1947-07-02 第1回国会 衆議院 本会議 第9号
(拍手) われわれは、元來金融機関の國家管理を主張するものでありますが、連立内閣である片山内閣に、これを求めようとすることは、無理であることを思いますがゆえに、あえてこの点には触れようとしないのであります。
(拍手) われわれは、元來金融機関の國家管理を主張するものでありますが、連立内閣である片山内閣に、これを求めようとすることは、無理であることを思いますがゆえに、あえてこの点には触れようとしないのであります。
なお、私は全國の金融機関に対して要望いたしますところは、十分新円預金の貯蓄と蓄積ということに全力を盡し、かつまた、この資金の融通、資金の規整に從つて、この産業再建の協力ということに、十分邁進をしていただきたいという点であるのであります。 私は最後に一言申し述べたいと思います。
(拍手) 他方、金融統制は経済緊急対策に基づいて一層強化するの必要があるのでありまして、金融機関は、生産再開にあくまで協力するの建前の下に、今後とも貯蓄の増強、赤字金融の抑制に努力して貰いたいのであります。
(拍手) 他方、金融統制は、経済緊急対策に基いて一層強化する必要があるのでありまして金融機関は、生産再開にあくまで協力する建前のもとに、今後とも貯蓄の増強、赤字金融の抑制に努力してもらいたいのであります。
第一には各派交渉会は議長の権限に属する事項について議長の諮問に應じ、これを輔佐するための便宜的な機関として設けること。この内容は大体ここに出ておりますが、第一條の内容と内容的に似たようなものではないかと考えます。 それから第二点としましては、構成の内容になるわけですが、各派交渉会は議長、副議長、議院運営委員長、及び現に議院運営会に委員を出している各派の各代表者一名づつをもつと構成すること。
從つてその場合の救済規定は、正当な理由ということを個々に当つて一定の機関によつて判定する機関を設けるか、さもなければ、先程から言われたようなある基準を前に設定して置いて議長の判断に委せるか、どつちかじやないかと思います。
○佐々木良作君 議長の権限に属する事項について議長の諮問に應じてこれを補佐するための便宜的機関であるというのです。これを條文といたします場合には、この原案の第一條なり適当な方法でもつて書いたらよかろうと思います。内容はそうであります。
○委員長(木内四郎君) 議場にいきなり持つて行つて異議なしと出すと問題はないけれども、可否をここで論ずるかどうか、或いはなにかそういう機関を設けてそこで論ずるかどうか……。
○下條康麿君 だんだんいろいろ御意見拜聽したのですが、便宜の機関として、一々議院運営委員会に付議する程度でないものが相当あるのじやないかと思います。今までの交渉会あたりの経過から見ましても、隨分そういうことが多いのです。ですからやはり便宜機関として、議院運営委員会の外にそういうものを作つたらどうかと思います。
本規則案は、新しい憲法と國会法のもとにおきまして、國権の最高機関として、また唯一の立法機関である國会の第一院たる衆議院を新しい構想のもとに運営し、衆議院の機能を遺憾なく発揮せしむるための、重要な議院運営の細則でありまして、早くより議院運営委員協議会において、愼重にその構想を練つてまいりましたものでありまするが、なかんずく最も意を注ぎました点は、新憲法と國会法の、國会中心、衆議院優越、議員尊重の三大主義
たとえば、外務委員会の第三に「國際会議及び國際機関に関する事項」というのがございますが、この「國際会議」を廣く解釈しますと、來るべき平和会議なども、これに含まれるような解釈ができるわけでありますが、平和会議のようなものは、申し上げるまでもなく、この外務委員会に出してあります國際会議とは、別個な、大きな意味をもつものでありまして、それが議院の問題となります際には、当然全議員の新たな考えのもとに、外務委員会以外
それは議長、副議長、事務総長は議会運営の中心でありますから、議会運営の中心であるこれらの機関を、全然出席もしていただかないで、協議を進めるというわけには、まいらないと存じまして、出席を望むということを、発議者の間においては、きめたわけであります。御了承願いたいのであります。
○大池事務総長 実は前には、ここは通商航海に関する事項というのがあつたのでありますが、それが参議院の大体の最終の法案にもいまの國際会議並びに國際機関に関する事項ということになつたのでありまするから、特に先ほどからお話になつております將來の講和会議と言いますか、そういうものも考えられるというようなことから、こういう言葉の方が、かえつていいのではないかという意味で御修正を願つたわけであります。
しかして、國会は、この日本國憲法により、國権の最高機関となり、國の唯一の立法機関となつたのであるから、國会の使命はいよいよ重くかつ大きくなつたといわなければなりません。 されば、國民は十分にこれを理解し、これを尊重し、國会もまた、あくまで國民の國会たる自覚を深め、國民の動向を正しくとらえ、その反映にいささかも欠けるところがあつてはなりません。 いまや、わが國の事態は極めて困難であります。
しかして、國会は、この日本國憲法により、國権の最高機関となり、國の唯一の立法機関となつたのであるから、國会の使命はいよいよ重くかつ大きくなつたといわなければなりません。 されば、國民は十分にこれを理解し、これを尊重し、國会もまた、あくまで國民の國会たる自覚を深め、國民の動向を正しくとらえ、その反映にいささかも欠けるところがあつてはなりません。 いまや、わが國の事態は極めて困難であります。
今や國家再建のときに当りまして、新憲法の下において、國会が國家の最高機関であつて、その一院たる参議院の使命の重かつ大なるを思うとき、両君の聲望と手腕に待つべきものが多いと存ずるのであります。ここに両君の御自重と御自愛を切に望むものでございます。甚だ簡單でございますが、これを以つて祝詞といたします。(拍手) —————・—————