1947-11-25 第1回国会 参議院 予算委員会 第25号
即ちこの連盟が成立した径路並びに國会を通じて國民の民主的政治教育を行うという点からも、更に從來あつたところの憲法普及会の仕事を本連盟において継承する点等を考慮いたしまして、これを内閣所管とし、この予算は内閣会計課において保管しておるという答弁があつたのであります。 又一委員より、制限会社のポツダム政令違反事件に関する質疑に対しまして、政府委員は次の如き答弁がありました。
即ちこの連盟が成立した径路並びに國会を通じて國民の民主的政治教育を行うという点からも、更に從來あつたところの憲法普及会の仕事を本連盟において継承する点等を考慮いたしまして、これを内閣所管とし、この予算は内閣会計課において保管しておるという答弁があつたのであります。 又一委員より、制限会社のポツダム政令違反事件に関する質疑に対しまして、政府委員は次の如き答弁がありました。
而も尚消費者代表が加つておるということだけが、國民には非常に公正だという印象を與える、適正に配給が行われる、割当が行われるという信頼感を深める、そこが私は非常に政治というものの上に肝腎なことだと思うのです。
そういう特別な例をもつてきて、全體を押えつけるというやり方は正しい政治のやり方とは考えません。だからそういうことをもつて私どもは勞務者の配給米を取上げるとか、減らすとかというようなことは考えておりませんから、もし地方廳がそういうことをやろうとしましても、本省としてはそういうことをやらせぬようにいたしたいと思います。御了承願います。(拍手)
併しそれはもう税の問題外であるということでありますならば、この控除ということにおきまして、その所得によつて相当差を設けて、即ち三万円以下ぐらいの收入しかないものに対しては、百分の五十ぐらいに控除してやる、それから年收にして一万円、月收にして千円くらいの差のあるごとにその控除額をだんだん減らして行く、そういうような何と言いますか、実状に即したというか、非常に親切味のある政治をやつて頂きたい、そういうことを
所得税は積極的な課税を行えば、非戰災者特別税のごときは不要なものでありまするが、政府は自己の政治的な無能のために、勤労者の千八百円ペースを固持し、そのために徴税の第一線である税務署においては、平均勤務年数は三年前後といわれております。
それさえ利行できぬ政府の政治力の弱さでは、たとえ各目的にいかなる立派な新税を拵えても國民の協力を求めることはできないと思います。
單に財政の面のみならず、金融の面におきましても、何かの機會をとらえまして、あるいは法律の場合には、十分この事情を申し上げて御承認を得ることといたし、また金融の措置などにつきましても、機會があれば十分御説明をして、國會の要望しておられるところを、政治の面に反映いたしていきたいと思う次第ございます。
それから地方の住民がその政治に参與して、自主的に眞の意味の自由というものを、行う、これがための作用ということが必要だということも一つだろうと思います。國家の憲法に民主主義を採用し、それを指導精神とし、その基礎になるところの自由と平等という思想を織りこんどありまして、地方自治の上にもそれでやつていく。
しかしやはり國務大臣、議員という方は、これはいずれも政治家でありまして、たまたまそういう方にそういうことが望ましいといいましても、制度の上ではそれを必ずしも望むことはできないわけでございます。
それでこれをやりますには、お話の通り内閣における、これを纏め上げて、作り上げて実行する非常な政治力というものが必要であると存じます。これがためには、一番この点の苦心を要するのは、大藏当局との間の調和という点であります。この点につきましては、委員長になりますところの國務大臣の方の閣議における力に俟つことも多大であると存じます。
又税を委讓するということになりましても、そうなりますと、國自身の國税というものが減少するということになるのでありまして、この両者を調和するということは、内閣におけるところの非常な政治力を必要とすると思うのであります。
この法案は、石炭増産のために、労働階級が、あるいは國民が、民主主義のもとに、政治的にも経済的にも一歩前進するために最も徹底的な法案である。(拍手)またこの法案を、企業の明朗化を阻む、まつ黒い反動勢力、封建的な勢力がまつこうから押しつぶそうとしておるのである。(拍手)こういう意味において、この勝敗は日本の前進のためにまことに歴史的なものである。
政策の爭いは堂々と爭つてよろしいが、ひとたび法案が通過いたしましたならば、それこそ政治家の襟度を示して、そしてこれに協力することが… 〔発言する者多し〕
