1948-06-11 第2回国会 衆議院 水産委員会 第19号
從來專用漁業権を対象といたしまして、漁業会によつて増殖施設をなすという方針でやつておりますけれども、この形態でやつてまいりますことについては、從來の経過から申しますと、まだいろいろの点において欠陷が多く、内水面の高度利用の徹底を期し得ないというようなことを感じております。
從來專用漁業権を対象といたしまして、漁業会によつて増殖施設をなすという方針でやつておりますけれども、この形態でやつてまいりますことについては、從來の経過から申しますと、まだいろいろの点において欠陷が多く、内水面の高度利用の徹底を期し得ないというようなことを感じております。
現に私の縣におきましても、自然的にげんごろうぶな、へうぶなの飼料は百万尾くらいのものは年々生産されておる現状でありますので、こうした面に少しく政府が手をお入れくださいますと、かりにこれが濫獲されてもよろしい、漁業権の問題を超越して、あらゆる未利用水面にこれを放流するという施策を講じていくことが、今日私は給源を供給する一つの施策になると思うのであります。
○藤田政府委員 漁業権制度の改正につきましては、現在漁業法の改正をいたしまして、漁場を総合的に利用し、しかも漁業の生産力の増進と漁村の民主化をはかる趣旨をもちまして、今急いで関係法律の改正について、各方面と最後的な打合せをしておるところでございます。
○馬越委員長 次は日程第二〇、伊萬里湾漁業権開放に関する請願、文書表第一二一〇号、内海安吉君紹介。内海安吉君に御説明を願います。
○内海安吉君 佐賀縣伊萬里湾における漁業権が長崎縣に占有せられまして以來、いろいろな問題が起りまして、昭和二年ごろより長崎縣との間に入漁契約によりまして、辛うじてその漁業を経営してまいつたのでありますが、長崎縣側の操業の際は、佐賀縣側は遠慮しなければならない状態であつて、しかも入漁契約がその漁業にひどく制肘を加えておりまして、せつかく漁場を目の前にながめながら漁業権のない佐賀縣漁民の操業が著しく制約
) 雄武村に漁港築設の請願(伊藤郷一君紹介)( 第一〇八八号) 六月二日 網走市に水産試驗所支所設置の請願(永井勝次 郎君紹介)(第一一六一号) 漁業協同組合法制定促進の請願(田中稔男君紹 介)(第一一七一号) 鮮魚介陸場地に対する地区別報奬物資差別撤廃 の請願(田中稔男君紹介)(第一一九〇号) 本城港を漁港として築設の請願(川野芳滿君外 一名紹介)(第一二〇九号) 伊萬里湾漁業権開放
解放を予想される漁業権の帰属問題とも関連して、本法案の速やかなる上程成立を熱望しておる次第であります。 第三は漁業法の改正を速やかに断行していただきたいのであります。漁業権は本來眞に働く漁民のものであるべきであつて、これが改正に際しましては、生産漁民の自主的團体たる漁業協同組合に付與すべきは当然であります。
漁村の今日を見ますときに、この両法が出るということは、第一回の國会当初からの問題でありますので、相当に関心をもつておりますと、さらにこの漁業経営の面につきましても、漁業権の將來ということについて非常に関心をもつている。
大分縣西國東國営干拓事業は、一昨年当初予算一億二千五百万円、五箇年継続事業として計画せられましたが、初年度において五百三十四万九千五百円、第二年度において一千三百十万三千五百円の配賦を受けまして、すでに準備工事として姫島採石設備や取附道路(一、七〇〇メートル)を初め、難関でありました漁業権問題も無事解決しまして、いよいよ本工事に着手、昨年以來ポンプ式浚渫船も運轉を開始し、石材運搬と相まつて護岸工事、
もう一つは農地開放の問題でありますが、これは國務大臣は漁業権の開放に関する法律が近く出るということを御失念になつていらつしやるのだと私は思う。これは農地法と同樣に、一應國家に買收されるけれども、あらためてまた免許の形式をもつて漁民に今度は開放されていくわけです、從つて漁民は毎年その水揚の量もしくは收益の量によつてその免許料を拂つていかなければならない。
