1948-06-14 第2回国会 衆議院 通信委員会公聴会 第1号
経済面においては國民経済の実態を指数的にキヤツチしておらない限りは、ここに統制経済政策をもつてこようと、あるいは資本主義経済あるいは自由主義経済を政策に布こうとしても、やはり空論と化してしまうと言えるのではないかと思います。
経済面においては國民経済の実態を指数的にキヤツチしておらない限りは、ここに統制経済政策をもつてこようと、あるいは資本主義経済あるいは自由主義経済を政策に布こうとしても、やはり空論と化してしまうと言えるのではないかと思います。
すなわち通貨は膨張し、再び通貨膨張指数を上まわる物價指数の上昇が開始するものと思うのであります。かくして、過日の経済実況報告書においても政府が説明せられておるところの、一時の安定を見ている通貨と物價とは、本予算実施とともに再び一齊に高進するものと信ずるのでありますが、大藏大臣はこの点についてどのような見透しをおもちであるか、明確なる答弁を承りたいと思うのであります。
この金額と雖も、物價指数及び生計費指数及び所得税率の変動等を勘考して、これを戰前の俸給と比較するときは、決して十分のものではなく、むしろ尚乏しいものであることは御了解を願えることと存ずるのであります。この法案は裁判官の報酬の額を定めた外、その支給方法や報酬意外の給與の規定などを定め、尚その施行に必要な経過規定を定めたものであります。
いまさら申し上げるまでもなく、最近の物價の昇騰は、日に日に著しいものがありまして、これを東京小賣物價指数によつて見ましても、本年三月の物價指数は、終戰前の昭和十八年当時に比較しまして、約五十六倍の多きに達している状態であります。
○稻村委員 これでやめたいと思つておつたのでありますが、今の答弁の趣旨がはつきりしないものでありますから、さらにちよつと伺いますが、たとえて申しますと、物價が百十倍になりますと、千七百円ベースがその割で上つたとして、前の計算でいきますと、指数が五十二・五倍ということになるのであります。そうしますと、その間に人件費の一應の割合が、会社、企業の上においては非常に負担が減つてまいります。
賃金指数は大体七二%増加するというような推計から、それらを相乘いたしまして、二十二年度の三千七百六十三億から二十三年度には六千八百十億になるという計算でございます。個人業種所得につきましては、農林業は生産指数にいたしまして五%、それから実効價格指数は大体四八%の増加ということに考えまして、されらを相乘いたしまして五五%の増加、それで四千二百九十億という数字が出てまいつております。
これは前の六十五倍に対するところの三十倍と一應考えてみましても、それの開きは指数にしまして三十五であります。ところが今度はこれが百十倍となつて、それが五十二・五ということになりますと、その開きが四十七・五というふうになると思うのであります。そうしまはと、約十以上の開きができて、この開きが大きくなる。
そうしてこの具体的指数とか、あるいは物價と賃金——この値上問題に対して、ともあれ部分が責任をもつ、ときに野党なり、ときに與党になるという責任をもつた観点から、数理的に考えていけば、そうたいした開きはないという考えでありまして、いわゆる政府の三千七百円ベースそのものだからというて、單に食えないということはない。
しかしながら三・五倍の値上げをするということになりますと、この指数というものはぐんと上つてまいりまして、大体昭和十一年を基本に置きまして七九〇〇以上の数字にならうかと思うわけであります。
さらに第五の理由といたしまして、旅客運賃と賃金との割合を比較してみますのに、同じく運輸省の提出された資料によりますと、昭和十一年を基準としてみまして、大体本年の三月までは賃金指数の方が運賃指数より上まわつておりますが、今回の改訂によりまして賃金指数をはるかに運賃指数が上まわる結果になります。
これを生計費その他と比較いたします場合に、その比較になるのは結局やはり賃金水準、あるいは生計費指数等との比較に相なるかと考えるのでございますが、先ほども申しました七十四、五倍という数字は、大体において今回の賃金水準の戰前におけるものとの比率ともマッチするもので、これを上まわるものではないという私どもの結論からいたしまして、今回の値上げ率の決定をいたした次第でございます。
それからこのカロリーについてもう一つ、さつきの赤字の原因の説明の中にありましたけれども、即ちそれは石炭のカロリーによつて効率が非常に下るというのですが、昭和十一年に使いました石炭は六千四百四十カロリー、それで列車一キロ当りの石炭、それを皆指数で現わしたものがあります。一〇〇である。そうすると、昭和十五年に六千三百二十カロリーになつておつて、百二十カロリー下つておる。それは一一六消費しておる。
今日上院において、これが復活に奔走せられておることは、私どもは暗夜に一つの光明を見出したような心地がするのでありますが、もしも、この一億五千万ドルの復興費が日の目を見ないで葬り去られるということになりますと、政府が二十三年度に立てておりまする生産指数四割増強ということは、その根底から崩れてくるのであります。
