1950-02-07 第7回国会 衆議院 建設委員会 第5号
このように厚生省が上下水道事業の全般的の根拠を持つておりまする理由は、先ほども申し上げましたように、これが衛生施設であるということによるのでありまして、そもそも上下水道行政を歴史的に振り返つて見ますと、まず内務省当時、衛生局におきまして水道行政を主管いたしたのであります。
このように厚生省が上下水道事業の全般的の根拠を持つておりまする理由は、先ほども申し上げましたように、これが衛生施設であるということによるのでありまして、そもそも上下水道行政を歴史的に振り返つて見ますと、まず内務省当時、衛生局におきまして水道行政を主管いたしたのであります。
歴史評論家のトウィンビーの説によりますと、有吉以来二十六の文化が興つて、二十一は滅びている。今世界にまたがつているところの五つの文化が、すでにもう廃頽期に来ておる。新しい文化がここに生れて来なければならない時期になつておる。その新文化あるいは新文明の胎動期がこの二十世紀の中ごろである。従つて世界の動揺はいかんともしがたいのである。
ところが荷後炭という問題は、私も三十数年石炭ばかりやつておりますが、まつたく困つた問題でありまして、長い歴史があるのでありますが、一体荷後炭の所有者はだれかという問題は、長年法律的にもいろいろ研究もされたり、議論もされたり、訴訟もあつたりしたのでありますが、無主物の適用といいますか、そういう解釈で、区役所に拾つた物を届けておいて、何箇月かの間何も言つて来なかつたら処分してよいのだとか、各揚地先ごとに
○藤井証人 これは本質的の問題になりますが、石炭は日本では、米と同じように余つた歴史が多いのであります。私三十数年ばかりやつておるのですが、元は石炭はああいうバルキーのものですから、ハンドリングするたびに途中で二%や三%欠斤が出るのは当然だ。元の言葉で言えば押石があつた。生産者が百トンというときには百三トンあつて、それで百三トンの仕切りにした、こういうのが石炭の長い歴史だ。
特に三十年間の歴史を有するこの民間団体に対するところの助成金が、ほとんど削除尽れた。そこで土地改良の促進に関する決議案が、衆議院で満場一致をもつて可決していることは、すでに御承知の通りであります。
米国はあらゆる面において実力を持ち、長年にわたる信用の歴史を持ち、さらに終戰後から今日までの占領政策の実施においても、私どもを信頼せしめている。連合国の最高司令官が米国その他を信ぜよと勧告いたしておるのであります。
私としてはなるべく早く日本が平和関係に入つて、外国との交通ができる、交際ができる、国際団体に復帰する、そして輝かしい昔の歴史を、さらに輝かしい歴史をつくるということに当局者として努力すべきである。
いまだかつて金を借りるときに、かような條項をもつて金を借りた例は日本には歴史がありません。おそらく外国にもないだろうと思います。ここに私は時間もありませんから、この一々を述べませんけれども、大蔵大臣がどんなにでもすることができるような契約で自発は金を借りております。たとえば預金を別品に預金しなくちやならぬ、この預金の引出しについては政府の指示に従わなければならない、これはまるで握つてしまつておる。
過去の歴史を見ましても、日本が水力電気の国としてあれだけの発電設備をやつた、あるいはまた電気機具の製造につきまして相当の発達を示して来たことは、これは外資にまつところ大なるものがあるのであります。私はこの過去の経験を考え、また現在の日本の産業設備その他から考えまして、資本にいたしましても、技術にいたしましても、必要な金は当分の間借り入れたいと考えているのであります。
われわれもそういう態度でこの台湾に対する問題をとりたいと思うのでありますが、歴史的に見ても台湾は経済的に日本と非常に関係のある所であります。従つて経済的な交流という問題については、私は台湾に関してはぜひとも特別の考慮を要請されたいと思うのであります。これが第一の領土の問題であります。 第二はおそらくイタリアの講和條約によつてもわかるように、政治條項が問題になります。
まず第一に一お伺いいたしたいことは、昭和二十年九月二日に、ときの日本政府並びに大本営の代表によつて調印せられましたところのミズリー艦上における降伏文書は、国際法上の合意に基く條約であるか、あるいはしからずといたしますならば、歴史上、国際、法上におけるいかなる種類に属する協定でおるか、一応その点をお伺いしてみたいと存じます。
○木下源吾君 そういたしますと、私は先ず人事院が国民経済との関連においての問題、即ち物価と賃金、民間給與との関係等において第一にお伺いし、次にば実質賃金の実情について、この点で先ずお伺いしたいと思うのでありますが、民間給與と政府職員、いわゆる公務員の給與との歴史的関係についてお伺いしたい。
