1947-12-02 第1回国会 衆議院 水産委員会 第30号
しかして歳出關係に水産關係方面の施設費の金が少いのであります。追加補正九號に出ております水産關係の費用は、四百九十五萬圓が試驗場費、水産講習所費に百五十七萬八千圓というので、漁船登録實施費として三百九十一萬圓というのが出ているのであります。これ以上の登録料の歳入だといたしますれば、漁民の登録した金がほかの使途に振り向けられるというような感じがいたすのであります。
しかして歳出關係に水産關係方面の施設費の金が少いのであります。追加補正九號に出ております水産關係の費用は、四百九十五萬圓が試驗場費、水産講習所費に百五十七萬八千圓というので、漁船登録實施費として三百九十一萬圓というのが出ているのであります。これ以上の登録料の歳入だといたしますれば、漁民の登録した金がほかの使途に振り向けられるというような感じがいたすのであります。
○藤田政府委員 昭和二十三年度の水産局所管の歳出經費要求概算は、ずつと前に省議で決定いたしまして、すでに大藏省の方に提出をいたしておりまして、具體的に各事項につきましていろいろと御審議をいただいておるような事情になつております。
○青木委員長 ただいまの西村君の御質疑と、先の水産局長の説明とを對比して考えますと、歳入と歳出の關係は、歳入で得た金額は歳出の方で向う三年間に、これを漁船登録關係の費用に使うという水産局長の話でありますから、豫算面に現われた一箇年分以外の他の三年分の歳出は、いかなる方法によつて、歳入の方で漁船登録の手數料として徴收したものを確保してあるかという點の説明を、願わなければならないかと存ずるのでありますが
ただ戰災によります證據書類の提出不能といつたものが、司法省關係では歳入關係で七十五萬餘圓、歳出關係で同じく七十五萬餘圓、さらにやはり戰災によりまして、歳入關係では、款項目不明が二十三萬餘圓、項目不明が九萬五千餘圓、目不明が同じく八萬餘圓、歳出におきまして目不明が六十六萬七千餘圓ということになつておるのであります。
戰災關係で證明書類が出せない、證明書類の提出不能と申しますのもほんのわずかでありまして、歳出で二千圓餘、こういうことになつております。特別會計におきまして學校特別會計で歳入が二十八萬餘圓、歳出が百十九萬餘圓が證明書類提出不能となつておるのであります。
司法事務官 田中 治彦君 文部事務官 近藤 直人君 農林事務官 山根 東明君 商工事務官 細井富太郎君 委員外の出席者 會計檢査院事務 總長 東谷傳次郎君 專門調査員 大久保忠文君 ————————————— 本日の會議に付した事件 昭和二十年度歳入歳出總決算
まず、一般会計予算補正について申し上げますと、この補正予算第九号の歳入歳出は、おのおの六億四千二百六十二万円の増加でありまして、これを既定の予算額に加えますと、本年度の一般会計予算総額は二千七十二億五千二百余万円となります。
これは歳入収入の方におきましても見込んであるようでありますが、若干これは利益が上がるべき筈であるのに、これで見ますと、二千三百十九万三千円ですかの歳出に対して、歳入にもこれと同額のようになつております。かように収支同じようなものは何のために研伐までやられるのでありますか。これは主に政府みずから官行研伐の資材をお使いになる関係上、収支共同額にしてあるのでありますか。
この補正予算第九号の歳入歳出は、各六億四千二百六十二万円の増加でありまして、これを既に成立いたしました昭和二十二年度予算額及び今次國会に提出中の補正予算額との合計額二千六十六億一千余万円に加えますると、二千七十二億五千二百余万円と相成ります。
併しながら今回二千三百十九万三千円の一方におきまして歳出をいたしまして研伐を実行いたすわけでありますが、この研伐の全体につきましての収入は四千二百十万円となるのであります。その中二千三百十九万三千円、即ち歳出と見合う額だけが今年度の収入というふうに見込んでおるのであります。
そういつた状況につきましては、ただいま大藏部内においていろいろ相談をいたしておりますが、できるだけ公共團體の歳出の節約等によつて處理していただくつもりでありますが、なおやむを得ない分については、ある程度の金融も考えねばならぬのではないかというので、具體的の數字その他について檢討しておるような實情であります。
例えば歳出面において余儀ない経費があります。そうしてその項目が非常に大きな比重を占めておる。そうしてそのことが又歳入面にいろいろの負担を掛けておる。これは事実であります。併しこういうふうに歳出面において余儀ない経費が多ければ多い程、我々はその負担の公平を期するために、万全の処置を取らなければならないのでありますが、併し税制その他の問題において、何らこういう処置をとられていない。
即ち歳入物品税におきまして六億一千八百万円を減じ、前年度剰余金において二百三十六万七千円を追加をいたしまして、差引六億一千五百六十三万三千円といたしまして、これを歳入より減額いたし、歳出におきまして産業経済費中の生産調整費一億九千五十万四千円及び行政共通費中の三万九千円、合計六億一千五百六十三万三千円を減額する修正意見を出したのであります。
