1947-10-29 第1回国会 衆議院 議院運営委員会 第38号
○林(百)委員 今、中野委員からもお話がありました通りに、叶氏の發言が單に不用意の間になされたやじということでなくして、やはり社會黨の一議員としてなされ、しかも社會黨首班内閣が今政權をとつているという立場から、われわれとしては、やはり政府竝びに社會黨の立場を明らかしない限り、この問題の處理ができないと思います。
○林(百)委員 今、中野委員からもお話がありました通りに、叶氏の發言が單に不用意の間になされたやじということでなくして、やはり社會黨の一議員としてなされ、しかも社會黨首班内閣が今政權をとつているという立場から、われわれとしては、やはり政府竝びに社會黨の立場を明らかしない限り、この問題の處理ができないと思います。
昨日岩本信行君の発言中に叶凸君のやじられたその言辞は、明らかに日本政府を否認し、國会を侮辱する行爲であつたのであります。しかるに、その制止にあたつて議長は、うるさいのはこつちの方だという偏頗なる態度をとつたのであります。單なるうるさいのと、日本政府を無視し、國会を侮辱する言動といずれがよいか。かかるごとき行動をとられたのであります。
しかしながら、事すでに起りました以上は、特にこの際政府の御所信を質しておきますことが適切なりと考えるのであります。
政府提出の法律案、予算案は、政府は全責任をもつてこれに当るものであります。また政府が立てております諸政策の遂行につきましては、全力を傾倒いたしましてその邁進に努力いたしておるのでありまして、その実現を期しておる次第であります。以上をもつて答えに代えます。(拍手) ————◇—————
○佐多政府委員 お答えいたします。十七條に規定してありますような完全な國營事業だけを除いておりますので、かりに國家管理等々のことがありましても、それはこの法律の對象になるということになります。
○佐多政府委員 今のお尋ねに對して政府委員の方から御答辯いたします。この法案の第十七條に「國、地方公共團體、公團(特別調達廳を含む。)及び勞働組合については、第三條の規定による指定を行わない。この法律の施行は、配給統制に關する法令の適用を妨げるものではない。」という規定を設けまして、すなわち國營事業等々と公團だけは、事業の中で本法案の適用對象から除かれるとことになつております。
○荒木委員長 前會政府當局の答辯を留保いたしておりましたところの、酒田港災害復舊工事促進に關する請願、金野定吉君外三名紹介、文書表番號第四三號に關する政府當局の意見の發言を求めます。説明員天埜良吉君
○林(敬)政府委員 これは兩方の意味でございます。兩方というのは衆議院と参議院と通つた、すなわち國會において議決されたというふうに考えております。
本日の日程は、最近の治安状況について政府當局の説明を徴し、また議案といたしまして、地方自治法の一部を改正する法律案を議題とします。まず第一に最近の治安状況につきまして政府當局の説明を聴取いたします。笠原貞造君。
○林(敬)政府委員 本年の三月に地方自治法が成立いたしました當時、貴族院において、この地方自治法に関連して、憲法第九十五條のあの解釋はどういうことであるかということを説明する必要がございまして、當時の政府といたしましては、憲法第九十五條は、いわゆる狭義に解釋して、當該市のレフエレンダムをとる、こういうふうに解釋しておるということを西部委員が答辯をいたしました。
政府の見解が誤つておれば政府が責任をとるべきことである。こういう見解である。あなたとは違う見解であります。そういうことで今囘の行為も正當な爭議行為であり、またそういうこともできぬというなら、見解の相違と言わざるを得ない。
○冨永格五郎君 ただいま政府御當局からたいへん懇切な御囘答をいただきましてまことにありがとうございました。御指示のような趣旨に從いまして、私どもも努力いたして實現させるようにいたしたいと思います。その機會には何とぞよろしく政府當局におかれましても善慮せられんことを要望いたします。
○林(百)委員 それから政府は、本行為を爭議行為と認定しておるのでありますが、政府みずから爭議行為と認定しておきながら、これに對して業務命令を發しておる。これについての官側の根據を示してもらいたい。
すなわち、およそ産業の國家管理をいたします場合においては、裏づけとなりますところの資金、資材、あるいは勤労者の衣食住、あるいは厚生施設まで政府が責任を負うというのが原則でなければなりません。
その結果は、ひとり農民が不幸であるばかりでなく、全國民の重大事でありますがゆえに、政府に向つて私は、この法案に関する限り、國家のために勇敢に撤回せられんことを要求いたします。(拍手)しかいたしませんときに、何をもつて連合國の好意におわびをするか、このままにおきまするならば、諸君の好きな計画餓死を起さざるを得ないと、かようにさえ考えるのであります。
