1952-04-22 第13回国会 参議院 外務・法務連合委員会 第4号
韓国人らい患者の強制退去に関する請願(第六〇〇号) 請願者 東京都北多摩郡東村山町南秋津一、六一〇全生園内金哲元外七十七名 右の請願は政令第三百十九号出山入国管理令によれば、その第二十四條に「らい予防法の適用を受けているらい患者」に対し本部からの退去を強制できると規定されているが、韓国人らい患者にとつてはこの強制退去は死を意味するものであるから、現在のまま永住し、療養できるよい取り計らわれたいとの
韓国人らい患者の強制退去に関する請願(第六〇〇号) 請願者 東京都北多摩郡東村山町南秋津一、六一〇全生園内金哲元外七十七名 右の請願は政令第三百十九号出山入国管理令によれば、その第二十四條に「らい予防法の適用を受けているらい患者」に対し本部からの退去を強制できると規定されているが、韓国人らい患者にとつてはこの強制退去は死を意味するものであるから、現在のまま永住し、療養できるよい取り計らわれたいとの
二十四條のいわゆる惡質なことによつて……無期又は一年以上の懲役若しくは禁錮に処せられたものだとか、或いは日本国憲法の下に成立した政府を暴力を以て破壞することを企てたとか、主張したとか、こういうような日本の秩序を乱すことをその日その日の仕事としておるような惡質な者に対して、嚴たる処置を以て退去を命ずることはいいですけれども、それ以外の生活に困つておる或いは病気で療養しておるところの者、一例を挙げれば癩の患者
○政府委員(石原幹市郎君) 先ほど管理庁長官からお答えいたしましたように、癩予防法の適用を受けている癩患者について、まあ一例でありまするが、どういう取扱をするかというようなことについては、まあ只今両国の間でいろいろ話合いをしているわけでございまして、先ほど入国管理庁長官が、この運用については癩患者を直ちに全部返す、そういうものではない、日本にいてもらつたならば困るという、最も困る者について或る場合には
なお燒失いたしました病院の患者は、全部無事日赤病院に移したという報告を受けております。本十八日には飲料水の消毒を行う予定にいたしております。 次に食糧関係でございますが、近隣町村の配給用白米三百五十俵を配給いたしまする措置をとりますとともに、近隣町村婦人会の動員を得まして、二万名分のたき出しを行つております。
御存じのように、わらをもつかみたいという立場におる患者でもありまするし、聞くところによれば、日本の有力製薬会社においても、相当競合があるということも聞きまするし、またひいては、そういう事態からして、やみブローカーの横行などということも懸念されるのでございますが、こういう事態におきまして、このイソニコチン酸ヒドラジツドについて、厚生省当局としては、どういうふうな取扱いを今日までいたされたか、また今後なされるかという
それからその薬が、はたしてほんとうにこの程度きくのだというようなことについての責任ある言明が、その都度政府から出されると、それを患者も医師も、また衛生担当官もが十分知るということが、必要であろうと思いますが、そういうことについての具体的な構想があるかどうか。それから臨床実験の成果について、一応の結論が得られるのは、一体いつごろになるかという見通しがあつたら、その点についてお伺いしたいと思います。
————————————— 四月十五日 国有財産法第十三條の規定に基き、国会の議決 を求めるの件(内閣提出、議決第一号) 同日 銀行従業員の給與に対する大蔵省の干渉及び統 制の排除に関する請願(深澤義守君紹介)(第 二一五六号) 未復員者給與法の療養期間延長を特例患者に適 用等の請願(堤ツルヨ君紹介)(第二一六七 号) 同(堀川恭平君紹介)(第二二三〇号) 七宝燒製品に対する物品税撤廃
それで民間に自益の家で治療をしている患者が殖えてそれで癩の蔓延を防ぐことができない。こういうように癩に罹つておられるかたがたのその秘密というものが現わしておるような問題は、決してこれは癩ばかりの問題ではないのです。人間に個人の秘密がなくなつてしまうということは、同時に個人の秘密が侵されてしまうということは、人間に深い生活がなくなつてしまうということなんです。
