1954-12-02 第20回国会 参議院 経済安定委員会 第1号
これは災害でございますから、戦前でも台風もやはりあり、今と同じような気候状況にあつたわけでございますけれども、被害の度合が非常に戦前に比べて大きい。その被害の率を、量を、戦前の水準まで還すというのを目標にすべし、そしてそれまで還すとしたならば、一体どのくらいの資金が必要であろうか。
これは災害でございますから、戦前でも台風もやはりあり、今と同じような気候状況にあつたわけでございますけれども、被害の度合が非常に戦前に比べて大きい。その被害の率を、量を、戦前の水準まで還すというのを目標にすべし、そしてそれまで還すとしたならば、一体どのくらいの資金が必要であろうか。
日本の気候風土は必ずしも麦の生産には適しておらない。従つて、戦前以来麦に対して特殊な保護政策がとられて参つて来ております。ところが、本年の麦価決定に際してとられたところの方策は一体何であつたか。
来年の気候はどうかというと、いろいろ見方はありますけれども、私どもそう楽観した話ばかりは言えないので、やはり今年の冬は暖かく、来年の夏は寒いのじやないかというようなことは十分に考えて行かなければならん。そこで今年はこの気象条件の中で特に適当な品種がないということから、何でもかんでも健苗育成を北のほうの諸君にはやつてもらわなければならん。
このもみの保管につきましては特に一昨年はビルマでは非常な天候の異変がございまして、もみの収穫、つまり米の収穫時は、あちらの気候では乾燥期に入りますので、殆んど雨が降らないというのが一般でありますが、一昨年はこれがかなり稀有の雨があつたそうであります。それで野積みにしておる向うの米が非常に雨のために濡れてしまつたということ、これがそもそも黄変米を多発せしめた大きな特異の理由であつたということ。
それで四億円と申しますのは、千戸分くらいになりますが、そのうちで、例えば北海道等におきましても気候の関係上、本年度から直ちに着工するという計画が立たず、来年度になつてから建てるというものもあるのでありますし、そういうものは来年度に又相当の資金を頂いて賄うということができますわけでございますから、本年度にどうしても北海道その他各地におきましてやるというものは、取りあえずこの千戸、四億円で賄いまして、残
○説明員(岩永賢一君) これは四百五十戸になりますかどうか、北海道は気候の関係上、もう直ちに着工できるものもございますけれども、来年度に亙るものもございますから、非常に今年度は少くなるのじやないか。
これは御承知のようになかなか気候の関係、害虫の関係等でどの品種が向うに適格であるかということは、相当試験をいたしませんとわかりませんので、向うの農事試験場と連絡をいたしまして、こちらの品種を以て試験をいたしておるわけでございます。
それから或る場合には、気候風土等によつて我が国の現在作つておりますような米が、その品種を向うへ指示することによつて同様のものができるということも想定されるわけだが、それらの全体の事情はお話になられて、そうしてそういう処置を今までおとりにたつたのかどうかということを承わりたいと思う。
日本のやつは軟質米でねばりがある、こういう違いがございまして、日本側といたしましては軟質米の円粒種が欲しい、こういう希望があるわけでございますが、ただ先方の気候条件或いはそういう点からいたしまして、これが栽培が可能かどうかというふうな点については、従来の在来種が普及いたしておる状態でございますので、そういう点を今試験場と連絡をとつて研究いたしておるわけでございます。
今度の冷害から見ましても確かに旧秋田藩と南部藩の相違点を気候的にも今度見受けられた一郡です。今年の春私どもが調査に参りましたときも、秋田県としては例外的に悪かつた。これはちようど旧南部藩に属するので、南部藩というのは何と貧乏な藩を持つておつたと思つた。作況の方にも出て来たと思つたのですが、この郡は特別に悪い郡のようですから、これは十分に考慮されたいと思うのです。 この程度にして打切つておきます。
どうぞ諸先生方におかれましては、この問題の極めて重大な、而も冬期間という北海道のこの気候的な特異性においての争議というものを一応一つお考えを願つて、円満な終結をみるように何らかの措置をして頂くならば、非常に幸いであるというふうに考えておる次第であります。
気候的に似ておるばかりでなく、植付状態を初めすべての耕作状態が畑作専業農家でございまして、この比率については別問題でありますが、この種子対策についてはやはり北海道と同様な考え方をしなければならないのではないかと思いますけれども、この点についての見解を承りたい。
