1948-05-28 第2回国会 参議院 本会議 第41号
本案による歳出の追加額は、終戰処理費六十億円、賠償施設処理費三億三千六百万円、價格調整費二十五億円、公共事業費二十億円、復興金融金庫政府出資金四十億円、國債費十七億二千百万九千円、地方分與税分與金三十四億円、地方警察費國庫負担金五億一千三百二十七万一千円、生活保護費四億五千四百三十七万六千円、船舶運営会補助三億七千九百十四万一千円、その他國会、裁判所、行政各部等の経費四十五億八千百十万五千円、以上合計二百五十八億八千四百九十万二千円
本案による歳出の追加額は、終戰処理費六十億円、賠償施設処理費三億三千六百万円、價格調整費二十五億円、公共事業費二十億円、復興金融金庫政府出資金四十億円、國債費十七億二千百万九千円、地方分與税分與金三十四億円、地方警察費國庫負担金五億一千三百二十七万一千円、生活保護費四億五千四百三十七万六千円、船舶運営会補助三億七千九百十四万一千円、その他國会、裁判所、行政各部等の経費四十五億八千百十万五千円、以上合計二百五十八億八千四百九十万二千円
これによつて生ずる歳出の減少額は予算の上にそれぞれ計上いたしまして、緊急必要なる品目に充当することに決定いたしております。明後日國会の提出する予算の要綱の中にはこれもはつきりと示しておるわけであります。
特別会計の方は、歳入で五百七十六億二千余万円、歳出は五百六十六億六千余万円こういうことになつております。詳しく申し上げたいのでありますが、これも省略いたしまして、この予算案の詳細の内容につきましては、すでにお手もとに配付されました予算書がございますので、それを御参照願いたいと思います。
そこで歳出の面を更に検討すると共に、歳入の面について如何にするかということを連日に亘つて協議をいたしておりますが、一般の大衆に影響のあるような財源を求めますというと、すぐ物價に響いて、賃金に響いて、その影響が非常に多くなるというので、まあ、いろいろ考えて見ましたが、昨日最終的な案を持つて、実は安本長官と大藏大臣と私とがいろいろ意見を交換して参りました。
また水害対策費の方の二百十億円たけは活かして、ほかの方の事業をうんと削つて、五百億か六百億の範囲でこの予算がまとめ得るならば、水害復旧の方もかなりの程度にはいけると思うのでありますが、悲しいかな旧単価におきましても、さような千億はもとより、何百億というような歳出予算は、財政の現状においてはとうてい組めないし、特に今度価格、賃金等の改訂がありまして一切の単価が上つてきました場合、ただいま新聞等で傳わつておりますように
今日これが実現せられなかつたのは、要するに日本の國庫の歳入歳出が戰後非常な勢いをもつて國民の負担を重からしめ、必要とは知りながら、十分の経費をこれに差向けることができないという事情から生じておるのでありまして、將來経済再建の事業の振興に伴つて、極力これらの点も考慮いたさなければならないと考えております。
又その各税収入の各科目についても分つておるような状態になつておるのに、すべて歳入歳出の總豫算というものは出て來んということは實に非難の極であります。かくのごとく暫定豫算に終始しておられるということになると、否應なしに内閣も暫定内閣という名稱を頂戴せられることになりやしないか、その邊、大いに我々も國民としてこれを憂うるのであるから、この際においてはつきりと期限を切つて貰いたい。
一面において歳出を圧縮するということも努めなければならぬ点で、これは申すまでもないのでありますが、それだけでやつていけるか。たとえば一方において勤労者の所得税を減ずる。減じたが、それを減じつ放しにして、一方ではただ單に歳出のみで、それだけのものを切ることができるかと申しますと、それはなかなか困雜であります。
税を軽くして國の歳入が減ります部分だけは、國の歳出をあらゆる部門から削つて、経費の節約をはからなければならないのが、為政者のとるべき途でなかろうかと思うのでありますが、この点に対する大藏大臣の御所見をお伺いいたしたいと思います。