○吉田安君(続) これが私は國家の政党であり、國民のための政治であると、かように考える。(拍手)法案の要請する、三者一体になつてやろうというのも、そこにあるのであります。 私はかく論じまするときに、いま一度この管理案のことを心靜かに考えてみたいのです。すなわち、何ゆえにこれは現状のままでは年産三千万トンの石炭が出ないかということである。戰前五千七百万トンをはね超えておつた。
かりに將來政黨政治が發達をし、おそらくそれが原則であろうと存じますが、そういう場合におきましても、そういう場合であればあるほど、なおさらその場合には注意しなければならない。こういう意味から、單に親切の意味をもつてここに表したのであります。
これはひとり税制改正のみではなく、行政のすべての面に見られることでありまして、根本的には政治に氣魄が欠けておるという感じを我々はいたしておる次第であります。次に個々の改正の点について見ますと、勿論現在の税制の中心は所得税にあるわけでありまして、その所得税について、今回の改正では七万円以上の高額所得の税率の引上と、勤労所得者、及び扶養親族を有する者の負担を軽減するということになつておるのであります。
先程も文部省の数字が杜撰であつて、いけないではないかということも御尤もだと思いますが、そういうこととか、或いは大藏省に数字で以て折衝をいたしまするのに、仮りに文部省の数字というものが正確でございまして、そして強力にこれを主張いたしましても、甚だ文部省の政治力が弱いといわれれば止むを得ませんのでありますが、可なり多額な削減を受けるのであります。
○小野光洋君 政治的に國家予算の中において文教予算をパーセンテージで決めて行くということも、非常に重要な睨みでありますが、併しそれと同時に予算自体の内容にはつきりしたデーターを持たなければいかん。私どもいろいろ用件がありまして文部省に、中等学校或いは専門学校その他についての生徒数とか、或いは教室の状況とか、その他についての統計数字等を照会いたしましても、なかなか明確なものが出て参りません。
又政治もかかる方向によろしく指導すべきであると思うのであります。 その第二は、全産業計画と、中小企業の分野との問題でございまして、これは企業整備或いは労務の配置轉換等の最も重要な問題に関係を有しているのであります。即ち迅速に敗戰後の各般の事情を勘案いたしまして、全産業計画を決定いたしまして、その基盤の中におきまして中小企業の必要度を定め、そうして計画的に指導すべきであると思うのであります。
第四点は、國政の中心殿堂たる内閣は、極めてまじめに、明朗にして、一致協力、時艱克復の衝に当り、以て國民の信頼を博し、よつて以て政治力の強化に努めなければならないと信じます。殊に國民挙げて途方に暮れておるこの敗戰日本の現状におきましては、一層その必要を痛感いたしておりまするので、不明朗なる策謀や言動を内閣から拂拭一掃したい赤誠愛民の衷情から、この発言をするものであります。
すなわち、新憲法は、國民の不可侵かつ永久の權利として、基本的人權を保障し、健全なる民主的政治國家の確立のために、最高裁判所に對し、一切の法律、命令、規則又は處分が適合するかしないかを決定する權限を與え、また、裁判所に對し、刑事の裁判權の外、すべての行政事件その他の法律的爭訟を裁判する權限を與えているのであります。
それから最後に第四點といたしまして、もつとこういう地味なほんとうの仕事をするところの人々に對して、何らかの國家として表彰の途を考えるべきではないか、あたかも私の考えておりまするところに觸れていただいたのでありまして、先日イギリスの勞働黨の代議士のランゲ氏と會いまして、食事をともにしながら詳しく話したのですが、あの人はほとんど勞働黨の代議士で、政治家というよりは、監獄改良だけに専心しておりまして、全世界
そこで私は、一体どういう風におやりになるのかと申しましたところ、今出たところの法律案で、政治的方面におけるいろいろな社会主義の基礎をつくる、こういう意味のことを申された。それはどういうものかと申しますと、これは結局社会党がつくつたのではなく、前から新しい憲法に附属したいろいろな法案があり、これを今出されたのに過ぎない。
それから今日の日本の政治及び経済の空白的実情を考えるとき、この予算に対しまして根本的の態度をとり、返上とかあるいは大修正とかいうふうな方向をとることは、相当考えるべきであると思う。最初にわれわれ自由党から提出いたしましたように、最少限のもとに修正案を附し、その他の部分につきましては、諸般の事情を考慮いたしまして、やむを得ずこれを認める。これが補正予算に対しまする日本自由党の意見であります。
(笑声)くらやみの生活をさせるよりも、明るい政治を行うて、國民を釈然とならしめなければならぬと私は思うのであります。 しかるに、現在は國民のすべてが、今日はどうなるか、明日はどうであろうかという不安を呈しておるのは、不肖私が言うまでもなく、議員諸公がみんな責任をもつ今日の議会の進行振りを見たならば、はつきりわかるであろうと思うのである。
