1948-06-23 第2回国会 衆議院 農林委員会 第24号
○山添政府委員 指導農場は、從來の意味における指導機関としての施設としては、これを廃止いたしたのでありまして、國からはこの四月限りをもちまして助成金を打切りました。
○山添政府委員 指導農場は、從來の意味における指導機関としての施設としては、これを廃止いたしたのでありまして、國からはこの四月限りをもちまして助成金を打切りました。
試驗研究の機関の数は七十五を越えてはならないというような規定になつておりますが、この七十五というのはいかなる規準によつて出てきたのでありますか、それを一つ。
○森山委員 次に「試驗研究機関」というふうになつておりますが、その中で養蚕のことは省かれているのですけけども、飼畜に何するようなことは、この試驗研究機関の中に別にはいつてないのでありますか。
提案理由にも申し上げましたように、戰時統制方式が撤廃せられまして、私的團体の統制の参與ということが禁ぜられ、一方にいわゆる閉鎖機関令によりまして、この種の事業者團体がどんどん閉鎖命令を受けるという状態であります。それに代つてある事業者團体をつくりますと、これまた閉鎖を受けるというようなことがあつたようでございます。
すなわち統制の責任と機能とを、政府または政府機関に一元化いたしまして、民間の事業者團体によります直接または間接の統制業務への参與は、原則としてこれを認めないこととなりました。もつともこの統制方式の切換えが実施されますにあたりましての過渡的措置としましては、臨取物資需給調整法附則による指定を受けた事業者團体に限りまして、統制業務の補助が認められてまいつたことは、皆樣の御承知の通りであります。
これはもちろん一般の営利を目的とする金融機関ではないという点が特殊の問題でありますけれども、しかしながらこれは利益が出たときには利益を配分することもできるし、あるいは出資に振替えることもできるというようなことに相なつておりますので、單なるその他の慈善的な團体とは性質を異にしておる、営利團体ではないが、事業團体であるというような観点と、それから信用組合がお話のごとく、当初産業組合の一部として行われていた
預金部だけでも——私の推測だけを申し上げてははなはだ恐縮なのでありますけれども、百七、八十億程度は十分消化できるのではないか、從つてその残りのものが地方銀行にいくということになるかと思うのでありますが、その場合におきましても金融機関と地方團体とはいろいろな取引、縣の金庫をやつているというようないろいろ取引関係で割合に金利については相当勉強していただいておる。
その金融措置の一つとして、先ほど松浦委員の御指摘になりましたように、金融機関の問題も考えたのでございますが、この金融機関の問題につきましては各関係方面との折衝におきまして、ながなが困難な事情もあつたのでございます。
なお金融機関の問題については、先ほどお答えした通りでございます。関係各方面との事情もありまして、その結論を見るに至つておりません。
二百八十四條の以外の場合においては、法人の機関が出張しなければならないのでありまするが、その機関が欲しまする場合には、特に裁判所の許可等の必要もなく、その意思によつて、代理人を出頭させることができるという規定を、法人につきまして、特に設けたわけでございます。二百八十四條は「五千円以下の罰金又は科料にあたる事件については、被告人は、公判期日に出頭することを要しない。」
被告人はこの改正案におきまして、本來默秘権を持つておりまするし、その取調を受ける際には、特に搜査機関から不利益な供述を拒むことができるということを告げられた上取調を受けるのでありまして、そのような情況において尚且つ自己に不利益な事実を承認しておる場合には、これを証拠として差支ないのではないか。
そのことは現に本日午後衆議院の予算総会においても、同じような質問に対して、我々はどこまでも國家機関として最高の地位にある國会の意志を尊重するのあるから、國会多数の意向が定まるならば、政府は謹んでこれに従いますと言つて來た。でありますから、その態度は参議院に対しても同一であることを申上げても少しも自分の氣持を偽つているのではないのであります。
そうして更に終戰後における交通機関の混乱、或いは或る場合には労働意欲の低下したことが著しく能率を害しておる。これも黙過すべからざる要素であると思う。そういつた各般の條件の下に官吏の執務能率を向上せしめるためには、種々の改革を必要とするのでありまして、これを一律に何割減というふうな数字で切詰めることは困難とする事情が多々あるやに思います。
金融機関に対する交付公債の利子として、そこに金額が上つておると思います。尚今回交付公債として交付を予定しておりまするのは、金融機関に対する交付公債の外に、保險会社とか或いは旧産業設備営團或いは國民更生金庫、いろいろの関係がございますが、金融機関に対する交付公債の関係がお話の通りに、第一封鎖預金の関係におきまして交付いたします公債の利子をそこに計上いたしてございます。
○島村委員 それは重要な機関の一つでありますから、もちろんこれが補充はできるだけ早くおやりになるであろうことは疑う余地はありません。しかしながら、その後任の選定方法につきましては、聞くところによると、やはり知事なら知事仲間から推薦をしてもらつて、それから選考するのである。こういうふうなことを伺つておりますが、その点はいかがでしようか。