而して以上説明いたしました補正予算第七号及び第八号案と、すでに決定いたしました予算とを総計いたしますと、本年度一般会計予算は歳入歳出共二千六十六億一千十七万六千円と相成る次第であります。 次に昭和二十二年度特別会計予算補正(特第三号)案について申上げます。
次に歳出関係におきまして、内閣の持つ政策が予算の面において現われなければならない。そういう点から考えまして今日の米穀管理制度でありますが、常に食糧問題が重要視され、又これが解決されなければ本当の立直りはできない。聞くところによりますと、来年の五六月になれば更にこの食糧は窮迫するであろう。その時に恐らく米一升が何千円という額によつて取引されるであろう。
尚歳出の面から眺めましても誰しも信じてもおりませんし、又なし得ないと見ております。千八百円ベースが一つの基準として挙げられているのであります。そうしたものも政治では流通秩序の確立とか、或いは経済緊急対策によつてやるとか言つておりますけれども、何等具体的なものが挙げられておらず、何等その効果も出ておらず、実際面におきましては千八百円ベースというものはすでに崩れておるのであります。
○政府委員(小坂善太郎君) いろいろ御尤もな御意見でありますが、一体租税の大原則と申しまするのは、入るを計つて出るを制すると申しますか、大体國家財政における收入の限度を計りまして、歳出を見合せて行くというのが原則でございましようが、この長い間の縮小再生産、而もその後に來ました敗戰という現実からいたしまして、我々は余りにも多くのやらなければならないものを持つております。
それで歳出面において沢山な支出があり、そのために歳入が租税の方で沢山取らなければならんという事情、それを僕は問題にしておるんじやないのです。問題は税制そのものの中に論理的な一貫性がないわけなんで、極めて簡單なことを私は問題にしておるわけなんです。例えば結局結論を言えばです。今の税制は政府と人民が騙し合いをしておるわけなんです。そういうふうに作られておるのです。
本法案は先に本院において議決されました失業保険法並びに失業手当法、この両法案に関係をいたしておるのでありまして、その失業保険事業の経理につきましては、各種の保険事業におきますると同様に、失業保険に関しまする歳入歳出はこれを特別に経理して、その収支を明確にすることは適当であるというので、特別会計を設けるのであります。
議事日程 第五十七号 昭和二十二年十一月二十八日 午前十時開議 第一 彈劾裁判所の裁判員及び同予備員の選挙 第二 罹災都市借地借家臨時処理法第二十五條の二の災害及び同條の規定を適用する地区を定める法律案(内閣提出、衆議院送付)(委員長報告) 第三 昭和十九年法律第四号経済関係罰則の整備に関する法律の一部を改正する法律案(内閣提出、衆議院送付)(委員長報告) 第四 昭和二十年度歳入歳出総決算
○議長(松平恒雄君) 日程第四、昭和二十年度歳入歳出総決算、昭和二十年度特別会計歳入歳出決算報告を議題といたします。先ず委員長の報告を求めます。決算委員長下條康麿君。 〔下條康麿君登壇、拍手〕
大體のことはただいま大臣からお話がありましたから、私はこの歳入、歳出のおもな事項につきまして申し上げます。 まず歳出は國の一般會計というところから申し上げます。一般會計の北海道所在官署に在勤する政府職員に對して、石炭手當支給に必要な經費六千四百三十二萬圓、これは先般來非常に問題化しておつたところのものでありますが、ようやくこれを支出するということになつたわけであります。
この補正豫算(第九號)の歳入歳出は、おのおの六億四千二百六十二萬圓の増加でありまして、これをすでに成立いたしました昭和二十二年度豫算額及び今次國會に提出中の補正豫算額との合計額二千六十六億千餘萬圓に加えますると、二千七十二億五千二百餘萬圓と相なります。
こういうものが加わりましたので、實はそれに應じてこの國民所得の見積りをかえてやつたような次第でございまして、その趣意は、歳出が大きくなつたから、それに見合せていい加減にこの國民所得の見積りを引上げて、そうしてそれから税の割當をしてとる、收支を合わす、こういうような趣意では毛頭ないわけであります。
明年度の豫算編成の四原則というものを、政府が決定せられたということが傳えられて、その中の第一に、歳出歳入の均衡を絶對に保ち健全財政の方針を堅持するということがうたつてあるのであります。私はその方針についてはきわめて同感なのでありますけれども、ただ私が非常に懸念いたしております點は、政府がこの均衡を保ちというお考えの根本に、かかるものはしかたがない。
まず收入という點においておのずからの限度があるということを大體見込みまして、そうして歳出が非常に大きな數字になつておつたわけでありますが、これを切りおろしていつたような次第でございます。二十三年度の豫算編成についても私はこういうふうに考えておるのであります。まだ政府として方針がはつきりきまりません。これをきめるについては兩院のこの關係の委員會にも十分御相談をしてきめたいと思つておるのであります。
