1950-04-11 第7回国会 参議院 建設委員会 第16号
○北條秀一君 関連してお伺いしますが、この住宅問題は戦後国の最も大きな政策の一つでありますが、それはいずれも国民の厚生行政という見地から住宅問題が考えられて来ると考えるのでありますが、そういうことを根本理念にしてこの住宅金融公庫法は作られているのかどうか、その点について承りたい。
○北條秀一君 関連してお伺いしますが、この住宅問題は戦後国の最も大きな政策の一つでありますが、それはいずれも国民の厚生行政という見地から住宅問題が考えられて来ると考えるのでありますが、そういうことを根本理念にしてこの住宅金融公庫法は作られているのかどうか、その点について承りたい。
農地につきましては、戦後の農地改革によつて自作農特別措置法が制定されまして、農地は耕作する者が取得するという制度が確立されたわけでありますが、住宅につきましては、宅地に対する法案は何ら制定されていなかつたのであります。今日宅地を必要とする者がたくさんあるにかかわらず、都市の中央に軍が生えておる土地がたくさんある。
戦後におきましても、目下非常に重要な輸出品でございます。また近く沖縄で行われます厖大なる建設工事に要しますセメント、これは莫大なものでございますが、これがアメリカと日本とで虎視たんたんと競争する機会をねらつておるわけであります。
ところが戰時中の農業会から戦後における農業会のいきさつを見ると、事業機関であるものが指導事業を行う。事業というものは、特に自由経済下においては、非常に熾烈なる自由競争をいたすわけであります。事業を行う上においては、その間にいろいろなミスもありましよう。その場合に、事業を行つておるその機関が指導をやることになれば、純粋な批判ができない。
すでに多くの人によつて指摘されておりますごとく、わが国の森林は、戰時及び戦後の過伐、濫伐により、年々森林蓄積への食込み伐採を強行して参りました結果、資源は漸次縮少化の一途をたどり、現在民有林だけでおよそ百二十万町歩を越える造林未済地が累積しているありさまでありまして、このような森林の再生産過程における著しい不均衡が、国土の保全はもとより、将来の林産物需給の上にも重大な支障を招くに至ることは、多く申し
すなわち、わが国は戦争前から世界有数の海難国と言われております上に、戦後わが国の保有する船舶は、老朽船か、しからずんばドラムカンのような戦時標準船が大部分を占めておるのであります。本法案におきましては、かくのごとき現状をまつたく無視して、従来非常通信装置を持たなければならなかつた船舶のうち、義務船を除いて、その設置の責を免除しておるのであります。
万一委員各位の中に、私や星加など、一応戦後外国に出たこともあるし、根からの合法運動主義者がいちから、大したことになるまいなどと、甘いお考えをなさる方がありましたら、たいへんな誤りでありまして、私も最近ではもはや統制し得ない段階に参つておる。
單位農協におきまして、支拂い停止をしておるような事態の発生いたしましたことは、まことに遺憾なことでありまして、この原因を探求いたしますと、いろいろな事情はあると思うのでございますが、先ほどもそのお話が出ましたように、戦後協同組合が自由設立となりまして、その上信用事業、つまり貯金の受入れ、貸付業務を営むことになりまして、そのほかの事業も兼営しておるということになりますと、その間資金の保管、あるいは運用
一応概念的には、もう戦前の減価償却後の残骸価格が帳簿上非常に少額に上つているものと、戦後に施設したものとの間において、非常な違いを生じているのでありまして公称資本金あるいは考課状を一応見ましても、会社の実態は、それがどういう年代につくつたものであるかということを見ないと、わからぬというような状態でありまして、これはどうしてもそういうところから資産再評価ということが必要になつて来た結果、国会でも御決定
○本多国務大臣 お話のような御疑念が生じますことは、ごもつともであると思うのでございますが、実はその見積りをいたしました根拠は、戦後の一定時における国内の償却資産全体を調査したものがありまして、それに物価倍数をかけて、一兆三千億というような数字が出て来ております。これが今日の国内の課税対象となる償却固定資産の時価であろうということは、一応考えられるのでございます。
貴金属、特に金は戦後の今日におきましても、国際決済の最も重要な手段となつておりますことは御承知の通りでありますが、我が国の経済が今後真に強固な安定の基盤を確立し、自立と復興の目標に到達し得るためには、国際貿易の恢復、拡大と、国際收支の均衡を実現することが最も緊要であることは申すまでもなく、又将来我が国が国際通貨基金に参する場合のこと等を考えますれば、我が国の経済において貴金属の果すベき役割は、今後ますます
貴金属、特に金は戦後の今日におきましても、国際決済の最も重要な手段となつておりますことは御承知の通りでありますが、わが国の経済が今後真に強固な安定の基盤を確立し、自立と復興の目標に到達し得るためには、国際貿易の回復拡大と国際收支の均衡を実現することが、最も緊要であることは申すまでもなく、また将来わが国が国際通貨基金に加入する場合のこと等を考えますれば、わが国の経済において貴金属の果すべき役割は、今後
