1947-11-08 第1回国会 衆議院 文教委員会 第18号
私から考えると、農地調整法によつて現在土地改革が盛んに行われておりますが、この農地調整法を厳重に法の通りに守つて行おうとしておる日本農民組合の運動というものは、ポツダム宣言の精神に適うものであり、連合軍の趣旨にも、また日本政府の意向にもまつたく適つたものであつて、日農側について行動したからといつてそれを首にすることは、非常に一方的な處置だと思うのであります。
私から考えると、農地調整法によつて現在土地改革が盛んに行われておりますが、この農地調整法を厳重に法の通りに守つて行おうとしておる日本農民組合の運動というものは、ポツダム宣言の精神に適うものであり、連合軍の趣旨にも、また日本政府の意向にもまつたく適つたものであつて、日農側について行動したからといつてそれを首にすることは、非常に一方的な處置だと思うのであります。
○伊藤(恭)委員 それにつきまして定時制の高等學校の教職員の俸給などは、これは全額國庫負擔ということを、全國各地から非常な熱意をもつて要望しておりますけれども、國家の現在の財政状態からしては、相當困難な點があると思いますが、しかしながら、この前の質問のときは、文部大臣は極力國庫において補助したいというようなお話もありましたが、この點については、やはり政府とせられては、相當額を國庫補助するというような
大學設置委員會というものをつくつて、そうして十分檢討の上決定するというようなことでありまして、そうして二十四年度から整備のできたものから實施するという意味でありましたけれども、しかしながら、この問題つきましては、やはりただ單なる大學設置委員會において檢討してというようなことでなくて、やはり文教常任委員會において、十二分に國民の輿論を反映するところのものをつくらなければならないということを考えますから、政府
○正木委員長 この際お諮りいたしますが、日程四五、四八、四九については政府委員よりの意見を聽取いたすことになりまするが、政府委員よりの意見聽取は午後にいたしまして、午前の會議をこの程度にいたし、午後二時より再開したいと思いますが、いかがですか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○正木委員長 お諮りいたしますが、ただいま議題となつております四五號は四八、四九とも關連がありますので、政府からの説明はあとに讓りまして、四四、四七の二件について政府側の意見を徴取いたしたいと思いますが、いかがですか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○正木委員長 委員の各位にお諮りいたしますが、この請願第二、それから第五の關係は、鐵道總局の伊能長官が御出席にならないと明確な政府の答辯ができんようです。從つて政府の答辯を留保いたしておきまして——これは山口さんにも了解を得たいのですが、政府の答辯を留保いたしておきまして、日程を變更して議事を進めたいと思いますが、いかがですか。山口さんよろしゆうございますね。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
政府といたしましても、この問題の解決には最善の努力を傾ける決意をいたしております。そうして又本國に帰つて來た我々の同胞に対しては、温かい同情の眞心を以てこれを迎え、その衣食住に窮するごときことがないように万全の途を講じたいと念願いたしておる次第であります。(拍手) 〔國務大臣一松定吉君登壇、拍手)
○國務大臣(片山哲君) 淺岡君が熱心に述べられました御意見につきましては、政府も同様熱心に且つ熱意を以て深い理解をこれに持ちたいと考えておるのであります。何とかして氣の毒なる方々の早き帰還を促進いたしたいと考えておるのであります。担当両大臣かお答えいたしました通り、現在の状況におきまして我が國としてできるだけのことを熱意を以てやつておるのであります。
政府が本法案を作成するに当りまして、予め関係各方面の意見を参酌し、又公聽会等も東京及び神戸において開きまして、廣く国民の意見を聽いたのであります。