すなわち、今回政府が決定した六十二倍半という指数をかりに承認するとしても、農民は年にただ一度の米の販賣によつて翌年度の米の再生産と生計を営んでいかねばならないのであるが、もし來年の十一月までに物價が上つて農業再生産が困難になつたとき、政府は農民に對しいかなる償いをなさんとするのであるかとの質問に對し、和田長官は、米の供出は一年間ずるずる続くものではなく、二月までに全部完了してもらうことになつているから
栗山長次郎君 理事 堀江 實藏君 高瀬 傳君 戸叶 里子君 馬場 秀夫君 和田 敏明君 中山 マサ君 長野重右ヱ門君 植原悦二郎君 菊池 義郎君 竹尾 弌君 仲内 憲治君 若松 虎雄君 唐木田藤五郎君 多賀 安郎君 出席國務大臣 外 務 大 臣 芦田 均君 出席政府委員
と申しますのは、このような重大な問題を處理する場合にあたりまして、どうしても議會の協力を得なけれらばらないのでありますが、御承知のように、ただいまのアメリカの議會はトルーマン政府の反對黨でありますところの共和黨が大多数を占めている状況でありまして、政府としましては、その施策にあたりまして、議會の協力を得るためにいろいろ苦慮しているわけでございます。
○奧野政府委員 家事審判法におきましては、御承知のように、大體民法において家事審判所に請求ができるという事件については、すべて家事審判法の第九條というので列擧しておりますので、新しく民法の中に家事審判所の管轄に屬すべき事柄を加えますと、やはり家事審判法もそれに應じて改正をいたさなければならないのであります。
○奧野政府委員 鍛冶委員の御發言ではありますが、一應政府といたしましては、政府原案でもつてまいつたのでありまして、まず第一點の離婚の場合に、當事者だけの離婚では場合によつては弊害がなきにしもあらず、そこであらためて家事審判所の確認を必要とするようなことにしてはどうかという議論が相當ありますので、それは十分理由のあることでありますから、原案といたしましては、從來通り協議上の離婚は、屆出だけで效力を生ずることの
○鍛冶委員 政府委員にお伺いしたいのですが、かつて質問をいたしました際に、協議上の離婚にあたつて、單に當事者の意思だけでは、眞意に反する場合が多いから、重ねて家事審判所の許可もしくは確認を必要とすることはどうだと質問をいたしましたとき、政府委員においても、その點は同意であつて、修正意見が出れば反對せないという御意見を伺いました。
政府においてはこの申合事項の精神に副つて、明年度の教科書の製造配給等の問題を處理されるように、小委員會としては望む次第であります。 これをもつて簡單でありますが、御報告にかえます。
○永江委員長 ただいま本委員會において御決定になりました御申合せについては、政府は誠心誠意をもちまして、萬遺憾なき處置を行いたいと思います。 この際文部省としての考え方を申し上げておきます。
この際政府の御所見を承ります。
第一に商工大臣竝びに政府委員に御質問したいのでありますが、先般の公聽會その他委員各位の質問を通じまして、私個人もこの法案には幾多の缺陷があると思つております。その第一點は、何と申しましても、經營者、政府、肉體勞働者の三位一體をうたつておりますが、やはりこの管理法案を再三讀んでみますと、しからば勞働者、經營者の責任の明確化と申しますか、その點がどうも不明確である。
あらにまた政府というものの責任でございますが、政府は石炭問題に關するあらゆる面におきまして、國會に對して責任を負わなくてはならぬのでありまして、國會が特別に石炭のためにその政府の責任を明確にする委員會をつくられるかどうかということは、これは國會自身の自由意思でありまして、それらができました曉においては、政府はそれに對して服從するといいますか、監督を受けるということになるのではないか、このように考えております
○渡邊(誠)政府委員 お答えいたします。炭鑛の作業については、時々刻々いろいろな變化がございますが、五萬トン出るものとして計畫をいたしており、出るものと考えております。
○小野委員長 今囘この恩給法關係の二つの法律案が提出されましたにつきましてはこれを機會に恩給全般の問題についていろいろ請願、陳情などの件もありますし、これらを併せて、恩給全般の問題についてこの委員會で活發に審議をいたしたいと考えていたのでごいますが、本日は政府側の方の都合で、恩給全般の問題について質疑されても、ちよつと答辯できかねるようなふうでございますので、そのことは次會に延ばしまして、きようは直接
○河野(一)政府委員 國際電氣通信株式會社等の社員で公務員となつた者の在職年の計算に關する恩給法の特例等に關する法律案提出の理由の御説明を申し上げます。
○野溝委員長 これより未利用地耕作利用臨時措置法案について政府の説明を求めます。
○水谷國務大臣 勞賃をどのようにするかということは、これはあくまで經營者と勞働組合が、自主的に協定すべき問題でありまして、政府からとやかく言うべき筋合でございません。ただ政府の立場といたしましては、炭價は當面引上げないということだけは、繰返して申し添えておきます。
