1947-08-23 第1回国会 衆議院 本会議 第28号
米國のオランダー地方警察調査班の報告によつても、平和國家、民主的國家においては、人口三千人に対して警察官一人の割合でいいというような報告をされておりますが、こういうことを考えますと、日本がほんとうに民主的な國家になつたならば、大体將來日本は、警察官が三万人ぐらいおれば治安が保たれていくということになると思うのであります。
米國のオランダー地方警察調査班の報告によつても、平和國家、民主的國家においては、人口三千人に対して警察官一人の割合でいいというような報告をされておりますが、こういうことを考えますと、日本がほんとうに民主的な國家になつたならば、大体將來日本は、警察官が三万人ぐらいおれば治安が保たれていくということになると思うのであります。
但し、警察制度と特別市制の問題に関しましては、なかなか事態が複雜でありまして、特に警察に関しては、國家治安の根本に関する問題であり、軽々にやることはできない、一旦間違つたならばやり返すことができない、相当愼重を要する問題でありますので、これは軽々なる処置はできない。
○坂東委員長 これより治安及び地方制度委員會を開會いたします。 會議に對する件は、日程を變更いたいまして、北海道總合開發機構等に關する件を審査いたします。政府より説明を求めます。林地方局長。
○辻委員 國鹽監査局長は先般の衆議院の治安委員會におきまして、世耕指令百五十通の中で摘發されたものはわずかに二件であつて、あとは特殊物件を間違えたものである。
御承知のように終戰以來の日本の治安状態は、敗戰國といたしましてはかなり良好に推移いたしておるのであります。これは一方においては当局のなみなみならぬ苦心もあると思いますが、占領軍側におけるところの陰ながらのいろいろな御苦心や、あるいは陰ながらの権威に頼るところが甚大であると考えます。殊に近く講和会議が開かれましても、もし一本立ちになつた場合は、自分で自分たちをまとめ治める力を養わなければならない。
第二は、地方の治安問題でありますが、前発言者も詳しく仰せられましたから簡單に申しまするが、内務省の解体に伴いまして、警保局に代るところの公安廳が一時的に設けられ、やがてまたこれに代つて生るべき機関はいかなる機関でありますか。 〔議長退席、副議長著席〕 しこうして、その権限はどのくらいの権限のものでありまするか。これについて内務大臣にお伺いいたしたいと思うのであります。
それらの者の多くの場合におきまして住居がないとか、或いは非常な危險性を持つておるとか、逃亡性があるというようなことが多かろうと思いますので、保釈をすることにつきましては、只今岡部さんからお話のありますように大胆にいたす積りでおりますけれども、尚又治安の問題も考慮いたしまして、窃盜、強盜が非常に收容者の中に多いということから、未決拘禁を直ぐ保釈によつて許して行くことが割合少いのじやないか。
○鬼丸義齊君 只今局長の御答弁にありました治安問題を考慮に入れるというのは、未決勾留に対する保釈を許すか許さざるかに対して治安の問題は、これはやはり既定目的外になりはしないかと思いますが、それはやはり事実上おつしやつたやうに、実際の問題としては、各裁判所はやつておるようでございますが、司法省の方では治安の状況などをやはり考慮に入れて保釈拒否についての一つの理由にしておるのですが、揚げ足取るわけではありませんが
○政府委員(國宗榮君) 只今治安の点を勘案してということを申上げましたが、その点は確かに鬼丸委員の仰せの通り、法律上の要件でございませんので、只今の点は勘案して保釈云々ということは間違いだ、こう仰せられますが、その通りと私は思います。
本件はいずれも行政機構全般に對して、極めて重大な關係のある法案でありますので、特に治安及び地方制度委員會及び國土計畫委員會と連合審査會を開きたいと思います。御異議がなければさよう決したいと思います。
昭和二十二年八月十五日(金曜日) 午後二時五十八分開議 出席委員 決算委員長 竹山祐太郎君 理事 島村 一郎君 片島 港君 河合 義一君 玉井 祐吉君 馬越 晃君 長尾 達生君 西田 隆男君 岩本 信行君 冨田 照君 平井 義一君 水田三喜男君 受田 新吉君 治安及
別に御質問もないようでありますから、さきに、お諮り申し上げましたように、總括的な質疑はこの程度にいたしまして、なお今後開かれます連合審査會において、今日御發言のない部分については十分御質問をお願いすることにいたしまして、明日以後におきましては、公安廳を中心といたします小委員會を、治安及び地方制度委員の全員の方にお願いをし、建設院を中心とする問題につきましては、國土委員全會を小委員にお願いいたし、その
このたび政府より、内務省及び内務省の機構に關する勅令等を廢止する法律案、地方自治委員會、公安廳及び建設院設置法案、内務省官制廢止に伴う法令の整理に關する法律案、以上三案が委員會に付託になりまして、決算委員會、治安及び地方制度委員會、國土計畫委員會の連合審査會を開くことになりました。先例によりまして私本日の委員長を勤めさしていただきます。
これらの法案は十二日決算委員會に付託されたのでありますが、かねて本委員會でも關心をもつた重要案件でありまして、決算委員長より、衆議院規則第六十條に基き、決算委員會、治安及び地方制度委員會竝びに國土計畫委員會の連合審査會を開きたい旨の申込を受けました。よつて右申込に對してこれを承認いたしたいと存じますが、御異議はございませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
