1947-07-30 第1回国会 衆議院 運輸及び交通委員会 第7号
議會の方から御提案がございませんでも、われわれ自身もあの條項は當然議會によつて決定せらるべきものであつて、鐵道會議が法律によつて議會の審議權の一部を拘束するようなことは適當でない、かように考えておりまして、今囘實は法律改正を出そうかとも考えておつたのでございますが、これは今囘の會期の都合上、ああいう簡單なと申しますか、比較的明確な法律案、しかも今期の國有鐵道におきまして新線の建設、もしくは變更というような
議會の方から御提案がございませんでも、われわれ自身もあの條項は當然議會によつて決定せらるべきものであつて、鐵道會議が法律によつて議會の審議權の一部を拘束するようなことは適當でない、かように考えておりまして、今囘實は法律改正を出そうかとも考えておつたのでございますが、これは今囘の會期の都合上、ああいう簡單なと申しますか、比較的明確な法律案、しかも今期の國有鐵道におきまして新線の建設、もしくは變更というような
自動車事業組合法案が審議されましたが、獨占法業禁止法の趣旨に從いましても、あるいはその條項の内容につきましても、たとえば海運組合法の第十四條にありまする、主務大臣が必要と認めたる際は組合員にあらざる事業團體もこの組合に加入させるというような條項のごときは、やはり自動車事業組合法案の内容においても、われわれは昨年の議會において強く反對した點でありますが、今囘同樣な趣旨によつて盛られております海運組合法廢止の提案
新憲法實施に基く諸法律の改廢に基いて提案すべき法律案が、大團全部でどの程度に上るか。それからその中で今期議會に提出せらるべき法案が何件であるか。殘つた部分はいつまでに提案せんとするのであるか。それをまず大臣にお伺いいたしたいと思います。
そこで私のお尋ねしたいことは、これは政府のみでこの法律案の提案をすることに苦心しておられるような態度をとることなしに、衆議院の方と強調いたしまして、衆議院で提出してよろしいものであるならば、衆議院の方にその法律案の提案を任せるという方途をおとりになつたならばどうか。これはやはり本會議においても、またこの委員會においても、政府は法律案を提出する權限なしという議論がありました。
今囘の第一國會に提案いたしましたもの——すでに提案濟みのものが、國家賠償法案、刑法の一部を改正する法律案、以上三件であります。 なほ今囘の議會に提出する見込みのものは、皇室經濟法施行法、裁判官等の分限に關する法律案、裁判官國民審査法案、裁判官彈劾法案、家事審判法案、以上五件であります。
今日の日本の経済状態は、私本法案の提案趣旨の御説明のときにすでに申し上げたり通り、資金の面において梗塞し、資材の面において底をついて、いわゆる物の面から見たときに、今日の経済復興ということはなかなか困難である。ここにおいてただ残された問題は、勞働方面において、すなわち勞働者の生産性を高揚し、勞働者の能率を高めるだけが唯一の打開の方法だと私は考えております。
それから昨日から言われておりました失業保険法、失業手當法が今議会に提案されると承わつておりますが、会期が切迫してぎりぎり一ぱいに出されては十分に審議ができません。準備に時間がかかると思いますが、この法案は余裕をもつて提案されまして十分に審議をしたいと思いますので、そういう心構えがあるかどうかということを承わつておきます。
しかるに今申しましたように、政府としても考えておられるようでありまするが、その提案がいまだにありません。しかしわれわれはこの委員會として、漫然とこの輿論を耳にしながら經過することはでき得ないのであります。
從いまして、先ほど私は二つの附帶決議を動議として提案いたしたわけでありますが、十分實情を御勘考の上で、御決議あらんことを要望いたします。
次に「生命保險中央会及び損害保險中央会の保險業務に関する権利義務の承継等に関する法律案」、これは予備審査のために付託されたものでありまするが、これにつきまして政府の提案の理由の御説明をお願いいたしたいと思います。
そこで勞働省が新設されることは、その方針といささか矛盾するのではないかという意味のお尋ねであつたと思うのでありますが、勞働省を設置することは、昨日私が提案の趣旨を御説明したのによつて、大體御了解を得たと思うのでございますが、今日の日本のいわゆる經濟實情等から見て、どうしても經濟と勞働問題とを專管する省が必要であることは、松本さんといえども、これはお認めになることだと思う。
