1948-06-29 第2回国会 衆議院 予算委員会第三分科会 第1号
漁船再保險特別会計歳入歳出において、二十二年度五千八百七十三万九千円に対し、二十三年度二億六百五万五千円と、一億四千七百三十一万六千円の増加要求は、前項と同じ理由であります。
漁船再保險特別会計歳入歳出において、二十二年度五千八百七十三万九千円に対し、二十三年度二億六百五万五千円と、一億四千七百三十一万六千円の増加要求は、前項と同じ理由であります。
漁船関係者の御意見につきましては、早速関係方面とも協議の上、御希望に副うように努めたいと存じまして、せつかく善処方を考慮中であります。ついては成案を得まして次回國会に提出の上、御審議を煩わすことに相なると思うのであります。何とぞ御了承願いたいと思います。 なお委員の点につきましては、任期がありますから、任期満了次第、御希望の線に沿つてそのように取計らいたいと思います。
昨日の厚生、水産両委員会の合同審議の際に、私及び他の水産常任委員から申し上げましたように、本法案は漁船船員に対しては実情に適しない不備な点が多々あるのでありまして、これらの点に対してしては、政府当局におかれてもつとにこれらの点に対して御肯定になつておられることは、昨日の御答弁によつて判然といたしておるのでありますが、これら実情に適しない点について、政府は近い將來でき得べくんば次回國会までに改正の御成案
海域には各種魚族が集散する日本唯一の金華山漁場がありまして、漁船最も多く、かつ海洋沖合には大型、小型汽船の航行が頻繁なる地岬であります。しかるにこの大須岬は、到るところに暗礁が点在しておりますので、風濤または濃霧の際には、出漁船及び沖合航行汽船が針路を誤りまして、座礁し難波船となり、当岬に避難し來るものが多々あるのであります。
そこでこの漁船がはいりましたのはいつかと申すますと、第一國会の議決ではいつたわけでございまして、そのときにおきましては、船員法の中に三十トン以上の漁船がはいつております関係上、その裏打ちといたしまして船員保險の方がはいつておるわけでございます。それから失業保險は他の陸上の労務者と同様の意味におきまして、やはりはいつておるわけでございます。
○宮崎政府委員 ただいま船員保險委員会の構成につきましての御意見でございますが、船員保險委員会の委員の割振りについては、船員中央会の委員の割振りにならつたのでございまして、これは船主、船員、中立各七名が出ておりまして、その中で漁船関係者は船主、船員各一名あて出ておるのであります。その例にならいまして、今の保險委員会の方も船主、船員、中立各一名あて漁船関係から出ていただいたのであります。
さよういたしまして、この養老年金というものも漁船乘組員に対しては、任意加入にすることが適当と、かように考えるのであります。 第三点といたしましては漁船單位の加入とする。乘組員個々の加入とするのでは、実際の漁業の実情に適合しないのであります。
――――――――――――― 六月二十五日 漁船保險法の一部を改正する法律案(内閣送 付)(予閣第一九号) 同月二十四日 昆布の統制撤廃に関する請願(冨永格五郎君紹 介)(第一六九四号) の審査を本委員会に付託された。 六月二十五日 有明海の漁業取締に関する陳情書 (第 九〇八号) を本委員会に送付された。
厚生委員会に付託せられました船員保險法の一部を改正する法律案につきましては、漁船の乘組員の問題もあり、本委員会とは多大の関連がありますので、衆議院規則第六十條により厚生委員会と連合審査会を開会いたしたいと存じますが御異議ございませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
次にお尋ね申し上げてみたいことは、御承知の通りに、日本の漁船が拿捕されて、第三國に引張られている状況であります。これは禁止区域を荒らしました関係によつて、拿捕されたものでありますか、あるいは禁止区域内を航行中に拿捕されたものでありますか。農林当局としては、この点に対して拿捕船の関係の内容を檢討し、禁止区域を侵したものであるとするならば、断乎処断をすべきでなかろうかと考えます。