私も昨年茨城あるいは東北一帶、その他北海道における各地を、水害調査のかたわらいろいろ視察いたしましたが、開墾、開拓に対しては常に漁業権というものが関係をもつておりまして、非常に反対が強いということで、やろうとしてもおそらくできない。政府が緊急開拓を実施するようになりまして、五箇年に百五十五万町歩ですか、開墾開拓をしようといつたのが、わずかに三十万町歩しかできない。
で、漁業は從來から漁業権税或いは特別漁業税、船舶税、同所得税附加税、同所得税というような幾多の重税、過税に悩んで來たのでありますが、最近御存じのごとき苛酷極まる所得税を課せられたために、経営を放棄する者すら続出せんとする傾向にあるのであつて、この上新たなる事業税を課さんとするがごときことは、今後の漁業の存立を否定せんとするものであります。
特に漁業協同組合法案の審議及び農地改革に匹敵いたしますところの漁村民主化の基本法案である漁業権改革の問題等も、いまだに設定されておらない現段階におきまして、水産委員会の使命と任務はますます重大さを加えておる時でありますので、この際水産委員会はあくまでこれを存置いたしまして、十分なる審議と研究を本委員会においてとりまして、國会の権威を十分に発揮できるように、水産委員会はあくまで存置すべきものである、こういう
非常に貴重な先祖傳來の漁業権が無價値になつても如何にもそのことについては考えずに一時金の入るのを喜んでおる。干拓ができて見れば自分の父祖傳來の仕事というものは全くできない、又仮に多少できても非常に遠距離を行かなければならん、そのため一生涯受けるところの不便、打撃というものは非常に大きなものであるというようなことについての計算は毛頭考えていないというようなわけで、事もなげに應するのであります。
そこで現在すでに漁業権に対しては漁業権税、それ以外の許可漁業とか自由漁業とかに対しては特別漁業税というものがかかり、船には船舶税、舟税その他がかかりますが、これにはそれぞれ町村の附加税がかかつているわけでありまして、このように実にたくさんの税金がかかつております。
この問題につきましては、今お話しのありましたような漁業権につきまして、まだ関係方面との話合いがついておりませんから、この話が適当につき次第國会の御協賛を経まして、そうして漁村の民主化のためにも適切な法案として提出をするつもりであります。
漁村における問題として、いわゆる漁業権の問題及び漁業協同組合の問題、これは陸の問題と並行して改革されなければならぬ問題だと考えております。あたかも新しい年度にはいつて、予算編成等の問題をお考えでありましようが、これらについての御構想を承りたいと思います。
○磯崎委員 ただいまの漁業権ないし漁業協同組合の問題は、せいぜいお骨折りを願つて、きわめて早く御提案を願うようにお願いいたします。
第一は、たびたび質疑はありましたけれども、結局運輸大臣にこれを所属せしめるという理由が、先ほど説明もありまして、大体了承しましたけれども、どうしても現在の大きな海上問題の大部分を占めるものが、現在はあるいは農林省で扱つております漁業権の問題、あるいは漁区の問題が現在の日本においては、海上の相当大きな問題を占めるのではないかと思いますが、その点に関して本法案にも、説明にも、一言も触れておらないが、その
○松野委員 大体了承いたしましたが、第一点の私の聽きましたことは、せつかく海上のことは一元的に海上保安廰で所掌されるという御趣旨ならば、漁業権、あるいは漁区のごときも所掌される意思がないかという意味の質問でありましたので、この点御返答願いたい。 もう一つは、第十九條の「武器を携帶することができる」という、この武器はいかなるものを武器とされるか。それからただいまの常設の意味であります。
これは漁業権の問題とも関連いたします。漁業権の問題につきましても、当委員会においていろいろ御審議のあることと思いますが、私は今日まだまだ十分に餌料をくふうし、一部の酸料をこれに與え、そうして増強し得るところの余地が残されておると考えておりまするので、私見を申し上げて御参考に供する次第であります。