○平井(富)政府委員 この臨檢檢査の規定につきましては、從來は主として官吏がこれを行うというふうにしておりました。その理由は、事業場における現場に臨みまして檢査をするのでありますから、主務大臣の命令によつて、しかもそれが公務員法なり、あるいは官吏服務紀律なりによつて、はつきりした身分をもつた者が行うということは、やはり個人の自由、企業の自由という面から見て、必要であると考えております。
○向井政府委員 現在の中古衣類の統制価格が守られないのではないかというようにお聴きしたのでございますが、どうも質問の御趣旨が私聴きとれなかつたのでありますが……。
○笹口委員 今御答弁をいただいたのでありますが、今の御答弁では私どもはちよつと納得できませんので、さらに御質問いたしますが、大體政府の方でこの撤廃を躊躇されておりますのは、新らしいものが古着に化けて横流れをするであろう、それから安い衣類を供給する、殊に例として作業服、学生服等をお示しになつたようでありますが、これについてもう少しお伺いしてみたいのであります。
○林(大)委員 中古衣類の価格が今政府委員からのお話のように、政府としては守らなければならないということを考えておられるようでありますが、一體この法律が一つの社会意識として普遍性をもつということが必要であるのでありまして、その意味においてこの中古衣類の公定価格というものが、私どもが見るところでは守られざる法律だ、こう思つておりますが、守られておる、守られなければならないと御主張になる政府委員としては
○一松政二君 法案の審議で、絶對に必要なる資料の提出が見込がつかなければ、この法案の審議を進める見通しも私はつかないのだと思いますから、その點に對しては、その責任は擧げて政府の取るべきものであるということを一應申上げて、更に笹山委員長に…。
○政府委員(佐多忠隆君) 今御要求の提出すベき資料に對しましては、關係方面とも十分折衝しなければなりませんので、具體的にいつ頃ということはちよつと申上げ兼ねると思います。どうぞそういうおつもりで願います。
○政府委員(渡邊喜久造君) 法制局長官に今日出るように連絡したのでありますが、ちようどG・H・Qの方に出まして差支えがございますので、次囘に出席しましてお答えすることにいたします。御了承を願います。
○政府委員(前田克己君) お答えをいたします。このお尋ねのありました中、傭人給にはこの内譯はここに示してありませんが、總理廳では仕部と呼んでありますが、普通いわれております守衛であります。それから給仕、小使、婦除夫と、それから製本手、自動車運轉手等の費用でありまして、大體この程度のものを必要とするように考えております。それから自動車購入費はこの豫算では二臺を買う豫定にいたしております。
岡部 常君 岡本 愛祐君 奥 むめお君 川上 嘉市君 河野 正夫君 島村 軍次君 高田 寛君 服部 教一君 渡邊 甚吉君 川上 嘉君 藤田 芳雄君 政府委員
○政府委員(前田克己君) 臨時人事委員會はすでに發足をいたしております。淺井委員長が政府委員になつておりますが、本日關係筋に出張をいたしておりますので、便宜行政調査部の方からお答えをいたします。只今御質問のありました第一の役務費というのはちよつと名前が變つておりますが、本豫算書の二十七頁にその内譯が出ております。大體これで御了承願えることと思います。
なお小峯君の安定本部總務長官、總理大臣、内務大臣などに對する質疑があと多少殘つておりますが、明日午前から午後にかけてできるだけ政府の出席を督勵しまして、能率を上げることにして、今日午後はとりやめることにしたいと思います。 今日はこれにて散會いたします。 午後一時五分散會
○荒畑委員 政府が官公吏の給與改善の意思のあることを明らかにいたされましたことは、私は滿足であります。一體われわれが先きに千八百圓ベースの堅持を一應認めました事柄は、一方に生活必需品の配給を豐富にする。他方にはやみ撲滅に力を注いで、流通秩序の確立をはかつて、そうして生計費中のやみの割合を漸次に縮めていくことができ、十一月には黒字になるという政府の對策に期待したからであります。
質疑に入るに質疑に先だちまして、きようお手もとに配付いたしました資料のうち「政府及政府機關資金綜合豫定表」をお手もとにまわしてございまするが、豫算審議の上に重要な資料であると存じまするから、福田主計局長からこの資料に關する御説明をまず聽くことにいたしたいと思います。
