1948-06-18 第2回国会 衆議院 運輸及び交通委員会 第19号
聞くところによりますと、これはある筋からの注文だとかいうことでありましたが、一体この大きな貨車は何に使われるのか、無蓋車か有蓋車か知りませんが、もしも何らかの目的に使われるならばいたし方がありませんけれども、しからずして普通物資の輸送に使うのでしたら、三十トンという貨車は、よほど大きな駅でない限りは扱いにくい。すなわち貨車の入交作業でも、普通の駅では多勢の労働者が手で押し返しておる。
聞くところによりますと、これはある筋からの注文だとかいうことでありましたが、一体この大きな貨車は何に使われるのか、無蓋車か有蓋車か知りませんが、もしも何らかの目的に使われるならばいたし方がありませんけれども、しからずして普通物資の輸送に使うのでしたら、三十トンという貨車は、よほど大きな駅でない限りは扱いにくい。すなわち貨車の入交作業でも、普通の駅では多勢の労働者が手で押し返しておる。
卒直に申し上げまして、一挙にその目的を達することは不可能と存じます。ただ海の方を三倍に一應考えました根拠は、御指摘の通り現在海の方が非常に高い、陸の方が非常に安い状態でございますので、國鉄の方を三倍半にして、海を同率の三倍半にもつていつたら、いよいよ海の方が高くなるから、若干これよりも倍率を下げなければならぬ。
北海道などで、山元から小樽、室蘭の港湾出し、船積みなどの目的に多く集中いたしまして、使うつもりになつております。また北九州などのような戸畑、若松あたりで山元から出すという所へ集中して使う考えになつております。松本さんの御意見は今後追加発注の際に十分尊重いたしまして、檢討いたします。
それから一番最初のことであとに返るわけでございますが、その目的の中にはいろいろありますが、特にこの際申し述べたいのは、こういつた行政機関はむろん強力的ないろいろな措置をやるためには、適当な他の方法によつてやれるわけでございますが、そういつたすべてのものを通して、今までの軍國主義下において、日本の官僚その他の機構がやつたようなことでなくて、これがすべて國民に対して民主的な運営をやらなければならないとうことは
この原案が出されるにあたりまして私の最も痛感いたしましたことは、諸君が出されました理由の中には國の行政事務の能率的な遂行をはかるためにこの法案を出すということでありましたけれども、原案をずつと調べてみますと、とうてい諸君の説明するところの目的を達成できない。
第二條には、旧軍用財産は、公共団体において病院等医療施設の用に供するときは、その経営が営利を目的とし、あるいは利益をあげる場合を除いては、この法律施行の日から三年以内に限り、当該公共団体または当該学校経営者に対して、時価の二割以内の減額した対価で売り払うことができることとしたのであります。
出さぬことはよろしいけれども、それに信念があつて、この第二次農地改革の完遂は、はずかいくない程度に目的を果す自信があればよろしいが、今のところ実はうそだと思ついいる。なぜと言うとそれは査察する方法が実際ないのであります。予算は現在の予算の中から出すとは言うけれども、実際やつてみたらば、昨年大和田事務官を案内していつたときに、私自身がそのときに自動車賃を四千円負担させられてしまつた事実があります。
從つて本年二月におけるマツカーサー軍司令部からの農調法完遂阻害の各種團体的な旧勢力に対しては、占領目的違反として相当徹底的な処罰をなすべき旨の日本政府への申入に対して、一段の関心を今言つたような立場から交渉いたしましても、人の問題において、あるいは経費の問題において、とうていそういつた方面に手がまわらない。
○田邊説明員 まことにごもつともな御質問でありまして、政府といえども、適当な目的に使用していない土地は、できるだけ開放するということが農地改革法の本旨に基くことになるわけでありまして、山林、牧野その他につきましても、営林署とかその他いろいろな方面において、できるだけこれを開くようにいたしております。
それからこの價格調整費に関連する問題でありますが、近く改訂されようという價格におきまして、例の賃金ベース三千七百円というものが一應想定されておるわけでありますが、若しこの三千七百円の賃金ベースというものが昨年七月のマル公改訂のときのように、幾許もなくして崩れ去るということになりますと折角の價格改訂或いは調整費の交付ということに拘わらず、所期の目的は達せられないという結果になるわけでありまして、この三千七百円
さてその費用が、それならばその本來の目的にそのまま使われておるかと申しますと、これは疑問であります。で、昨今西尾民の問題を繞りまして出ております土建業者と政府の大臣その他の要人たちとの関係、こういうふうなものは結局主としてこの終戰処理費なり、又公共土木事業費なり、こういうものの支出を繞つて、そこに展開せられておる事実に外ならないのであります。