それから一般のやや大きな漁船の修繕とか何んとか、民間のそういう仕事も引明けてやつております。
この前の委員会で御説明申し上げました通りに、現果漁船につきましては、漁船保險制度というものがございます。ああいうものにならつてこしらえるか、または非常な災害による損害だけを填補するような保險制度にするか、その辺の交渉、特に関係方面との交渉が、まだ十分熟していないわけでございます。
從いまして木船業者は以前のごとくに、ほとんど保險をつけないでやつていくという状態になるのではないかと思いますが、そういうことは木船事業の健全なる発達上好ましくないのでありますなら、ただいま申し上げましたように、漁船保險に類する保險制度を設けまして、各地区の任意組合は國家に再保險する、その各地区の任意組合のこうむるべき損害を國家がさらに引受けるという制度にもつていきたい、かように考えるのであります。
從いまして現在の木船保險組合を解散いたしました後におきましても、これに代るべき保險制度を設けるべく目下考究中でありますが、その大体の構想といたしましては、現在の漁船保險制度にならつた保險制度、すなわち各地区に任意の保險組合を設けまして、その保險組合が國家に再保險するという制度を施してはどうかと目下研究中であります。
○岡田(修)政府委員 先ほど御説明申し上げましたごとく、この解散のあとにおきましては、漁船保險組合にならつた木船保險組合を設けたいと考えている次第であります。
そのためにわずかばかりの荒天であつて、出港さえすれば相当の漁獲を期待できる際でありましても、船だまりに欠くるところがありまするために、漁船はせつかくの出漁を見合わせざるを得ない、こういうような状態に置かれておるわけであります。当地方はいかつり漁業、さらに機船底引網漁業、その他巻網漁業等が盛んでありまして、今後とも延なわ漁業等非常に有望な地方であります。
日本海唯一の水産物宝庫と称せられる同半島外浦沿岸の中核をなし、経済的地位はきわめて重要なものがあるが、輪島港は近年防波堤に損傷を來し、そのまま放置するときは、いたずらに損害の増大な招き、使用にたえがたくなるのは必然であり、かつ現在の施設では船舶避難に安全を保しがたいものであるから、同場の修築とともに、防波堤を新築し、併せて港内の浚渫並びに外港の岩礁破碎を実施されたい、また舳倉島避難港は現在の施設では漁船
一度本漁港完成の曉は、別紙計画書のごとく優に三百余トンの漁船の岸壁横ずけは容易に可能と相なり、陸上諸設備、製氷冷藏等の施設の完備を見れば、地理的條件に伴う近隣の漁船相つどい、その基地を形成し、大型機船漁業の発云とともに、一躍年産五千万円の水揚漁獲を得るの盛観を呈するの確約を誓うものであります。
次に、昭和二十一年度において特別会計の第一予備金をもつて予算の不足を補表いたしましたのは、印刷局、専賣局、大蔵省預金部、厚生保険、食糧管理、新炭需給調節、農業家畜再保険及び漁船再保険の八特別会計であります。 次に昭和二十一年度において特別会計の予備費を支出いたしましたのは帝國鉄道特別会計であります。
從來農林保險審査会は農業保險、家畜保險のほか、漁船保險、森林火災國営保險の中央審査会たる権能を有していたのでありますが、機能の強化と運営の円滑を期するため、今回各保險の種類別に審査会を設けることにいたすので、これを農業共済再保險審査会に改めたのであります。 何とぞ愼重御審議の上速かに御協賛あらんことを切望する次第であります。
御承知のように漁業は戰時中におきましてその漁船といい漁具その他の一切の生産資材は、大体において六割から七割、八割に近いものは破壊され或いは喪失して來たのであります。
從來農林保險審査会は農業保險、家畜保險の外、漁船保險、森林火災國営保險の中央審査会たる権能を有していたのでありますが、機能の強化と運営の円滑を期するため、今回各保險の種類別に審査会を設けることにいたすので、これを農業共済再保險審査会に改めたのであります。何卒愼重御審議の上速かに御協賛あらんことを切望する次第であります。