ただ御承知の通り、中央においてもそうでございますが、特に地方において最近例えば自治警察の問題であるとか、或いは新らしい教育制度の問題であるとか等々から、地方の歳出の膨脹というものは非常に大きくなつております。
これはすでにもう当局も分つておられることだと思うのでありまするが、外の歳出に圧迫されて、公共事業費が少いのであろうと思うのですが、併しながら今年度におけるところの公共事業費は、例えば河川にしろ、砂防にしろ、その他土木の関係等においては、特に昨年の水害の関係で留意しなければならんと私は考えておるのであります。この暫定予算におきましても、砂防費のごときは殆んどありません。
その第一表は六月暫定予算を四月、五月と対比いたしまして、歳入、歳出を概観いたしたものであります。歳入歳出とも四月分に比べますると、六億余万円の増加であり、五月分に比べますると十三億余万円の増加となつておるのであります。 次に第二表は歳入の関係であります。
昭和二十三年度予算につきましては、諸般の事情により、本予算の編成が遅延いたしましたため、さきに両三度にわたり、暫定予算により、四月分及び五月分の歳入歳出につき御審議を煩わした次第でありまして、内閣といたしましては、六月につきましては、暫定予算による必要なからしめる所存をもちまして、鋭意本予算の編成に努力いたし、その大綱を本月十日閣議決定いたした次第でありますが、関係方面への手続と、予算計数の整理等の
歳入歳出款項別にいたしたものでありまするが歳入の方は大体におきまして四月分のこの数字を基準にいたしまして、今回計上いたしたわけであります。ただ最後の方に二つ特殊なものがありまするが、一つは一般会計受入金という金額が三億円、これは四月、五月には載つておりません。おりませんが、今囘新たに三億円というものを受入れをいたしたのであります。
昭和二十三年度予算につきましては諸般の事情により、本予算の編成が遅延いたしましたため、先に両三度に亘り、暫定予算により、四月分及び五月分の歳入歳出につき御審議を煩した次第でありまして、内閣といたしましては、六月分につきましては、暫定予算による必要なからしめる所存を以ちまして、鋭意本予算の編成に努力いたし、その大綱を本月十日閣議決定いたした次第でありますが、関係方面への手続と予算計数の整理等の事務のため
予算の修正の際に費目が増加するということは、歳入歳出の予算の均衡を得る限り、國会においてなし得ると了解いたしております。
縣財政の窮迫しているにも拘わらず、厚生関係に対するところの予算が歳出予算の十%強、衞生関係が四%弱で計上していることにつきましても、本縣の熱意の程度に対しまして非常に意を強くしたわけであります。特に本縣が衞生行政に困難をしているという点を綜合して述べますと、先ず結核患者の増加であります。
昭和二十一年度歳入歳出総決算及び同特別会計歳入歳出決算並びに特殊財産資金特別会計歳入歳出決算を、会計検査院の檢査報告と共に國会に提出いたしましたので、その大要を御説明申上げます。
昭和二十一年度歳入歳出総決算並びに特別会計歳入歳出決算、昭和十八年三月より昭和二十二年三月に至るまで特殊財産資金歳入歳出決算、これを議題といたします。先ず政府から決算に関する説明を伺いたいと思います。
昭和二十三年五月四日(火曜日) ————————————— 本日の会議に付した事件 ○昭和二十一年度歳入歳出総決算(内 閣提出) ○昭和二十一年度特別会計歳入歳出決 算(内閣提出) ○特殊財産資金歳入歳出決算(内閣提 出) ————————————— 午後一時四十二分開会
これは先般四月の暫定予算の提出の際にすでに御説明を申上げたのでありまして、今回二十三年度の特別会計暫定予算案補正(特第一号)に計上されておるのでありまするが、五月分の歳出といたしまして、預金部の特別会計におきましては、人事費その他の歳出におきまして、一億二千九百九十一万七千円を要するのでありまするが、この会計の固有の歳入、即ち預金部資金の運用による利子とか、有価証券の償還による益金等は、七百五十二万二千円