しかるに、実質上今日の状態を見ましたならば、その裏づけが全然破壊せられ、それに頼ることあたわずということになつた今日において、なおかつこの千八百円ベースを確保せんとする政府は、どういうお考え、どういう見透しのもとにこれを確保しておられるのであるか、私はこの点に対する政府の御所見を承りたいのであります。
それに対して政府がいかなる措置をとつたかということについては、ここで簡單に申し上げますが、官公廳職員からいえば既得権利だというかもしれませんが、政府はこの乏しき國力を割いて、その期間に千六百円と千八百円の差額をすでに支給し、また勤労所得税の免税点の引上げを断行いたしまして、近く七月にさかのぼつて還付するつもりでございます。
○國務大臣(三木武夫君) 徳田君が、警告に対しての政府の責任ということを申されましたが、申すまでもなく、統制のある、秩序のある行動をするために労働組合が組織をされておるのであります。
泉君 理事 武田 キヨ君 理事 有田 二郎君 理事 大瀧亀代司君 理事 徳田 球一君 武藤運十郎君 師岡 榮一君 園田 直君 中嶋 勝一君 降旗 徳弥君 近藤 鶴代君 榊原 亨君 村上 清治君 河野 金昇君 野本 品吉君 出席國務大臣 厚 生 大 臣 一松 定吉君 出席政府委員
従つてこの法案を立案されました政府におきましては、今日の政治情勢、經濟情勢等からなみなみならぬ苦心を拂われたと思うのでございますが、聞くところによりますと、本法案の立案の中心となつておりました米澤政府委員は近くこの法案の成立を機會に退職せらるるやに聞いております。まことに殘念でございますが、米澤君がかりに退職せられましても、同君の手になるこの兒童福祉法は將來長く子供の上に光ることだろうと考えます。
○野溝委員長 この際委員長から政府に警告しておきたいと思います。本日の委員會を見ても、政府當局はよく了承されたと思うのでありますが、この米價決定の問題につきましては、委員會全會が不滿でございます。
○大原政府委員 ただいまの問題につきましては、昨日も御質問がありまして、和田國務大臣からお答えがありましたので、私からあらためて申し上げるまでもないかと思います。
○大原政府委員 決してこのもので農村に特に有利だとは物價廰は考えております。(「今言うたじやないか」と呼ぶ者あり)どの點でございますか。
これは今日のように日本で財源に行詰つており、かつ官公廳の從業員諸君が、いわゆる厖大なる豫算の支出を要するような要求をしておる場合においては、行政整理もまたやむを得ない一つの方法である、これを解決する一つの方法であるということは政府も考えております。
○林百郎君 私の質問は、こうした事態に對する責任が、ただ一方的に從業員側にのみ歸せられておるが、やはり困難な事態とか、敗戰後の日本の現状というものに對しては、從業員も政府もともに責任を負うべき問題であつて、こうした事態が發生したことに對しては、一應政府側においても責任の一端があるではないかということをお尋ねしておるわけであります。それで政府はできるだけの努力をすると言うております。
○三木國務大臣 政府はこの事態において、それが正當ならざる爭議行為であるという判定を下す自由はもつております。むろんそれに對して政府は責任を負わなければならぬが、政府は責任を負つて判定するの自由はもつております。ただそれに對しての處分は、御承知のように勞働委員會の同意を要する。しかしこの事態を政府がさように判斷をする自由は、政府はもつております。
○曾野説明員 戰時中は獨ソ戰爭が始まりまして、御承知のように、國家防衞委員會というものがつくられまして、スターリン以下約七名でございましたか、委員ができまして、結局におきましてその委員は黨の幹部であると同時に、政府の首腦部も占め、あるいは軍の首腦部も占めていたという形になつております。
小笠原、硫黄兩島民の歸郷許可、助成の請願について小委員長より御報告がありますが、それに先立つて本件に關して政府當局がいかなる措置をとつたかにつきまして説明を求めたいと思います。
○與謝野政府委員 本請願の趣旨達成に關しましては、政府は昨年來關係方面の了解許可を求めに種々盡力いたしたのでありますが、今日までこの請願の趣旨が達成されず、またその見込みもないという状況でございます。これにつきましては詳細みずから主管課長として關係方面と折衝いたしました終戰連絡事務局の高野課長から御説明申し上げたいと思います。
○井上政府委員 農村の必要物資の活用につきましては、農林省といたしましてはたびたびこの委員會でも申し上げました通り、政府が約束したものが完全に農家に配給されていないということから、とかく政府に對する信頼が薄らぎ、また政府に對する期待がはずれるという一つの政治責任が起つてまいりますので、少なくとも今後政府がこれだけのものは完全に配給すると發表したものだけは、實際農家にそれがはいりますのにはどうしたらいいかということでいろいろ
○野溝委員長 この際私から政府にお尋ねしておきます。政府では水害對策に對する應急、恆久の對策は立てたらしいのでありますが、旱害對策に對する應急對策はまだ發表になつておりません。旱害對策に對する政府の所見をこの際お尋ねしておきます。特に安本長官にお尋ねしておきます。