1947-12-08 第1回国会 参議院 本会議 第65号
それから第四番目の水産関係法令整備のための調査、これは水産関係團体が一応解消することに相成りまして、これに代るべき漁業協同組合の法案と漁業権制度を主体とした漁業法の全面的改正をするために調査をすることになりまして、七月の二十九日に議長の承認を得まして、江熊哲翁君が小委員長として鋭意調査をいたしたのであります。
それから第四番目の水産関係法令整備のための調査、これは水産関係團体が一応解消することに相成りまして、これに代るべき漁業協同組合の法案と漁業権制度を主体とした漁業法の全面的改正をするために調査をすることになりまして、七月の二十九日に議長の承認を得まして、江熊哲翁君が小委員長として鋭意調査をいたしたのであります。
私共といたしましては漁業権の改正を、非常に大幅の改正をいたす時期がございますので、その際にこれらの字句も合せて改正をする意図の下に今回においては單に新憲法の実施に伴いまして執行いたします罰則の部分だけを最小限度改正して行くという程度に止めておつたのでありますが、この衆議院の修正案につきましては固より何ら異存のあるわけはございませんからして差支ないと考えております。
○政府委員(藤田巖君) 只今御質問のございました点は、いずれも現在係爭中の漁業権の処理に関する問題でありまして、これは法律の解釈の問題として、いろいろお聞きでございまするけれども、この裏にいろいろ複雑な事情のございます点は御承知の通りでありまして、これにつきましては、お話の通り十分研究をいたしました上、次の委員会でお答えをさして頂きたいと思います。
○青山正一君 ちよつと今日の問題とは懸け離れておりますが、一つ漁業権の問題についていろいろ承りたいと思います。この質問の事柄の非常に重大な事柄でありますからして、一つ局長も私の意のあるところをよく聽いて頂いてその上一つ本省にお帰りに願つて十分に議を決めて一つ御返事を願いたいと思います。 一、すでに放棄したる旧漁業権の保護区域というものがあるかどうか。
私共といたしましては、この漁業法の全面的な改正は、この漁業権制度の改正が当然起ります際に、全面的に触れなければならん問題でございますので、從つてその際にこれを変えて行く。今回の改正はただ憲法の関係で、罰則の根拠法規がなくなる結果困ります点だけを差し当り改正をするというように、最少限度の提案にいたしました次第であります。
從つて今回の改正におきましては、取敢えずその根拠法規を直接こちらに設けるというだけの程度に止めまして、全体の罰則が非常に低い問題は、これは漁業法の改正、漁業権制度の改正に伴いまして、当然やらなければならぬ機会もありますので、そのときに全面に亙つて又均衡のとれておりません点はこれを是正したい、こういうふうな趣旨であります。
陳情第百六十七号は便宜上第二百四号と一括して審議をいたしましたところ、青山委員より漁業法の改正、漁業協同組合法の制定を遅延せしむることは、漁業者の精神的不安を醸し、生産意欲の減退を招來する虞れがあり、又漁業権は漁業協同組合の共有とし、又これが開放は真に働く漁民にすることが極めて適切であり、又漁業会の民主化を図ることも極めて必要なことであるから、本件はこれを採択し、意見を附して内閣に送付するを適当と認
宇部東線電車運轉を山口市宮野地区迄延長することに関する請願(委員長報告) 第二十三 常磐線松戸、水戸間電化促進に関する請願(委員長報告) 第二十四 漁業法並びに漁業協同組合法の制定に関する陳情(委員長報告) 第二十五 沿岸漁業者用加配米に関する陳情(委員長報告) 第二十六 機船底曳網漁業取締に関する陳情(委員長報告) 第二十七 海中沈没物速時引揚に関する陳情(委員長報告) 第二十八 漁業権
漁業關係から申しますれば、特殊漁業に關しましては漁業権の買収もすんでおります。ただ問題が残つておりますのは、自由漁業に關しましてはまだしつくりいつていない。そういう點が残つておるわけであります。この點に關ししましては圓満な強調ができるように努力いたしたいと考えておる次第であります。 —————————————
陳情第百六十七号漁業法並びに漁業協同組合法制定に関する件第百七十一号沿岸漁業業者用加配米に関する件、第百七十二号機船底曳網漁業取締に関する件、第百七十三号海中沈沒物速時引揚に関する件、第二百四号漁業権の漁業組合共有に関する件の小委員会の経過及び結果について御報告申上げます。以上の五件につき九月二十六日及び十月一日の二囘に亘り小委員会を開催し愼重審議しました。
(第百六十九 号) ○沿岸漁業者用加配米に関する陳情 (第百七十一号) ○機船底曳網漁業取締に関する陳情 (第百七十二号) ○海中沈没物速時引揚に関する陳情 (第百七十三号) ○魚價引上げ並びに高級魚の自由販賈 に関する陳情(第百七十四号) ○漁業用綱索原料マニラ麻の輸入懇請 に関する陳情(第百七十九号) ○かつを、まぐろ、並びにさめの價格 引上げに関する陳情(第百八十一 号) ○漁業権
そうして漁業権とか何とかいろいろ問題はありますけれども、そういう問題は大きな事業であれば克服できますけれども、小さな問題は克服できませんから、どうか一つ根本的に大々的に計画を立てて頂きたいという意見なんです。