根本的な考え方としては、お話のように、今までは警察を使うことが便利であつたので、本來やるべき任務でないのに拘らず、いろいろなことを警察がやらされたのでありまして、そういうことからいろいろ警察自體の弊害も起きたのでありますから、できるかぎり警察は本來の治安維持の仕事以外にはやらない。
○坂東委員長 これより治安及び地方制度常任委員會を開會いたします。 本日の日程は、内務省解體に伴う警察及び消防等に關する政府の説明を拝聽いたします。本件に關しましては、すでに相當委員會で審議しましたが、さらに政府の説明を聽きまして、その審議を進めたいと思います。
これは建設院關係としては國土計畫の委員會、公安廳關係としては治安及び地方制度の委員會と關連をいたしておりますので、初めから三つの委員會で連合審査會を開いてまいつて、あとでこの委員會で決定をいたすということにいたしたいのであります。このことをあらかじめお諮りをいたしておきます。
○葛西政府委員 警防團なり、あるいは警察という部面ですが、災害の救助の場合においては、救助をやる部面とか、應急救助にために必要な土木のいろいろな工事とか、治安、消防という部面等いろいろな廣い部面が出てくるわけでございますが、先ほどちよつと申し上げました縣廳がやる場合、この第二十二條の第二項に「強力な救助組織の確立」という文字がございますが、これは救助體のことを豫想しているわけでございます。
御承知のごとく今日わが國の治安ですらも、十分に維持されておらない。御承知のごとく日々の新聞紙上は、その三面記事をにぎわし、しかも惨酷なる犯罪がいたるところに起り、道義はほどんどすたれており、従いまして現政府は道義頽廢を憂うるのあまり、精神運動まで起さんといたしております。
それはもつつぱら新憲法の精神に副うて整備いたしたのでありまして、いかに刑は刑なきを期すという理想を貫徹しようとしましても、新憲法の精神に副うように規定を整備しなければ、とうてい治安の維持も保てない。また公共の福祉を増進することもできないという考えから、自然現存の規定を整備するという程度にいたしたのであります。
○坂東委員長 これより治安及び地方制度特別委員會を開會いたします。 特別市制小委員川橋豊治郎君より發言の申出があります。これを許可するに御異議ありませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
けなければならない刑より遙かに軽い刑で責任を免れるということになりまして、而もその点の著しい場合例えば極く軽微な窃盜罪によりまして処断を受けて、兇惡な強盜罪の処断を免かれるというような著しい場合を救済しようといたしましても、今日におきましては、從來のように刑訴の四百八十六條の規定を流用することが、刑事訴訟法の應急措置法におきましてできないことになつておりますので、かようなことでは社会の正義の通念にも反しまするし、治安
そうすると薄い親戚などでもこれをかばうということになつても、すべてこれを罰せずというようなことでは治安が保てないから「其刑ヲ免除スルコトヲ得」というように弾力性をもたして、實際の面において裁判官の裁量に任せるという今の時勢に適合するような言葉を用いて改正をなさろうとする意思ならば、同じく今私が申し述べましたように、二百三十七條に但し情状によつてその刑を免除することを得るとつけられるのが、むしろ今までの
そういうような、特に極端な道義地を拂つておるような現状において、いわゆる治安が確保され道義が比較的完全に保たれておる法治国においてのみ百八十三條の撤廃が進歩的だと言われるに比べますと、今にわかに日本の現状において百八十三條を削除するというころは、まことに恐るべき結果を招來するのではなかろうかという一部の見解があるのであるのでございますが、これに對する御意見を承りたいと思うのであります。
さらに私はこの際、自分ばかりがおしやべりしておつて、石田君、鍛冶君の場面をとつてはいけませんから、二、三の點を伺つてやめたいと思いますが、地元の警察は全然だめだ、こういうことは現在敗戰後の日本の治安状態は、戰爭放棄後警官をもつて治安を維持しようという全警察官に對して、その志氣に及ぼすこと實に重大であります。
改正におきましても、連続犯と申しますのは、これは議論もありますけれども、元々数罪であるという考え方に出発しておりますから、これを削除いたしまして、実際の一罪としての観念に適合するような処罰をした方がよろしいという点が一点でありまして、それから尚、御指摘になりました搜査の便宜の問題でありますが、これはやはり、何と申しましても搜査上便宜と申しますか、搜査の点におきまして、檢察或いは警察の点におきまして、治安
世耕事件、いわゆる隱退藏物資の問題に關連いたしまして、治安及び地方委員會においてもこれに關係しておる問題があると思います。このために、目白の警察署の署長、警視廳の役人、大阪、茨城の警察の主任、部長、各警察官の名前まであげられまして、いろいろと特別委員會においては問題にされておるのであります。われわれはこの意味から考えなければならぬと思うのであります。
○坂東委員 これより治安及び地方制度の常任委員會を開會いたします。本日の日程は、警察制度に關しまして、政府當局の意見を聽き、またこれに対して各員より各種の御意見を伺い、そうして審議を進めたいと思います。ご存じの通り現在日本は警察制度の根本を改革しますので、マつカーサー司令部の方面の意見も聽き、また政府當局の意見も聽き、また我々の意見も出しまして、完全なる警察制度を建てたいと思うのであります。
甚だしく治安を害しておる。農村の平和を撹乱しておる。そうして農業生産の正常なる復興というものを迷わしめておるのであります。青果物は生きている商品であります。枯死又は休眠している禾穀作物と同一の取扱は困難であります。その供出も、その集荷も命令的にこれを決定するということは、全く不可能であります。