1948-06-19 第2回国会 衆議院 文化委員会 第13号
資本主義の時代であろうと、社会主義の時代であろうと、共産主義の時代であろうと、勤労自体の價値というものは変りないと思う。これは決して勤労階級というような意味でなくして、勤労すること自体に対する價値であつて、実際工場なんかにおいても、働く者と働かない者と、どつちがいいかということになれば、それは働く者の方がいいにきまつている。
資本主義の時代であろうと、社会主義の時代であろうと、共産主義の時代であろうと、勤労自体の價値というものは変りないと思う。これは決して勤労階級というような意味でなくして、勤労すること自体に対する價値であつて、実際工場なんかにおいても、働く者と働かない者と、どつちがいいかということになれば、それは働く者の方がいいにきまつている。
インフレが悪化の一途をたどりまして(経済がまさに崩壊の寸前にあるこの困難なわが國の経済状態を再建していきますためには、資本主義のもとにあるところの今日といえども、極力社会主義政策を採用する必要があります。このことが理想を高く掲げまして熱のある政治をするということであろうと私は考える。
過小申告をするということが、もう社会通念のようになりかけているのでありますが、これを防止して税収を確保するために、追徴税率をもつと引上げていただきたい。そうして過小申告者とか脱税者には、これをどしどし課していただきたいのであります。 それから延滯料でありますが、これを五銭から十銭に引上げた程度では、普通に借金して税金を納めるよりは、延滯料で賄つておく方がずつと安くあがる。
こういうことを聞いたわれわれ農民は、あすの將來に明るい夢を見、將來の民主化あるいは社会の合理化という点を念頭に置きまして、一割が二割、いや三割でも増産をやる決心を新たにして、すべてに邁進しておるものであります。 また治山、治水の問題についても、全國三千有余の大小河川があります。そうしで五割、すなわち千五百くらいの早急に修理しなければならない川があると承つております。
第四十八條では所管範囲、第四十九條では委員会の取扱う事務のうち、おもなものを列挙してありますが、学校その他の教育機関の設置管理、教員人事、教育内容、教育予算、社会教育等がおもなるものであります。これは、都道府縣と市町村との委員会に共通の事務でありますが、都道府縣委員会は、このほかに特別な事務を行うことが第五十條で規定してあります。
その具体的な方法は我々としても社会党の政調会として檢討してみたわけですが、本当に日本経済の再建を日本國民が公平な負担においてやる、そういう非常な決意を持つて、ここで相当な社会改革をやるつもりでやれば、できないことはないと思うのですが、併しそれをやらないからできないのである。そういうことでできなければ我々としては止むを得ざる最低の案として、なるべく物價の騰貴を少なくしなければならない。
これは主として戰時中における教育の不十分と、戰後の社会的混乱によるものでありますが、新日本の建設に寄與すべき少年の重要性に鑑み、これを單なる一時的現象として看過することは許されないのでありまして、この際少年に対する刑事政策的見地から、構想を新たにして少年法の全面的改正を企て、もつて少年の健全な育成を期しなければならないのであります。
○野木政府委員 訴因というのは、新しい言葉でありまするけれども、要するに一つの社会的事実としてのある犯罪現象がある。それを一つ法律的に構成しまして、たとえば刑法二百三十五條窃盗をやつたとかいうように法律的に構成した事実、それを訴因。ですからある物をとられたという場合におきまして、あるいは暴行を伴えば強盗、暴行を伴わなければ窃盗となるのであつて、しかも社会的には一つの同一性がある事実であります。
○参事(寺光忠君) 先日の委員会において一應決定されました諸派の取扱いに関して、社会革新党から控室に看板を掲げることを要望されて來ておりますので、これを如何いたすべきかをお諮り願いたいと存じます
あの勅語はわれわれ家庭においてあれをもとにして教えても、社会において教えても、りつぱな道徳訓だと私は思つているが、これも実際いげないというのか。天皇の神聖性を利用して何か問題でも起すと困るという懸念でももつているのか、その点を私は聴いておきたい。排除する方法、どういうことでどうするということがあれば、それを聴いておきたい。
しかしわれわれはその後民主自由党へ合同しましたために小会派が滅んだのですから、これは小会派の第一党である社会革新党か進んでこれに当つてくれ、そうして国民共同党も交渉して当つてくれということをお願いしておりました。私は本日中村君に会つたが、中村君はりつぱなな候補者で、ここの書記官長としての経歴もあるからよかろう。人の比較をすることは私の欲せざるところ。