私は質問のときにも意見として又質問として申上げたのでありますが、我が国が戦後観光事業を国策として取上げるという方向に副つていることは事実でありますが、併し我々立法府といたしましてこの観光のことに関してやつていることは、僅かに第五国会で通訳案内業法、第六国会で国際観光事業の助成に関する法律、第六国会で国際観光ホテル整備法の三つの法律を作つたに過ぎないという現状でありまして、観光国策を樹立しなければならぬことはひとしく
それまでは戦後殆んど放置されておつた状態で、これは私共等しく責任を感じておる次第であります。そのときのいろいろと調査いたしました概況を申上げますというと、現状では大体精神病院の人院患者の三八%がおよそ公費で入院いたしております。それからその他自費社会保険、減免という公費に非ざるものが六二%になります。従いまして大部分は公費と減免で、実際自費で入つておるような方は極く僅かだと思います。
○山口(武)委員 自作農創設特別措置法改正法律案と、なお協同組合の関係の改正法案が出ておりますので、その質疑にいよいよ入るそうでありますが、この二つの法案は戦後の日本の農村にとつて、農村のあり方を決定する根幹をなすものであります。この法の趣旨はきわめて重大なわけでありますが、実は私この法案の審議に入る前に、なお農政一般に対する件について、質疑の順番がまわつて来ないのであります。
もちちん経済情勢は刻々変化をいたすのでありまして、いろいろな自体も起ろうかと思いまするが、戦時あるいは戦後におきまする農民の方々の国家にお尽しいただきました御努力に対しましては、深く敬意を表し、今後また経済情勢の変化によりまして、いろいろ農村経営の模様もかわつて来ると思いますが、これらに対しましては十分保護育成の道を講じて行きたいと考えております。
ただ戦後の新しい情勢から、日本の国籍を二重に持つておりたいという希望から日本の国籍を留保しておつた関係の方々が、持つておりたいという希望を必ずしも継続する必要がないということで、むしろ一本で簡単にしておいた方がいいじやないかということからであろうと思いますけれども、こういう関係も実際どういう必要に基くのか、どういう理由に基くのか、まだ確実な理由を申し上げるまでの情報を持つておりません。
加うるに戦後各種の犯罪が激増いたしまして、なかんずく盗犯による国民の財産の損害は誠に著しいものがあるのであります。而してそのぞう品が古物商及び質屋業者、特にもぐり業者の手でさばかれることが多い実情に鑑みまして、現行質屋取締法の不備を是正し盗犯の防止、捜査検挙の迅速化の実を挙げまして、国民の財産の損害を最少限度に留めますことは誠に必要なことと存ずるのであります。
その委託先を国の監督が適切に行き届く地方公共団体又は更生保護会に限定しておりますが、これは、本来この事務が、その性質上国の刑事政策の一環として行われるべきものとする考え方に基くものでありまして、夙に旧監獄則当時から官営の保護事業たる別房留置制度等の姿で認められ、その後国家財政等の理由により国は一歩後退し、僅かに奨励金の支出を以てこの種事業の経営を専ら民間篤志家の手に依存する近状にありましたものを、戦後
なお申し落しましたが、たとえば家屋の耐用年数といたしましても、戦後の家屋は大体十五年ぐらいになつておりまして、コンクリート家屋でありますと、もつと大きくなるわけでありますが、平均して三十年というふうに見込んでおるわけであります。ただ昭和二十丑年度、二十六年度は、戦災復旧のために固定資産の取得額が、非常に大きいのではないかとやうことも考えておるのであります。
今までこのことがやられておりましたならば、戦後において多少の生活の改善はあつただろうと思いますが、最近においては生活の改善どころか、改悪の方が強くなつて来ておるということから考えましても、決してこれは還元でき得ないという考えを持つておりますので、理念としてではなしに、そういうことができるかできないかということをお尋ねいたしたいと思います。
こういうことになつて来ますと、いわゆる鉄道事業の経営などは、戦後においていろんな困難な労働問題等を打開しながら、今日まで非常に困難な状態を続けているわけですが、これらにこの固定資産税をこの法規で全面的に原案のまま適用するというようなことを想像しますならば、非常に深刻な事態か起ると思います。現在鉄道の料金は御承知の通り国鉄を中心にしたわくに入つているわけです。
さらにめん羊のごときは、一時国内羊毛資源の非常な不足から、めん羊の飼育に非常な努力をいたしまして、結局戦時中戦後を通じて急激な増殖が見られて、現に北海道だけでも、戦時中五、六万頭であつたものが、現在は三十万頭を突破しているという飛躍的な増殖を見ておりますが、これが最近どうかというと、一時毛のやみが五千円から七千円もしたのが、去年の暮にかけて、二千円でも三千円でも全然買手がない。
御承知のように、戦後日本の農業の自主的な発達のために、農業協同組合が農民自身の手によつてできまして以来、今日までの跡をたどつて見ますとき、はたしてこれが完全に運営されておつたかどうかということに、疑問を抱かざるを得ないのであります。
それからフランスの首都計画のガリ版をお届けしまして、これは誠に申訳ございませんが、戦後の計画につきましての資料はまだ手許に入つておりませんので、これは至急又調べまして、お届けいたしたいと思つております。 それから折角の御注文もございましたので、復興都市計画としまして、我我が今まで分りましたものを極めて掻摘みまして、絵で一つ御説明申上げたいと思います。