○中野(四)委員 この案の性質から考えましても、一党が反対だというような場面は、必ずしもそう端的に取上げられない問題ですから、これはやはり佐々木君の御意見の通り、民主党の提案者と、共産党側との意見が十二分に交されて後に、この問題を決定する方が、賢明な策だと思う。あわてて今日出さねばならぬ、明日出さねばならぬというほどの問題でないと思う。
一昨日大体きまりましたような形でありました健全財政、健全金融の決議案、それから救國貯蓄運動の決議案、これを明日の本会議に委員会審査省略として上程するというお話でありまして、この提案の形等をこの前きめたいただいたわけです。これに対して共産党の方では、この両決議案に対して修正の御意思があるようで、あのままでは御反対のようであります。
これは今後協同組合法を提案になつた場合、審議する上に重大なモーメントとなりますから、この點をひとつお伺いしておきたいと思います。
○三堀政府委員 その點は大臣から提案理由の説明の際にも詳しくお話がありました通り、要するに公國方式による統制は、私的獨占の禁止という線に沿つての統制をするのでありまして、民間に出資をさせるということになりますと、戰時中からから戰後最近まで引續き行われておりました、いわゆる食糧營國とかあるいは統制會社の方式を變えなければなりませんから、そういう方式を變えまして、今囘の公國という政府の代行機関による形式
食料品配給公國法竝びに油糧配給公國法提案の理由につきましては、ただいま大臣からの御説明によりまして大體了承することができました。この場合私は具體的に一、二の點をお伺いしてみたいと思います。それは近い機會に協同組合法が提案されることになつておるやに承わつております。協同組合法案の内容におきましては、知る限りにおきましては、ある程度の自治性を保たれておるわけでざいます。
これは大いに力を入れなければならぬということに考え及びまして、舊法の保健所法を改正することに対してのその筋からの指導もありましたので、これを提案するに至つたのであります。あなたの御意見はごもつともであります。それについては私の所にもいろいろ投書が参りますが、あなたのおしやる通り、係官がどうも不親切だ。
○一松国務大臣 それでは只今上程されておりまする伝染病予防法等の一部を改正する法律案の提案理由を説明申し上げます。伝染病予防法等の一部を改正する法律案を審議せらるるにあたりまして、本法案の提案理由をごく概略説明申し上げたいのでございます。
これは本法の規定によるのほかは、民法の規定によつて、國または公共團體の損害賠償の責任をきめるという提案趣旨のように承つておりますが、先ほど來その意味の説明を承つておりますると、それは時效制度あるいは過失相殺制度といつたようなことについて、本法には規定がないから、民法の規定に譲るという趣旨のように考えられるのであります。
政府においても今度は刑法の改正において、その観點からいろいろと新しい立法をせられるような趣旨のもとにはさほども刑法の一部改正の提案理由の説明にも、政府委員からその点に觸れておつたので、大變結構だと同感しておつたのでありますが、ついてはこの第六條においても、むしろ相互主義という國際法上の傾向としては國家主義に立脚したところのものを清算して、あえて相互主義によらずに、日本は日本として獨自の責任規定を設けて
○佐瀬委員 刑法が立法的に有限解釋を下して、おるのでありますが、大對それを本法においても基準にして、あるいはそれより以上にこの立法精神に基いて擴張して解釋していいというようなお考えは、提案者としてはおありになつておるのか、その點を簡單にお答えいただきたいと思います。
たとえば小運送業法というものがございますが、その法律を廢止するか改正するかということは、せつかく今研究中でございまして、そのうちに皆さんの前に必ず御提案をいたしまして御審議を願いたいと思つておる次第であります。どうぞその機會にはよろしくお願いをいたします。
○苫米地國務大臣 小運送業法の改正につきましては、なるべく今度の議會に提案したいと思いまして、現在それぞれの關係方面ともせつかく打合せ中であります。でき次第提案したいと思つております。
○武藤(運)委員 ただいまの中野君の御提案は、私どもも大體において贊成でありますが、委員長の私案としてこの委員會に採用になつたこまかい項目が十四項目あるのでありますが、この項目に基く資料を出すだけでも、おそらく政府は一月以上要するのじやないかと思う。それに基いてさらにわれわれが調査するというふうなことは、なかなかこれは困難だと思うのであります。