次にそれではこの大きくなつた豫算は、歳出はどういうふうに使われておるかということを見てまいりますと、一番大きなものとしてまず軍事費、それから敗戰國では占領費負擔、これを軍事費と同じものと見てその割合を見てまいりますと、イギリスでは戰爭中は、歳出豫算の八六%までは軍事費でございます。それが一九四六年には四二%に減つておる。今年度では二八%まで下つております。
まず本案の要旨を申し述べますと、失業保險法案に基く失業保險事業に関する歳入歳出は、政府管掌の各種の保險事業におけると同樣、これを特別に経理いたしまして、その收支を明確ならしめるのが適当であり、從つて、新たにこれに関する特別会計を制定しようとするものでございます。
もちろん間接税その他につきましても、われわれは檢討いたしておるのでありますず、一つは歳出の全貌なり檢討が明らかにされてまいりませんと、どこまで實行に移すべきかどうかというようなことが、ただいまのところ申し上げる段階に至つておらないのであります。
なるほどただいまお話のような點はあるのでありますが、しかしこういうように價格が上昇し、しばしば價格の改訂が行われるという場合には、一面において歳出も常に殖えてまいりますので、歳入と歳出のバランスということを考えますと、當然從價課税でいかなくてはならない。
それで貯金の預かつた金は歳入歳出外でありますので、これは大藏省預金部の方にこの金をまわしているのであります。それで純粹な意味での會計という點について私から一言申し上げておきます。 次に大藏省預金部においていかようにこれを運用していくかという御質問でありますが、この預金部の金は逓信省の郵便貯金、これが預金部の總額の約七割を占めております。その次は、簡易生命保險及び郵便年金の預金がはいつております。
————————————— 本日の會議に付した事件 昭和二十年度歳入歳出總決算、昭和二十年度特 別會計歳入歳出決算 内務省及び内務省の機構に關する勅令等を廢止 する法律案(内閣提出)(第一〇二號) 地方財政委員會法案(内閣提出)(第一〇三 號) 内務省官制等廢止に伴う法令の整理に關する法 律案(内閣提出)(第一一三號) —————————————
昭和二十年度の食糧管理歳入歳出決定計算書に書きましたところの歳入の收入濟額は三十一億四千三百二十一萬餘圓でありまして、歳出の支出濟額は二十九億四百三十萬餘圓でございます。差別剩餘金が三億三千八百九十萬八千六百五十一圓ということになるのであります。
昭和二十年度農林省所管の豫算額は、歳出經常部におきまして一億八千二百三十七萬餘圓、歳出臨時部におきまして十五億四千四十一萬餘、合計十七億二千二百七十八萬餘圓でございまして、豫算決定後の増加額は、歳出經常部におきまして五百萬餘圓、歳出臨時部におきまして十六億八千五百十四萬餘圓、合計十六億九千十五萬餘圓でございますから、合計額は歳出經常部におきまして一億八千七百三十七萬餘圓、歳出臨時部におきまして三十二億二千五百五十六萬餘圓
税制改正案全体を通じての特色としましては、経費の膨脹、特にインフレーシヨンの影響によつで増大します歳出予算に均衡することに汲々として、從來の税制を強化したに過ぎない、積極性に乏しいという感じがいたすのであります。
卒直に申上げまして現在の日本の情勢からして、歳出の面に制約がありまして、これだけのものを出さなければならんといつたような面から財政收入の方を勘案せられたと存じますので、私はむしろこの点についてただこういう点に無理がある、ああいあ点に無理がないといつたことだけ申上げたいと思うのであります。結局経済諸情勢が税制の上に何を現在要求しておるだろうかというような点に、この問題は體着するのだろうと思います。
第一に歳入歳出の問題でありまするが、歳出の合計は大体九百二十五億である。歳入の合計は九百七十四億として、その差引は四十九億余ることになるが、この予算においてすでに四十九億というのは、本予算のときに赤字公債が見込まれておつたのだから出入勘定はない、出入勘定の辻褄さえ合へば健全じやないか。併し甚だいかがわしい健全財政じやないか、こういう結論になります。
今我々はここで主として歳出予算について論じているのでありますが、この歳出も収入が確定して初めて可能なものであります。その意味で財政及び金融常任委員会において増税案が現在審議されつつあるのでありますが、その成否は現在不明であります。從いまして歳出をここで審議いたしましても果して実行ができるかどうかまだ今のところ分らないのであります。
又歳出各部面におきましても、公共事業費の如きについては非常に物足らん感もいたしております。それから又戰災復興費等について非常に要求が少くなつているという幾多の文句はありますが、併しそれらについては何れ総會において意見を確定することにしまして、意見を留保しておきたいと思います。
付託事件 ○昭和二十年度歳入歳出総決算 ○昭和二十年度特別会計歳入歳出決算 ————————————— 昭和二十二年十一月二十四日(月曜 日) 午前十時五十五分開会 ————————————— 本日の会議に付した事件 ○昭和二十年度歳入歳出総決算 ○昭和二十年度特別会計歳入歳出決算 —————————————