1947-11-25 第1回国会 衆議院 水産委員会 第27号
なお本村における産業の首位であるこの厚田港の水産業というものは、北海道全體としても實に重大なる水産事業の地點でございまして、さけ、ます、あるいはにしん、その他こぶ、あらゆる水産物を多量に産出することができます。その願いは年額にしても二十萬圓を超えるという状況でございます。
なお本村における産業の首位であるこの厚田港の水産業というものは、北海道全體としても實に重大なる水産事業の地點でございまして、さけ、ます、あるいはにしん、その他こぶ、あらゆる水産物を多量に産出することができます。その願いは年額にしても二十萬圓を超えるという状況でございます。
水産に關する豫算につきましては、もちろん御質疑の趣旨は私どもも非常に贊成しておりますので、何とかして、新しく水産廳が發足すると否とにかかわらず、日本の水産業を振興し、國民の食生活を水産の面においても安定する一翼を擔うために、必要なる豫算は、ぜひ本委員會としても政府を鞭撻して要求しなければならないと考えておるわけなのであります。
私どもといたしましても、現在水産業が發達をいたしますためには、現在の貧弱なる水産局の豫算ではとうていだめであります。これをもつと必要な部面に多くの豫算を計上いたしまして、水産業の發展に資したいという考えからいたしまして、明年度の豫算を編成をし、その大體の内容につきましては、過般の委員會の席上で御説明をいたしたと考えておるのであります。
廣島縣に綜合大學の設置が計畫せられて、これが決定せられ、なおその一環といたしまして福山市に農産學部が設置せられることになつておりますが、福山市は御承知のように交通の要路にあり、農業及び水産業上の地理的條件も非常に有利であります。
しかして本港利用度の向上をはかるには、陸上設備の完備と相まつて商工水産業の般賑をはかるほか方途なく、ただひたすらこの二點に努めたるも、時あたかも支那事變より今次大戰に誘發發展したため、この港灣施設を活用するに足る陸上設備及び本港を不可分の關係にある附近一帶の護岸工事など、ついに實施に至らなかつたのである。その後本漁港も歳月の經過とともに、破損はなはだしく、再修築の必要きわめて急なる實情である。
○井上政府委員 ただいま御質問の府縣水産業會に對する政府の態度及び漁業團體法に對する政府の態度についての御意見でございますが、さいぜん水産局長から御答辯を申し上げました通り、大體漁業團體法につきましては來議會に提出する準備を進めております。
○石原(圓)委員 ただいま井上政務次官より、地方水産業團體、府縣水産業會は次の團體法ができるまで、斷然閉鎖しないという御方針であることをはつきりとここに明言をされたので、この點は非常に滿足するものであります。しかしこの點は省より適當なる機關を通じて、早くその御方針を府縣水産業會竝びに漁業者に徹底するような御處置を仰ぎたいと思うのであります。
○石原(圓)委員 今月十四日において中央水産業會が閉鎖機關となりまして、その結果各道府縣水産業會はここに非常な不安の念を起しておるのであります。一體府縣水産業會は次の團體法が制定されるまで存置されるものであるか、その中間のいつかにまた閉鎖機關となるのではないかという、その點に不安を感じておるのであります。
給與改善のために一億七百九十八万五千円、次は農産種苗の檢査に必要なる経費のために、二百二十六万二千円、民有林の施業計画及び実態調査のために千八百七十二万二千円、次は鳥獣類の保護利用のために九十四万八千円、乳牛の緊急増殖、野草及び飼料作物の改善等のために、七百九万一千円、次は米甘藷の農家別実收高調査、農家の食糧管理台帳整備、食糧対策実行本部の設置、食糧配給人口調査のために二千八百四十万四千円、次は農業、水産業
ただいまのわれわれの研究段階におきましては、やはり原始産業である農林水産業、こういつたものを併せて考えた方がいいのではないか、それぞれ漁業は漁業、林業は林業というふうに別個の金融機關を考えることは、かえつて彼此融通の途がなくなり、全體として脆弱なものになるのではないかと考えております。
○西村(久)委員 水産業の點でもう一點お尋ね申し上げたいのでありますが、實はこの件につきましては、豫算總會の際にも磯崎君からお尋ねがあつたようでございまするが、水産廳の設置の問題であります。これはいずれ遠からず設置になることとは存じまするが、現在運輸省と農林省との間の漁船のなわ張り關係で行惱みを生じておるかのように承知いたすのであります。
○笹山政府委員 漁業關係の團體としましては、現在御承知の通り水産業會があるのであります。これも農業會と同樣、現在のような組織では、將來いかぬのではないかと考えております。これを漁業協同組合式のものに考え直してまいりたいということで、目下いろいろ檢討中でございます。
