1948-01-31 第2回国会 衆議院 水産委員会 第2号
すこぶる委員長と同じく遺憾の意を表したいと思いまするが、私どもは遺憾の意を表するのでは、わが水産業の順調なる発達なり、漁獲の増進なりということは期し得られないのではないか、その結果は國民生活に重大なる影響を及ぼす、こういうことを考えまするがために、責任者の責任ある答弁をお願いいたしたいつもりであつたのでありますけれども、本日もまたお見えになりませんのであります。
すこぶる委員長と同じく遺憾の意を表したいと思いまするが、私どもは遺憾の意を表するのでは、わが水産業の順調なる発達なり、漁獲の増進なりということは期し得られないのではないか、その結果は國民生活に重大なる影響を及ぼす、こういうことを考えまするがために、責任者の責任ある答弁をお願いいたしたいつもりであつたのでありますけれども、本日もまたお見えになりませんのであります。
生産者全部が満足するような資材を、水産業部門だけが十分これを要求することができるかどうかということについては、私は日本の現在の産業、経済の事情からして、相当困難な問題であろうと思います。
それからその他化学工業、機械器具工業、水産業、土建業、繊維業、運輸業各般に亘りましてそれぞれ監査を準行中でございます。更に又復金法の第三十一條によりまして関係官は随時復金の融資先を檢査をすることが法律的に許されておるわけでございます。この法律に基いての関係官廳としての監査も随時やることにいたしておるわけでございます。
こう言つて、その夕方同じく縣廳の所在地可存にありまして霞町の縣の水産業の寄宿舍で、知事の招待でわれわれ代議士が会食をいたしましたときに、その席上原氏はこの問題は原個人の問題ではない——これは私に明らかに言つた。原個人だけではない、これには星島氏も関係をしておるのだ。おれが問題になるということになれば、星島氏が從つて問題になる。
たまたまただいまの田島村の貸付は、千万円以上でありましたために、この表に上つておるのでございますが、それ以下のものにつきましては、金額が比較的少いものでございますから、この表に出ておりませんが、総件数にして水産業関係ではすでに三十二件、このほかに引揚関係のものが出ております。それからその他の業種全部合わせまして、件数にして百十件以上のものが出ておるような状況でございます。
○委員長(木下辰雄君) 今年を生産増強の年とするという首相の挨拶がありましたが、私も同感でありまして、從いまして水産業につきましても是非とも増産をやつて頂くような諸條件を整えることが私の仕事であらうと痛感いたしております。先程からしばしば申上げますように、資材の問題、資金の問題について有効適切な手を打ちつつあるような状態でありますので、その点どうぞ御了承願います。
犠牲をお願いするというつもりは実際ないのでありまして、できるだけ水産業が円滑に発展するようにという点について苦心をいたしております。ただ何分にも今の御承知のごとき國内の資材の状勢から見まして、私共がどれだけ逆立ちいたしましてもできない部面が沢山ございますので、この点については、先程お話のあつたようにGHQ側にいろいろ懇請をいたしておりますが、國会側からも同じ意味において御協力をお願いしたい。
先般の突風の際し甚大なる被害を 蒙られたることを承り本委員会を代 表し謹んで御見舞申すと共に復興の 一日も早からんことを祈る こういう意味で、宛名は鹿兒島縣知事と県会議長、縣水産業会長に三通打ちました。さよう御了承願います。 それから本日沖縄縣の漁業者外二名が本委員会を傍聽したいという申出が出ておりますが、許可してよろしうございますか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
しかしながらさりとていつまで経つてもそういう方面にのみ重点を置かれて、水産というものが等閑に附されるということになりますならば、いつの日にかわが國の水産業が昔日の状態に立帰ることができるでありましよう。私どもはこの点を深く憂慮いたすのであります。先ほど石原委員からも申されましたように、波多野新農相は就任の第一声として、水産に御理解のある談話を御発表になられました。
