1948-05-06 第2回国会 衆議院 水産委員会 第12号
農林、水産委員会が一緒になるということは、われわれ日本の水産業の將來を考えて立つておる水産人といたしましては、まことに同意できないものがあるのであります。
農林、水産委員会が一緒になるということは、われわれ日本の水産業の將來を考えて立つておる水産人といたしましては、まことに同意できないものがあるのであります。
朝鮮人はとかくの批評を受ける点もありますけれども、実業教育を志す朝鮮人というものはまことに純眞、誠実でありまして、この学校よりも相当な表彰を受けた者がありまして、現実に朝鮮の水産業に非常な熱意をもつてやつているのでありますが、將來この学校が大学になりましたならば、続々朝鮮人の入学が期待されるのであります將來の日鮮融和の一つの産業上の非常な効果的な目標としてやり得ると思うのでありまして、この点よりも切
食糧問題の解決のかぎは一に水産業の発展にかかつておると思うのであります。水産業の重要性は單に動物質蛋白を含む魚類の増産のみではなく、輸出物資として加工水産物、肥料としての海産物、塩、眞珠等多くの点において重要性を有しておるのであります。
從つてその水面を干拓をして畑地にし、それによつて農作物を收穫することが、果して合理的であり効果的であるか、その水面をむしろ水産業の方面においてこれを利用することの方が、魚獲物その他に面においてより合理的であり、或いは効果的であるかという、いろいろの判断をいたしまして、これを決定しなければならないということを主張いたしております。
併しながら今日の漁船以外に水産業に從事する者の一番大事な、大切なものは、何と申しましても漁具であろうと思うのであります。例えば沿岸漁業でやりまするところの巾着一統を新設いたしまするとするなれば大体六、七百万円の金を要するのでございます。
今回の我々の考えておりますところの事業税は、從來御承知の通り営業税としてあつたものを、今回それを廃止いたしまして、それに加うるに更に原始産業であるところの農業であるとか、水産業であるとか、更に又自由業であるところの、例えば医師であるとか弁護士、公証人、こういうようなものを加えまして、從來のものにつきましては百分の十五又今回の新たに加えましたところの原始産業であるとか、自由業につきましては百分の十程度
地方税の中で現在すでにいろいろかかつているものについてはあとで申し上げますが、そのほかに新しく水産業にかけられると約束されているものに事業税というものがあります。この事業税というのは、今までの営業税でありまして、営業税を名前をかえて水産業にも課税しようというわけであります。営業税というのは、御存じの通り今まで商工業を主たる対象として課せられております。
○馬越委員 私は特に委員長にお願いをいたすのでありますが、私が実は煮干いわしの産地であります愛媛縣の水産業会長をいたしております関係で、特にこの点につきましては関心をもつておるのであります。
その場合におきまして從來御承知のように、中金については政府の出資というようなことが問題でありますが、今後におきまして農林中金自体を、農業復興金融金庫と同樣な性格に切りかえることができるかどうかというような問題、それからもし農林中金に対して政府の出資ということを考え得られないというような場合には、長期の農林水産業に対する事業資金を、いかにして調達するかということになるかと思うのであります。
およそ内水面の水産業なるものは、まつたく特異性をもつておるものである。天然の養殖によるか、餌料を與える養殖によるか、この二通りが大いに現在むつかしい問題になつております。天然の餌料にまつところの養魚養殖ならば、これは別段に大した力を國が入れなくてもよい。
それから金融のことでありますが、これは本會議におきましても私はお答えした積りでありますが、水産及び農業面におきまする長期の金融ということを考えますと、これは民間資本だけでは十分でありませんので、やはり國家資本を導入するという建前から復金と同樣の性格を帶びた、新たなる金融機關を水産業の方面にも設置して貰いたい。
私は京都の水産業會に勤めておりますが、私の水産業會も安本のお方が一月か、二月かに亙つて入れ替り立ち替りにいろいろな名目で御滯在なすつております。私の所の會にそのまま泊り込みで、いろいろな迷惑を受けておる。私の方としても餘りほじくられるのが嫌さにたまに御馳走しなければならんし、その氣苦勞というものは大變なものである。(笑聲)それに非常に凄い官僚と來ておる。
御説のように我が國の食糧事情から申しましても、亦我が國の占めておりまする地理的關係から申しましても、水産業の重要性ということは何人もこれを否むことができない、ただ私も農林省に參りまして關係方面、或いは省内のそれぞれの關係者から説明を聽きまして、尚一層現在において水産が重要なものであるということを痛感いたしました。
その第一の點は、原案におきまして、營業税の範圍を擴張して農業、水産業、林業等の原始産業及び自由職業にも課税するという案であのでありますが、そのうち農業に對するものに對しては、今課けるべき時期ではないという主張でありました。
ただワイヤーロープにつきまして佐世保、呉、最近は横須賀だつたと思いますが、相当のものがございまして、これは主として輸送関係とそれから水産関係に割前をとりまして、特に最近横須賀で出てまいりましたワイヤーロープにつきましてはほとんど全部水産業に当てることにしたのでありまして、決して水産用の関心を薄くして処志しておるというようなことはないように思います。
