1948-12-07 第4回国会 参議院 大蔵・人事・労働連合委員会 第2号
○波多野鼎君 できる見通しだとおつしやるが、実際上例えば遠隔地の官公吏などに対して賃金を算定しまして、それを通知して現金が渡るというのには相当時間がかかるのです。働ういう根拠で以てできるというふうにお答えになつておるのか、その点をもう一度お伺いいたします。
○波多野鼎君 できる見通しだとおつしやるが、実際上例えば遠隔地の官公吏などに対して賃金を算定しまして、それを通知して現金が渡るというのには相当時間がかかるのです。働ういう根拠で以てできるというふうにお答えになつておるのか、その点をもう一度お伺いいたします。
この関係は、生産者いわゆる漁業者へ金が渡らない。漁業者はこの運轉資金に苦しんでおる上になお荷受機関からの金がまわらないという二重の苦痛をしておるようであります。その結果は漁業の休業者が非常に多くて、生産は増強どころか、この年末には魚がそう大して六大都市にも集らないだろう。
次に政府買収の農地で証券拂いの金額は約八億七千万円でありますが、この証券が殆んどまだ地主に渡つていないので、関係方面を督励して速かに地主に渡るようん努力せもれたいと思うのであります。又農地証券による金融は停止せられてありますが、今日地主には農地は政府に買収せられ、而も政府の買収代金支拂いは進まず、又農地証券も殆んどまだ渡つていない。
輸出なんですが、光学機械は、これはややこしいことは私も知りませんが、バイヤーに渡るものが十六ドル、それをアメリカ市場で賣るものが七十五ドル、これは非常な精密機械で、そんなに沢山運賃が掛かるかどうか私は知りませんが、少くともこれだけ開いておる、双眼鏡は十七倍のものでバイヤーに渡すのが十六ドル四十セントのもので、米國の市場においてはこれが百七十ドル、もつとこれを外のものを見ましても、紛績機械一錘当りバイヤー
從いまして逓信事務当局といたしまして、何らか現実的に從業員の方々に金が渡る方法を考えたいと思いまして、実は超過勤務手当は毎月十五日が支給日になつておりますが、しかし今月の給料日の十日まで持たないという状態を救済しますために、十五日前に超過勤務手当の概算拂いという形式をとつたのであります。
○増田國務大臣 給與のことにつきましては、今非常に焦眉の急に迫られておる次第でございまして、十二月に税金を差引いて給與を渡すということになつているそうでありますから、そうしますと、平の月の三分の一くらいしか渡らない。しかも年を越すに最も金のいるときであります。普通の場合ですから特別給與のことが例年考慮されておる次第でございます。
昔は橋銭というものを拂つたが、今は橋銭を拂つて渡る橋はほとんどないのであります。こういうふうに、だんだん昔有料であつたものがただになつておる。從つて通信料金、電話料金、郵便料金というものは、文化の進むとともに安くなつてしかるべきでありますが、これがだんだん高くなつておる。その上り方たるやべらぼうに高くなつておる。これは経済、文化というものの推進を妨げることおびただしいと思うのであります。
○永井政府委員 亞鉛鉄板の輸出につきまして、私の聞きましたところでは、フイリピンに行きました亞鉛鉄板が、何でも日本で賣れておる以上に——こちらで本五十ドルぐらいに賣つたものが、二百五十ドル、三百ドルに賣れておるということを聞きました、それは最終の消費者に渡る小賣値段かと思いますが、日本のそのときのFOB亞鉛鉄板の値段は、大体アメリカの製造業者から出る値段を参考にして、こちらのドルをきめました。
さらに先ほど申しました俸給が渡るまでの五段階の段階が、絶対必要なものでないならば、できるだけこれを省略して、農地委員会の諸君が、今後さらに行わなければならない移轉登記の事務、並びに不法に取扱いの行われておる農地の摘発という問題に対しても、これらの人々が活動しなければ、日本の民主化はとうていできない事情に置かれておりますので、農林大臣は以上の事情を十分御考慮の上、万全の処置をとつていただきたいとお願いすると
從いまして、これらを生業につかしむるために資金の貸付がなされなければならないのでありますが、現在の状態におきましては、七千円しか渡つていないというような状態であります。インフレ進行下の現在におきまして、わずか七千円ばかりでは、露店一つさえも営めないということは、明々白々たる事実であろうと思うのであります。從いまして、これがすみやかなる増額は一日も早くなされなければならないと思うのであります。
