1953-06-30 第16回国会 参議院 予算委員会 第7号
新聞によりますと、拷問があつたという意味のことを福永官房長官が言われたことは、法務大臣もこれは新聞で御覧になりましたか。
新聞によりますと、拷問があつたという意味のことを福永官房長官が言われたことは、法務大臣もこれは新聞で御覧になりましたか。
○亀田得治君 初めに法務大臣にお伺いいたします。本論に入ります前に、刑事訴訟法の一部改正が一これはずいぶん反対の意見も私ども各方面から聞いておりますが、この国会に出される予定であるかどうか。
併しそういうことが言明されたことも、法務大臣としては御見になつておる。法務大臣は随分同僚として同情的にお考えになつておるようでございますが、併し官房長官というような重要な地位にあるかたが、そのような暴言を吐かれたことに対して、これは法務大臣としてそういう個人的な事情を抜きにして、法務大臣という地位から考えまして、あなたはどのようにお感じになりますか。
法務大臣は、この労働争議に関する取締りの基本的な一つの理想、理念というものをお持ちだと思うのでありますが、その点をこの際お伺いいたしたい。
次会の委員会には労働大臣、法務大臣、特にただいまの問題に関しましては、ひとつ総理大臣の出席を委員長の方で要求せられんことを望みます。
○山花委員 先ほど高橋委員が法務大臣に対して給電ストの起つた原因を一体どう考えるかと質問したのに対して、法務大臣の答弁は法律のわくだとかなんとかいうようなことを盛んに答弁なすつていたのですか、高橋委員の質問の中心は、推察いたしますと、法律で縛るよりも法律で縛らないところに解決の道を見出す、労使間の円満なる一つの慣行を且出す、これが政府として努力すべき点ではないか、ここに重点を置いて質問をしたと思うのです
はたしてそう言われた長官の気持として、あるいは現在の見通しとして、この集団暴徒に保安隊を備えるような状境が現に予想されるのか、また国内治安の状況はどういう状態になつておるか、あまり時間を要しますことは私も遠慮したいと思いますが、もしできれば、木村保安庁長官だけで困難でございましたら、法務大臣にでもおいで願つて、しかるべき機会に、十分われわれなり同時に国民全体が納得の行くような国内治安の状況の詳細について
第四に、犬養法務大臣にお尋ねするものであります。昨年の電産、炭労の争議が動機と相成りましていわゆるスト規制法が出て来たと言われるが、昨年の電産争議のみに基因する不当弾圧は、起訴されたもの十三件に及んでおります。その中には、すでに同種事案でありまして、地裁、高裁共に無罪になつたものを多く含んでいるのであります。
第一問は、前国会におきまして労働大臣が発電所における職場放棄それ自体不当であると言つているけれども、これについて法務大臣の見解は若干食い違つているように思うといつた趣旨であつたと思いますが、発電所におきます職場放棄は、本法案第二条の、不当な又妥当ならざる争議行為に含まれている、こういうふうに解釈いたしております。なお後ほど法務大臣からこの点については詳細な見解の表明があると思います。
更に、只今法務大臣と労働大臣の食い違いは、法務大臣のほうではお聞きの通り。労働大臣のほうでは、一切の発電所における労務提供拒否は、これは違法である、こう断定せられております。この点につきましては更に労働大臣の明確なお答えを願いたいのであります。従つて、発電所の労務提供拒否は、労働大臣の解釈によるとできない。一方、事務系は集金ストその他がまだ残つているのではないかとおつしやる。
その理由をもう少し詳しくお述べになるのが当り前だと思いますが、時間があと一、二分だけということでありますので、これはいずれの機会に法務大臣なり、或いは機会を得まするならば、更に総理に対してお答えを一つ願うことにします。 次に、一点だけ触れたいと思いますことは、佐賀県選出の自由党所属の代議士三池君に関する件であります。
○高橋(禎)委員 この法案は、刑法第三十五条の運用に関する問題なんでして、私は法務大臣の御出席を求めて質問いたしまして、その後にまた再び小坂労働大臣にお尋ねいたしたいと思うので、それらの質問を留保いたしまして、本日はこれをもつて打切りたいと思います。