その他先ほどちよつとお触れになりましたが、現在の漁業権の制度、これによつて若干内水面の増産に対する、むしろ一種のわくをはめたような事実が方々にあるのでございます。この点も漁業権制度の全般的な改革に伴いまして、増産という見地から若干の改正を加えなければならないかと思つておるのであります。
これについては漁業権の問題で、まだ大きな制度上の問題がございます。そこでこの漁業権を現在のままにしておくか、あるいはこれをもう少し河川の資源から得ました利益でもつてさらに増殖をやつていく。かように利益がだんだん循環していくというような何らかの制度、そういう制度を考えたならば、もう少し増産の余地があるように私どもは考えておるのであります。
漁業権の在り方につきましては、漁民の間に大きな関心をもつておるのでありまして、これが改訂は相当愼重を要するものと考えるのであります。なお、現在の水産業会が漁業協同組合に移行する問題につきましても、これまた相当論議を盡さなければならぬ問題が多々あるものと考えるのであります。從つてこれらの問題を、特に小委員をつくつて研究論議することといたしたいと思うのであります。
たとえば戰時中北海道におけるところの曉部隊が許可した徳島の漁業権、これはある会社が底引の許可の実績をもつております。しかもその社長なる者は昭和十二年のある底引整理を発表された当時における整理係官であるところの、北海道の水産課長であります。
調査事項は、水生廳設置、漁業権、漁業資材及び水産金融に関する事項。調査の方法としては、小委員会の設置、決議案の起草、関係方面より意見聽取、記録及び報告の要求。期間本会期中、こういうことであります。
すなわち水産廳設置に伴う法案の起草に関する事項及び漁業権に関する事項、水産團体に関する事項、水務金融に関する事項、漁業資材に関する事項、これらの各事項についての國政調査を行うことを議長の承認を求めたいと存じます。その議長に提出すべき文書の起案等は、委員長に御一任を願いたいと存じますが、御異議ございませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
わが國水産の問題は、漁場、漁船、資材、金融、統制並びに魚價、漁業権、水産團体、官廳機構等々、いずれも緊急処理すべき重要案件ならざるはないのであります。第二回國会もまた第一回國会に引続きこれらの諸点につき、國民の主食の一環としての使命、國際貿易の面における地位とを拡充するための論談を展開し、成案を得ることを期待するものであります。
○石原(圓)委員 鈴木君より資材の問題が出たのでありますが、政府は終戰後漁業権、船舶の建造等、多数の許可認可を與えたのであります。この多数の許可認可を與えたということは、急速に水産物を増産したい。そうして日本國民の窮迫を救いたいという建前から、そうしたということに見えるのでありまするが、今日になつてみますと、資材が少い。
私は今開墾地ばかりを申しておりますが、そうではなく、実際においては漁業権の問題、漁区の問題等も併せて引揚げ開拓というこの大きな見解からですなあ、この委員会では日本再建のために大配置轉換の途上において引揚委員会がこれを取上げて行くことが正しいのではないかと、こう考えまして資料をお願いするわけであります。
) 第四三六 小濱漁港浚渫に関する請願(青木清左ヱ門君紹介)(第六九二号) 第四三七 伊東漁港修築工事を國費又は縣費を以て施行の請願(小松勇次君紹介)(第七三二号) 第四三八 出雲崎漁港修築の請願(神山榮一君紹介)(第七三七号) 第四三九 燒津漁港築設促進の請願(加藤靜男君外三名紹介)(第七五二号) 第四四〇 魚津漁港拡張工事施行の請願(佐伯宗義君外二名紹介)(第七八七号) 第四四一 増毛町所有の漁業権存続
なお、その他魚價及び集荷配給の機構問題について請願したもの一件、漁業の資材の問題について請願したもの一件、漁業権の問題について請願したもの三件ございます。