○三木國務大臣 ただいま新聞紙を參照されていろいろ御申し述べになりましたが、それは政府が發表したものではない。新聞社がとつた記事でありまして、政府がそういう發表をしたのではないのであります。今日の段階で今御質問になつた點を申し上げることはできないのであります。
○小笠原政府委員 この法律案の立案につきましては、ただいま山戸政府委員からお答えいたしましたように、一應官といたしまして成案を得た上で、全遞との經營協議會に提出いたしまして、全遞側の意見も取入れまして一部修正いたしまして、政府といたしましての最後の決定をいたした次第であります。
今日窮乏の日本で六・三制の制度が完全に行われると考えることは、これは實は事態の正しき認識でないと存じておるのでありまするから、今日の窮乏の日本に即しながら、できるだけ十分にこれを實現して行こうというのが、政府も亦私もしばしば世間にも申上げたところであります。
いつも私が申上げますように、直に文化國家というものを建設するためには、絶對に今までのような國家の豫算の四分八厘五毛ぐらいの程度で賄うというがごときその根本的概念を徹底的に粉碎して、本當に文化國家建設のためには、少くとも國費の三分の一ぐらいの豫算は當然取るべきものであるという常識を私たちみずからが積極的に國民運動を展開して、そうして先ず政治家、政府、役人の頭、更には國民のその概念をしてそうした概念にまで
そうして最後には參議院、衆議院の文教委員會の名において、政府鞭撻の決議案を作つて、そして直接總理大臣始めその他關係大臣に面接して、その所信を愬えようというようなところまで行きまして、そして羽仁君と私が參議院の方からではその起草委員となつて、そして新聞に發表したごとき決議案を持つて、實は首相官邸に行き、首相竝びに西尾國務大臣、それから笹森國務大臣……、率直に申上げまして、片山氏竝びに西尾氏はこれに對する
それで何も農業會は改組改造して、なりたくなつたのではなくて、日本の政府が無暗に農業會にするように、そうして戰爭に勝つためにどこまでも一致して擧國體制にするためにしたので、農業會そのものにとつては迷惑千萬であります。日本の政府の辯明が足らんために聯合國に非常に誤解を以て見られるために、あらゆる面で迷惑しておる。
柴田 政次君 木檜三四郎君 竹中 七郎君 宇都宮 登君 岡村文四郎君 島村 軍次君 寺尾 博君 蔵野 繁雄君 松村眞一郎君 山崎 恒君 板野 勝次君 政府委員
そこで政府におきましては從來のように農業會を販賣業者に指定する意思があられるかどうか、そこを御明答を願いたいと思います。
先刻西尾官房長官から話がありましたように、政府が全面的な行政機構及びその整理に向かつて進む場合には、我々の所管いたしまする運輸省におきましても、その線に沿うてやつて行くつもりでございます。(拍手) [國務大臣三木武夫君登壇、拍手]
官公廰の從業員組合の中に、政府から給料を貰つて、そうして政府の仕事をしないで組合運動に没頭しておる者が相当おるという点についての政府の所見を問われたようでありますが、誠に遺憾ながらその通りであります。
(「意味ははつきりしておるじやないか」と呼ぶ者あり)行政整理につきまして、この前私が公の席上で申しましたのは、將來経営の合理化が必要になるであろう、そういう場合には、政府は率先して行政整理から始めて行くつもりである、こういうふうに申上げたのであります。
○平井(富)政府委員 指定炭鑛につきましては、炭鑛管理者の制度を設けましたので、これに對する監督關係というものを、石炭局長というふうに、明確にいたした次第であります。第六條の「事業主は、政府の監督に從い、事業計畫の實施の責に任ずる。」ということは、全般的な問題といたしまして、いわゆる行政關係、行政官廳の監督に從うという意味でございまして、たとえば商工大臣というものも政府というふうに考えられます。
○渡邊(誠)政府委員 ただいまのは、小倉炭鑛の地域のお話と思いますが、これは政府の方で直營いたす事業として考えておりません。政府の方としては、新坑開發に必要なる調査をいたす經營を見込んでおります。
