1955-07-26 第22回国会 参議院 商工委員会 第33号
そういうものを何とか統一をいたし、また研究自体も全面的に調整をとれるようにしたらどうだろうという構想に出発して、科学技術庁とも称すべきものを一つこの際作ってもらったらどうだろうということで、これは大臣がここにいらっしゃいますが、大臣にも再三お願いをいたしておるわけであります。
そういうものを何とか統一をいたし、また研究自体も全面的に調整をとれるようにしたらどうだろうという構想に出発して、科学技術庁とも称すべきものを一つこの際作ってもらったらどうだろうということで、これは大臣がここにいらっしゃいますが、大臣にも再三お願いをいたしておるわけであります。
○衆議院議員(小平久雄君) その点は先ほどから申し上げておりますように、われわれとしましては、政府に科学技術庁と称すべきものを早急に作ってほしいという要望をこれは再三申し上げておるわけでありますが、政府の間においてもいろいろ御意見があるようで、今国会には間に会わんかったようであります。
○衆議院議員(小平久雄君) それはわれわれ提案者の考えも将来科学技術庁というような強力なものができれば、このような研究機関もその国の一つの機関、中心的な行政機関の中に入って行くことも考えられましょうが、お話の現在のスタックですね。これは私もよくあまり詳しく存じませんが、行政的な権限、そういうものはあまり持っておらぬようであります。
同時に、国内の技術者に対しましてはうまずたゆまず、そうして希望を失わせしめないようにして、いろいろな新しい研究に努力せしめるというふうに、こういうふうにいたしたいと存じまして、すでに科学技術庁を独立さして、それを別に一つの庁として実行したらどうか、こういうふうな意見もありまして、私どもはこれにむしろ賛成しておる一人でございます。
そこでこの学問をいかに科学技術と結びつけるかということについては、ぜひとも総理府の外局といたしまして、総合調整するような科学技術庁というものを設けなければできないと思うのであります。
○石橋国務大臣 大へん御努力で、こういうような案ができまして、これはさっそく研究をいたしますが、実は先般御決議の科学技術庁の問題については、経審を中心に研究してもらっております。何とか結論を早く出したい、それから原子力の問題でも同様であります。
従いまして、官庁間における統合機間と言いますか、これは研究の統合機関というものを一本にして、それで科学技術庁を作れと、こういうふうな意見も一部分にございまして、これは相当私は有力な意見として非常に傾聴してきているわけであります。
○野本品吉君 そういたしますと、長官といたしましては科学技術庁というような一つの行政機構を設けるということに対して深い関心を持ち、また熱意をお持ちになっておるというふうに了解してよろしうございますか。
今度こそれを科学技術庁で総合調整して、それから大蔵省とぶつかれば、たとえば資源なら資源はこういうふうにやるということをきめておいたら、そう簡単に各省は自分の予算を削られたから研究費の予算を削っておる、そういうわけにはいかない。
直截簡明に言うのが私の特徴ですが、科学技術庁の設置についてこの原案をお作りになった御当局者、現在の前田小委員長と、両方にお尋ねしたいのですが、どうも具体的にはどういうことになるのか、さっぱりわからない。
この科学技術庁の問題ですが、科学技術庁というものが実現できるというと非常にありがたいとわれわれは考えておるのですが、その科学技術庁ができない場合に、今民主党の考えている経済科学企画庁という案が出ておる。これもわれわれとしては次善の策として通ればいいと思っておる。しかも、これも通らないというときに、一体通産省と経済審議庁では原子力問題をどうお取扱いになりますか。
○戸叶委員 先ほどの質問の中で科学技術庁のようなものを作る構想を持っていられるとおっしゃいましたが、本調印前に何か正式な受入機関というようなものが作れる見通しがあるか、それとも本調印をしてしまったあとで正式な受入機関をお作りになるおつもりか、その点を承わりたいと思います。