の免許制 度存続等の請願(塩田賀四郎君紹介)(第一九 五六号) 国立松山病院存置の請願(關谷勝利君紹介)( 第二〇〇八号) 戦争未亡人の援護対策確立に関する請願(堤ツ ルヨ君紹介)(第二〇三五号) 理容師美容師法存続に関する請願(山口好一君 紹介)(第二〇五〇号) 同月十日 戦傷病者戦没者遺族等援護法案の適用範囲拡大 等に関する請願(池見茂隆君紹介)(第二〇六 一号) 結核患者
同月十二日 水あめ、ぶどう糖の物品税廃止に関する陳情書 (第一二五一号) 未復員者給與法適用患者の療養保障に関する陳 情書 (第一二五二号) を本委員会に送付された。
專 門 員 椎木 文也君 專 門 員 黒田 久太君 ――――――――――――― 四月十日 日本国とアメリカ合衆国との間の安全保障條約 第三條に基く行政協定の実施に伴う国税犯則取 締法等の臨時特例に関する法律案(内閣提出第 一六二号) 国立病院特別会計所属の資産の讓渡等に関する 特別措置法案(内閣提出第一六三号) 同日 未復員者給與法の療養期間延長を特例患者
次に請願第三首五十六号、秋田県に労災病院兼珪肺療養所設置の請願は、東北地方には、災害労働者、珪肺患者のための專門施設がなく、遠隔地の病院を利用せざるを得ない実情で、極めて不便であるから、秋田県に労災病院兼珪肺療養所を設置するよう要請するものであります。
同日 北海道拓殖銀行の長期及び短期融資兼営に関す る陳情書(第一一 二七号) 未復員者給與法の適用患者の療養保障に関する 陳情書外五件 (第一一二八号) を本委員会に送付された。
果してそれがすべての結核患者にうまく現われて参りますかどうかということは、今後実験を重ねて参りませんと確たることは申上げられない、そういうふうに存じますが、今まで報告されておりますのでは、相当効果があるように出て参つております。
○委員長(梅津錦一君) なお昨今問題になつておりまする結核新薬に対して、相当新聞はにぎわつておりますし、なお全国の結核患者がこれに対する期待も大きいだろうし、或いは考えておる以上、或いは伝えられている以上効果が顕著なものか、或いは現在幾つかの製薬会社が製造しておりますその状態についても誠に未知でありまするので、政府当局に対してこれらに関する調査、並びに御見解についてお伺いしたいと思います。
今まで私は未復員の結核患者、特例患者の取扱でどうしたらよかろうかと思つて今から頭を痛めているのですが、一つ政府でああして困つておられるような患者でもあるのですから、せい一ぱい実験をお急ぎ下さいまして、そうして早くこういう気の毒な患者を一つ救い出して頂きたいと思うのですが、熱望するのです。これであらゆる難問が解決しはせんかと思うて非常な期待をかけているわけです。
○宮城タマヨ君 随分入監者の中には高齢のかたがありますが、老衰病ということでございますね、これは重病者という言葉は常識的じやない、老衰病が重病者とは言えないとは思いますけれども、併し重病患者にも等しいような場合も考えられると思うのでございますけれども、どこか仮出獄のほうにでも何かそういうかたがたをこう救い出すようなことはないかと思つていろいろ調べましたが、何も手がございませんようですが如何でしようか
この点は組合といたしましては、やはり医療報酬の請求を適正に査定をして無駄な金が出ないようにするということが一番の重大の問題でございますが、従来医療機関から出ております医療給付の請求につきまして、その内容がわからないというような場合もございまするし、或いは内容が完備いたしましても、患者の療養期間中の行動から見てどうもおかしいというような場合が間間あつたのでございまして、そうした場合にはこの医療報酬請求書
例えば結核性患者の予防給付の今質問した問題、それからさつき大蔵大臣の諮問機関として運営審議会を設けるという問題、それから人夫、非常勤職員その他名義の如何を問わず実質的常勤者を組合員とする。