第一問は、一億五千万ドルのクレジツトがもしはいらなかつた場合には、二十三年度の生産指数四割引上げの計画に変更を來さないか、こういうお尋ねでありまして、きわめて適切な御質問でありますが、これにつきましては二十三年度の重要物資生産計画を立てておりまして、これによりますと、石炭、鉄鉱石、石油類その他原材料の輸入を相当に期待しているのでありまして、これがためには外資導入を必要とするわけであります。
貨物列車に使用する石炭量は、旅客列車に比して多いのでございまして、その結果ごく推算いたしまして、貨物列車六十五対旅客列車三十五くらいの指数になつておると存ずるのであります。それから電氣区間における旅客收入と貨物收入の実数というものも、実は手もとに資料をもつておりませんので、準備いたしておきます。
それから繭の價格につきまして、麦等のいわゆる主要食糧の價格の基礎であります農業パリテイ指数と関連をしてきめられるということにつきましては、われわれもその通りに考えておるのであります。おそらく近くきまりまする繭の価段につきましても、その農業パリテイ、すなわち麦に採用せられる農業パリテイによりまして、繭の價格も決定せられることと考えております。
○重井委員 戰前に比較したら大した上りではないと言われる、これは一應納得できるのでありますけれども、戰後の現在の日本の経済状況その他を勘案しますときに、ただ單に戰前の指数に比較してこうであるというようなことは、どうも納得ができないのであります。もつと積極的に、いわゆる戰前の経済情勢と現在の経済情勢とをよく勘案して、そこに熱意ある結論をつけるというようにお考え願いたいと思うのであります。
すなわち、前年度における供米及び納税の完遂、石炭の増産、最近における日銀券の頭打ちとやみ物價指数の横ばいというふうな点を好材料といたしまして、少しく厖大評價をされておりはしないかと思われるのであります。しかも、これが近ごろ流行の中間安定の論理の出発点であるようでありますが、これをもつて到逹点といたしてはなりません。
しかも現在の物價指数で何箇年計画くらいでやるのか。これは今後の採択にも非常な重大な基礎となるのでありますし、しかも國会といたしましては、旧憲法下において政府に送付した請願が、十七回も十八回も採択され放しで、國費を一銭ももらつておらないという立場と違いまして、今度は相当責任をもたなければならない。
○國務大臣(芦田均君) 鉄道料金を三倍半、通信料を四倍に上げる、随分思い切つた引上げであることは石坂君の今指摘された通りでありますが、戦前の物価指数に基礎を置いて計算をする場合には、現行の鉄道料金は他の諸物価に比較して著しく低いということだけは間違いないのであります。これを三倍半或いは通信料を四倍の引上げを見ても、他の諸物価に比べては決して高い率にはなつておりません。
物価指数が現在は当時の三、四百倍になつておる点から考えますと、今日の金で一億円という厖大な金額でございます。 選挙には金がかかりますことは、これはひとりわが國ばかりでなく、民主政治の先進國でありますところの英米においても、昔からずいぶんと金がかかつて悩んできたようであります。
近く予想されますところの諸物價の價格の補正等につきましては、昨年度産米決定当時のパリテイ指数が相当に上昇する見込みでありますので、これに伴う二十二年度の産米價格に関しては、その処置を目下いろいろ考究中でありますが、ただいま委員長の言われたように後刻適当な方法で、その内容を差支えない限りにおいて発表いたしたいと考えております、きようはさいわい所管の局長が見えておりますから、詳細のことは局長の方からお答
○政府委員(今井一男君) お示しのような物價が逆に非常に下るといつたようなことは、まあ例えば日本におきましても昭和六、七年のあの不況時代におきましても、実は指数的に見ますと大したことはございませんし、又各國のいろいろの例から見ましても、そういつたことは余り例がないように聞いておるのでありまして、結局インフレの止まりは安定という形で、それが僅かしか下らないというようなところで止まるのではないかと考えるのでありますが
その当時、時の内閣は言うたのでありますが、金鵄勲章というものは、世の中の物價指数が大変動を來しても、年金は十年一日、百年一日のごとくすえおいておくかと言えば、この年金というものは、世の中が変つても、殖やしたら最後、減らすことのできない性質のものである。そこでいわば——当時の考え方でありますが、これはお手許金であつて、法律で上げたり下げたりすることは、考え得られないところの性質のものである。
この金額と雖も物價指数、生計費指数及び所得税率等を勘考して、戰前の俸給と比較するときは決して十分のものではなく、むしろ甚だとしいものであることは御了解を願えることと信ずるのであります。この法案は裁判官の報酬の額を定めた外、その支給方法や報酬以外の給與に関する規定などを定め、尚その施行に必要な経過規定を定めたものであります。 何とぞ愼重御審議の上速かに御可決あらんことをお願いいたします。
そういう意味において、政府は現在のインフレーシヨンの下におきましては、物價指数、生計費指数等と対比いたしまするときは、もつとずつと高い待遇を差し上げなければならないと考えておるのでありまするが、國家財政の現状がそれを許しませんために、又一般官吏との比較も多少は考えなければならんという見地から、大体は二千九百二十円を顧慮しつつ、最大限度まで優待のできる案というものを御提案申上げた次第であります。