○石田(一)委員 ただいまのお話では小会派のおもなるものは社会革新党だというお話がありましたが、全国選挙管理委員というものを最初に選ぶときには、社会革新党は社会党に所属していたのであります。社会党として選ぶへきものをお選びになつて、それから後に小会派として出てきた。
しかるに御承知のように、最近は産業、経済、文化、教育各般の復興に伴いまして、いよいよ逓信業務が繋激を加えてまいりましたので、一層多数の從業員の質の向上と、その技能の練磨とを必要とするに至りましたことや、それから今日の文部省における教育制度の整備ということや、その他各般の社会情勢の変遷に伴いまして、逓信講習所の内容に檢討を加える必要があることが痛切に感ぜられてきたのであります。
これはいまさら申し上げるまでもなく、多くの庶民階級の貯金でございまして、これを切捨てることは社会的に大きな影響があるということ、それから貯蓄に関する関心というものにたいへん惡影響を與える、こう考えます意味から、切捨てになると新聞に出ているのでありますが、事実かどうか。なおこれに対して逓信省は現在どういう考え方をもつているか。
それから、もし將來物價、賃金が改訂されましたときに、さらに運賃を値上げするかどうかというお話でございますが、これはそのときの経済並びに社会情勢によるのでありまして、ただいまからは予定できないことでございます。今そういう場合になつたら、さらに上げるかどうかということも、実は考えておらない次第であります。
に飜訳的な難解の用語が出てくる、また漢字をことさらに平がなに書いてあるものがあるが、これらは、ただに難読であるのみならずへややもすれば文意を誤解することなきを保しがたい、われわれは、かかる危険な法文によつてわれわれの権利を左右せられることは忍びがたいことである、法律は最も一般大衆によくわかる、平易な字句を用いなければならぬと思うが、政府の所信いかんとの質疑に対して、政府の答弁は、政府としては、学界社会各層
第四十八條では所管の範圍、第四十九條では委員会の取扱う事務のうち、主なものを列挙してありますが、学校その他の教育機関の設置、管理、校長、教員の人事、教育内容、教育予算、社会教育等が主なるものであります。これは都道府縣と市町村等の委員会に共通の事務でありますが、都道府縣委員会はこの外に特別な事務を行うことが、第五十條で規定してあります。
税法を嚴重に適用するということ、嚴罰主義で臨むということは、非常に不幸なことでありますが、社会の道義心は地を拂い、納税観念は案に未曾有の低下をしておる今日においては、甚だ不本意ではありますが、私はこの徴税上、罰則規定を嚴重に適用する、甚だ遺憾な措置ではありますが、それ以外にこの乱れた納税観念を回復する途はないと思います。
これは何か一部門に偏したことを申上げるようでありますけれども、この出版物、書籍、雜誌というものは文化國家を造成する上に、社会教育の一環として極めて根本的な重要な役割を果しまする関係上、我田引水の如き説でありますけれども、その点、特に御配慮を煩わしたいのであります。
一方これが補填策といたしましては、成るべく奢侈品的なものを選びまして、これに多少の増率を課しまして、そういたしますれば社会政策的な見地から見ましても妥当でありますし、又担税力もあるものと考えられるのでございます。尚只今申しましたいわゆる販賣各段階毎に累積課税するの可否については、大いに考慮すべき問題があると考えるのでございます。
しかして、この要請を満すためには、米國及び英國に見られるごとき、自由職業者としての高い社会的信用を有する多数の会計士を必要とするのでありますが、わが國の現状におきましては、從來から計理士の制度はありましたが、この要請に應ずるためには、公平に見て、なおはなはだ不滿足な状態にあることは、遺憾ながら一般の認めるところであります。
何ら間に合わないところの、学校を卒業してすぐ出た者が、ただちに試驗に合格いたしまして公認会計士となり、多年の間りつぱな経驗を積み、社会の信用をもち、多年の苦労を積んでまいりました者が、みんな洗いさらわれるということになるとわれわれは考えるのであります。この既得権を認めましても、絶対に國家に害毒を流すものじやございません。
○羽仁五郎君 そういう御趣旨だつたら、もう少し簡單にしておいて、「社会が青年を迎えてこれを励ます日」というふうに書いたらどうしようか。
青年を祝い励ますのは社会のわけですね。
