1947-09-22 第1回国会 衆議院 文教委員会 第8号
○豊澤委員 最近、全國的に考えてもいいと思うのですけれども、新制高等學校の標準を文部省が示したような關係から、現在の各中等學校が高等學校に昇格せんとして、このままの設備であつたならば昇格しないというので、相当運動しておるように思うのです。あるいは寄附行為であるとか、その他いろいろ手を尽しておる。
○豊澤委員 最近、全國的に考えてもいいと思うのですけれども、新制高等學校の標準を文部省が示したような關係から、現在の各中等學校が高等學校に昇格せんとして、このままの設備であつたならば昇格しないというので、相当運動しておるように思うのです。あるいは寄附行為であるとか、その他いろいろ手を尽しておる。
○水谷(昇)委員 ただいま新制中學校の先生が非常に不足しているように思いますが、この先生の措置は文部省においてはどういうふうにしていますか。
○剣木説明員 終戰後教育會に對しましては、文部省といたしましては全然關係をいたさないようにいたしたのでございまして、現在のところ教育會と文部省には、何らそこに關係がないのでございます。
それに對して經濟状態が許さないし、段階があるからというような方向で文部省がそう考えていられるなら、それはまだ一應諒とされる點もありますけれども、勤勞者の教育がいつでも甚だ刺身のつまのような扱い方をされるというところに、これは今からの新しい教育の根本的な方向としては、ものの考え方に立ち遲れのところがあるのじやないか、そういう考え方が文部省の教育體系の中に殘存するとすれば、これは相當新しい時代の批判を大
○岩間正男君 只今の教育改革の根本案というものはこれは昨日の本會議において本院を通過しまして、内閣に送付されたわけでありますが、勤勞青年の教育の問題をやはりセクシヨナリズムでなく、文部省の係だけでそういうことを考えるということをすると、いつも教育のセクシヨナリズムに陥る。こういうことでなく、小學校から大學まで統一的な體系の中でこの問題を解決するように是非御努力を願いたい。
それに對して文部省の現在持つておる案というものが、殊に來年、二十三年度から實施する案というようなものが、この程度まで果して行つておるかどうかというところに、本委員會としては研究する問題が殘つておるのじやないかと思います。
それから第四の年少者の職業安定補導の點でありますが、これもいろいろ御指摘になりました點、私たちも誠にその通りだと思うわけでございまして、文部省方面とも十分緊密に連絡いたしたいと考えております。 尚關聯いたしますから申上げますと、只今も職業教育及び職業指導委員會というものがございまして、近くこれは官制になります。
○説明員(剱木享弘君) この請願の御趣旨につきましては、いろいろ御質問がございました通り、文部省といたしましても、今般この四月一日から學校教育法が施行になりまして、新しい學制を施行するに當りまして勤勞青年に對する教育を振興して行くということは、非常に重大なる問題であるということを感じておるのであります。
外務省が八十九圓、内務省が百三十一圓、大藏省が百十二圓、司法省が百四十四圓、文部省が百十三圓、厚生省が五十圓、農林省が百四十圓、商工省が三十二圓、運輸省の鐵道關係が七十九圓、遞信省が二十八圓、尤もこの數字の中には、私の持つておる資料がその後變つた分があるかも存じませんので、正確なものは後程刷り物にいたしましてお手許に差上げます。
出先官憲の第四番目は、文部省教育施設局出張所であります。これは昭和二十二年六月、文部省分課規定第十二條の規定により、全國六箇所に設置が決定、各都道府縣に四十六の出張所分室を設置する豫定であるのであります。
又地方廳の各権限が拡張しましたがために、地方の教育制度などが違つて参りましたために、文部省の機能も変更しなければならんのであります。労働省と厚生省の間、又逓信省と運輸省との間、又商工省と農林省との間に、重複して國民の迷惑しておるところの部局が少くないのでありますから、この点にも相当改革を施す必要がありと考えるのであります。
國民精神の指導を文部省という力の弱い一省に任せて置いて新らしい政治ができる筈がない。政府は須らく私の只今申した方針で思い切つた新らしい行政機構を立案すべきである。各省の配置その他の細目については、片山総理大臣の徳義的政治の理想に一任したい。