○芦田國務大臣 政府は常に國会をもつて國家の最高機関と考えておりますから、國会多数の御意向による決定には極力副う決心を持つております。
○島村委員 なるほど議決機関でありませんから、欠員がありましても、別に支障はないというようにお考えであるかもしれませんが、深く考えてまいりますと、自主性の確立というものは、結局そこが民主化の根本ではなかろうかと私は考えます。そうしますと、どうも三人も自治体の直接関係者がやめて、それつぱなしで、別に議決機関でないから置く必要はないと、簡單にお考えになることはどうかと思います。
そういうわけでございますから、もちろん逓信省独自の訓練機関を卒業いたしました者が、從業員の中に相当の数を占めますことは、これは事実でありますが、そういう人でなければ実際やれない仕事の部面が、かなり廣いのでございますから、これはまつたく事業上の必要に基いて、そういう訓練が行われておるということと照應いたしておる事実でございます。
すなわち外部から直接逓信講習所に入学するという形式をもつて採用する者もございますけれども、そういう者につきましても、それは入学して逓信講習所の生徒あるいは学生である間は、逓信職員以外の者ではないのでありまして、入学を許可されたときに、つまり逓信職員として採用され、そうして逓信職員としてその特殊の訓練を受けるために、その訓練機関に、いわば職場というのは適切でないかもしれませんが、職場におかれると同じような
○大野(勝)政府委員 その点は新訓練法に基くところの訓練機関を置きます際の具体的の問題として、これから險討しなければならない問題でございますが、ただ私どもといたしましては、事務的にはせつかく努力をして、できたこれらの施設は、でき得る限りむだなく活用するという方向にもつていきたいと考えております。
從いましてどの程度のものであるかということはここでお答えすることはできないのでありますが、今後におきまして、警察官の採用、教養というような点につきまして十分注意をいたしまして、警察官たるものは苟しくも不良呼ばわりされることのないように、これは中央の者としても、考えなければなりませんし、又地方における各教養機関等においても、そういう点は十分考慮して行きたいと、考えております。
なおただいま中曽根委員から機関紙アカハタの問題が出ました。この部数が非常に多いという御意見もありますが、かような点が私は最も本法律の必要なる点ではないかと思います。非常にごもつともな御意見でございまして、單に私は共産党にかかわらず、各政党あるいは各團体に用紙割当がいかに公正妥当に行われておるかということに対しても、これが法律に基いて論議されることになりますならば非常に明朗になる。
○木村(榮)委員 今中曽根委員から共産党の機関紙の問題が出ました。何かあると共産党の機関紙と言われるが、一体何の恨みがあるかしらぬが、アカハタのごときは今十万部日配から配給を受けております。これは、事務局の方は御存知のように、三十万は実績をもつておる。ところがいくらわれわれが要求いたしましても、十万部しかもらわない。
それからもう一つは、これは政党の機関誌その他に対する割当でありますが、たとえばアカハタあるいはその他の共産党系のものは厖大なる出版をやつておる。これに対してその他のものは比較的少いということがある。そういう政党関係の機関誌あるいは機関新聞、こういうようなものに対する割当の実績についても、一つ資料を御提出願いたい。
○岡井委員 三百四十三條はそうしますとはいつたり出たりして、非常にこれは混雜を來し、國家機関にも無用の混雜と手数をかけるように思われ、いたずらに物事を複雜にするのみでないかと思います。それからその次の三百四十四條の場合、実際の適用はいかがあそばされるのでございましようか。八十九條の規定は適用しない。しからばどういう標準に基いてこの保釈申請に処するのであるかということが、まつたく不明なのです。
○議長(松平恒雄君) 日程第一、地方出先機関勢理に関する決議案(中井光次君外五名発議)(委員会審査省略要求事件)本件は発議者中井光次君外五名要求の通り委員会の審査を省略し、直ちに本案の審議に入ることに御異議ございませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○國務大臣(芦田均君) 只今決議せられました各省地方出先機関の整理につきましては、現内閣成立以來三ヶ月に亘つて鋭意その実施計画の勘案に努めておりましたが、今回その第一著手として取敢えず次の通りに整理することに決定いたしました。順次これを報告することといたします。 第一、左の機関はこれを廃止し、その所掌事務を都道府縣知事に移譲する。
○中井光次君 只今上程になりました地方出先機関整理に関する決議案につきまして提案の趣旨を申述べたいと存じます。先ず案文を朗読いたします。 地方出先機関整理に関する決議 新憲法の精神に則り地方自治の趣旨を徹底するため、中央各省の行政事務を大幅に地方公共團体に移譲又は委任することの必要なるは今更多言を要しない。
そうしてほとんどその取扱いその他に対する監督と申しましようか、監査というような機関がないというようなことも、一つの欠陷ではないかとも考えますので、今後こういう救援物資の配給その他に対しましては、十分監査をやられることを私は強く要求しておきます。
從つて私は民生委員会が新しく生れるにあたりまして、政府は各地方機関に対し、民生委員の推薦、また委員の職務の遂行があくまで適正公平に行われて、いやしくも立法の本旨にもとることのないようにということ、また委員で好ましからざる行動があつた場合には、断乎として第十一條の規定を適用いたしまして、さような者を排除する措置を講ずるように、地方に対して指令を発して、あらかじめこの民生委員法が眞に社会公共福祉の増進のための