これらが不明確にされるならば、將來数百億足らずの資本によつて國鉄企業が民間資本家の手に渡ることが予想されますので、強力な措置を希望する者でございます。 次に、第六條第二項の但し書、「但し、鉱業税、電気ガス税」、以下でございます。この條文は、全文削除して頂きたいと考えております。
大体全体的に見まして、昨年度に懲りておりますので、特に年度当初から割解の確保と同時に、現在の早期配給に目途を置いてやつて参りましたが、全般的に昨年度時期遅れで、しかも特殊手段をとられて、実際の現品配給は、ほとんど雪の期間が過ぎてから各個人に渡るというような結果になりましたので、今年は総計した数字よりも、さらに上まわつた数字が、雪に入る前に現品化ができておる。
その弊害は、農民にあらずしてわら工品の生産者にこの肥料が渡りまして、それがまた逆に食糧の方面の物交の媒介になりたというような弊害を認めたからであります。
○井上(良)委員 はなはだどうも要領を得ないのですが、もうすでに麦のまき付が始まつておるのでして、これの元肥としての肥料は、どうしても適期に渡りませんと、食糧確保臨時措置法に基く割当の上に非常な影響を來して來るのでありまして、これがもし適期に行けないということになりますと、当然それだけ減收を認めるということに、法律的にはつきり明文化されておりますから、この面は相当あなた方の方で責任を持つて、この配給成績
いつごろまでにこれが完全に農家に渡る計画か。それから来年の春肥の生産の見通しと、名農家に配給します反当配給量は、硫安概算でどのくらい行くか、それから燐酸はどのくらいになるか、カリはどのくらいになるか、そういうことがわかつておりましたら、この際お知らせを願いたいと思います。
これによりまして前に復員局の方からお出しになつた通牒と同程度のものが皆様の手に渡るような運びにお願いできる、こういうことに相成ります。一つ御了承を願いたいと存じます。
このようにして、一方には、非常に悲惨な民衆のあるところには少額にしか渡らず、しかも他方においては、多くの知名の士を疑獄のこんとんのさ中に落し込んでおるというこの事実にかんがみましても、私どもは、最も関心を持つて、この災害対策の問題を考えなければならぬと存じております。
をよくして上げる、そういう考え方は、私は一應了承するのでありますけれども、大山委員が触れられましたから、重複は避けますけれども、日本における組織労働者ばかりじやない、今日の中小商工業の当面しておるものは如何なる状態にあるか、或いは又今年のごとき非常に不漁に際会して、漁民は一体どういう状態にあるか、或いは百姓は一体どういう景気に追い込まれておるか、今日野菜を作つた人は、「ねぎ二貫目消費地では四十円で渡るにも
先ほど私どもの手元に渡りました資料の説明で、大体のアウトラインはわかりましたけれども、地方災害復旧工事に対する國庫補助状況のところを見ますと、これは地方をまわつておる方々は全部体驗をもつておると思いますが、二十三年度の現在においての地方災害に対する補助の明細の状況、その他ずつと載つておりますが、これらの全部を交付するといたしましてもなお六割の残額がある、こういうふうに出ておるのですが、これに対する対策
これに対してラジオ放送だけで以て何らか本人にその有價証券が渡るようにしてやつたらどうかということをこの間採択になつたのであります。ところがその後放送局と折衝いたしておりますけれども、なかなか放送局側の方の何かがまだ決定いたしませんので、前野管理課長が放送局の管理課長だつた事情を知らなかつた。非常に失礼しておつたのですが、あなたの方の関係の問題なんです。
殆んど商工省にその大部分の権利が把握されておつて、実際にこれを使用しなければならないところの漁民の手に渡るときにおいては幾多の不正なる事実があつたということを我々は認識するのでありますが、商工省において只今繊維局を中心として疑獄事件が起きておるときにこうした水産面にまで相当響いておるかどうか、こういうような点において若しも藤田次長において、御存じ寄りの点がございましたならば一言お伺いしたいとこう思うのであります
只今御指摘のございましたように、地方によりましては、これが引揚者はに渡らずに、從來の既存の業者に廻つたというようなことも存じておるのであります。これは從來非常に資材が不足でありまして、既存の業者と雖も僅かの資材しか渡つておりません。従来の生業を続けるに必要な資材が渡つておりませんので、どうしてもその力の強いところでは引揚者の方の救済まで顧みる暇がなかつたという実情だろうと思います。