私はこの過大ということについて自分の考えを卒直に申上げますと、この過大の意味を議論いたしまして、或いは過大であるとか過大でないとか言つておりましても、日本の現在の政治の力とか、或いは國民の士氣、言葉を換えて申しますれば、戦時中と違いまして、如何なる政府の施策にも國民は協力して耐乏の生活に入る、或いはそれを強行するだけの理由、目的、力というようなものが存在いたします場合は別といたしまして、現在のような
またそれが今回の改訂の目的であると思います。しかしはたしてその物價あるいは定められました信金が均衡を得て、そのまま続き得るかどうか、もし今回の物價改訂によつて賃金物價を安定せしめ得ないといたしますと、ここにインフレの見透しについて悲観的ならざるを得ないのであります。將來の見透しはなかなかむずかしいのでございます。私もはつきり申し上げかねます。
この弘済会は御承知の通り、鉄道業務のために殉職いたしました者、あるいは公傷になりました者、または退職いたしました者等の本人並びに遣族などを救済することを目的といたしまして、駅の賣店などの仕事をやらしておるわけでございます。駅構内の営業は、弘済会が独占しておるという声も聞くのでありますが、種類によりましては、むしろ他の業者が多い面もあるのでありまして、全部独占ということになつておらないのであります。
刑事訴訟法の應急的措置に関する法律は、日本國憲法の施行せらるるにあたり、現行刑事訴訟法に新憲法の要求する最少限度の應急的措置を講ずることを目的として制定せられ、一應昨年末をもつてその協力を失うこととなつていたのでありますが、その後、諸般の事情により、刑事訴訟法の改正が遅延しておりました結果、再度に亘り有効期間の延長を見まして、現在では、本年七月十五日からその効力を失うこととなつているのであります。
本法の三十五條で経済査察廳長官がやらせる帳簿の作成、報告書の提出というものは、第一條に掲げてありまするたとえば一般國民の啓発、違反行為の調査、その他これに掲げてある一連の目的のために、そういう必要からこういうものに対して帳簿の作成または報告書の提出を求める。
○鍛冶委員 なるほど、連れていくときにおれの目的じやなかつたと言われるつもりでしよう。先ほど花村君の言われる通り、取締りを受ける者からみてさようなことはわかりません。ここまでは経済査察官の仕事だ、ここからは司法警察官としての仕事だ、これはどういうところでそういう区別をつけられるのですか。
まず今の長官の御説明を承りますると、第一は、査察官は司法警察官でないのだ、そして目的は司法行為をなそうという目的でないのだ、こういう御説明に盡きたと思います。そこで承らなければならぬのは、査察官が同行を求めて、協力を求められた相手方の警察官は、これは司法警察官でありますか、いかがでありますか、これをまず明らかにしておきたいと思います。
この法案は本則八ヶ條及び附則から成つておりまして、第一條はこの法律の目的を述べ、警察官等が警察法に規定されました職権職務を忠實を忠実に遂行する手段は右の目的のためにのみ用いられることを規定いたし、苟くも濫用するようなことのないように戒めております。次に第二條は参犯罪の予防又は捜査上必要な質問をすることができることを定めたものであります。
仰せのごときものが破壊消防としまして、その破壊された犠牲によりまして他が助かるという、公共の目的のための破壊でありまするからして、それは消防行政の責任者であるところの当該の市町村が負担をする。こういうふうなのを原則に私は考えたいと存じます。
保險業者としてのやつは先程全部申上げましたのでありますが、一般に第七條は、我々保險業者の仲間でも、一つの建物を届け出るのに窓口が多過ぎる、だから窓口が一本で、つまり消防の目的が達せられるならば、それに越したことはないじやないかという程度の、極めて常識的な業者の意見でございまして、それが新築などをいたします際に、又もう一つ窓口が多くなると非常に遅れてしまう。
○証人(亀井幸次郎君) 極めて適切なお考えなんでございますが、税金の形においてそれを取立てるか、つまり目的税として取立てるか、或いは一遍保險に集まつた金を別の形において融資し、保險目的に、つまり火災保險の方でございますが、災害防止といいますか、火災防止の方に流れて行くようにするという問題になると思いますが、これは日本の都市を一應頭に浮かべて御想像下されば一番お分りなんでございますが、まあ消防施設の拡充
都度國会に提案をいたしまして御承認を得よう、こういう考え方で進んでおりますので、その結果は私が理論を申上げて、あなたに得心して貰うことは、或いは下手でございますが、やはり経営コスト面にその努力の如何は現われて來るものであろうと存じますので、理論のうまい人には理論を使つて貰い、現実で行く人には現実で行き、技術で行く者は技術で行くというふうに、いろいろ組合せまして、各方面の権威者の御参加を願いまして当面の目的
大体現在といたしましては、民営でやつておる所はなるべくこれを指導育成しまして、この附近の運輸交通の目的に應じたい。どうしても民営でやつていけない所は國家の力でやりたい。こういうことになつておるのでありますが、最近に至りまして國有鉄道の赤字が非常に多い。こういう場合には、省営というものを少し差控えたらどうか。