先ず第一点は、人権擁護委員の推薦手続におきまして、現行法第六条において、市町村長が定員の倍数の人権擁護委員の候補者を推薦しなければならないとなつておりますが、市町村長において、その市町村の議会の意見を聞いて推薦したものが法務大臣の委嘱に際し、常にその半数が委嘱より落されるということは、運用上支障が多いので、この欠点を取り除きまして、市町村長は単に人権擁護委員の候補者を推薦すれはよいという規定に改めたわけであります
第二は、同条例では、検察官が、逃亡犯罪人の取調をいたしましてその結果を法務大臣に報告し、この報告を受けた法務大臣が当該逃亡犯罪人を引渡すべきか否かについて決定することとなつておるのでありますが、この法律案におきましては、東京高等裁判所の審査により同裁判所が当該逃亡犯罪人の引渡を行うことができる旨の決定をした場合に限り、法務大臣がその逃亡犯罪人の引渡をなし得ることとした点であります。
あなたは六月二日の毎日新聞をごらんになつたろうと存じますが、この新聞にとりますると、今法務大臣に伺いました川上長蔵の自殺の原因は、警察の拷問に耐えかねて川上が自殺したのである。よつてこの選挙の応援によつて当選いたした福永官房長官の辞職を求める必要の意思もない。これはあなたの談話としてこの新聞に報道されておるのでありますが、あなたはそういう意見を新聞に語られた事実はございませんが。
○山本(正)委員 法務大臣に伺いますが、本年の五日三十一日に、選挙違反の容疑者でありました川上長蔵なる者が、浦和警察署から釈放せられました直後自殺いたした事件があります。この自殺の原因につきまして、これは警察当局の苛酷なる拷問によるものであるという有力なる意見があります。また反対に、そのような事実がなかつたというところの意見もあるのであります。
一部を改正する法律案、以上四件及び本院先議の人権擁護委員法の一部を改正する法律案、以上五件につきまして政府より説明を聴取いたしたいと思いますが、その後は六月三十日火曜日に委員会を開き、その後政府より提出のありました法律案がありますれば、その説明を聴取いたし、これらの付託法律案の質疑を行うことにいたしますと共に、選挙の取納並びに売春等の処罰につきまして委員のかたより質疑の御通告もございまするので、法務大臣及
委員長 郡 祐一君 理事 加藤 武徳君 宮城タマヨ君 亀田 得治君 委員 青木 一男君 楠見 義男君 三橋八次郎君 赤松 常子君 政府委員 法務大臣官房経 理部長 天野 武一君 事務局側 常任委員会専門
○平野(力)委員 ただいまの問題につきましては、法務大臣の代理の報告でわかつたのでありますが、言申し上げておきたいと思うことは、ともかく莫大なる外米依存によつて日本の経済が非常に困る。
○平野(力)委員 もう一点、この問題は法務大臣がいらつしやればわかることですが、これは大事なことです。青森県の赤石川という川をせきとめて、流域変更をして発電所をつくる。これは、灌漑水のために五百町歩の耕地がつぶれるという現実の問題で、地元で非常な騒ぎが起つておる。現在青森県の検察庁においては、この農繁期に農民を検挙し、かつ農民を起訴して裁判ざたにまでなつております。
○犬養国務大臣 福永官房長官がどういうことから人権蹂躪の事実があると言われたか詳細には存じませんが、大体法務大臣をやつておりますと選挙違反でいろいろ陳情があります。これはざつくばらんなお話ですが、やつて来る人が非常に興奮しまして、いろいろひどい目にあつたというので、それはお気の毒であるからよく調べるというと、本人はそう思い込んでおるが事実はそうでない場合がずいぶんある。
○佐瀬委員 時間もあまりありませんので、私は最後に一、二点犬養法務大臣にお伺いしておきたいのであります。警察の所管大臣としての御資格においてもぜひ御答弁賜りたいと思いますが、以上のような点を含めて、警察法の改正ということをいかようにお考えになつておられるかということをまず承つておきたいと思います。
ところが今言われるように、国会の承認が過半数でいい条約によつて、MSA軍備援助の問題がきめられますと、憲法上の成規の手続によるところの憲法改正というものをしないで、事実上は条約によりまして軍備をやる、憲法第九条を条約によつて改正するという矛盾が出て来るのではないかと思うのでありますが、この点について岡崎さん並びに法務大臣の御見解を伺いたい。
