1954-03-09 第19回国会 参議院 内閣委員会 第7号
○衆議院議員(松前重義君) ここに、実は科学技術庁が直接の下部組織としての研究所や或いはその他の機関は持たないというのが原則でなければならないと思うのであります。
○衆議院議員(松前重義君) ここに、実は科学技術庁が直接の下部組織としての研究所や或いはその他の機関は持たないというのが原則でなければならないと思うのであります。
○委員長(小酒井義男君) 次に科学技術庁設置法案衆議院議員松前重義君ほか七名提出を議題といたします。 私から松前さんにちよつと二点ばかりお伺いをしたいと思いますが、実はこの法律案について私どもの聞いている反対意見の中に、これは以前の技術院の復元でないかということを非常に懸念して反対しておられる意見があるようであります。
○衆議院議員(松前重義君) 只今御説明いたしましたように、科学技術行政協議会の事務局は科学技術庁内に置かれることになつております。従つて科学技術行政協議会というものは少くとも科学技術庁の下部組織ではありませんけれども、一応事務局を通じて、その行政協議会を通じて出て参りました事柄を処理する役所として科学技術庁が存在しておる、こういうことになります。
○松前重義君 ただいまの御質問は科学技術庁とスタツクと日本学術会議と、非常に複雑な機構になつておるが、このスタツクと日本学術会議の関係において、スタツクあるいは日本学術会議の強化によつて今までの説明したところの目的を達することができるのではないか、こういう御質問であろうと思うのであります。ただいま茅先生からお話がありましたように、私も同じように考えるのであります。
この科学技術庁におきまして所掌いたしまする仕事としては、いわゆる根本的な共通なな原理、あらゆる技術と申しまするか生産、その他医学、薬学等に共通な一つの根本原理と申しますか、これに対しての研究は自然科学の基礎的な問題に相なりまするので、大体ここに科学技術庁として考えておりますことは、科学技術庁におきましては文部省のやつておる事柄がただいまの根本的な研究に属しております。
ただ問題はこの科学技術庁なるものが有力なる研究所を下部に持つていないというところに御指摘があつたようでありまして、これは先ほど御説明いたしましたように、科学技術庁の設立後におきましてこの運用を通じて生れて来る問題であると思うのであり手。
行政管理庁次長 大野木克彦君 行政管理庁統計 基準部長 美濃部亮吉君 事務局側 常任委員会専門 員 杉田正三郎君 常任委員会専門 員 藤田 友作君 説明員 総理府恩給局次 長 八巻淳之輔君 ————————————— 本日の会議に付した事件 ○統計法の一部を改正する法律案(内 閣提出) ○科学技術庁設置法案
この科学技術庁の設立によりまして貴重なる国費の節減とこれが重点的活用によりまして、画期的科学技術の振興に資するものと信ずるものであります。 次に、法案の内容について簡単に御説明申上げます。
○理事(上原正吉君) 次に科学技術庁設置法案を議題といたします。発議者の提案理由の御説明を願います。衆議院議員松前重義君。
科学技術庁の設置に対して反対ではないが、多少違つた案をお持ちの方は、あなたの党である自由党にもおいでになる。その諸君の話によりますと、まことに合理的な御意見であります。何となれば、経済科学庁をつくろう、経済の裏づけは科学技術であるから、経済科学庁としてやつた方がよろしいという意見が、私は近代の行政機構としては最もふさわしい適当な方法であろうと思うのであります。
でありまするから、先般来お願いしておりました科学技術庁の設置については、大臣も大分御理解をいただいたと思いまするが、どうも行政機構の改革の中から除いてあるような感じがするのであります。先般緒方副総理にもお願いしまして、考慮をするということをはつきり明言はされましたが、その後どのようになつておるのか。実は政府がこれを御提出にならなければ、議員提出で出さずばなるまいと思つて実は今出してあります。
○塚田国務大臣 これは行政管理庁長官としてしばしばお答え申し上げておるように、私も御指摘のような欠陥が、日本の科学行政の上に確かにあると思うのでありまして、どういう形でこれを是正するのがいいかということで、なかなかうまい案が見つからない状態のままでこのようになつておるのでありますが、先般松前委員外数名の方々の御提案で、内閣委員会の方に科学技術庁設置の法律案が提出されておりますが、本日の閣議にもそのように
政府におきましてもその見地から科学技術庁というものをつくつた。ただいま町村委員の行われましたそういう意味の要請に応ずるという意味においてこれをつくつた。こういうことがありまして、そうしてこれに行政改革本部の方で取上げられて鋭意研究を進められたようであります。