殊に漁業協同組合法の制定前に、中央水産業会は近く閉鎖されるというようなことを聞く。若し事実なりとすれば漁権並びに漁民の指導の中心を失い、漁民の精神的不安は多くなり、生産意欲を減退し、延いては我が國食糧増産上甚だ遺憾である。
昨年の比率は、電力部門に対してどういうようにやつておるかと申しますと、これは私の一人の記憶でありまして、或いは間違つておるかもわかりませんから、一應あとで調べまして、若し問違つておりましたら訂正いたしますが、大体昨年の重点産業が農業、水産業、それから炭鉱、それから化学肥料でありまして、その以下の産業はその次になつております。
先ず第六條の當然被保險者に漏れております者で勞働基準法に掲げられておりますが者の人數でございますが、土木建築業が七十六萬五千人、農林業が十萬六千人、畜産業が三千人、水産業が三萬八千人、映畫演劇が二萬五千人、通信業が三十四萬六千人、教育研究調査が五十一萬七千人、醫療衞生が十五萬二千人、接客業、料理飲食店旅館等でございますが、それが十一萬三千人、合計二百六萬九千人になつております。
併しながら、從來のいわば系統團體がそのままの形で或いは又それが轉化したことの明かな形で指導するという問題につきましては、私はこれは從來の水産業系統團體というものがともかく一應批判の對象になつておる際であります。そういうふうな意味合からいたしまして、新しい漁業協同組合を改組するところの運動を從來の既存團體の形で推進して行くということについては誤解を招く虞れもあろうかと思います。
大きい構想に立てば行政改革を根本的にここに斷行して、そうして海運省か水産省を設立するという大眼目を、我が委員會はどつしりと肚を決めて、併し我々の目的とする所は我々の名譽を得るというのではなくて、水産業に携つておるところの人々の、その生産が少しでもよりよくなるための問題であり、而してそれは結局消費者が、この敗戰困窮の生活を少しでもしよくせられると同時に、多くの魚を、貝を得て、そうして生活を滿足して、そうして
然るに一方姉妹關係にある水産業會はとてつもない収態に中水のごときはならうとしておる。それに伴つて府縣の水産業會はお話にならん混亂状態であります。而もいろいろなデマがその中に入つて、下部の漁業會においても、何だか閉鎖されるのじやないか、考えられないことのような問題ですが、併しそういう話が頻りと傳わつておるわけであります。
○説明員(鈴木俊一君) これは例えば從來の農業會とか漁業會、水産業會或いは現在の民生委員というようなものまでをも含める意味で、團體等と「等」の字が附いておるのであります。この外に普通の團體と申しますと、最も形式的に考えますれば株式會社でありますとか、全く單純な社交クラブといつたようなものまでも入つて參るのであります。
また臨時委員といたしましては、關係方面だけを申し上げますれば、森林組合専務理事、水産業組合、鶴岡營林署長その他もありまするし、そういうふうな關係のある方々を全部包含して委員會を構成しておるような次第であります。
本件は茨城縣久慈郡久慈町漁業會長田所初太郎ほか十一名よりの陳情でありまして、さきに臨時資金調整法による漁船建造資金の借入に關して農林中央金庫竝びに茨城縣水産業會の勸奨指導により、昭和二十一年十二月、これが借入申請をしたのでありまするが、今日に至つてもなお融資に接しておらないのでありまして、その間漁業の不振等の事情によつて、この資金を得て漁船の建造をやらなければ、今後の漁業自體すら營むことができない窮状
なおこの陳情書にあります茨城縣の久慈漁業會は、ここに陳情が出ておりますほかに、相當の大きい船を計畫しておりました分につきましては、茨城縣水産業會と打合せの上、第一囘目に農林中央金庫から復興金融金庫に借入先を變更してもらいたいという件の中まず五件を決定いたしまして、この金額ははつきり覺えませんが、二千萬圓程度ではなかつたかと覺えておりますが、その金額は復興金融金庫から貸出濟であります。
今日全日本の水産業の三分の二は、北海道が占めておるという土地柄であり、しかもその北海道の中におきましても、最高位を占める漁獲高をもつておるのであります。しかもこの利尻島沿岸における漁獲高は、ひとりにしんに限つたことではございません。春はにしん、それが過ぎますとこぶ、天草、こぶのごときは北海道最高の利尻こんぶ、いわゆる全日本に有名をとどろかしておる利尻こんぶの生産地であります。