最高裁判所に違憲裁判所としての性格を与えるとか、もつとはつきりしたものをつくるとか、あるいはまた最高裁判所がほんとうに憲法裁判所の役割を勤めないならば、そういう番人はやめさせて、そして昔のような裁判専門の普通裁判所の最高裁判所、大審院のようなものにするというようなことに、もつと考慮しなければ、いつまでたちましても憲法の最高法規としての権威が保てないのではないかと思いますけれども、こういう点についての法務大臣
犬養法務大臣が、労働組合に不穏の形勢があると、こう言つて、あるいは生産管理の勢いもあるし、武装蜂起の勢いもあると言つたが、これも具体的に説明をしてもらいたい。 これは、公益に関係あるところのストライキを制限するような法律だけでは絶対にできない。進んで資本、産業の経営について、労働組合の代表者にある程度の責任を持たせ、そして労使協調させる。
それで昨日の衆議院の本会議における犬養法務大臣の御答弁をみましても、福永氏の家宅捜査をされているような事態、公明選挙を唱えながら、そうして公明選挙を推進される政府の中心に座つている人が、かようなことで責任をどうされるかというのが中田君の質問の要旨だと思います。
○門司委員 それからなおもう一つつつ込んでその問題で聞いておきたいと思いますことは、主管大臣としての立場でありますが、先ほど申し上げましたように、警察法の問題は、これまた法務大臣がおそらくやられると思いますが、問題である。それから教職員の給与その他に関する問題は文部大臣が大体やられると思います。
これが事実であるかどうか、法務大臣から御答弁を願いたいと思うのであります。もし事実とするならば、その党派別並びに検挙の理由を発表してもらいたいと思うのであります。いやしくも一国の国会議員が、逮捕並びに勾留、投獄されるというようなことは、重大な問題であり、各方面に重大な影響を及ぼすものであります。はたして検察当局が深い確信を持つてこの挙に出たものであるかどうか。
ことにフランスのごときは昨年の十二月に法務大臣から好意をもつて対処するという返事が来ているのです。ですからこちらが熱心にお願いをすれば、私はもう少し効果が上るのではないかと思う。
その食糧問題の解決を具体的に掘り下げては、日本の政府から赦免に関する勧告をいたしましたに対して、フランス国からは好意をもつて対処するという回答まで来ているということが、犬養法務大臣の演説の中にもあるのでありますが、しかし今回のイギリスの戴冠式というイギリス国民にとつては一代に何度もないような慶事にあたつて、日本の政府は何らの手も打たなかつたというふうに私は聞いているのであります。
これは直接には法務大臣の責任でありましようけれども、しかし対外関係もありますし、総理自身が決断さえされれば解決できるのではないか、御意向を伺いたいのであります。まず総理の御意向を伺いまして、あとでまた法務大臣の御意見を伺います。
それから今日は法務大臣もおいででございますから、一つお願いしておきたいと思いますが、それは矯正保護のほうの達人でいらつしやる中尾局長も今丁度お揃いのように思つておりますので、私はいつも憂えておりますことは、国会が始まつて以来まだ少年法、少年院法の一部改正その他が議案されない国会は恐らくございません。いつでもこの少年法が出て参ります。
当委員会におきましては、五月二十五日に両法案が付託されまして、二十六日に法務大臣より提案理由の説明があり、さらに二十七日には政府委員よりそれぞれ提案の緊急性について詳細なる説朗を聴取いたしたのであります。 委員会の審議においての質疑のおもなるものは、少年院法における代用少年鑑別所等の制度廃止に伴う予算措置並びに代用施設の運用によつて起りがちな人権蹂躪問題等でありました。
○細迫委員 直接の問題ではありませんが、これは法務大臣から御答弁を願いたいのであります。同じく代用ものの解消に関することですが、代用監獄、つまり各地の警察署の留置場を代用監獄、拘置所ですかに代用せられておる。ここが実ははなはだ人権蹂躙の巣でありまして、勾留期間中にいろいろな人権蹂躙が行われるのは、ここを舞台に行われるのが一番多い。しかもその待遇というのは読書を許さない。