○青木委員長 次に説明を要求したいことは、経済安定本部において水産業関係の資材を、相当量隠匿物資として摘発されたものを所有されておるかに聞くのでありますが、これが放出を農林当局が要求したことがあるか、また要求した経過並びに安本としてはこれが処置をいかにして行わんとする予定であるか、この点の説明を求めたいと思います。
○内田説明員 先ほど委員長が吐露せられました水産業の重要であるという御意見、また藤田政府委員の御説明、御要求、小澤委員のお話、事実これはもつともでありまして、安定本部の建設局といたしまして、これに何ら反対の意向をもつておりません。
漁港船溜築設実現に関する決議 水産業の重要性を確認し、その基幹をなす漁港船溜等の築設、修理に関しては、各水産委員は從來の水産事業に対する消極的なる考えを放擲し、きわめて積極的にこれが実現に邁進するものであつて、関係当局もまたこれに同調すべきであると信ずる。
開くところによれば、政府においては昭和二十三年度の暫定予算につき編成中である模樣でありますが、特に日本の水産業の前途の上から、水産に関する予算は、農林当局からも相当多額のものを要求して、水産業の発展に渾身の努力を拂う覚悟は、当然あるべきことと考えておるのであります。
あるいは農業、水産業、林業というような原始産業及び医者、弁護士のごとき自由業、こうした業種に対しては從來営業税と申しますか、業税と申しますか、そういうようなものは全然課税しておらなかつたのでございますが、低い比率において――大衆課税になる懸念が非常に多いのでございますので、こうした事業税を創設するのでなければ、とうてい地方財政の自主化をはかれない。
しかしながら原始産業、すなわち農林、水産業及び自由業に対しましては、その半分、すなわち百分の八くらいを賦課率として課税をいたしたい。但しこの事業税は純収益が課税対象でありまするけれども、なかなかこれをとらえることが困難性も多いので、適当に課税標準については外形主義をもつて外形標準によつて課税をしてもよいというような制度にいたしたいと考えておるのであります。
次の水産業、これが非常に多いのでございます。水産は、全體に對する割合は、農林水産は約七%に當つております。この中、この水産に對する融資の中、九〇%以上が設備資金でございますが、この中約三〇%が捕鯨船に對する設備資金、捕鯨船の建造及び改造資金でございます。この捕鯨船は、御承知のように、ああいう事情で、南氷洋に出漁することになりまして、厖大な設備資金を要したわけでございます。
殘念ながら大きい會社とか或いは新興會社等が澤山船を造つてしまつて、全國に點在する長年水産業をやつた人々は船を造り得なかつた。こういう状態になつておる。これは非常に復金から金を借りますのに、書類の整備、手續が非常に面倒で、一般の漁業家というものは金融のスタッフは持つておりませんので、その手續ができ兼ねたということがこういう結果を私は招來したと思います。
農業はなるほど原始産業であつて、あるいは山林業も原始産業であつて、水産業もみな原始産業であるというその点から、今までは税の対象になつておらなかつたのでありますが、むしろ実際は純粋の企業であるかどうかという問題ではなくして、一つの事業形態に対しましては、やはり担税能力を認めていくのが、当然じやないか。ただそれに対する課税の仕方というものは、たしかにむずかしいのであります。
現在は事業税の内容といたしまして農業、鉱業、水産業、林業というようなものに対しましては、現在法定額で税をとつておりますが、これを事業税の中に含めてかける。そうすると純農村的なところも、また町場も、それから林業地といいますか、林山地、山村、山岳地帯の町村、こういうものに対しましても、一應営業税というものが徹底していく。それに入場税が加わつて大体やつていけるのじやないか。
なお、現在の水産業会が漁業協同組合に移行する問題につきましても、これまた相当論議を盡さなければならぬ問題が多々あるものと考えるのであります。從つてこれらの問題を、特に小委員をつくつて研究論議することといたしたいと思うのであります。從つて漁業権及び漁業協同組合に関する小委員会を設置したいと思います。その委員の数は十一名といたしまして、指名を委員長に御一任願いたいと存ずるのであります。
なお、さきに議長宛承認を要求いたしました水産廳設置に関する件、漁業及び水産業團体に関する件、水産金融に関する件、漁業資材に関する件の國政調査の要求はいずれも承認になりましたから、御報告申し上げます。 本日はこれをもつて散会いたします。次会は公報をもつて通知いたします。 午前十一時三十六分散会
この外に化学工業、機械工業、水産業、或いは土建業、繊維業、或いは運輸業等の全般に亘つて監査を進行中であるということであります。
水産局長の漁業法改正法律案並びに水産業團体法の説明の前に、成るベく短時間だけこの前の質疑の御発言をお願いいたしたいと思います。
この空白の問題を解決して、農林水産業復興の具体策を求めるには、どうしても特別なる金融機関または金融方法を講ずる必要性があるのでありまして、こういう理由からいたしまして、この際再び先ほど申しましたこの希望條件をつけて本案に賛成をするのであります。
その際には、例えば石炭、肥料というものは勿論ありまするし、例えば水産業その他といつたようなものにつきましても、仮りにこういうものを対象にして担当させると申しますか、必要であるといつた場合には、これだけの金が要るであろうということを想定して積上げて参るわけでありますが、その大体の枠の中で以て、具体的に要求の出ました場合において、その枠の中で、私企業に対しても、融資の許可をするということにいたしておるのでございます