なるほど日本放送協会の放送は、歴史的に考えましても、また今後の状態から予測いたしましても、これがいわゆる公共的性格を持つた、国民放送とでも申しましようか、そういう立場において全国民に聽取せしむることを建前として行くことはむろんでありまするが、一面民間放送が生れて参りました場合に、民間放送は、この法案をもつて予想いたしております事柄は、純然たる営利事業として予測をいたしておるのであります。
従いまして質疑を一度で済ませるわけにも行かないのでありまするが、まず第一にお尋ねいたしたいことは、今回この三法案の成立に伴いまして、民間私設放送が生れ出ることに相なるわけでございまするが、今日日本放送協会は、わが国における唯一の放送事業者として、多年の歴史を持ち、また現在すでに相当の放送網と放送施設を持つておるのでありまするが、今後民間放送が出現をいたします場合においても、やはり日本放送協会は実質的
製造能力といたしましてはすでに御承知と思いますが、開庁以体来年ですでに八十年になる歴史を持つておりますので、相当大きな設備を持つておるのであります。もつとも現在貨幣をつくりますについて全部の機械をフルに使えるわけではないのであります。たとえば金貨をつくるときの機械はただいま使わない。また銀貨をつくる場合の機械もただいま遊んでおる。
御承知の通りに社会科というのは、今まで地理、歴史、公民、修身というようにわかれてやりておつた学科を、一つにまとめてやるということになつておりますために、先生の方の素養にいたしましても、地理としての専門家、歴史としての専門家、修身としての専門家というものが今まであつたのでありますけれども、それらをまとめた総合的な教養を十分持つて生かして行けるような先生が、実は非常に足りない。
これは過去の日本の政府及び議会の歴史を回顧して見れば、直ちに結論が出るところだと存ずる次第であります。我々新聞人としては、こうしたものの考え方が当然なこととして通用するようになりますれば、これは民主主義にとつて極めて危險なことだと存ずる次第であります。プレスに対する原則論の立場からNHKの自主性をもつと確立することが妥当だと考える次第であります。
私が何故官僚統制に反対するかということは、これは放送協会二十五年の歴史において、昭和二十年に戰争が終るまで、その圧力を受けて苦しんだ体験から来るものであります。
こういうことをいたしますと、過去の歴史が示すように悪循環を来たすということが我々の考え方であるのであります。而も尚、公務員の給與というのは、電気関係の労務員、或いは石炭関係の労務員へも影響することがあるのでありまして、こういう点を考えますと、私は悪循環の原因をなすと考えておる次第であるのであります。
「我々は過去を考えて見るならば、再び国際団体に立つ日があれば、必ず曾ての輝かしき歴史を繰返し得るものと考える。」この言葉こそ正に東條の仇を俺が討つてやるということではないか。(「そんなことはない」と呼ぶ者あり)日本は勿論のこと、中国、朝鮮、フイリツピン、オーストラリア、ニユージーランド、仏印、ビルマ等の人民諸君は、必ずこの吉田首相の言葉を忘れはしないでありましよう。
その決定の場合には、日本と従来の歴史的、人種的、いろいろな関係については必ず考慮せられるべきものと私は確信いたします。尚、交通の問題でありますが、これは第一次吉田内閣のときにも、この問題は我々の承知するところになつて、爾来往来は自由になつていると私は承知いたしておりますが、併し現状については取調べた上で以てお答えをいたします。
従いまして過去の歴史を見ましても、預金に対しましての貸出しは、昭和元年から五、六年くらいまでは八〇%前後を占めておるのであります。当時は健全財政で国が国債を発行いたしません。地方債もあまり出していなかつた、そういう割合になつているのであります。
問題でお尋ねいたしたことは、三年前の第一次吉田内閣のときに、私は幣原外相に対してこの問題を質疑をいたし、しかもそれを連合国軍最高司令部に幣原外相から取次ぐとのお答えがあつたのでありますが、その問題は言うまでもなく、ポツダム宣言あるいはカイロ宣言等によつて、当然わが国の領土たるべきものであろう、こういうような意味合いにおいて、沖縄あるいは奄美大島、小笠原諸島あるいは千島、こういうような島は当然わが国の歴史的
昨年度帰還者の指導者達がとつた行動と共に、今回のコミンフオルム批判によつても明らかなる通り、まさしく暴力革命の前奏曲を思わしめるごとき事態とを考え合せて、如何に問題が外地において行われたといたしましても、このままに放置するがごときことあれば、かかる行為は合法的手段として、いつの日か再び繰返されることは明らかでありまして、我々は日本の歴史の中に生きており、又歴史を作り上げて行かねばならないのでありますが
はた又かかる心理学的把握を参考となしつつ、正しい歴史的伝統を批判的に攝取し展開する新らしい民族的、国家的の立場に置くべきでありましようか。伝えられるがごとき講和会議の開催も近きに予期せられ、独立の用意を期すべき際に、正しい歴史的伝統を批判的に攝取展開する新らしい教育精神の樹立こそは、国家独立準備の不可欠な前提條件と確信するものでございます。