これは閣僚諸公に官房長官からお伝えを願いたい問題でありますが、この商工委員会では、科学技術庁設置に関する決議を行なっております。その決議の文句は、「原子力の平和的利用を推進し、科学技術の飛躍的発展を期するため、原子力統轄機構を含む科学技術行政全般の総合調整と刷新の目的をもって、この際総理府に科学技術庁を設置することを要望する。」というのであります。
それから科学技術庁の方は昨日小委員会で私ごあいさつ申し上げました通り、これも御趣意においてむろん同意であります。ただこれをどういうふうな形で実現するかということについては、実はすでにもう経審の方でも研究いたしておりますので、それに従いまして御趣旨に従うように、できるだけこれを実現することに努力をいたします。
その際科学技術、特に原子力の平和的利用を中心とする科学技術の飛躍的発展をはかるため、まずこの際総理府に科学技術庁を設置して、原子力を含む科学技術行政全般の総合調整と刷新をはかるべきであり、ついては商工委員会において別紙のような決議を採択していただくべきであるということにおきまして、昨日の小委員会において満場一致申し合せをしたのであります。 次に決議案を朗読いたします。
科学技術庁設置に関する決議案 原子力の平和的利用を推進し、科学技術の飛躍的発展を期するため、原子力統轄機構を含む科学技術行政全般の総合調整と刷新の目的をもつて、この際総理府に科学技術庁を設置することを要望する。 右決議する。
まことに不幸この上ないと思うのでありますから、特に一つ、こういう事態に直面したのでございますから、本日の決議を御尊重下さいまして、さっそく科学技術庁新設に対する当局の御決意を固められるように一つお願いをしておきたいと思うのであります。
○神田(博)小委員 ただいま委員長のお話もございましたように、私はこの際科学技術庁設置に関する決議案を提出いたしまして、満場の委員の方々の御賛成をお願いいたしたいのでございます。 申し上げるまでもなく、近時原子力の発明に伴いまして、科学技術におけるところの諸般の施策を高度に打ち立てなければならないというような情勢であることは、申すまでもないことと存じております。
大体御承知のように、イギリスとかアメリカなどは委員会組織の行政機関が多いものでありますから、DSIRというのは、訳しますと科学技術庁あるいは科学工業技術庁になるかと思いますが、その運営もヘッドにある委員会がこれをつかさどっておるということでございます。このDSIRの中には、日本におきまする工業技術院といったようなものも全部入っておるわけでございます。
従つて官房副長官の、御無理かと思うし、又お聞きしてもどうかと思うのですが、その学術会議とか、科学技術行政協議会の関係、それから研究機関を有機的に整備統合するということ、それからそれらの一つの具体的な現われとしての科学技術庁の問題、こういうものをどういうふうにお考えになつているか、一般論として伺いたい。
○政府委員(江口見登留君) 科学技術の振興という点から、それらを一本にした科学技術庁とでも言うべき官庁を設けてはどうかという御意見は、もう数年前からあるのであります。
小委員会といたしましては以上のごとく修正試案を作成したのでありまするが、本法案の取扱に関し、目下の客観情勢を判断いたしまするに、特に問題となりました本法所管につきましては、小委員会修正試案を以て関係行政機関と意見の交換をする必要があり、且つ、本法案と密接な関連を持つ科学技術庁設置法案が衆議院において行悩みとなつて、今国会では審議未了の公算が極めて大きいのであります。
わが党は、左派社会党とともに、科学技術の振興の観点からぜひとも科学技術庁の設置が必要であることを唱え、現在議員立法として科学技術庁設置法案を衆議院に提出いたしておるのであります。今申し上げました原水爆対策につきましても、恒久的総合機関が必要であり、これからの問題こそ科学技術庁設置の必要性を物語つているのであります。