ところで、昨年の七月一日文部省は、この度の戰災によつて滅失しましたる國宝が大体二百九十三件、重要美術品が百三十四件、かように発表されたと思います。これだけでも相当の由々しき数でございますが、もしもこの奈良と京都が爆撃をこうむつたといたしましたならば、おそらくこの数字は十倍、二十倍以上に達しておつたことであろうと私は考えます。
○政府委員(日高第四郎君) 義務教育費の國庫全額負擔についての請願に對しまして、本委員會においてそれを取上げ可決されて、政府を鞭撻されるような御趣旨の結論に到達しましたことを、私文部省を代表いたしまして非常に心強く感謝いたす次第であります。
○矢野酉雄君 大體から申しますと、私など教育の實際家とし、或は教育家の在野の者として、この日本の文教を刷新するためにいろいろな運動をして參りましたが、いつも率直に申上げますと、文部省は常に弱體であると言われて來ました。
○梅津錦一君 重ねて申上げますが、先程の第一案であるところの宗教教育を取上げるとするならば、宗教概論若しくは宗教史、或いは宗教心理學、それから宗教社會學、こういうものを分類されたところの科學が文部當局において現在學的な措置と體系ができておるか、文部省の扱う體系としてそうしたものができておるかおらないか、文部省の用意の程をお聽きしたいと思います。
これは別に法律で定めるということになつているようでありますが、文部省は一體どういう方針で進まれるのか、その點をこの際明らかにしていただきたいと思います。
なおこの際申し上げておきますが文部省におきましては、来年度から定時制高等學校を實施いたしますために著々と準備をいたしております。またこの委員會においても御協力を得まして、定時制あるいは夜間その他の高等學校の實施を行いたい、かように思つております。
念のために申上げますが、各分科の所管は、七月五日の本委員會の決定にあります通り、第一分科は歳入と大藏省、農林省、第二分科は内務省、司法省、文部省、厚生省、運輸省、第三分科は外務省、商工省、第一復員省、第二復員省となつております。決算の審査の方針は今申した決定に書いてございますから、その決定の通りお進みを願いたいと存じます。 何か外に御意見がございますれば伺います。
○小委員外委員(高良とみ君) 只今申上げましたような趣旨で、私個人としてはそう思いますが、又大勢がそういうふうにあるとしますれば、勿論その意見書には、憲法の趣旨及び教育基本法の趣旨はこうであるけれども、ここに要請された宗教情操の教養に關する具體策は、憲法や教育基本法には反しないものと認めるので、この請願の趣旨を更に一層肝要な具備しないものとして、文部省が適當な處置を採られることを本國會は、或いは委員會
二、神、佛、基各宗派教團より教義概要の提出を求め、導義昂揚の觀點に基ずいて文部省において適宜これを編纂する。以上の御意見であります。 それから堀越委員の御意見はこれで終りでありますが、私の意見も述べさせて貰いたいと思います。
○假委員長(松野喜内君) ちよつと皆さんにお諮りいたしますが、今教育局長がおいでになりましたが、文部省に重要な會議が開かれておりますから、ちよつとしか出て頂けませんが、先程梅原委員からのお話がありました中に、豫算關係についての事柄が出ましたので、文部當局からそういう點について伺うことにしたらいかがですか、どうしたらいいですか。
次の史蹟名勝天然記念物保存法、これは實は現在でも内務大臣という文字が出ておりますが、昭和三年十二月一日に文部省にすでに移管になつておりまして、その後法律が修正機會がありませんでしたので、そのままになつておりますけれども、實際問題としては文部大臣の所管になつております。
ところが昭和三年の十二月一日にこの史蹟名勝天然記念物保存に關する仕事は文部省に移管したのであります。爾來この仕事はずつと文部省で昭和三年以來やつております。なぜその時に改正しなかつたということは、これは、その法律中内務大臣とあるのはこれは主務大臣の意味であるから法律改正の必要がないという政府の解釋でそのときは改正いたさなかつたのであります。
それで文部省がやつたために積んでは崩し、積んでは崩しというふうに仰しやつたのは随分婉曲に仰しやつたので、實際は文部省が國語改良事業を擔當しておつたために日本の國語改良が非常に阻害されたといつても差支ないのじやないか、そういう意味で私は委員各位が、文部省が果して日本の國字問題を解決するのに適當であるかどうかという點を公平な御研究を願いたいと思うのです。