本案による歳出の増加額は、総裁処理費六十億円、賠償施設処理費三億三千六百万円、價格調整費二十億円、物資及び物價調整事務取扱費七億五千二百六十五万円、公共事業費二十二億円、地方分與税分與金三十億円、地方警察費國庫負担金十五億二千六百五十四万二千円、復興金融金庫等に対する政府出資金二十五億四千百三十九万円、生活保護費五億五百六十五万六千円、船舶運営金補助四億一千百四十六万七千円、その他國会、裁判所、行政各部等
一、歳出においては、價格調整、復金融資等の大資本擁護の支出は、四、五月両月の暫定予算を通じて約八〇%に達し、一方生活保護費、六・三制、災害復旧、農地改革、引場費等はわずかに一〇%にすぎない。 こういう理由のもとに返上を私たちは主張したいのであります。
大蔵省預金部特別会計の昭和二十三年度暫定予算における歳入歳出は、別途提案されました昭和二十三年度特別会計暫定予算補正(特第一号)に計上してありますごとく、五月分の歳出としては、人件費及び事務費、預金利子、他会計への繰入金、給與特別措置費等合計一億二千九百九十一万七千円を要するのでありますが、この合計の固有の歳入は、預金部資金の運用による利子、有價証券の償還による益金等七百五十二万二千円でありまして、
まず一般会計について申し上げますと、その補正増加額は、歳入歳出とも二百四十五億三千七百余万円で、これを四月分と合計しますと、四百九十七億七千四百余万円となります。
大藏省預金部特別會計の昭和二十三年度暫定豫算における歳入歳出は、別途提案いたしました昭和二十三年度特別會計暫定豫算補正(特第一號)に計上してありますごとく、五月分の歳出としましては、人件費及び事務費、預金利子、他會計への繰入金、給與特別措置費等合計一億二千九百九十一萬七千圓を要するのでありますが、その會計の固有の歳入は、預金部資金の運用による利子、有價證券の償還による益金等七百五十二萬二千圓でありまして
なお年額がどれくらいになるかという御質問でございますが、これは預金部資金の運用の利子がはいります時期等で多少の出はいりがございますが、かりに歳出の方面におきまする人件費、事務費、その他が今のベースでまいるという過程で考えますと、大体ただいま載つておりますこの一億二千数百万円の金額の年額に相当する部分が、繰入れざるを得ないということに、大ざつぱなお答えでございますが、お考えになつていただきたいと思います
そもそもこういう赤字が何で生じたかということに相なりますると、これは適確に理由と金額を指摘いたしまして御答弁申し上げることが、実ははなはだ困難であるかと存じますが、抽象的に申し上げますならば、歳入の方におきましては、預金部の資金の運用利益というものが、金利の関係その他歳出が増加するに比例しまして増加いたさない。
それで果して政府が自主的にこの問題を御解決になるならば、もう委員會のことは参考に止まることであつて、先般の御答辯は多少その點において違つておるのではないか、前囘の答辯を是正なさつたものとすれば、政府にこの委員會の答辯の如何に拘わらず、本件は豫算の歳出面において非常に影響のある問題であり、その他今安本長官の仰せられた金融の健全方針を支持する點においても、政府が勝手に支拂を止めて行く方針を立てる、或いはそういうことを
新聞によりますと、歳入の限度まで歳出を壓縮する、そういう建前でこの二十三年度の豫算を編成する、そういうふうに傳えられておりますが、先ずこの根本方針につきまして、一應お伺いしたいのであります。
○國務大臣(芦田均君) 木村君の只今指摘されましたように、歳入と睨み合せて歳出額を決めて行くということは、健全財政を堅持する上においての最も必要なる方針でありますから、政府としてはその點を飽くまでも堅持いたしたいと考えております。