政府は、今後政府の手で行わねばならぬところの諸事業は、ことごとく公定價格で実施せなばならぬ義務があるのであります。民間事業と政府事業とを問わず、これまでやみ経済を無視しては何事もできなかつた現実を直視するときに、この弱々しい内閣の手によつて、この措置が完全に遂行できるとは考えられないのであります。
今日物價が非常に高くなつて、最低生計費と労働者の收入との間に相当の開きがあることは、政府もこれを認めております。私のところへも非常にたくさんの投書が官公吏から來ておりまして、その実情を聽きますと、まことに同情にたえないのであります。
○小野哲君 只今政府の委員の御答辯で了承したのでありますが、幸い國家公務員法も施行されまして、臨時人事委員會も成立しておりまする今日でありまするので、臨時人事委員會におきましては、恐らく職階制その他の具體的な問題を取り上げることになると存じまするので、只今私からも質問いたしました内容、亦政府委員からもお答えのありました内容等を十分に取り入れられまして、臨時人事委員會とも緊密な連繋の下に、よろしく地方公務員制度
○政府委員(林敬三君) 只今の御所論は、全然同感でございます。政府といたしましても、又今後に若し委員會というようなものが設けられますならば、今後における運營の基礎というものもそこにあると思います。尚餘談を申し上げれば、私個人としましても、半年餘り前まで鳥取縣におりまして、その點のことは具さに拜見しております。十分留意してやりたいと思います。
ただいま守田君のお話の件は、政府側と立法府としての國會側との間にはおのずからなる使命の相違がありまして、政府側がそれぞれ御指摘のようなことを処置いたしておりますことは、國會によつて認められました組織法に基く権限に基いてやりますので、それ自身はもとより適當であると思います。
○國宗政府委員 先ほど申し上げました點で、多少不十分な點がございましたが、政令にこれを讓りますのは、追加をする場合は法律の定めるところにより委任に從つてやるのでありますし、またこの一般的な犯罪の構成要件につきましては、本法に規定されることになりますので、政府といたしましては、特にこれは憲法違反と考えてはいないのであります。
○國宗政府委員 お答えいたします。取締りの重點は、御承知の通りに呑舟の魚を逃さないことにあるのでありまして、これに對しましては、今後十分にそれを取締り、またそれを是正していくところの自信と申しますか、確信と申しますか、努力と申しますか、これらのものは政府としてもつておるつもりでおります。
○山下義信君 只今の委員長の御宣言に全く同感でございますが、尚次會の委員會までに、政府委員の當局の方にお願いして置きたいと思いますのは、實は先程私質問いたしておりましたのは、只今の岡田委員の御發言、實はあの含みを持つておつたのでありまして、經濟警察というものとの關連をどうなさいますかという根本的な問題、只今和田國務大臣からその點にお觸れになりましたから、序でにお願いして置くのでございますが、その點を
○政府委員(田中己代治君) 只今でもその権限は存続しておるのでありますが、實際はいろいろな人員の關係とか、事務の都合とかで行われておるということは申上げ兼ねるように存じます。
是非この浚渫とそれから復旧工事をこの際國庫の助成金を頂きまして、復活して現在の漁獲高の数倍に上るところの利用價値を発揮させて頂きたいというのが長年の間の村民の希望でありまして、この際この請願書を提出しまして皆さんの御協力を得まして政府当局に請願したいという理由であります。以上。
併し私ども法案の審議を委員会ですることはいと易いことで、現実に即した水産の諸問題を解決するということは、非常に重要なことで、憲法に規定した政府の施策を十分監督して、そうして國政の運行を図るということが、委員会の権能だと私ども信じておりますので、そういうことに耳をかさずして、どうぞ皆さんの熱心なる御研究御討議を切望いたします。
問題、資金の面において多少でも休み前より進展しておるかどうか、又この内閣のそうした不安の中においてこの水産廳及び水産関係におけるところの問題はどういう方向を辿りつつあるかという点において実は今日主務官若くは農林大臣がおりませんから、それに代るべき次官その他から事情を聽取したかつたのでありますが、請願に終始した点においてはこの次の機会に讓りたいと思いますけれども、委員長としましてはこの点において今後政府当局