――――――――――――― 二月十三日 科学技術庁設置法案(松前重義君外七名提出、 衆法第三号) 同月二十二日 統計法の一部を改正する法律案(内閣提出第四 八号)(予) 一月二十一日 恩給金庫復活に関する請願(島村一郎君紹介) (第一号) 金鵄勲章年金復活に関する請願(佐々木盛雄君 紹介)(第二号) 同(山本友一君紹介)(第三号) 同(關谷勝利君紹介)(第四号) 恩給法の一部改正
この科学技術庁の設立により、貴重なる国費の節減と、これが重点的活用により、画期的科学技術の振興に資するものと信じます。 次に、法案の内容について簡単に御説明申し上げます。
○国務大臣(愛知揆一君) 科学技術の研究について一つの政府部内に総合的科学技術庁でございますか、そういうものを作つて、専任の国務大臣をその長官にするというような考え方が一部において考えられておることは私も仄聞いたしております。
実は私が伺いたいと思つたことも今の説明のうちで或る程度私は納得をしておるのでありますが、ただ伺いたい問題は、私の聞き違いであればこれは取消すにやぶさかではないのでありますが、最近議員提案を以て科学技術庁というものを作ろうかというような噂があるようでありますが、そういたしまするとこの工業技術院と科学技術庁というものは重複をするのではないか。
○西川彌平治君 私も実は工業技術院、それから新らしく提案をされるやに承わつておる科学技術庁というものに対するまだ実は研究が十分に参つておりませんので、又そういうふうな議案も出ておるかおらんかまだ私はわかつておらないような状態でございますので、何らかの機会にいま少し掘下げて一つ御質問を申上げることにいたしまして、今日はこれで質問は打切ることにいたします。
科学技術庁というものはその考察を加えて行く方なのです。科学技術庁というものを設けたつて、そこでもつてハンマーあるいはいろいろなものをつくつたり試験をしたりするものでは私はないと思う。
しかし先般科学技術議員連盟の方々からちようだいしました科学技術庁の構想というものについては、そういうような意見でありますので、そういう意見を申し述べてなお検討を願うようにというようにはお願いをしておるのであります。
しかしただいまお尋ねの科学技術庁という構想、しかも先ほども申し上げましたように、巷間伝えられておる科学技術庁というようなものの構想は、これはそういう機能を果す程度のものであるように思えるので、あれでは適当でないのではないかというので、科学技術庁構想といいますか、今伝えられておる科学技術庁構想というものは行革本部としてもまだこれでしかるべしという結論には行つておらない。
もちろんこれは科学技術庁のようなものができるとすれば、これはそこで一応音頭をとるべきでありましようが、今まではそういうのが全然ありませんから、どこかでめんどうを見なければならない。それにはやはり電波監理局長、あるいはまた郵政省の関係でめんどうを見られる必要があると私は思うのです。
科学技術の振興は最も緊要の問題の一つであるにかかわらず、その中心機関ともなるべき科学技術庁の設置が、今回の行政改革において取上げられなかつたのは一体どういうわけであるか。科学技術の振興が国の産業の或いはあらゆる鉱工業の基本となる政策でもありますので、この点についての対策、方針を文部大臣にお伺いをしたい。 次が義務教育における教科書の問題についてであります。
それから最後に、科学技術庁の問題でありますが、これは行政管理庁の長官のほうからお答えがあると存じます。(拍手) 〔国務大臣木村篤太郎君登壇、拍手〕
先般国会側の科学技術振興議員連盟から、科学技術庁というものを新設したらどうかということを案を具して御意見を伺つておるので、しばしば機構改革本部でも検討しておるのでありますが、まだ最終的にこれならば現在の機構よりもいいという結論に到達いたしませんので、なお検討を続けておる状態でございます。(拍手) —————・—————
それから第五の科学技術行政でございますが、これは現在いろいろな案が論議され、科学技術庁の問題とか、いろいろあるようでございますが、私個人の見解といたしましては、この新しく考えられておる研究機関、技術庁、そうしたものがみずから研究所を持つということは従うに問題を紛糾さすだけでありまして、むしろ現在ある研究所を有効に利用して働かすように持つて行くべきそうした機構でなければならんと考えております。
○小沢久太郎君 今藤田さんが言われた研究テーマについて国家的中枢機関が欲しいということは、今お話になつておる科学技術庁のようなものが欲しいという意味なんですか。