本請願の要旨は、北海道亀田郡尻岸内村は本道屈指の惠山魚田沖合に有し、道近各沿岸を初め新潟、山形、宮城、若手よりの漁船並びに津軽海峽トロール操業船等がこの沖合に集つてくるが、函館以南に漁港がないため、一朝しけに際してその混乱はなはだしく、遭難するものも多い、ついては本村大澗に漁港を築設し、山背泊船入まを改修拡張されたいというのであります。 次に鹿部漁港修築の請願であります。
昭和三年九月、工成りまして今日の漁港になつておるのでありますが、その後浪害、水害のために非常に浅くなりまして、漁船の行き來に非常に困難を感じておるのでありますので、本請願になつたのであります。本委員会におきましてよろくお取ざらい願いたいのであります。きわめて簡單でありますが請願の趣旨を御説明申し上げた次第であります。
大原漁港は昭和十三年に修築工事を始めまして、昭和十六年に第一期工事が終了したのでございますが、なお非常に漁船が輻輳いたしますので、昭和十七年に拡充工事を始めたのでございますが、戰爭のために中絶いたしまして現在に至つたのであります。
第三番目は沖浦漁港修築の請願でありますが、沖浦漁港は廣島縣南東、大崎上島の南端に位しまして、縣下有数の漁場として、特に鯛つりの名所としてうたわれる漁港でありますが、戰時中より何ら修築を加えられず、年々の大風に港は荒らされ、船だまりは狹小かつ不完全で、漁船の避難にも困難をきわめ、漁船その他の損害も少くないのであります。速やかに該港の修築工事を施行されたいというのであります。
○宮崎政府委員 ただいまお答え申し方げましたのは、現在は漁船関係の失業保險、養老年金保險が行われておるわけでございますが、それを任意制度に改めてもらいたいという意向があるのでございます。その任意制度に改める部分は今回の國会に提出しないで、もう少し研究してこの次まで考えたいというわけでございます。
しかるにこの船員保險法と申しますものは、労働規準法とも称すべき船員法の制定と併せて、船員を対象とする船員保險法でありまして、まことに時宜を得たものと思うのでありますけれども、現行のこの保險制度は、実際において漁船の実情を無視した、実情と適しない点が多々あるのであります。
それから次に漁船建造の問題でございましたが、從來漁船建造に対しまして復興金融金庫方面から融資をいたしておりますが、契約当時と引渡しの当時とは非常に建造費が高騰してまいりまして、とうてい借りた金では引渡しを受けることができない。そういう事態がたくさん出ておりますことは、私どもも承知をいたしておるわけであります。
日程第五は漁船の建造はわが國水産業復興対策上緊急の重要問題であるが、最近建造費は急激に高騰して、今までのような復興金融金庫の融資額ではとうていその建造はできない、ついては漁業者に対する復興金融金庫の融資はその実情に即した取扱をされたいというのであります。 日程第六はこれはただいま御説明申し上げました日程第五と同じ趣旨でございますので説明を省略させていただきます。
第五に漁船再保險特別會計について申上げます。この歳入の收入濟額は千二百二十一萬餘圓でございまして、歳出の支出濟額は千百六十九萬餘圓でございますから歳入の歳出に超過いたしますこと五十一萬餘圓でございますけれども、翌年度の歳入に繰入れするところの未經過再保險料に相當する金額が三百四十一萬餘圓がありまするから、これを控除いたしますると二百八十九萬餘圓の不足を生ずることと相成ります。
同港は山形縣海岸線の中央に位して漁獲も一ケ年平均八十万貫乃至百万貫で、縣下漁獲高の七割を占める重要漁港であり、すでに第一期工事としては昭和十一年着工、昭和十五年完成したが、近時遠洋漁業の急速なる発展に伴い、大型漁船の増加は港内規模狭隘と水深の浅きことを痛感することとなり、殊に同港は運輸交通の面から見ても極めて重要であるから、速かに第二期工事を実施して貰いたいというのであります。
從つて瀬戸内海の交通の要衝として発展しておるのでありますが、同時にまた颱風の警報でもありますと、この一帶の海上におる船は、商船と漁船なるとを問わず、唯一の避難港としてここに避難をいたしております。