今これと同じことが政治的に抵抗力の弱い私達主婦や、母や、未亡人や兒童の犠牲によつて同樣な結果が生じておるといたしましたならば、新憲法下に胸膨らむ思いで新しい生活を待望しております國民にどれ程暗いものを與える結果となるか。私達は今言語に絶した國難な國情をよく存じております。婦人や働く者の立場はただ救済や保護を求める消極的なものであつてはならない。
單にこれは没落の運命にあるところの地主の救済という問題でなくして、政治の公平、文化國家、道義國家の当然の責任であると思うのであります。
その意味から申しまして、國民にほんとうに民主的に徹底せしめるためには、教育の問題につきましても、また政治、経済の機構の上から申しましても、新しい觀點に立つて進んでいく必要があろうと思つておるのであります。宗教教育も、単に形式に堕することなく、眞に國民全體の意識水準を引上げて、國民全體が文化のために、平和のために、努力する責任をもつのである。
目下諸君に御審議を願い、あるいはすでに賛成を得られておりまする政治的な制度改革に關する民主的な各法案、及び経済部面における各法案、たとえば独占企業禁止であるとか、経済力集中排除でありますとか、その他の経済法規も、みんなこの民主化、平和化という線に沿うて御審議を願つておるような次第でありまして、そういう心構えを政治的、経済的、社會的また精神的に、政府は懸命の努力を払つておるような次第であります。
これは一に教育なり、あるいはまた家庭におけるやり方なり、また政治の上において努力しなければならないことでありまするが、特に政治の上において、文化、教育、道義高揚、國民の判断力を健全に養成するということに大努力をいたしたいと考えております。
それからこの機會に、御承知の通りに北海道の森林というものは、明治初年以來内務省の所管において、北海道がこれを總合的に一貫的にやつていた結果といたしまして、非常に便利なところは中央における當時の政治家、財閥、そういう人たちがどんどん國有林の拂下げを受けまして、これを入手してほとんど坊主山にしておる。民林の經營は北海道においてはほとんど見るべきものがない。
(拍手) 政治は現実であつて……(「引かれ者の小うただよ」と呼ぶ者あり)引かれ者の小うたとは、社会党自身のことである。きようの讀賣新聞に「社・自両党の人氣逆轉」と書いてある。諸君の人氣が減つたので、あわてているのが諸君の姿である。もがいておる。(拍手)……脱線にあらずだ。
七千幾百万という國民は、今日食に飢えておる、餓死線上に立つておるときに、われわれを信頼しておる七千万國民は、諸君の正しい政治を望んでおるのだ。しかるに諸君は、昔の政党のごとく、未だ改めずしてこのままで進んでいくならば、われわれは選挙民に対し、國民に対して、またあの多くの戰死者に対して何と申訳することができるか。(拍手) 私は、昨日も議長とともに話をしておつた。
さようであるといたしましたならば、委員会の権能を無視いたし、議会政治をみずから尊重しないところの、これは大きな誤りであると私は断ずるのであります。 私はこの意味におきまして……
しかしながらこの警察法は、その前文に書いてあります通りに、國民に屬する民主的權威の組織を確立する、すなわち民主政治の徹底、また國民のために人間の自由の理想を保障する日本國憲法の精神に從い、また地方自治の眞義を推進する觀點からといつたような字句がありまして、いわゆる民主主義の徹底と、そうして地方分權の確立、こういうことが大體眼目になつておるのであります。
第二十二條、「委員は、都道府縣、特別區若しくわ市町村の議會の議員又は有給吏員を兼ね、又は政黨その他の政治的團體の役員となることができない。」これが第一項で、第二項は、「前項の外、委員の服務に關する事項は、國家公務員法第三章第七節の規定に準じ、都道府縣規則で、これを定める。」
わが日本の行き詰れる經濟打開の唯一の行き方は、少くとも經濟民主化の徹底、政治の民主化の徹底、このことを國民は期待いたしておるのであります。
しかし、この中には終戰處理費も含まれており、かつ政治經濟の空白を眼前にいたしました今日の状況から考えるに、根本的の修正のごときは困難であると考えますので、自由黨といたしましては、別に一部の修正案を提出してあるのであります。
政治に對する國民の信頼の保持という觀點からいたしまして、これは政治の本質的な問題であると考えるのであります。戰戦中からその政治ということに對して、國民は相當な呪詛の聲を放つておるのでありまして、今こそこれを斷ち切つて、新しい平和的な民主政治を打立てて、かくして國の政治に對する國民の萬幅の信頼をかち得るということ。