○参考人(藤田金一郎君) 只今科学技術庁のようなものが、私が只今お答えいたしましたことにぴつたり合うかどうかというお話でありまするが、実は私は科学技術庁の案の詳細は詳しくは存じませんけれども、多分と申しまするか、今のような働き、これが科学技術庁であつても、何かやはり各省に跨がるものの或る中枢的な計画本部的なものを指したわけでございます。大体ああいう性格に近いと私は存じております。
そこで科学技術庁というものが具体的な構想として、実は国会の科学技術議員連盟といいましたか、何かそういう国会議員のお集まりで案をおつくりになつたものを参考としていただいたのであります。
○国務大臣(大達茂雄君) 科学技術庁の事柄につきましては、私詳細には存じません。航空技術の点につきましては、これは関係の方面におきまして過般学術会議等の関係によりまして、視察団を出したような事実は私承知しております。無論これは科学技術の一環として研究されるものでありまして、これが何も再軍備であるとか、何とかいうことには関係のないものと承知しております。
○高田なほ子君 これを符節を合せたごとくに科学技術庁設置が非常に多くの政界人の間、或いは経済界の人々の間から支持されてお話が出ておるようでありますが、この航空技術の研究、いわゆる航空兵力の増強と、この技術庁設置とは何らかの関連を持つているのではないか、文相にお尋ねをいたします。
ただ具体的にどういう形にこれを持つて行くかということは、実は各方面のいろいろな御意見を伺つおるのでありまして、又国会におきましても、科学技術陣営の方々のお考えになつております一応の試案というようなものも頂戴いたしておるのでありますが、その構想によれば、科学技術庁を設置したらどうであろうかということも言われているようでありますし、どういう線に最終的な決定になりますか、とにかく相当重点を置いて、今度の機構改革
その要望の一つが科学技術庁の新設ということになつております。これにつきましては日本学術会議はどういう態度をおとりになりますのか、いろいろ噂もありますが、公式に一つお聞かせ願いたいと思います。
○塚田国務大臣 これはどうも新聞かいろいろに伝えてくれますので誤解を起しておるようでありますが、科学技術庁の構想、ことに構想として新聞に伝えられておるものは、私もしくは行政機構改革本部が考えておる構想ではないのでありまして、むしろ国会側のそういう問題に御熱心な方々——科学技術議員連盟と言つておられるそうでありますが、そういう方々の代表的な意見として私どもの方に、今度の機構改革にあたつてこういう構想で
○齋藤委員 長官としてはこの科学技術庁の設置ということに対してどうお考えになつておるか、これはぜひともこういうものを行政改革としてやつて、そうして日本の科学技術というものの総合発展というものをはかる必要性があるということを、お考えになつておるのですかどうですか。
それは郵政大臣としてのお考えを伺うということよりも、行政管理庁長官としてひとつ伺つておきたいと思うのでありますが、新聞によりますと、科学技術庁の設置ということが今非常に叫ばれておるのであります。
なお、これは御質問外かと思うのでありまするが、科学技術庁の創設というような案も実はございますようなわけで、それと科学技術振興に関する予算の分けかたの問題もどうしようかというようなことも一つの研究課題にはなつているようなわけでございます。
○三浦義男君 若しそこに仮称でありましようが、科学技術庁のようなものができなかつたといたしますと、何か今の既存の機構におきまして、これを補強する、或いは予算の措置をもつと考えてやるとかいうようなお考えはございませんか。
○楠見義男君 通産省の事務当局のかたにお伺いしますが、今度科学技術庁は院として、そして本省の附属機関とするこういうことになつておりますが、その附属機関になつた場合にこれはどつかの局が世話をするということになると思いますが、どこの局に属する附属機関になるでしようか。
○国務大臣(野田卯一君) 今度の行政機構改革に当つても、科学技術を奨励し、科学技術を総合的にこれを推進するという意味で、科学技術庁という役所を作つたらどうか、総理府に科学技術庁を作つたらどうかという提案もあつた。そこで科学技術の振興は現内閣の政策の一つでありますから、是非やりたい。併しながら、それがために急いで科学技術庁をつくつていいかどうかということについて多分に疑問がある。
本年度海外に出ます特許のロイアルテイだけが三十二億といわれておりますが、来年度は五十億、七十億あるいは百億、従来日本が戦争前の状態でも多少のロイアルテイを海外に払つておりますけれども、この約十年間まつたく戦争一辺倒で、その方面のいわゆる科学技術庁では、民生安定に必要な科学技術の研究が行われておりませんといつて過言ではないのです。