併しながら将来の問題といたしまして、科学技術庁、先ほどお話がありましたように、そういう組織が総理府の外局というようなことで設けられるということになりますれば、将来の問題といたしましては、そういうところに移ることが最も妥当なのではないかと考えられます。現在におきましては、通商産業大臣が最も適切なのではなかろうか、こういうように考えまして、これに落ちついたわけであります。
なお第三に、まあ一方において科学技術庁を一つの独立した官署にするといつたような動きもあるのでありますが、これらのことをやる場合に、将来こういうものを作れば、これらはこれに引継がれて行くものか、この点についてどういうお考えを持つておるか、その三つの点をお聞きしたい。
それと関連するのは、本委員会でこれから審議して行くのと関係があるのですが、科学技術庁の設置法案が衆議院の同僚諸君の議員立法で本委員会に出されているわけです。で、この法律案の審議に当つては、当然この学術会議或いは科学技術行政協議会、それらとも非常に関連が深いのでありまして、それらに対する現在行革本部で考えられている大体の構想なり見通しを今後の審議の都合もありまするので伺つているわけなのです。
それから科学技術庁の点につきましては、議員提案の法案でございますが、行政改革本部におきましてはやはりこの問題を相当慎重に取扱つたのでございますが、まあいろいろな案を持つて検討はいたしたのでございますが、まだ結論を得るに至つておりません。
○矢嶋三義君 その真偽のほどは知らないのですが、私はこういうことを聞いてもおりますし、又推察しておるのですが、それはこの政府部内には科学技術庁の設置の必要性を痛感している方々も相当おられる。
そのときに通産大臣並びに科学技術庁の何とおつしやいましたか博士のほうの御意見では、当初は原子核研究所と関連なく原子力について原子炉設置の方向に遊んで行くんだという意味合いの発言であつたように考えたのですが、だんだん論が発展していつた過程において最終的には通産大臣の言明として原子核研究所とも十分連携をして原子炉に関する予算を効率的に使いたい、かように存じますと、こういうまあ誠に妥当な政府の見解に到達しておるのです
参考人(戸沢鉄彦君) 私そういう点でかなり心配な問題がいろいろあるんじやないか、こういうふうに政府や文部省の意向で以て大学又は大学の学部に教育施設や研究施設を置くということになりますと、何か学問の立場からはどうかと思うというようなものも、その時の政府の政策の工合で以て、どこかに何か軍事に使う、軍事目的のためになる研究所を置かなくちやならないというような場合に学校を利用することになるだろうし、それから科学技術庁
○平井委員 この科学技術庁設置法案は議員提出であります。すなわち松前重義君外数名の議員によつて提出をされておるのであります。
○平井委員 御承知のごとく、塚田行政管理庁長官におきましては、行政機構改革を数日中に本内閣委員会に提出する運びになつておりますので、科学技術庁の設置をするがせぬかという問題も、早急に解決しなければならぬ問題と思うのであります。
○稻村委員長 次に科学技術庁設置法案を議題として審査を進めます。 質疑があればこれを許します。政府委員は官房長官です——平井義一君。
明日は科学技術庁設置法及び恩給法一部を改正する法律の一部を改正す法律案の審査を行うこととし、本日これをもつて散会いたします。 午前十時七分散会
○国務大臣(塚田十一郎君) 科学技術庁のほうは先般お答え申上げましたようになお若干まだ問題点がありまして延びておりますが、航空技術審議会のほうはこちらはもうずつと考え方がまとまつておりまして、ただまだ具体案が少し問題点が残つておりますので遅れておりますが、近く成案を得て御審議願えるところまで運べると思つております。
ただ今国会に議員提案で出ております科学技術庁の構想というものについて非常に問題点があるのじやないか。ただ私どもとしては現在ある機関を何とか統合してもつと強力に、又総合的にものの判断のできるようなものにしたいという構想で、従つて今の出ております案も参考にしながら適切なものを得たいという考え方で進んでおりますので、成るべく早く結論を得たいと考えております。