ただ私がお尋ねしたいと思いますことは、将来こういう保養所が国立療養所にかわつてたくさんできて、その病院に収容するということになりますと、個々の療養所—箱根の療養所の例をとりましても、看護婦は限られておつて、病人の看護とか、掃除とか、食事関係なんかでほとんど夜も寝られないほどに世話しており、腰から下が全然いうことを聞かない、無感覚だというのですから、その点から院長の意見を聞くと、これはもう結核患者の看護
脊髄をやられておる患者で、ももから下はこんな細い足をしているのです。百五名の入院患者のうち約七十名ばかり脊髄損傷で病院のやつかいになつている。ところが、この人たちは、院長の説明を聞きましても、特項症に値するような人が三項症になつたり、四項症になつたりしている不公平がある。それが是正されないと、ほんとうに公平な年金ということはできないだろうという話を聞いたのです。
この内容は金属鉱山の鉱夫を初め、鋳物、耐火煉瓦、ゴム工場の労務者が同されるけい肺(よろけ)は、これら労務者の宿命病と言われているが、戦後政府においてこれを重視し、先年栃木県藤原町に全国唯一の国立けい肺療養所が設置され、多数の患者を収容しているが、現在けい肺療養の根拠法規は労働基準法及び労災保險法であるため、けい肺対策が一般労災と同様取扱われているのは、けい肺の慢性病的性質及び罹病率の高率等の点から見
これの利用につきましては全国一カ所でありまする関係上、北は北海道から南は九州までの患者がこれを利用いたしておりますが、最近の状況からいたしまして、けい肺患者の数が逐次健康診断の結果発見されて参りまして、特に秋田県におきまする金属鉱山におきまする状況を見ますると、秋田県下に一カ所けい肺を主体としまする病院を設置する必要を痛感いたしまして、明年度、昭和二十七年度におきまして、けい肺を主体といたしまする病院設置
それからたとえば三番目の結核予防費になりますと、予防職員数は五人である、結核患者数は二万二千九十人、レントゲン自動車は一台有している、こういうふうな関係になるわけであります。五番目の性病予防費になりますと、性病病院診療所費として、性病病院診療所数のうち病院は一つある、併設されているものは十四ある、こういうような規模を想定いたして出て参つておるわけであります。
おそらく、私はこれの適用を待つている患者も、多くいるに違いないと思う。そういう点で、特にそういうものを完備しないで措置をされるということは、非常に遺憾だと思うわけですが、しかしそういうことでありますれば、できるだけ早くこういう不十分な点を直すように、御努力をしてもらいたいと思います。 さらに、第四條の援護審査会のことにつきましてお聞きしたいのです。
――――――――――――― 三月二十八日 国立病院等の地方移管反対に関する請願(中野 武雄君紹介)(第一七五一号) 国立大分病院存置の請願(村上勇君外一名紹 介)(第一七五二号) 結核患者の附添婦制限反対に関する請願(塩田 賀四郎君紹介)(第一七七四号) 理容師美容師法存続に関する請願(關谷勝利君 紹介)(第一七七五号) 国立療養所における給食費増額の請願(青柳一 郎君紹介)(第一七八
さらに、この際わが政府が特に留意すべきことは、終戰前まり日本に在住する朝鮮人、台湾人の多数は、当時日本人として、太平洋戰争に協力するため、内地の鉱山や工場に働いた人々であり、中には強制的にわが国に連れて來られたと称する者もあり、それが終戰後失職し、貧困に陥つ者もあるという事実をも考え合せまして、わが国の治安を乱し、害毒を流す者は送還は当然でありますけれども、結核患者または貧困者として送還される場合、
これは先ほどもいろいろと野党の委員諸君が述べられましたけれども、たとえば癩予防法の適用を受けておる癩患者を朝鮮に送る、そんなことが現在でるでありましようか、一片の人情を持つておる人間にそういう冷血的なことができるのでありましようか。