2002-11-05 第155回国会 参議院 内閣委員会 第2号
○国務大臣(谷垣禎一君) 現在で言う拉致容疑事案ですが、初めて国会で取り上げられましたというか、警察庁が答弁いたしましたのは、昭和五十五年三月二十四日の参議院決算委員会でございます。
○国務大臣(谷垣禎一君) 現在で言う拉致容疑事案ですが、初めて国会で取り上げられましたというか、警察庁が答弁いたしましたのは、昭和五十五年三月二十四日の参議院決算委員会でございます。
○政府参考人(町田幸雄君) 北朝鮮により拉致された日本人被害者につきましては、現在、政府が拉致容疑事案として扱っておるのが十件十五名ということでございますが、それらの方々以外にもおられる可能性があると私どもも認識いたしております。 ただ、現在調査中でございまして、まだ結論を出す段階に至っておりませんので、この段階で具体的人数等を明らかにするのは適当ではないと思います。
○芦刈政府参考人 警察といたしましては、北朝鮮による日本人拉致容疑事案の重大性にかんがみまして、今後とも、その全容解明のため必要な捜査を最大限の努力をもって進めてまいりたいと考えております。 具体的に申し上げますれば、ただいま申し上げましたとおり、まず関係の部署と十分に連携いたしまして、北朝鮮に対しさらに詳細な説明を求めることといたしております。
北朝鮮による日本人拉致容疑事案につきましては、今般、北朝鮮が拉致の事実を認め、謝罪の意を表明しましたが、これは、長期間にわたって日本国内外において行ってきた地道な捜査が正鵠を得たもので、北朝鮮がこれを認めざるを得なかったということであり、警察では、引き続き、事案の全容解明に向けて徹底した捜査を進めてまいります。
○奥村政府参考人 警察といたしましては、この拉致容疑事案につきまして、その一件一件ごとに一つ一つ証拠を積み重ね、また情報を集めるという捜査をこれまで営々と行ってきたところであります。その結果、北朝鮮による日本人拉致容疑事案というのは、現在のところ、十件十五名と判断しているものでございます。
北朝鮮による日本人拉致容疑事案につきましては、今般、北朝鮮が拉致の事実を認め、謝罪の意を表明しましたが、これは長期間にわたって日本国内外において行ってきた地道な捜査が正鵠を得たもので北朝鮮がこれを認めざるを得なかったということであり、警察では、引き続き事案の全容解明に向けて徹底した捜査を進めてまいります。
○国務大臣(谷垣禎一君) 現在のところ十件十五名と、北朝鮮による日本人拉致容疑事案というのが一応現在までの捜査の、警察の結論でございます。 しかしながら、今お話がありましたように、それ以外にも北朝鮮が関与していないとは言い切れない事態があるのではないかと我々見ておりまして、今そのために必要な調査、捜査を行っているところでございます。
○谷垣国務大臣 警察におきましては、北朝鮮による日本人拉致容疑事案の重大性にかんがみまして、今まで懸命に捜査に取り組んでまいりました。また、これからも、必要な捜査、最大限の努力を傾けまして行っていくものと考えております。
○奥村政府参考人 警察といたしましては、現在、十件十五名の方々につきまして北朝鮮による拉致容疑事案と判断をしておりますけれども、これ以外につきましても北朝鮮による拉致の可能性を排除できない事案があると考えております。現在、所要の捜査、調査を鋭意行っているところであります。
○政府参考人(奥村萬壽雄君) 警察といたしましては、この北朝鮮による日本人拉致容疑事案につきましては非常に重大であるという認識の下に、日本の国内外におきまして正に地面をはい、そして血のにじむような捜査を一生懸命行ってきたところであります。
○政府参考人(奥村萬壽雄君) ただいま委員御指摘のような、日本人拉致事案について日本国内の協力者がいたんじゃないかという報道があることは私ども承知しておりますし、また今回の事実調査における北朝鮮側の回答の中で日本人の請負団体というふうなことも言われておりますけれども、現在これらの拉致容疑事案につきまして私ども捜査中でございまして、そういうケースがあったのかどうかということについてはお答えを差し控えたいと
この北朝鮮によります日本人拉致容疑事案につきまして、警察といたしましては、事案の重大性にかんがみまして、これまで日本の国内外において鋭意捜査を行ってきたところでございます。 そうした捜査の結果を総合的に検討いたしました結果、今般、曽我ひとみさん、曽我ミヨシさん、それから石岡亨さん、松木薫さんの四名につきましても北朝鮮による拉致容疑事案と新たに判断したわけであります。
よど号の犯人の逮捕状についてもお話がございましたけれども、有本恵子さんの拉致容疑事案につきましても、魚本公博、旧姓安部公博の立件に必要な証拠書類を得るにはなかなか苦労があったんだろうと思いますが、それがようやく立件に必要な書類が、証拠がそろったという判断に至りまして、先般、結婚目的の誘拐罪で同人の逮捕状を得たと、こういうふうに判断をいたしております。