そのうち一番大きな地区は、今漁業権で反対を蒙つて困つておる話もあるようなわけでありまして、干拓は支障がないと言われますが、漁業権の問題が附き纏つて來ましてなかなか計画には困難ですが、それで委託干拓をやらせる場合には、地方においてすつかり漁業権問題が解決がついた、そういうものだけやらせておるだけであります。
それに対しては加配米の中止というようなこともありましようし、極く酷にすれば、漁業権の取消しとか或いは停止、或いは漁具の強制取上げというような問題もありましようが、とにかくそういうような手も打たれていいのじやないかというふうに考えるわけであります。
する陳情(第百六十九 号) ○沿岸漁業者用加配米に関する陳情 (第百七十一号) ○機船底曳網漁業取締に関する陳情 (第百七十二号) ○海中沈沒物即時引揚に関する陳情 (第百七十三号) ○漁價引上げ並びに高級魚の自由販賣 に関する陳情(第百七十四号) ○漁業用網索原料マニラ麻の輸入懇請 に関する陳情(第百七十九号) ○かつを、まぐろ並びにさめの價格引 上げに関する陳情(第百八十一号) ○漁業権
関する陳情(第百六十九 号) ○沿岸漁業者用加配米に関する陳情 (第百七十一号) ○機船底曳網漁業取締に関する陳情 (第百七十二号) ○海中沈没物速時引揚に関する陳情 (第百七十三号) ○魚價引上げ並びに高級魚の自由販賣 に関する陳情(第百七十四号) ○漁業用綱索原料マニラ麻の輸入懇請 に関する陳情(第百七十九号) ○かつを、まぐろ並びにさめの價格引 上げに関する陳情(第百八十一号) ○漁業権
併しながらどうしても金融をいたす場合には事業に理解がないといい金融はできませんから興業銀行がハサミ金山に融通して貸付金が固定した例もあり、北海道拓殖銀行でも、或いは樺太の漁業権に融通をして貸付金が固定して自分でバツクになつて経営しなければならないようなことも生じた。日本興業銀行も企業に対して金融したけれども金融した貸付金が焦げついてしまつて銀行の職員がその会社の役員になつて経営しておる。
陳情(第百六十九 号) ○沿岸漁業者用加配米に関する陳情 (第百七十一号) ○機船底曳網業取締に関する陳情(第 百七十二号) ○海中沈没物速時引揚に関する陳情 (第百七十三号) ○漁價引上げ並びに高級魚の自由販賣 に関する陳情(第百七十四号) ○漁業用綱索原料マニラ麻の輸入懇請 に関する陳情(第百七十九号) ○かつを、まぐろ、並びにさめの價格 引上げに関する陳情(第百八十一 号) ○漁業権
付託事件 ○漁業法並びに漁業協同組合法の制定 に関する陳情(第百六十七号) ○沿岸漁業者用加配米に関する陳情 (第百七十一号) ○機船底曳網漁業取締に関する陳情 (第百七十二号) ○海中沈沒物速時引揚に関する陳情 (第百七十三号) ○漁業権の漁業組合共有に関する陳情 (第二百四号) ————————————— 昭和二十二年十月一日(水曜日) 午後一時四十一分開会 ——————
する陳情(第百六十九 号) ○沿岸漁業者用加配米に関する陳情 (第百七十一号) ○機船底曳網漁業取締に関する陳情 (第百七十二号) ○海中沈没物速時引揚に関する陳情 (第百七十三号) ○魚價引上げ並びに高級魚の自由販賣 に関する陳情(第百七十四号) ○漁業用綱索原料マニラ麻の輸入懇請 に関する陳情(第百七十九号) ○かつを、まぐろ並びにさめの價格引 上げに関する陳情(第百八十一号) ○漁業権
○江熊哲翁君 水産廳設置の問題も誠に重要でありますが、今日水産問題の中で極めて重要な問題の一つは私の漁業権制度の確立だと思うのであります。この問題は御承知のように農業協同組合法が早急に實施される見込みが立つておるのに、殆ど同一環境にある、というよりもむしろ環境的には早急に採り上げなければならんところの漁業が、まだ協同組合の問題がとり上げられない。
陳情(第百六十九 號) ○沿岸漁業者用加配米に關する陳情 (第百七十一號) ○機船底曳網漁業取締に關する陳情 (第百七十二號) ○海中沈没物速時引揚に關する陳情 (第百七十三號) ○魚價引上げ竝びに高級魚の自由販賣 に關する陳情(第百七十四號) ○漁業用綱索原料、マニラ麻の輸入懇 請に關する陳情(第百七十九號) ○かつを、まぐろ竝びにさめの價格引 上げに關する陳情(第百八十一號) ○漁業権
漁業の改正について、殊に漁業権の問題でまだGHQとの交渉が進んでいない。それがいろいろの面において妥結点に到達していないというのが原因らしいと思います。
最後にお問いになりました水産協同組合の問題と漁業権の問題でありまするが、この協同組合と漁業権の問題は、現在政府といたしまして最も檢討を加えておる重大問題であります。
これに対しまして農民におきましては、農地開放という新らしい画期的な局面が開かれたのでありまするけれども、漁民におきましてはまだ漁業権の解決がそのまま放置されている。これでは新らしい民主主義國家の再建において、この漁民の面が忘れられているのではないかと私は思うのであります。一面においてこの問題について、同じ所管でありまするところの農林大臣の御所信を承りたいと思うのであります。