかというようなことも、また一面言い得るようなことになつてくるのでありまして、社會秩序
今和田長官の御説明にありましたが、物價と賃金の新價格體系が現内閣において取上げられて、これを必死に守ろうとしておるし、流通秩序を確立するということもまた政府の主要の任務になつておる際に、すでに時期が少し遲れておるこの法律を提案するよりも、むしろ私はさつき申し上げましたように、通貨の安定施設に對して、政府は何らかの工作を講ぜられる必要があるのではないかと思う。
そういうことが前提になるならば、それではどうしてこの最低生活費と現在の收入とのギヤツプを埋めるかということは、これはやはり流通秩序を確立をして、一日も早く新物價體系に物價をおちつかせる。言いかえれば新物價體系を策定したと同時に、商人がやみ物價をつり上げた。
すなわち勞働側の主張と政府の主張との間に約八百圓ばかりの相違があるのですが、この八百圓については流通秩序の確立、あるいは一人あたり百五十圓くらいの勤勞所得税の基礎控除を上げる、あるいは新物價體系に物價が安定する、こういつた方法によつてこれを吸收する。しかもなおかつ大體三箇月の間に四百圓くらいの赤字が出てくる。こういう一應の數字がある。
殊に報道せられておるところを承りますと首相はこの千八百圓ベースに關しては自信を失つておる、言いかえますと流通秩序が確實に確立せられなかつたという關係等からして、もつと言葉をかえると國民の協力が十分でなかつたために、この千八百圓ベースを維持することはできないかのごとき報道をせられておる首相の意見を承つておるのでありまするが、これに關してはどういうお考えをもつておられるかという點が第一點であります。
婚姻は国民生活、国家秩序の基礎である。妻の姦通は性欲のためである。生殖を欲しない。もし妊娠せば公認制約血統を乱るのであります。夫婦間に子供があるときは、その子の教育、名誉を害します。相姦者も配偶者を有するとき、即ちダブル・アダルタリーの場合には、二つの家庭に亘り害悪が生ずる。姦婦、本夫、相姦者だけの問題ではありません。社会の風教を害するのであります。
又両罰論者は、若しもその姦通罪を廃止することになれば、性道徳が紊乱し、社会の秩序が保てないということを主張されます。又午前中における委員長の報告におきましても、遺憾ながらこの点につきまして強調されましたように伺います。
第二点は、姦通罪は公の秩序、善良の風俗に反する行為であります。姦通罪を以て単に夫婦間の行為であると考えるのは誤りでありまして、これは公の秩序、善良の風俗を害する罪であります。害する行為であります。御承知のごとく刑法では、公の秩序、善良の風俗に反する罪として、賭博罪、或いは猥褻罪、或いは礼拝所、墳墓に関する罪、こういう罪を、こういう行為を罰しております。
この原則は今後の經濟秩序の根本方針でありまして、從つて、この法律は原則として一切の事業部門に亙り一切の事業活動に適用されるべきものでありますが、この原則にはやはり若干の例外があると考えるのでございます。
これはただ簡單なる問題ではなくして、戰後の國内秩序の治安の維持ということは、今日何を措きましても焦眉の急だと思います。ところが先程局長の御説明によりますると、從來の型のごとくに、他官廳との比較であるとか、こういうことを常に考えておりますることから、段々追い込まれて參りまして、司法の現状というものは、私は先般來しばしば申しておりまするが、本當に崩壞寸前にあると私は思つております。
しかし十一月になれば經濟流通秩序も確立をし、緊急施策も著々實現して黒字が出るという當初の政府の計畫は、容易に實現されずに、十一月には計畫通り黒字になる見込みは確かにないように思います總理大臣もこの席でそういう答辯をされておりまするし、また實際がそれを證明しておるのです。
それでありますから婚姻は國民生活、國家秩序の基礎であると私は考えます。この制約せられたる血統ということは、これは證人訊問のときに安藤博士の述べた言葉を私はここに使つたのであります。民法で届出をする、それによつて公に認められる、そうしてこの男女の間に婚姻が結ばれて子供が生まれるということに、制約された血統が定まつて、こういうようなことが基礎になつて國家が繁榮し、國家の秩序がそれでできる。