組合については、組合が自主的に健全なる発展を遂げしめるべく、側面から労働者のサービス機関として行うものと考える。 國鉄の爭議に運輸省が当事者として、最善の努力をするのは当然であて、労働省が直接関與はしない。ただ爭議前に紛爭を解決したいと考えるのは当然であつて、紛爭処理機関の活用が考えられる。
○説明員(保坂信男君) 局長がちよつと衆議院の方に参られておりますので、代りまして簡單に改正の要点、それから植物檢疫の機関の現状等につきまして御説明をいたします。
申落しましたが一番初め申されました植物檢疫機関が弛緩しておつたために、或いは人員、施設がなくなつておつたために、戰時中或いは戰後恐るべき病菌害虫が入つたのではないかというお思がありますが、現に一、二の例があります。非常に困つておりますので、そういうものについてもやりたいというので法律を改正しようとした大きな原因になつたわけです。
我が國における輸出入植物の檢疫は、大正三年以來輸出入植物取締法に基いて、これを実施しまして、農林作物病菌害虫の侵入防止並びに農産物輸出助長に貢献して参りましたが、植物檢疫機関は、戰時中は貿易の杜絶に伴つて、一時活動も停滯状態になつていましたが、貿易の再開と共に再びその使命の重要性を加えるに至つたのであります。
○辻田政府委員 教育委員会の委員の定数の問題でございますが、先ほどから申しまするように、この委員会は、性格としまして会議制の行政機関でございます。行政機関としてその機能を十分に果しますためには、その数はあまり多くなつては、かえつて運営ができなくなるおそれがあるのでございまして、そこでその数を相当少くしなければならぬ。
教育刷新委員会の建議されました事項については、その根本精神においては、これをもちろん基礎としてわれわれとしてはとつたわけでございますが、特に教育刷新委員会の建議と違つておりまするおもな点について申し上げますると、教育刷新委員会におきましては、教育長は教育委員会が選任しまして、教育委員会は議決機関であつて、教育長は執行機関であるというふうに書いてあります。
教育委員会は会議制の行政機関でございまして、議決機関ではないのでございます。從つてそれぞれの公共團体におきまする議決機関としては、議会があるのみであります。そこでいわば意思決定をはつきりするわけであります。この委員会と議会との関係は、やはり知事と議会との関係のような関係に、教育についてはなるのであります。
実は御承知のように、生糸の一手買入機関でありました蚕糸業会が閉鎖になりまして、今後それは問屋によつて扱われることになりました。その問屋は資力が非常に薄末でありまして、生糸の買入れに支障を來し、あるいは受拂いに支障を來すという懸が非常に考えられるのでありますが、貿易廳として、この生糸買入れにつきまして、いえような御処置をとられておりますか。
○永井政府委員 この蚕糸業会が閉鎖機関になりましたので、農林省との間に善後策について話合いを進めておるのでありますけれども、未だ結論には達しておりません。さしずめのところ輸出にきまつたものは、むちろ金融はついておりますのと、それから貿易公團をして大体輸出の見込みの立つたものは買入れをさせておりますので、今のところ確然たる解決がつきますまで、業者に金融の不便はあまりかけていないつもりであります。
私どもちよつと聞いたところによりますと、かなりクレームの件数も多いということを聞いておりますが、これらのクレームがあつた場合にはいかなる処置をとつておるか、またクレームを裁定するような何か機関がほしいという希望もあるのですが、そういうことについて考えられておるかどうか、その点をお伺いいたします。
ところが、特別調達廳につきましては現在その官廳と民間との何か中立的な性格を持つておりまして、厳密に官廳という取扱いにも現在なつておりませんので、その点で特別調達廳を入れましたのと、それから地方公共團体、これは從來は國の機関たる性格も一面持つておつたのでありますが今回地方自治法の成立によりまして、國の機関たる性格はなくなつてしまつた、そういつた関係でこれに國有財産事務を取扱わせるのは、やはりこういつた
対政府の関係においても、対金融機関の関係においても、善後措置について日本銀行は未だ具体的なことを考えたことはございません。ただ私どもの考え方を御参考までに申し上げてみますならば、利子が現実に入らないことによりまして、金融機関の資金繰りを圧迫することはあり得るのであります。
それで九割五分の掛値でもつて、資金はいつでも十分供給いたしておりますが、やはり金融機関となりますと、農業組合でも一種の投資というものがありまして、御承知の通り証券投資の面がございますから、今はなるほど資金の融通には、非常に大きな資金が要りますけれども、これはまた情勢によりますと、証券投資に相当向けられなければならないのであります。
それから次の問題といたしまして、國際的に影響があるかないかの問題でありますが、今度の金融機関の最終処理の問題につきまして、御説明申し上げますれば大体おわかりのことと思います。
○國務大臣(永江一夫君) 勿論私は再検討をするつもりで、先般農林省の省議におきましても、この機関については、ただ農林省の内部から申しましても、開拓局という一つの局がこれを専管をしない。