いま一つは、この委員長提案に基く材料でありまするが、これはなかなか蘊蓄を傾けられたものであつて、かなり苦心された材料であちうとは思いまするが、その數量と範圍があまりに多きに過ぎて、速急を必要とする本委員會の性格上いささか迂遠の憾みなしとしないのであります。
先ず改正の趣旨につきまして、和田國務相から次のような提案理由の説明があつたのであります。昭和二十二年法律第五十四号は先きの第九十二議会の協賛を経て成立し、四月十四日公布せられた法律であります。
政府は、もちろん九十二議會の当局の御答弁、それからさらに先ほど中島委員から申されましたような事情は、よく御存知のことだと思いますので、おそらく政府といたしましては、本議會に政府みずからの提案として出さなければならない一応の責任があつたとも考えられるのであります。
従つて利害の反するような地方の事情もございますので、とにかく地方自治制のもとにこれが明記してある限りは、九十二議會のお約束もありますし、御趣旨のごとく現政府としては、今議會になるべくこれを提案したいという意思をもつておりまして、その準備を急いでおりましたが、この委員會の御意思も大体あらかじめよく承知しておりましたつもりでおりますが、一昨日の閣議でははなはだ突如としたことでありまして、繰返して申し上げますが
検察院の性格からいたしまして、これの長たる者は国務大臣の方がよいという御意見でありますが、これは政府も同様の考えをもつておりまして、今度提案いたされます法案の中には、検察院の長は国務大臣をもつて充てることができる、こういうような趣旨の規定がはいる予定になつております。
○米窪國務大臣 この點については、先ほどの提案説明の際にちよつと申し上げたが、實は船員勞働法については、運輸省に船員勞働行政は、他の勞働行政、たとえば船に乘る監督、あるいは船員の試驗免状をやるとか、そういつた一般海事行政とどうしても切離すことができない。すなわち船員は陸上勞働者と違つて、船の中が事業場であり、生活である。そういう特殊な生活をしている。
否、私はただいま政府の見解から言うならば、今ごろは黨然この勞働省法案とともに、失業保險制度は提案されなければならない。また同時に勞働基準法案も、今まさに施行せられんとしておるのであるから、これは當然それまでに間に合うように、この法律が通過しておらなければならない。もう一つは、またこの機會に、政府の完全雇傭の問題に對するところの具體的な明確なる御説明を承つておきたいと思います。
一つは、勞働省設置法案が議會に提案になりまして、勞働委員會の方へ、御承知の通り二十四日に付託になりましたので、勞働委員會で、今日、この問題は行政機構を扱うこの委員會と連合審査會を開くことが適當であるというふうに決定になりまして、勞働委員長の方からその旨申込みがあうましたので、これについて連合審査會を開くことについての可否をお諮りいたしたいと思うわけであります。
只今問題になつておりまする滿州國の審判官乃至檢察官の職に在つた者は、先程詳細提案理由の御説明にありましたように、内地の司法科高等試驗を合格いたしまして、滿州國に参りまして司法官試補に該当する学習法官の修習を一年半余も受ける、更にその後審判官、檢察官といたしまして日本人の裁判檢察に当つておつた者でありまして、この朝鮮の弁護士の資格を有しておつた者と区別いたしまして、只今の問題になつております審判官、檢察官
やがて公務員法というものも御提案になるのだろうと思います。公務員が非常に範囲が拡大せられまして、殊に最近の政治動向といたしましては、御承知のごとく、こういう現在のような情勢の場合ですから、公務員が故意過失或いは違法に、人民に損害を與えるというような場合が非常に予想せられるような氣がいたします。
かようなことによりまして、本年度におけるところの食糧の危機が招來いたしておりますので、私どもは、こういう点を十分に考えまして、農民の眞の協力を得るためには、いかようにすべきかということを提案してみたいのであります。まづ地方に基くところの責任生産制を断行せよ。いわゆる金額の責任生産制ではありません。
私は、わが國のあらゆる食糧資源の基礎の上に立ち、より廣い視野から食糧危機突破の総合対策を樹立すべきであると確信いたすのでありまして、かかる観点から、水産食糧の緊急増産と、これが主食繰入れによる総合食糧配給制度の確立を提案いたしたいのであります。
この前賠償法案は提案理由だけ説明は聽いてありますから、そういうふうな日程で行きたいと思いますが、御承知置き願いたいと思います。
つきましては、いま提案になりましたところの刑法一部改正法律案、そのうちの姦通罪に関して、公聽会を開きたいと思いますが、如何でございますか。