そういう意味からいうと勿論反對の意見を持つていらつしやる方の所にはきつと反對意見の主張の手紙が來ると思いますが、私なんか自分を中心に考えて見ますと、世の中の輿論としてはどうしてもこれは兩罰して置いて頂きたいということが強いのじやないかというような我田に水を引いてるのでございますけれども、私は是非とも子供のために、それから家庭や社會の純潔、秩序を保ちますために是非兩罰として置いて頂きたいという希望を持
公の秩序、善良の風俗に反する行爲であつて、法益を害する點が大きいとかいうことについてはいろいろ意見がありますが、時間が長くなりますからただ簡單に憲法の精神を擁護する上からも兩罰の規定が必要である、こういう意見を申上げます。
併しながら現状におきましてはまだ多少年持がございますが、御承知のように段々と手持が窮迫して参りまするし、又流通秩序の確立によりまして、なかなかこの鋼材を新規に新しいルートで入手するというようなことも段々と困難になつて参りますので、メーカー自身も相当苦しい立場にあります。
これはいずれ御存じだろうと思いますが、現に流通秩序の確立だと言つてやられますが、手持で、もう我我はそんなことで食つて行けんのだ。だからして闇は公然だというふうなことで、流れている事実が沢山ある。これが比較的財力においても、会社の経営力においても弱い。
○政府委員(鈴木重郎君) 今回の配給制度、流通秩序確立の根本方針は、原反で、必要な所に関する限りは、原反で配給するのでありますが、作業衣として配給する物は、いわゆる衣料ではなくして、作業衣を作る原料で、指定生産資材配給規則の適用を受けることになつております。
しかし、経済力の集中の排除は、その目的から申しまして、いたずらにわが國の産業経済をこまかに解体分割しようとするものではなくして、國民経済を平和的に、かつ民主的に再建するための基礎をつくろうとするものでございますから、それはまた將來の民主的な秩序に相應する経済の合理的な再編成を行うという積極的な作用をもつものでなければなりません。
道路交通取締法案の施行によりまして、交通秩序の保持のために警察官の増員が要るのじやないかということにつきましては、先程説明員から御答辯もあつたのでありますが、交通取締りばかりじやなく、治安全體の問題として、警察官の増員は誠に焦眉の急ではないか、かように思うのであります。
○説明員(原文兵衞君) この法律ができまするならば、その機會に交通秩序の維持向上、交通道徳の昂揚というような點につきまして一層努力を拂いたいということにつきましては、實は十分考えておるのであります。
終戰以來道路交通の取締りにつきましては關係方面の指示もありまして、非常に交通秩序の保持の上において效果が擧がつて來たと見受けるのでありますが、この問題は交通取締りに携つております警察官の數の問題でありまして、この種の良い法律ができました場合において、これを實行いたします上につきましても、十分なる警察官吏を保有して置く。警察官吏の努力に俟たなければならない點が非常に多かろうと思うのであります。
しかし事故の起つてまいりましたことは、國家の秩序が乱れまして、國民の思想が極端なる變化をいたし、しかも國民経済は、ますます通貨の膨張とともに逼迫してまいり、それによつて生じてくるところの犯罪は、これは鐵道の人員の力のみによつて防止することはできないのでありまして、國家政治と國家経済の確立によつて國民生活を正道において、國民の生活の安定とあいまつて、國内の治安を維持していくということを根本に考えていかなければならぬのであります
國鐵におきましても、先ほどお話のように、長距離の急行列車等は秩序がよくなりまして、治安上も、また衛生上も立直つたように思います。但しローカル線に行きますと、まだまだ非常に直り方が悪い。
列車内においてポスターによつて秩序と道徳を表示しておる。そのポスターが三等車内に掲示されて、二等車内に掲示されていない。そこにいわゆる階級的な等差を設けておるのじやないか。こういう御意見と承つたのでありますが、さような意思表示をして、三等と上級の二等の方々に偏見的な取扱いを業務上しておるということはないのであります。