警察といたしましては、この拉致容疑事案につきましては、事案の重大性にかんがみまして、これまで国内外におきまして、まさに地面をはい、血のにじむような捜査を営々と一生懸命行ってきたところでありますが、今般、北朝鮮が拉致を認めたことは、まさに私どものこの捜査が当を得ていたということになると考えております。
○西岡参考人 これは、先日行われました参議院の外交委員会で警察庁の漆間警備局長も答弁していらっしゃったんですけれども、警察庁は、拉致容疑事案としては今おっしゃったように十一人なんですけれども、それ以外に、拉致された可能性がある事案というリストを持っているというふうに国会でおっしゃいました。
○村井国務大臣 警察におきましては、有本恵子さんの拉致容疑事案につきまして、警視庁が捜査本部を設置いたしまして鋭意捜査を進めているところでございまして、今後とも我が国国内、国外の関係各機関との連携、情報収集等を含め、情報交換、それから関係者からの事情聴取を行いまして、全容解明のために最大限の努力をしているところでございます。
今回、よど号グループの元妻から新たに得られた供述を含めまして、日本国内外での捜査結果等を総合的に判断して、そのような裏づけの資料が整いましたので、したがって北朝鮮による拉致の疑いがあると判断したものでありまして、警視庁も、この有本恵子さんの拉致容疑事案につきまして、その全容を解明するために捜査本部を設けたものであります。
○漆間政府参考人 警視庁が有本恵子さんの拉致容疑事案について捜査本部を設けているその理由の一つが、先ほど申し上げましたように事案の全容解明でありまして、その中には関係者の時効成立の可能性も含めまして、全体的に、今後とも国内外の情報機関等との意見交換とかあるいは関係者からの事情聴取とかそういうものを進めていきまして、全容解明のために今後最大限努力していくというふうに考えております。
○栃木政府参考人 いわゆる日本人拉致容疑事案につきましては、当庁としても大変関心を持って、さまざまな角度から情報の収集に当たっているところでございますが、現在も調査を遂行中でございますので、御指摘のような具体的な事実に関しましては答弁を差し控えさせていただきたいと思います。
○政府参考人(漆間巌君) 最初の行方不明者という表現でございますが、これにつきましては、警察はそういう表現を使っておりませんで、一貫して、横田めぐみさんの事案も含めて、北朝鮮による拉致の疑いのある事案あるいは北朝鮮による拉致容疑事案と、こういう表現をしております。
それは、先ほど説明もありましたけれども、日本人拉致容疑事案だという表現で警察白書でも述べられ、拉致の疑いのある事案というふうに言われていること、これがどういうわけかという点で、日本の捜査当局が直接入手した根拠というものがないということ、したがってまた被疑者も確定できないというような問題等、いろいろな事情から依然と、依然とというか、こういう拉致容疑事案ということになっているんだということで、私は、この
○政府参考人(漆間巌君) 私どもとしては、その期限を切ることによって、八件十一名というふうに今、拉致容疑事案で認定している人から意見が聞ける、あるいは供述が取れると、こういうようなことができるのであれば、これはもう飛躍的に捜査は進展いたします。
このプロジェクトチームは、副大臣会議の議論を踏まえ、北朝鮮による日本人拉致容疑事案の問題に関しまして、関係省庁間の情報交換など緊密な連絡調整を図るということを目的といたしまして、官房副長官を主査として設置されたものであります。
○森山国務大臣 北朝鮮による日本人拉致容疑事案問題に関するプロジェクトチームというものが、関係省庁間の情報交換等、緊密な連絡調整を図ることを目的といたしまして設けられまして、関係副大臣等を構成メンバーとして副大臣会議に設置されたというふうに承知しております。
○漆間政府参考人 私どもが北朝鮮による拉致の疑いのある事案とかあるいは拉致容疑事案と呼んでおりますのは、これは、北朝鮮の国家的意思が推認される形で本人の意思に反して北朝鮮に連れていかれた疑いあるいは容疑のある事案という意味で使っているわけです。
それから、李恩恵拉致容疑事案というのがございまして、これは、大韓航空機爆破事件の実行犯である金賢姫の教育係に関するものでありまして、金賢姫は、北朝鮮において昭和五十三年から五十四年ころに日本から拉致されてきた李恩恵なる人物がいて、その日本人女性から日本人化教育を受けた、李恩恵自身は日本から船で引っ張られてきたのだと言っているというような供述をしているものであります。
御指摘の横田めぐみさん拉致容疑事案につきましても、関係者の事情聴取、関係各機関との情報交換等を幅広く行い、これら一連の捜査の結果を総合的かつ慎重に検討した結果、北朝鮮による拉致の疑いがあると判断したものと承知しております。 最後に、有本恵子さん拉致容疑事案についてお尋ねがありました。