どうかひとり出版物だけでなく、今回の取引高税という形において徴収するものを、正しく正確に徴税の目的を達するために、発行税ないしは制衣製造高税その他の方法によつて、この徴税をなされんことを特に皆さん方に御考慮願いたいのであります。またもし原案のままにおいて実施されたといたしますならば、私はこの取引高税なるものは阿片、麻薬に等しい弊害をもたらすものではなかろうかと思うのであります。
本案は、タバコ益金の收入を確保するために、現下問題視されておるやみタバコの撲滅を目的として組まれた法案でございまして、改正される要点は三つあるかと存じます。
特に第十六條におきまして、「民生委員は、その職務上の地位を政党又は政治的目的のために利用してはならない。2 前項の規定に違反した民生委員は、第十一條及び第十二條の規定に從い解嘱せられるものとする。」
今回の改正案のおもなる点は、第一に國民健康保險を行う者は、原則として國民健康保險組合でありますが、ただ営利を目的としない社團法人にして、一定の要件を具備するものについては、組合の事業を行うことを認めております。 今回の改正において、國民健康保險を行う者は、原則として、市町村又は市町村組合といたしました。
但しこの際にちよつと申し上げておきたいと思いますることは、これを政治的目的に利用することが適当でないということは、民生委員たる人が政治活動をしてはならないという趣旨ではないのであります。それぞれの人に政治的の意見があり、政治活動をする自由はあるのでありますが、ただその民生委員という地位を政治的に利用することを嚴に戒めたい、かように考えてこの規定を設けたわけであります。
この自作農創設特別措置会の第三條に書いてありますが、「自作地で当該自作地に就いての自作農以外の者が請負その他の契約に基き耕作の業務の目的に供しているもの」こういう字句がありまして、大低の場合はそれによつて買収ができるというふうに考えておつたのですけれども、これだれでは足りないというので今日條文を附け加えたのでありまして、結局この法律の解釈そのものといたしましては、文字の解釈としては自己の計算でやるものを
○北委員 農地調整法の農地政革の目的は、大体耕作者に全部土地を與えるというのが本心でと思います。一体在村地主としてひとつも耕作の意思がない者に土地をもたせるという考えは、どこからきているのか、この点。次には、今まで行われておるところの農地開放が滿足にいつておるかおらないか。まず最初にこの二点をお伺いする次第であります。
○山添政府委員 大体において、その目的を達しておると考えておるのでありまして、われわれが予期しましたよりも順調に進んだということを喜んでおるわけであります。しかしながら、さらに微細な点にわたりまして落ちがあるかどうかというようなことは、さらに精密に当ることを決して怠るわけではないのでありまして、徹底してやりたいと考えております。
○笹口委員 もう一点根本的な問題を一つ伺つておきたいのでありますが、自轉車競走振興が一つの目的となつているが、自轉車の優秀ということと、選手の技倆の優秀ということが勝敗にどの程度影響するものか、要するによい自轉車に乘れば選手の技倆は落ちてもスピードが出るものか、自轉車の質が惡くとも選手がよければ勝ち得るが、御存じの点だけ聽かしていただきたい。
これは廣告依頼者に適当な寸法によつて葉書大ならば葉書大の廣告を作らせる、それは全部廣告者に持たせる、それを配達人が配つてやる、郵便を配ると共に配つてやるということによつて廣告の目的を達せられるのであります。
併し今度企図せられております約四倍の値上げには行過ぎでありまして、若しこれを実行いたしますと、所期の目的に副わないばかりでなく、弊害の方が多いように考えられます。從つてこの倍率をもう少し改めまして、値上げは十五割程度に止めたらどうかと考えております。 以下その理由を若干詳細に申述べます。
そうしますと、民間人というものは、経営というものに対しては、勿論收支のバランスを取るということが目的で経営するということは当然であります。こういう点につきまして、何の面に民間人を登用されるかという矛盾が來ますが、この点について所見を一つ御発表願いたいと思います。
さような目的でやつたのであります。
○栗栖國務大臣 健全は文字通り健全の意味でありまして、私はそれに藉口して、他の目的のためにあるいは曲められて、いろいろな措置がとられるというような意味は一切含まぬということを、ここで申し上げれば御趣意に適するかと思うのであります。
○栗栖國務大臣 組合本來の目的を達成するために、正常なるコースによつて自主的に発展して目的を達成するということが、私は本來の行き方だと思うのでありまして、そういう趣意に副うて組合の健全なる発達ということについては考え、また諸施策もしたい、こう思つておる次第であります。
これはこんなことを私言つておりますと時間がなくなつてしまいますが、その次に本論に入りまして、運賃を値上げいたしまして、果して目的が達せられるであろうかどうかという点でございます。第一の狙いでございまするところの赤字を消す方法、これは運賃を値上げしましても、赤字は消えないのでございます。