○羽仁五郎君 今の點は現在の新聞社が現在の文部省に非常な好意を持つておるからでありまして本質的には現在の文部省を言論機關なり作家なりが支持しなければならないという法的な根據はないわけであります。その點を申し上げておるので、從つて從來も一年か二年は協力しておるのですが、五年經ち六年經つと、協力しなくなる、こういうことがあるわけであります。それは一つは小さく言えば、國語審議會の委員の構成などにもよる。
ところが、御承知のように文部省の豫算というのは、いつも第二義的になりまして、そういう方面が非常にとりにくいということが、これはだれからも聞かれることであります。
○佐藤(觀)委員 文化省に關連しまして、現在の文部省で所管されております藝術院の問題でありますが、御承知のように、今の藝術院は、養老院のような形になつておるが、特に最近官展、文展の問題に關連しまして非常に物議を釀しております。こういうことにつきまして、藝術院などにつきまして、もう少し改革する御意思があるかどうか、ちよつとお伺いしたいと思います。
とりあえずその目鼻がつく間は文部省として考慮していただきたい。これが一番の眼目であります。
特に伺いたいのは司法省の少年保護機構や、又は文部省の学校教育機構という、それらのものとどういうふうに連繋調整をなさつていらつしやるつもりでございましようか。ちよつとお伺いしたいのです。
この不安を一掃するためには、總合的な設立基準というようなものを決定して、文部省にやはりできるだけ早い間にそれを通告して貰う。
それに對してやはり文部省としても親心でこれをどう處置するかということは早く決定されて現在在學しておる生徒にも安心をして修學できるよう、又その學校に勤めておる教授も又安んじて授業を續けられるよう處置されたならば、このような昇格運動は頻々と起らないで濟むのじやないか、先程岩間委員の御報告のように一つだけ採り上げて見るということはよろしくないという御意見、これは尤もであります。
しまする私の考え、このほかに私は厚生省としては、今まで戰争後殆ど顧みられなかつたところの國立公園どいうようなものも拡大強化して、そうして外國との親善を図り、一面には我が國のそういう景勝の地を外國に紹介して、そうして外客の誘致、並びに外貨獲得といような明るい面も考えておりまするし、又体力という問題に関しましても、御承知の通りに今まではこれは厚生省の仕事であつたものが戰争中に学生体育というもののために、文部省
この請願は昨年の第九十議會において決議案として採用されました宗教請操を徹底させるというこの案に當然伴うて起る措置であると思うのでありまするが、そのときも現在の委員長、當時文部大臣であられた田中さんから、文部省としてはこの決議案を尊重して、單に憲法において戰爭抛棄を宣言したことが正當だというのみならず、十分學校教育方面において考慮して、平和文化國家として日本が立つて行くことを開明したいという意思を表明
、私はそうした宗教的の方の專門知識を持つておりませんから、さような意味のことを申す柄ではありませんが、教育全般のために貢獻するところあらしめたいという意圖の下に、全面的の御贊成については私もそれに熱意を持つものでありますが、これが實施に關しましての内容を具體的に詮議すること固より必要でありますが、本委員會においても、これを更に研究討議調査を重ねること固より必要であります、と同時に一體從來で申せば、文部省
又一方から言えば、科目によつては贊成するが、科目の在り方によつては贊成せないというような傾きも見えますので、これは一應委員會なり文部省なりにおいて、その在り方を入れるということに決めまして、そうしてどういう科目をやるかということは、原案を作られてそれからの議に掛けられたいと思うのであります。そうして御贊成頂けますならば、第二委員會が取り扱つた問題について御報告を申し上げたいと思います。
○森田説明員 文部省で計上いたしますのは、教員俸給の國庫負擔でありまして、その他勤務地手当、家族手当、死亡賜金、旅費、暫定加給、そういうものは内務省であります。
○松原(一)委員 その文部省と内務省との——本来いうとこれは半々ですけれども、それに家族手常等が加わるということでございますね。