特に全市民がこれを利用し、この内容については、きわめて低廉にしかも安直に利用され、社会の文運進展のために寄與しなければならないということは、これは言をまたないのであります。にもかかわらず、独立採算制をとるならば、これは字の通り、独立をして採算をするという建前になるならば、これは必然的に私企業化するのであります。
ですから、その点は狭い意味の数理統計的には成立しても、社会統計的には、何か私たちが非常な不安をもつということを申し上げたい。 時間も大体なくなるようでございますから、結論として申し上げますと、とにかく私たちは生活を安定させたいということを、それからもう少し皆いい暮しをしたいということです。今若しくても先に見込みがあるならばがまんをする。
○庄司(一)委員 公けの租税外に地方町村の負担の面において、町村住民の非常な悩みのたねとなつておるものは、最近においては、税に準ずるものと考えられるところの社会専業の共同募金の天降り的な割当、あるいは農村においては水利組合の会費、これは從来あつたことでございますが、水利組合費、あるいは灌漑用水のうまくないところが電力でやつておるその電力組合費、あるいは最近流行のP・T・Aの負担料、そういう大藏省等からあまりはつきりと
二百五十倍、そういう乱暴な殖やし方をするのでありますから、社会に非常な弊害が起る。例えば酒の密造のごときものは、これはもう実に驚くべきものでありまして、大体その方面の消息通の話を聞きましても、全國五百万の農家のうち一戸平均二升ずつの「どぶろく」を作るといたしましても、一千万石の米が消耗されるというのであります。
殊に新興所得者に対する課税は、取る手段がないというよりも、現在のような一般の社会機構から申しますと、こういうような新興所得者というものが官僚との結び付きによりまして、脱税という方向へ行つておる。こういうものを考えなくては、こういう闇所得者への課税はできないのではないか、そういうことが仮にどうしても不可能であるというのならば、今の大衆がどのようなところに追い込まれておるか。
最近の経済事情、社会情勢等を考慮いたしまして、弁理士登録料を適当に増額するとともに、罰則中罰金並びに過料の額を、他の処罰法規との均衡を保つように引上げるために、弁理士法中これに関連する部分につきまして、必要な改正を行おうとするのがこの法律案提出のおもな理由であります。以下改正案の要点を御説明申し上げます。 第一は、弁理士の登録料を引上げたことであります。
以上御説明申し上げたことく、この法律の制定によつて、郵便振替貯金の制度は普遍的な、かつ確実な送金及び決済の手段としてその機能を十分に発揮することができて、経済社会に多大の便益を供與するものであることを確信している。 以上御説明申し上げた点を御了承の上、何とぞ十分御審議されて速やかに御賛成くださるよう切望する次第である。 〔以下速記〕
こういうふうに文化的な方向によるところの、当然社会の批判によつて是正していくような方針を、進めていくべきではなかろうかと考えております。
ずつと古い案を見ますると、甲と乙とは、乙が甲の八〇%になつておりますが、現在の社会情勢、生活状勢からいたしまして、この差を縮めることが妥当ではないか、更に労働省旅費増額割合表を見ますと、これが五段階に分れまして、例えば大臣を第一段階としまして、これが十割の増額で、最低は本省局課の係長たる二級官とありますが、それは二割の増額となつております。上は十割で下が二割という非常に大きな開きなんです。
、あげた場合には、その人の名前において名誉毀損の訴えを起す、また内閣全体に対する今までの名誉毀損という考へ方はわれわれもつておるのでありますから、場合によれば内閣全体としてこの問題を取上げて告訴する場合がある」云々、かようなわけでありまして、あなたは国際上の名誉のためにも、信義のためにも、また日本人のこうした不用意な、人の名誉にかかわるようなことを放言させないように、一つの教育上と申しましようか、社会指導上
事実無根のことに対して、とかく日本人はかようなことを言うのを慣わしとしておるようだが、その点に関してもわれわれの告発でもつて社会に一つの警告を與える、社会教育の意味でこれを大いにやるのだというような答弁があつたのでございます。私は当時さらに西尾長官に、さような意味で告発をせられることは賛成である。殊にさような事実がないからという前提の上にやるならば、特に私は賛成である。
あるいはこの場合はほとんどの場合制服の巡査がやるべきだという観念かもしれませんが、制服官に限りませず、私服の者もありましようし、あるいは往々にしてにせの制服も犯罪として現われておりますから、個人をもう少し尊重する意味において、現在の社会においては、風教上あるいは営業上の臨檢以上に、私はもつと大事に取扱わるべきでないかという観念のもとに、もう一度御質問申し上げます。