漁業法施行とともに、各地方に漁政廳を設置し、免許漁業および許可漁業についての一切の權限をこれに所屬させる意向のごとくであるが、これらの漁業處分は從來においても各地方廳がその實務を相當してきた關係もあり、しかも地方における水産行政の主幹は漁業免許及び漁業の許可にあつたことは言うまでもなく、諸政廳が設置になつてこれらの事務が同廳に移管されるときは、地方水産行政の弱體化は餘儀ないところであり、北海道にありては水産業
○藤田政府委員 現在の水産業の重要性に鑑みまして、漁業權制度を根本的に改正をいたしまして、漁村民主化の基礎の確立及び漁業生産の増強をはかることはきわめて必要であると考えまして、現在これに關して關係方面とこの法案の内容につきましていろいろと交渉中であるのであります。
○大畠農夫雄君 先程來の証人の方々の御証言によりまして、大体においては了承はしたのでありますが、一点ちよつと腑に落ちないところがあるのでこれは中央水産業会の幸田さんにお聽きしたいと思います。 生産業者から見た場合に、消費者に渡るその價格は心許ないほど高い。こういう御意見があつたのでありまするが、先程外の証人の御証言によりますると、荷受機関は三分手数料があつてこれでは安い。
水産業というものが、日本の現在の経済再建の一翼を担つておる重大な任務を持つておる。すベての部門のものが決して満足をして、現在生業を営んで生活をしておるわけではございません。恐らくすべてのものが不満足ながらやつておるのでありまして、この際に水産業界の者だけが自由な立場で行動できるということは、ちよつとこれは困難だろうかと私共は考えるのであります。
御承知のように、漁港或いは船溜りの拡充強化ということはこれは、水産業を進展して行きます上の基本條件でありますので極力推進して参りたいと思うのでありまするが、目下の資材情勢或いは資金の面におきまして我々が考えておりますものの全部を実現するということはなかなか困難な事情にもありますが、大体におきまして、本年度から北海道のいわゆる拓殖費と申しますものが各省所管に変更になりましたので、従來は北海道の漁港を扱
第四には世界三大魚田の漁獲は、広尾港を根據といたしましては大規模化し、その漁獲は飛躍的となり、食糧資源確保上重要なる地位を占めて、これに附随するところの各種水産業の勃興を促進することと思うのであります。第五には、東北海道の拓殖開發事業を側面的に促進いたしまして、その完成を早くせしむる。この五つにようやくすることができるわけであります。
○守田委員 本請願は山口縣十市協議会長山口縣森林組合連合會會長、山口縣貨物自動車運送事業組合理事長、山口縣小運送業組合長、山来技研坑木林産組合組合長、山口縣自家用自動車組合理事長、山口縣乗合旅客自動車運送事業組合理事長 〔細野委員長代理退席、委員長著席〕 山口農業會、かやぐち水産業会会長山口縣町村會会長、西部石炭鉱業會會長の請願であります。
中央水産業會理事の幸田君、東京水産物株式會社の社長田口君、中水魚市場株式會社社長佐野君、東京魚商業協同組合理事長鹽澤君、東京都荷受組合連合會理事長寺田君、西日本機船底曳網漁業水産組合理事長井出君、大阪魚類販賣株式會社社長澤雄君、兵庫魚類販賣株式會社社長木原君、横濱水産物荷受株式會社社長鳥海君、名古屋魚市場株式會社社長伴野君、京都魚類販賣株式會社社長橋本君、この十二名でございますが、かねがね議員派遣について
こういうような島が、特に三重縣におきまして水産業の要點であるということは土地のの者はよくわかつておるのであります。しかしこの土地には未だに電燈の架設がございませんので、從來と同じように燈火をもつてその日その日を過しておる。ところが航路上の要點竝びに水産業の非常に重要なる土地である所に電氣のない關係上、しばしば海難上の事故も頻發しておるというような状態でございます。
それで私がわざわざ建議いたしたいというのは、現在中央水産業会という指導的な機関がなくなつて、それに代るに水産振興協会とか審議会というものができまして、その團体には私の方の水産委員長の木下さんが大体主催しておるようなわけでありますが、そういう團体にはあらゆる資本漁業なり或いは沿岸漁業の立場の者も一体となつて入り込んで、いろいろな調査なり研究なりやつておるわけでありますが、その團体の指導によりまして、その
個々の請願に対しまする私共の考えておりますことは、次に御審議がありますそうでありますからして、その時に申し上げたいと考えておりますが、全体を通じまして日本の水産業というものが経済再建の一翼を担つて、大いに今後期待され、発展しなければならんのでありまして、そのためには何と申しましても基礎的の設備でありますところの漁港、船溜の施設の整備拡充ということが前提問題であろうと思うのであります。
○専門調査員(岡尊信君) 熊本縣の牛深漁港に関する請願でありますが、熊本縣天草郡牛深町長、熊本縣の水産業会長、熊本縣会議長、この三名の方の請願であります。