従いまして希望の品種を要求いたしております農民の立場というものは、この品種についての特徴になれておるもの、あるいはこれに初めて取りつこうということで非常な熱意を入れるものと、割当てられてこれを植えつける場合とでは、農民の執意が非常に違つて来る、その結果いわゆる気候状態その他の環境が平年並なものでありましても、非常な損害を受けなければならないということになりますので、種もみの値段のいかんではなくて、優良
○木村禧八郎君 そこで田中さんが今質問しているのですけれども、そういう地域により、又気候、風土の違う所でそういうことの考慮が全然されないのですか。
飼料作物におきましても、デント・コーンという作物にしましても、北見地方の沿道をずつと見て参りますと、気候のいいときは三メートルくらいに伸びるのが、せいぜい一メートル半くらいのところが目について、北海道凶作の様相を如実に物語つておる。十勝方面に入りますと、このデント・コーンは少くも北見地方の倍以上には伸びておるように見受けました。
○芳賀委員 局長はすでに非常に弱気になつておりますが、将来入植者住宅の建築等に対しては、たとえば東北の高冷地あるいは北海道等に入植させる場合には、やはり現地の気候条件等に適応した、あるいは耐寒的なブロツク住宅等を当初から考慮してやる必要があると思うわけです。
統計調査といたしましては、只今申上げましたほうの構想を採用しておりまして、北海道の本年の稲の状況その他から御覧頂きますというと、若し気候その他に順調に恵まれておりまするならば、条件或いはその後の出穂状況等を見ますれば或る程度の期待もできる。
またあの地方の気候あるいは風土の状況を調べずに、地元の反対があつたにかかわらず、簡単に、時の知事——杉山知事でありますが、この人が有権的に許可したというところに今日の根本的な誤りがあろうと私は思う。ところが、あの地方は御承知のように火山灰地帯でありますし、それに毎年風雨が非常に激甚でありますので、あの川底にだんだんいわゆるシラス、ボラがたまりまして、今日おそらく二メートル以上でありましよう。
先ほどお話のごとく気候の点その他から見て急を要するものは、どんどんやるべきであり又補正予算等の範囲内その他の運用によりまして可能な範囲も相当にあるわけでございます。そういう意味におけるあらゆる努力を政府はして行くべきであり、現在そういう方針で臨んでおるわけでございます。
それからだんだん冬が近づいて来る、ぼやぼやしていては時期を失するというお話でありますが、北海道につきましては特に気候の関係もございますので、ことしは御承知のごとく、実行予算において大体公共事業費を一割節約しておりますが、こういう時期的にその仕事を急ぐという方面に対しましては、今年度の災害も、もう今後風水害が来ることはないと期待されますので、場合により一割の節約のうち三%程度を北海道につきましては解除
あなたの方が第一回の試験に答えられたということは、すべからくそのようなあらゆる温湿の変化の状況下において検討がなされて、これは大差がないものであるという答申がなされたものとわれわれは考えているのでありますが、しかしながら今の御答弁によりますと、温度、湿度によつていろいろ違うことは、気候とか、湿気とか、それぞれ検討しなければならないということであるならば、これこそまことに恐るべき事柄であつて、かようなずさんな
アメリカのデモクラシーはよほどこれと趣がかわつておりまして、これまた申し上げるまでもなく旧大陸の政府、結局政治にあきたりなかつた連中が新大陸に押し渡つて、はげしい気候やら、猛獣毒蛇やら、原住民やらと戦つていわゆるフロンティアという辺境に向つて勇敢にいどんで行つて、いわゆるパイオニア、開拓者たちが自力、自治をもつて開拓した社会がだんだん発達したものであります。
宮崎県の例で申訳ありませんが、三回の台風が連続して来ましたので、ほとんど農作物は全滅し、しかも気候不順のために、相当の費用をつぎ込んで今日来ておるのに、秋の収穫がない、これは国民全体の生活の問題であります。そういうときでありますから、いろいろ事務的にお考えなさるのはけつこうでありますけれども、向うはある程度政治的に考えてもらわなければならない。
大体において南方の定点観測はいつも同じ頃に来る台風に備えての観測、北方の定点は、冷害その他それに類するものについての北方方面の気候に影響を及ぼすものの観測というふうに私どもは了承しているわけです。
○説明員(松岡寅治郎君) 黄変米は現在のような外国米の水分十三、四%と、それから内地の気候ですと繁殖しないのじやないか、現状にとどまつているのじやないかという学者の意見です。