就任以來その方針でもつて、水産業の振興についてはいろいろの策を考えております。水産廳の問題について向うと折衝いたしましたのも——今も折衝中でありますが、その一つの現われであります。現在の水産業者の方々が、資材の不足のために悩んでおられるという実情もよくよく承知いたしております。
水産委員会の問題は私の所管と違いまして、議院運営委員会の方できまるものでありますから、私といたしましては直接責任をもつわけにはまいりませんけれども、水産業の重要性ということについては、極力各方面に説くつもりであります。御了承願います。
○川村善八郎君 本請願の要旨は、尾札部村沿岸の水産業の振興に伴い、鮮魚及水産加工品の大部分は函館市場に集中せられ、沿岸住民もまた生業用資材及生活必需品は函館市から供給を受けているのであるが、尾札部村と函館市を結ぶ準地方費道函館尾札部線は、一部屈曲が多く巾員狹少のため利用度が少なく、これ等物資の交流はすべて白尻、鹿部村を經る迂回線によつてゐるので、彼我の不利益は大であり、この線路の改修が實現するときは
水産廳設置に関する調査でありますが、これは我が國の水産業の重要性に鑑みまして、かねてから水産廳の設置を要望してありましたが、本会議におきまして前農相から、水産廳を是非設置する。参議院の委員会においても援助して貰いたいというような要望がありましたので、水産委員会におきましては、七月の二十五日に議長の承認を得まして、丹羽五郎君を小委員長として鋭意調査研究をいたしたのであります。
○青木委員長 次に第七、魚價引上竝びに統制撤廢に關する陳情書、西日本水産協議會福岡縣水産業會長理事田村延一君ほか八名提出、これは文書表第二七九號にございます。本件も標題の趣旨内容でございまするが、その中に、特にいわし、あじ、さば等の大衆向魚價は現行價格の三倍引上げ、その他の高級魚類に對しては統制規則竝びに價格統制撤廢するよう特に記載がなされております。
○青木委員長 次に第三、マニラ麻等漁業用綱索原料繊維輸入懇請に關する陳情書、青森、岩手、宮城、福島マニラ麻等輸入懇請協會長、岩手縣水産業會長佐藤佐十郎ほか十五名提出、これは文書表第一〇二號にございます。本件に關し政府の意見を求めます。
漁業用燃油は公正なる配分と円滑迅速なる需給の操作を必要とするので、輸送及び貯蔵の施設を持つておるところの水産業團体にその配給を委して貰いたいというのが陳情の要旨であります。
ゴムはき物を要望するものは、農業、石炭、林業、水産業、土木工事、鐵道、鑛山、肥料ときわめて緊要な部門が全部で三十數部門ありまして、しかもそのうち過半のものを石炭の増産と食糧の供米報獎ということに割かなければならない現状でありまして、その總生産數量のわずか三分の一程度のものを殘りの二十七、八部門でわけ合うという状態になつておりますので、前記の割當は安本の方とも協力いたしまして非常に少い中からとつてきたつもりでございます
特に濃尾平野を中心とする岐阜縣、愛知縣、この兩縣の農林水産業というものは、實に不可分の關係にありますので、この形態こそ、むしろ合理的であるということを確信するものであります。以前に單科大學昇格の請願をしましたが、これは一時保留になつておりますから、何とぞこの事情を御賢察の上現在ではもう岐阜縣の縣會議員も、農林專門學校の職員も、生徒も、校友會も、同窓會も全部が全面的にこれを非常に熱望しております。
まず燃料の問題、漁業用棉絲の問題、マニラロープの問題、ワイヤ・ロープの問題、その他各種水産業用資材、すなわち魚類の運搬用トロ箱作製用のくぎ、またつりばり用鐵材、つり絲用の麻、各種延なわ用麻、てぐす、底引網用各種沈子、その原料とする鉛、いわし煮干製造釜用の鐵板その他のものについて、現在確保を要する額、及び確保の見込みの程度を詳細御調査の上本委員會に御報告が願いたいと思います。