併しこれはよくお考えを願いたいと思いますことは、果して軍備を持つておる国が安全な保障をせられるか、軍備によつて国の安全が保障せられるか、これは過去の歴史において甚だ明瞭であると私は思うのでありますが、軍備の競争が始まつて列国が競うて軍備を持つということが、やがてその国の安全を阻害し危うくする、或いは国際の間を危うくする、国際の平和を危うくするということは、これは歴史が証明して甚だ明瞭であると思うのであります
これは歴史が示すではございませんか。終戰後昭和二十年の時に、官吏の平均俸給は六百円でありました。それが千二百円になり、千六百円になり、或いは二千九百円になり、三千七百円になり、六千三百円になつたのであります。この間に物価を、片山内閣では新物価体系として物価を決めましたが、賃金を決めておりません。
何のために政府はそれ程にまでして日本民族の歴史、日本族の現状を、国の未来を背負うべき青少年の眼から隠そうとしているのか。以前に、侵略主義的な日本は、朝鮮の青少年に朝鮮の歴史を忘れさせ、朝鮮民族の実情に眼隠しさせて、毎朝彼らを講堂に集めて、一つ、我らは皇国臣民であります云々ということを唱えさせておる。それは朝鮮民族のためではなくて、日本帝国主義の利益のためにこういうことをやつた。
(発言する者あり) 今回、わが国の場合はどうであるかと申しますれば、ポツダム宣言受諾以来すでに四箇年を経過しておるにもかかわらず、いまだに講和が完了しておらないのでありまして、(「保守反動だからだ」と呼ぶ者あり)かかる例は歴史にないと思うのであります。
この点は、われわれは過去の幾多の歴史的事実におきましても、また内外の文献によつて調べてみましても、台湾が正当な條約のもとにわが国に所属したということは明らかになつておるのであります。私は、この際日本の名誉のためにこの誤りの是正を要求したいと思うのであります。総理は、この点について、いかなるお考えを持つておられるか、お尋ねしておきたいのであります。
(拍手)われわれが、かつての日本国の輝かしき歴史を考えるときに——過去を考えてみるならば、再び国際団体に、立つ日があらば、必ずかつての輝かしき歴史を繰返し得ることと考えます。(発言する者あり)今日侵略主義を標榜しておるものは共産主義者であります。(拍手)いわゆるフアツシヨといい、あるいは全体主義といい、これはことごとく共産党諸君の唱導するところであります。
府県の廃合はもとよりわれわれも考えておりますし、また日本の将来の真の民主化を考えて参りますならば、中央行政から何らの干渉を受けないということが、真の自治体の民主化のためにぜひ必要だと思いますが、府県の廃合をいたしますには、非常に歴史的過程を持つておりますので、私がつき進んでお聞きしたいと思いますことは、その廃合をいたしまする政府のお考えの基礎であります。
御承知の通りわが国の漁業の発達の歴史を見ますと、おもに魚をとること、ことに新しい漁場を開拓いたしまして、漁場を拡張することの二点に従来の施策か向けられておつたのでございまして、そのために主として漁船の研究及びそれが助成にかなりの力か注がれておつたのでありますが、終戰後における状況は、これらの漁船の一大減損を来し、且つまた漁撈の状況につきましても種々の変遷を来したのであります。
われわれは、あくまでも歴史の理性を信じたいのであります。吉田首相は、国民とともに、日本をめぐる諸問題に、米ソの明朗な解決に、最後まで強い期待を持つべきであります。簡單に、この問題の打開に絶望して、日本の安全保障を考えるべきでないと思うのでありますが、御見解はいかがでありすすか。 さらに対日講和問題に関連して考慮さるべき問題は、経済に関する條項であります。
過去の歴史を見ましても、昭和元年から四、五年までは、預金に対しまして七、八十パーセントの貸出しがあつたのであります。政府が赤字公債を出し始めましてから、民間への貸出しよりも国債を買え、あるいは復金債を買えと言つておる。預金に対しての貸出し率が少くなつたので、これが正常——今の状態がほんとうの状態であるのでありまして、決して銀行の資産内容は心配はいらないのであります。
(拍手)これは各国のインフレ收束の歴史をごらんになつてもおわかりになることと思うのでありますが、とにかくここでは、財政演説並びに昨日の三宅議員に対しましての答弁で盡きておると考えております。ただ問題は、一—三月の金融問題にきまして、ことに税を中心にして非常に御心配のようでありますが、これは今年度の今までの税收入の実績をごらんくださいましたら氷解すると思います。
従いましてもちろん北海道のにしんであるとか、あるいはかれいであるとか、あるいは淡水魚の孵化事業なんかも、その効果は水産庁としても十分認めておられるはずでありますし、私どもも十分認めておりますけれども、この鮭鱒の孵化事業におきましては、ただいまも申し上げましたように、七十何年問の歴史を持つて、はつきりその実績が上つておるのであります。