その中の重要な事項として、わが國水産業の振興上、重要缺くことのできない漁港の修築費は、これは全額國庫の負擔において修築するものとするという問題、次は國庫の補助率について、他省との振合い上、水産局關係のものが低位にあるという問題であります。特に災害事業につきましては、全額國庫負擔をもつて復舊に努力されたいということ、また漁港、船溜等の補助率についても、運輸省の避難港とは率が違うじやないか。
それは隱退藏物資中水産業用資材は、速やかに農林省水産局を通じ、水産業者に公平に分配するよう、特別の處置をとられたいというのであります。
そのうち、漁業の民主化の線に沿つて最も緊要を要するものは、漁業法並びに水産業團体法の根本的改正であります。ゆえにこの点について、民主党の馬越晃君、自由党の石原圓吉君の両君より、政府に対して意見を求められたのであります。政府においては、目下成案を得て、ただいまその整理中であるので、次の第二回の國会においてはこの法案を提出する見込であるという御答弁があつたのであります。
○野上委員 これはその筋から要するに農業会なりあるいは水産業会なり、地方的に一つのまとまつた勢力として取扱うのはいけないということでありますが、農業協同組合の問題は將来の問題でありますけれども、すでに今日から農業会の解散に伴つて、組織としては着々地方につくられつつある問題でありまして、この法案の實施上協同組合に対する扱い方について、一應根本的な対策というものは、すでに立てられなければならないのではないかと
即ちこの勤労所得と、個人業主所得との割合が四対三であつたのでありまするが、戰後におきましては御承知の経済の混乱期になつておりまするので、國民所得の構成を正確に把握いたしますることは相当困難なことなのでありまするが、勤労所得の占める比率が著しく減少して参りまして、農業、水産業、鉱工業、商業等の個人業主所得が國民所得の中に相当大きな割合を占めるようになつたのでありまして、昭和二十一年中におきまする一年間
それによつて漁業の安定を図つて行くということの方が、我々としては先々のことを考えて、やはり水産業のためになるのじやあるまいかというふうな見地から、非常に困難な問題であるが、これをやろうということに決意をいたしました次第であります、大体簡單でありますが、今度取ります緊急具体措置の主な点を御説明いたしました。
これが潮流の關係であれば、そのうちにまた何か囘復することもあるだろう、こういうことを期待しているのでありますけれども、これが底引の濫獲によつての結果であれば、日本の水産業に對しては恐るべき結果をもたらすのではないかと考えております。今後の漁業というものは、やはり遠洋漁業によつて發展されなければならぬ。
○石原(圓)委員 その研究會のことでありますが、私も最近二、三囘その會に参つたのでありまして、夏堀君が言われるように、やはり水産業に關係した人達の、經檢のある、功勞のある人たちが集まつておるのであります。しかし學術、技術の上で新進なる實力をもつておるという人は、その中にはほとんど見當らぬのでありまして、この目的は非常によろしいけれども、その内容が整うておらぬ。
A、わが國水産業の振興上重要缺くことのできない漁港の修築費は、これを全額國庫の負擔において修築するものとする。 B、Aに次ぐ重要漁港(船溜、船揚をも含む)の修築に關しては、國庫助成金及び地方負擔により修築するものとする。 C、Bに次ぐ重要漁港その他については、資材及び金融關係等修築工事必須の關係事項につき、政府は優先的に各般の便宜をはかることとする。
そのほか生鮮食料品、特に水産業の増産に大きな力を加えまして、この面における食糧補給を相当多く見こむ必要があると考えまして、その方面に対する計画を進めております。
○岡田委員長 次は日程第三、中須港に無集配郵便局設置の請願、紹介議員早稻田柳右エ門君—本請願の要旨は愛知縣知多郡豊濱町中須港は、知多半島南端の漁港で、近時水産業の隆昌に伴い異常の發達を遂げ、特に水産加工業が盛んであるが、既設郵便局は同港から三軒も離れていて、交通不便のため各地方からの註文に著しく不便を感じている、ついては該港に無集配郵便局を設置されたいというのであります。